中国地方口コミランキング１位の温泉宿【古稀庵】

2022/01/22 - 2022/01/23

広々とした快適な室内、暖炉の炎に癒されます。
洗面台スペースが床暖房なのはよくありますが、ベッドの横まで床暖房なのは初めてでした。
雪がちらつく１月でしたので大浴場や食事会場からお部屋までの回廊は壁がないのでさすがに寒かったです。
しかし凍りつく空気の中入る露天風呂の気持ち良さはこの季節しか味わえないものがあります。
創業者が器コレクターとのことで、ロビーにも飾ってありましたが、食事で出てくる食器もきらびやかでセンスのよいものばかりでした。
夕食のステーキは半分が脂身で一口で胃が悲鳴をあげましたがそれ以外はどれも美味しく頂きました。肉料理はしゃぶしゃぶなど四種類から選べますのでステーキ以外にされることをオススメします。
温泉は思っていた以上に泉質が良く、トロみがあり気持ち良かったです。
売店での売り物もオリジナリティがあり、魅力的でした。
近くに山口県で一番地酒の品揃えが良い酒屋もあり、さすが湯田温泉の一等地に構えるだけあり便利な場所でした。
伊豆高原の赤沢迎賓館に行ったことのある方は、近い印象を持たれると思います。
中国地方だとこういった離れの高級旅館はあまりないですよね。
とても癒される滞在となりましたのでまた行きたいと思います。

エリア 湯田温泉(山口)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

車から見える門

やまぐち・湯田温泉　古稀庵 宿・ホテル

到着しました。
車はバレーパーキングしてくれます。

入ってすぐ、大きな暖炉がお出迎え

ロビー

ロビーの一区画はライブラリーコーナーになってます

幅広いジャンルの本が置いてありました。

ロビー　別の角度から

ロビーから見えるお庭

足湯もありました

チェックインの手続きはロビーで。
その間オリジナルのおまんじゅうとお茶が出されました。

外の回廊を通ってお部屋に移動

本日のお部屋は
桜草・麒麟草【1階（55平米・禁煙）露天風呂+池】 (和洋室)

お部屋にも暖炉が。
寒い季節の暖炉は癒されますね。

飲み物コーナー
流しが付いていると便利ですね。
氷を使いたかったので部屋に置いてあって良かったです。

冷蔵庫はソフトドリンクは無料。
アルコールは有料。
右上のワンカップ「オオミネ」ワンカップらしくないフルーティーでおいしい山口県のお酒で以前から私はファンです。

部屋に池が付いているというのが古稀庵の特徴ではないでしょうか。

夏だとプールだと思ってしまう人がいそう。笑
プール付きの部屋は別にあります。

せっかくなので池を見ながら獺祭の２割３分をいただきます。
２割３分を飲まずに獺祭を語る人は偽物だと勝手に思っています。笑
２割３分こそが獺祭です。本当に甘くておいしい。

ベッド
ベッドサイドが床暖房でよかったです。

洗面所も床暖房でした

アメニティ

ラメールのタラソテラピー（海洋療法）のアメニティ「タルゴジャポン」日航アリビラとかオークラとかで最近取り扱ってるみたいですね。

サロニアのドライヤー

男性用にはポールスチュアートのアメニティ

シャワールーム

露天風呂
庭に奥行きがあって風情がありました。

お湯の温度は右のレバーで足したり、止めたりすることで自分で調整できます。
雪が降っていて寒かったので足し湯。

左がオリジナルパジャマで売店で３万円くらいで売ってました。
右は浴衣

巾着
タビックス
タオル

お部屋に飾ってあった絵

大浴場に向かいます。
こちらは休憩所。
この季節は寒すぎて誰も使っていませんでした。

大浴場入口

大浴場はこんな感じでした（公式より）

もう一つのタイプ
洗い場が浴槽から見えないようになっていて、また洗い場の高級感があってよかったです。
洗い場の写真までは公式に無かったです

お風呂上りは手作りのアイスクリーム

名物のようです。
さっぱりしていておいしかった＾＾

お風呂上がりの外回廊がとにかく寒ーい！
部屋からまあまあ歩くので風邪ひかないように注意です。

夕食前に売店に行ってみました

オリジナル商品が豊富です。

獺祭の石鹸なんかも。

買おうか迷った岡山県出身、山口県在住の陶芸家渡邉陽子さんの作品。伊勢丹などでも売られているようです。美しいですね。

夕食の会場へ

テーブルマットには湯田温泉の説明が。

先付　トラフグの煮凝り

華やかな前菜
１月なのでおせち料理でした。

お造りは車海老、マグロ、ヒラメ、縞あじ、平政、白バイ貝など。
ふぐのお刺身も少しあればうれしいんですが・・

かますの焼き寿司
珍しいしおいしかったです＾＾

むつみ産豚の角煮
甘くて美味しかったです。

洋風海鮮鍋
豆乳にコンソメが入ったスープだったと思います。

金太郎とレンコン真薯の揚げ出し
金太郎とは山口県名産のお魚で、おいしいけど骨が多くてなかなか調理が難しいお魚。
もちろん骨が抜いてあったので快適に頂きました。

スズキの洗いの酢の物

私はローストビーフを頼んで正解。
同行者はステーキを頼んで大失敗。脂身が多くて一切れしか食べれず。

白ご飯に赤みそのお味噌汁＾＾
白ご飯は山口県のミネラルドリームというお米。

自家製のアイスクリーム。
ベリー系のアイスにカスタードクリーム。

夕食の感想
珍しい料理が多く楽しめた。
ステーキは失敗。減点ポイント。
どれもおいしいが特にこれ！！というものがなかった印象。
追加料金でもふぐ刺しがあったら良かったなぁ。

写真は無いがフグのひれ酒が美味しかった＾＾

夜の露天風呂もライトアップがキレイでなかなか風情がありました。

あっという間に朝食！
お庭を見ながら頂きます。

朝のテーブルマットには湯田温泉は風水的にパワースポットという内容が書いてあります。

朝から豪華です。
品数が多くおなか一杯。満足です。

デザートと紅茶

こちらの紅茶、立てられるようになっていてとってもチャーミング。
オリジナル商品のようで売店に売ってありました。
オリジナル商品が強いですね。
思わず買いたくなってしまうセンスです。

ロビーに飾ってあった１６５万円の抹茶茶碗。
高ーい！！と思う反面、確かにステキな茶碗だなぁーとじっくり見てしまうのでした。

フロントでお会計をして、
駐車場まで荷物を運んでいただき、
帰りも最後まで見送っていただきました。

中国地方１位という称号の古稀庵、実際泊まってみて納得できました。
また泊まりたいと思えるステキな宿でした。
寒くないときにまた泊まってみたいです。