![等々力緑地近くを流れる「二ヶ領用水(にかりょうようすい)」に春の気配が訪れています。<br />「二ヶ領用水」は、江戸時代初めに旧稲毛領と川崎領の二ヶ領の農地に多摩川から水を引くためにつくられた農業用水です。<br />現在は綺麗な川として整備され、2月になると用水沿いに河津桜が咲き始め、3月以降花桃、染井吉野など美しい彩りの景色になります。<br /><br />今日は二ヶ領用水沿いを上家内橋(武蔵中原駅の北側)から武蔵小杉方面まで、春の花を探しながら1.6kmを歩きます。<br />早咲きの河津桜はもう満開。続いて寒緋桜、椿寒桜、大寒桜、白やピンクの花桃の花が顔を出しはじめ、まもなくローカルな花の街道になります。<br />今年は2月の寒さが厳しかったため、例年より1週間~10日ほど遅い開花です。<br /><br />なお、旅行記は下記資料を参考にしました。<br />・中原桃の会の現地案内板<br />・かっちん旅行記<br />「二ヶ領用水を彩る花桃と河津桜2019 ~中原・武蔵小杉の3月~(川崎)」2019/3/14<br />「二ヶ領用水の河津桜と椿寒桜2021~ポカポカ陽気で花開く~(川崎市中原)」2021/2/22<br />・川崎みどり研究所「ウメの園芸品種図鑑」:トヤデノタカ<br />・庭木図鑑植木ペディア「オオカンザクラ」<br />・Lovegreen「ミモザ(アカシア)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉」<br />・ウィキペディア「カンヒザクラ」「ツバキカンザクラ」<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/74/29/650x_11742989.jpg?updated_at=1647180600)
2022/03/12 - 2022/03/12
38位(同エリア287件中)
かっちんさん
等々力緑地近くを流れる「二ヶ領用水(にかりょうようすい)」に春の気配が訪れています。
「二ヶ領用水」は、江戸時代初めに旧稲毛領と川崎領の二ヶ領の農地に多摩川から水を引くためにつくられた農業用水です。
現在は綺麗な川として整備され、2月になると用水沿いに河津桜が咲き始め、3月以降花桃、染井吉野など美しい彩りの景色になります。
今日は二ヶ領用水沿いを上家内橋(武蔵中原駅の北側)から武蔵小杉方面まで、春の花を探しながら1.6kmを歩きます。
早咲きの河津桜はもう満開。続いて寒緋桜、椿寒桜、大寒桜、白やピンクの花桃の花が顔を出しはじめ、まもなくローカルな花の街道になります。
今年は2月の寒さが厳しかったため、例年より1週間~10日ほど遅い開花です。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・中原桃の会の現地案内板
・かっちん旅行記
「二ヶ領用水を彩る花桃と河津桜2019 ~中原・武蔵小杉の3月~(川崎)」2019/3/14
「二ヶ領用水の河津桜と椿寒桜2021~ポカポカ陽気で花開く~(川崎市中原)」2021/2/22
・川崎みどり研究所「ウメの園芸品種図鑑」:トヤデノタカ
・庭木図鑑植木ペディア「オオカンザクラ」
・Lovegreen「ミモザ(アカシア)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉」
・ウィキペディア「カンヒザクラ」「ツバキカンザクラ」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
-
二ヶ領用水の地図
JR南武線武蔵中原駅の北側600m先にある上家内橋(かみかないばし)から武蔵小杉まで(1.6km)流れる二ヶ領用水。
この区間を3月中~下旬に歩くと、二ヶ領用水のまわりに花桃、寒緋桜、大寒桜、河津桜などが咲き誇ります。 -
「むかし中原は桃の里」案内板
中原の桃は大正10年頃から昭和19年2月まで生産され、全国の二大産地といわれるほど美味しい桃の里でした。
戦時体制で桃畑が田畑に転換され、現在は住宅地になっています。
中原桃の会では、二ヶ領用水の再生保存と、むかし中原が桃の里であった事を伝えるため、用水沿いに花桃の並木を作り維持管理しています。 -
二ヶ領用水「上家内橋」からの眺め
紅紫色の寒緋桜が咲きはじめています。
上家内橋から高層マンションの建つ武蔵小杉へ向かって歩きます。 -
紅紫色の「寒緋桜」(上家内橋)
花は中輪の一重咲き。
釣鐘状の下向きに閉じたように半開きの形で咲き、濃い紅紫色の花弁を付けます。 -
梅の花に似た「黄梅」(家内橋付近)
家内橋は上家内橋の下流にある橋です。 -
白い「寒椿」(家内橋付近)
-
咲きはじめた花桃「矢口」(家内橋付近)
濃い桃色の八重咲きの花です。
桃の節句「ひなまつり」に飾られます。 -
二ヶ領用水を彩る春の花(家内橋~薬師橋)
寒緋桜と椿寒桜の並木。 -
密集して花をつける「椿寒桜」(家内橋~薬師橋)
-
鞠のような花(椿寒桜)
花色は淡紅色。
蕾が次々とできて、散りにくいため花期が長く、満開時に華麗な姿が楽しめます。 -
二ヶ領用水に枝を伸ばす「椿寒桜」
-
咲きはじめた「白梅」(家内橋~薬師橋)
-
赤いガクが美しさを強調(白梅)
ウメの園芸品種図鑑で調べると花の名前は「トヤデノタカ」に似ています。 -
イチオシ
二ヶ領用水を取り囲む桜(家内橋~薬師橋)
色合いの違う寒緋桜と椿寒桜。 -
青空に映える「寒緋桜」(家内橋~薬師橋)
カンヒザクラの名は寒い時期に緋色の花を付けることからです。 -
咲きはじめた「大寒桜」(薬師橋)
河津桜の次に咲く「大寒桜(おおかんざくら)」。 -
下向きに咲く「大寒桜」
-
薄紅色の「大寒桜」
花が完全に開かないのが特徴。 -
イチオシ
春の二ヶ領用水(薬師橋からの眺め)
寒緋桜、黄色いミモザ、河津桜が並んでいます。 -
鮮やかな黄色「ミモザ」(薬師橋~白田橋)
黄色い小さな花が集まり、木全体が黄色く染まります。
黄色のミモザの花言葉は「秘密の恋」。何となく想像できます。 -
お隣は「河津桜」(薬師橋~白田橋)
-
満開の「河津桜」(薬師橋~白田橋)
-
イチオシ
濃いピンクの「河津桜」(薬師橋~白田橋)
-
純白の花桃「寒白」(薬師橋~白田橋)
あと1週間もすれば、花桃が一斉に咲きだし花桃街道になります。 -
大寒桜かな(薬師橋~白田橋)
-
白田橋の「河津桜」(白田橋からの眺め)
今年は2/22頃から咲きはじめた「河津桜」。 -
緑の葉が出はじめた「河津桜」(白田橋)
-
見事な咲きっぷり(河津桜)
-
今が最高!(河津桜)
川の反対側にある河津桜です。 -
イチオシ
バックの緑と調和する「河津桜」(二ヶ領用水白田橋)
-
桜の絶頂期(河津桜)
-
満開です(河津桜)
-
二ヶ領用水にせり出す「河津桜」(上小田中ニ号橋から)
白田橋を後にし、神地橋(こうじばし)を過ぎ次の橋に来ています。
この後、武蔵小杉までいくつかの河津桜があります。
例年より遅めに開花した河津桜は満開となり、寒緋桜、椿寒桜、大寒桜、花桃が次々と咲きはじめています。
3月はまだまだローカルな花街道が楽しめそうです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
溝の口・武蔵小杉(神奈川) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
33