上越新幹線の車内警備

2022/02/06 - 2022/02/06

　１４：１４発の新潟発東京行上越新幹線とき３２４号の自由席はガラガラである。接続するいなほ9号が大雪で運休したことも大きいが、この第6波の新型コロナの影響の方が大きいのであろうか。
　京王線の事件後は上越新幹線でも車内警備が強化されている。通常は高崎駅で群馬県警の警察官と新潟県警の警察官が交代している。すなわち、上越新幹線では高崎より北では新潟県警の警察官が巡回している。
　上りの上越新幹線とき３２４号は停車駅が長岡を出ると次は大宮である。何と高崎には停車しないのだ。
　社内警備の県警の警察官はどこで交代するのか？
　高崎駅を通過した頃に社内警備が巡回して来た。聞いてみると民間の警備会社の警備員だという。高崎駅を通過する新幹線では群馬県警の警察官と新潟県警の警察官はが交代できないので民間に委託されているのだ。
　JR東日本もコロナ禍で乗車する客が激減し、さらに電車内での事件が発生して警備員を雇ってまでも社内巡回して警備する必要がある。収入が減っているにも拘わらず、支出が増えることは懐には厳しいことだ。公共交通機関の宿命か。
（表紙写真は東京行上越新幹線とき３２４号のガラガラの自由席）
　

エリア 高崎(群馬)

車内自由席はガラガラ。