樹氷を見に行く

2022/02/09 - 2022/02/11

蔵王の樹氷を山形と宮城の両方から見に行きました。おまけとして松島まで足を伸ばしました。
樹氷を見に行っても吹雪いていたり、強風で見学どころではなかったり、ガスがかかって見えないことも多いのですが、今回は2カ所とも樹氷を見ることが出来ました。

エリア 天童温泉(山形)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

最初は山形側から、蔵王ロープウェイを乗り継いで山頂を目指します。

途中の木々にも雪がまとわりついていい感じです。

地蔵山頂駅（1,661ｍ）です。
ここからスノボで下る人たちもチラホラいました。

蔵王地蔵尊は高さ2.34mの大きな坐像ですが、首まで埋まっています。

蔵王の樹氷と言っても、山形側の樹氷は女性的、宮城側の樹氷は男性的な佇まいだそうです。

宮城側の樹氷はロープウェイがないので、すみかわスノーパークまでバスで行って、そこから予約制の雪上車で樹氷原を目指します。
雪上車は横向きベンチシートのスタンダートクラス車両と前向き2人掛けシートスタイルのデラックスクラス車両がありますが、今回はデラックスに乗りました。
ホッカイロとお菓子、飲み物のカップを頂けますので、お茶やコーヒーを持って行くことも出来ます。

途中で見かける木々に積もった雪も、山形と比べると付き方がこんもりしています。

標高1,600m付近の樹氷原まで約1時間かかりますが、車内は暖房も効いて、暖かいコーヒーの持ち込みもできますので、リラックスできます。

雪上車のドライバーの話では樹氷原で太陽が見られるのは珍しく、コンデションは最高だそうです。

スノーモンスターという名に相応しい威容の樹氷です。

秋保温泉に宿を取り、翌朝、磊々峡（らいらいきょう）を散策しました。
ここは覗橋。覗の謂れは、下を流れる名取川の水のあまりの美しさに通る者は、必ず下方を覗き見るからだそうですが、最近は橋の下の岩に刻まれたハート型の窪みを恋人たちが覗くからということになっているそうです。
雪が積もってハートは見えませんでした。今の時期は恋人と来てはいけませんね。

雪の磊々峡です。新緑や紅葉の時がシーズンだそうですが、訪れる人もいないこの時期の雪景色も絵になりますね。

散策の後、秋保大滝を見に行きました。秋保大滝は日本三大名瀑の一つだそうです。紅葉の頃がシーズンだそうですが、今の時期、観光客も来ない、雪の積もった静かな滝も素晴らしい眺めです。

松島に出ました。雪を被った瑞巌寺五大堂は珍しい眺めだそうです。

雪を纏った松島も、普段見ることが出来ない眺めです。

瑞巌寺のお隣の円通院です。山門を抜けるとすぐに石庭「天の庭」があるのですが、雪を被って雪庭になっていました。

伊達政宗の直孫となる光宗を祀った三慧殿（さんけいでん）です。

苔が美しい「禅林瞑想の庭」です。
瑞巌寺は訪れる人も多いのですが、円通院まで足を伸ばす人はあまりいません。拝観料も300円なので、是非、瑞巌寺と共に訪れて見てください。