一泊二日で四国西部をドライブ。エメラルドブルーの柏島&四国最南端の足摺岬&日本最後の清流四万十川&一度は訪れてみたい駅下灘駅

2022/02/05 - 2022/02/06

　いい歳をして貧乏性と言われそうですが、いかに安いツアーでいかに最大限楽しむかを追求しています。いつも大体1～2万円前半のパックツアーを探します。今回はレンタカー込みで37000円なので悩みましたが、足摺岬に一度行ってみたいと思っていたので思い切って申し込みました。四万十市泊なら安いツアーもありましたが、折角なので足摺パシフィックホテルを素泊まりで予約しました。これが大正解！ホテルのサービスは素晴らしく、かなりこだわりのあるリゾートホテルに生まれ変わりつつあるようでした。遮るもののない露天風呂、お洒落なカフェでのこだわりのドリンク（アルコールもあります）、しかも無料！ツアー料金の都合で松山空港インアウトにしたのですが、宇和島のさつま飯や鯛の漬け丼、下灘駅、足摺岬、四万十川、柏島など四国の西部を回ることができました。大満足の旅行になりました。

エリア 足摺岬周辺(高知)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

松山便は初めて乗りました。富士山の真上を通過！

松山空港から高速道路で南下し、途中宇和島で昼食。郷土料理のほづみ亭に来ました。造船や水産業が盛んな町で、レトロな商店街も残っていました。

宇和島鯛めしとさつま飯の欲張りセットを注文。さつま飯ってどんな味だろう？

鯛めしは卵かけご飯に鯛の切り身がのったもの

さつま飯は、とろろご飯のようですが、焼いた鯛をすりおろして出汁でのばしたもので濃厚な味わい。どちらも素朴な家庭料理という雰囲気でした。

宇和島を出発して、宿毛、土佐清水を通って足摺岬へ。海岸線が多く瀬戸内の島々を見ながらのドライブ！気持ちいい！

宿毛市から、船が浮いて見えると有名になった柏島に来ました。ここだけ海の色が違います。

うわー綺麗、ハワイで見た海の色を思い出しました。

船が浮いて見えるのはたぶんここ。でもそのためには凪で、雲一つない快晴でないと見られないと思いました。この日は風が強く、雲もありました。

柏島からいよいよ足摺岬へ。途中の叶岬に立ち寄りました。

足摺に到着。The Mana Villageという看板を発見。今日のホテル、足摺パシフィックホテルはどこだろうと思ったらここでした。アジアのリゾートみたいな雰囲気。

エントランスも完全リゾートホテル。入ると洗練された雰囲気のロビーがあり、正面に海が見えます。

ロビーに比べると部屋は昭和な雰囲気。このギャップもまた良し^_^

チェックインしたらホテル敷地内を散策。展望台がありました。

んん?秘密の入江?

秘密の入江に行ってみました。入江感、すごい。

このホテルに決めた最大のポイントは露天風呂です。海との距離が近く、柵もないので雄大な眺めを見ながらゆっくりできます。

客室と温泉までの途中にアイスキャンディーとドリンクのサービスがあり、いつでも利用できます。距離があるので少し休んでいくのにちょうど良いです。

アイスはこの4種。

ラウンド横には洒落たカフェがあり、そこでのドリンクが滞在中ずっとフリーになるチケットが貰えます。出されるドリンクもこだわりのものばかり、カフェラテをいただきました。

温泉に入ってカフェでラテをいただいてから、足摺岬を散策開始。夕焼けの足摺岬は綺麗だろうなぁ。足摺岬展望台からの眺め。

展望台からは岬の先端に建つ灯台が見えます。海の安全を守ってくれている姿は神々しく見えました。

もう一つの展望台、天狗の鼻展望台にも来てみました。

足摺岬の遊歩道は山椿のトンネルになっています。

足摺灯台。

真っ赤に染まる夕日が綺麗でした。遠かったけど、来て本当に良かった～。

足摺岬散策から帰ってきたら、カフェで足摺カクテルを注文。

球状の氷に梅酒、なんと宗田節が入っていました。こだわり～。

素泊まりプランだったので、夕食は土佐清水のスーパーで買い出し。土佐清水産の鰹に阿波尾鶏の砂肝、ネギ酢味噌和え。

食事の後は再びカフェでコーヒーをいただきました。

広々としたラウンジに新しく座り心地の良いソファです。

露天風呂では日の出も見えました。

朝もカフェラテをいただきました。

部屋からの眺め。窓を開けて椅子に座りぼんやりした時間が心地良かったです。

白山洞門を散策。急な階段が続くので覚悟が必要です。

穴の部分がハートに見えるらしいです。ダイナミックです。

白山洞門から戻り足を休ませるために、万次郎足湯で休憩。階段を上がるのすぐ近くにあります。ありがたや。

さっき目の前で見た白山洞門が上から見下ろせます。

足摺岬を出発し、土佐清水の町を散策。町のデパート的な存在、プラザパルが中心部にあります。

中央町商店街。たくさんの店が軒を連ねています。

その商店街の中に元祖ペラ焼きにしむらがあります。開店後すぐでしたが地元の方が次々と買いにきていました。

これがペラ焼き。クレープとネギ焼きの親戚のような感じ。刻んだじゃこ天が入ってます。

ペラ焼き現在はテイクアウトだけなので、港で食べました。静かでトンビの鳴き声が響いてました。

四万十市から宇和島まで四万十川に沿って延々ドライブです。441号線は途中道幅が狭い区間があり、すれ違いには要注意です。沈下橋がたくさんあります。

山々に続く高瀬沈下橋。車で渡る勇気はなかったので歩いてみました。風が冷たかった！

予土線松丸駅の2階にある森の国ぽっぽ温泉。沈下橋で体が冷えたので立ち寄りました。薪で冷鉱泉を温めているらしく、露天風呂には薪を炊く香りがして良かったです。

本数が少ないので列車は見られませんでした。

旅の最後は予讃線下灘駅。海と列車と駅表示が絵になります。

16:20下灘駅に松山行き列車到着。

16:27伊予上灘駅に到着。16:30宇和島行き発

16:37下灘駅着。一駅だけの鉄道旅が短時間にできました。

列車が走り去るとまた瀬戸内海が開けました。

海の中に駅があるように見えます。

絵になるなあ～

大物女性芸人がロケで来ていて、人だかりができていました。

一度来てみたかった下灘駅。ほんとうに来てよかったです。
松山空港発着にして高知と愛媛のなかなか行けないところを一度に行けて、とても充実した旅行になりました。