2022/01/10 - 2022/01/12
1703位(同エリア7859件中)
まさとしさん
熊本県の阿蘇山周辺、小国町、南小国町を旅行してきました。
-1/10(月)-
羽田(12:05)→熊本(14:05)
熊本空港→草千里→大観峰→杖立温泉
【和風旅館 泉屋】泊
-1/11(火)-
杖立温泉→小国→奴留湯温泉→わいた温泉・豊礼の湯→山川温泉山林閣→満願寺温泉→産山温泉→黒川温泉
【和風旅館 美里】泊
-1/12(水)-
黒川温泉→城山展望台→新阿蘇大橋→地獄温泉→熊本空港
熊本(16:10)→伊丹(17:20/18:00)→羽田(19:10)
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【1月10日(月)】
12時05分発のソラシドエアで熊本へ向かうことになる。三連休最終日で案外混雑していたが前方通路側を確保できた。到着時スムーズに降機できそうだ。 -
ソラシドエアB737。
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12時05分発。15分前に搭乗が開始されるようだ。
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離陸後2時間弱で熊本に着陸態勢に入る。途中ドリンクサービスがある。
14時に熊本空港着陸。熊本空港ターミナルは現在建て替え工事中のようだ。 -
今回はレンタカー利用の旅になる。予約しているJネットレンタカーの営業所まで徒歩で20分くらいかかるが送迎車は呼ばず歩いて向かった。結構遠いが天気がいいので快適だ。気温は15℃あり暖かい。
手続きを済ませて案内された車は日産のルークス。軽自動車になるが48時間で7000円だった。これにスタッドレスのオプション(4400円)を追加した。黒川温泉周辺は明日雪予報なので積雪の可能性もある。黒川温泉は結構標高が高く気温も低めなので凍結もあり得る。万が一のことを考えての策だ。意味ないかもしれないが保険はかけておいた方がいい。
今夜の宿泊先は杖立温泉になる。大分県との県境の温泉街だ。まっすぐ向かえば空港から1時間ほどだが寄り道しながら向かうことになる。レンタカー屋を出てまず阿蘇山へ向かった。 -
阿蘇山上方面に進む。向かった先は草千里展望台。湖は草千里ヶ浜という。一体は草原や湖が広がる九州屈指の景勝地だ。
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噴煙が上る阿蘇中岳第一火口を眺めることができる。
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阿蘇中岳第一火口
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山を下る際、米塚と呼ばれる芝生の小山を間近に見られで面白い。約3300年前の噴火で形成された小山でいかにも阿蘇といった風景だ。
阿蘇のカルデラの山脈を越えるのは結構険しい道となる。
草千里を出て一旦カルデラ盆地に下り、再び山を登ることになる。次に向かうのは大観峰だ。 -
JR豊肥線の阿蘇駅がある阿蘇市の中心部を経て小国方面北に進路を取る。
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再び険しいカルデラの山脈を登ることになる。
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大観峰展望台に到着。標高936m。
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大観峰展望台は阿蘇カルデラ北側の外輪山の真ん中にあり世界最大といわれる阿蘇カルデラを見渡すことができる。
実は阿蘇山は世界最大でも日本一のカルデラでもない。世界一のカルデラはインドネシアの「トバカルデラ」だったりする。日本最大のカルデラは屈斜路湖だったりする。いずれもカルデラ湖を形成している。海に水没してわかりずらいがギリシャのサントリーニ島もカルデラだ。
阿蘇山周辺は予想以上に山道が険しいことに驚いた。距離の割に時間がかかるので余裕を持って行動したい。交通量が結構多いので尚更だ。 -
今回のレンタカー。日産ルークス。
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大観峰からは普通の山間部になり南小国町、一気に小国町と進んだ。
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そして夕方4時半に杖立温泉に到着した。ちょうど日が暮れかけている。
杖立温泉は川沿いに湯気が立ち込める風情のある温泉地だ。
1800年の歴史を誇る。しかし最近は活気が失われつつある。住居の廃墟化も目立ち始めている。 -
宿泊先の純和風旅館泉屋に到着。こちらは宿泊客用の玄関になる。日帰り入浴客は川添いの玄関から入ることになる。
2食付きで12100円。杖立温泉 純和風旅館 泉屋 宿・ホテル
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泉屋の玄関。泉屋は創業140年の歴史ある老舗温泉宿。
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しゃれた囲炉裏もある。
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案内された川沿いの部屋。窓から湯気が見える。
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宿の前が源泉になっていて勢いよく湯気が上がり迫力がある。
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日が暮れかけているが散歩することにした。右側の建物が宿泊先の泉屋。
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子供たちの成長を見守る「子育て地蔵尊」。
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対岸からみた泉屋。けっこう規模の大きな旅館だ。
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杖立温泉は蒸し場が有名で街の至る所に無料で利用できる蒸場施設がある。ここは杖立橋の袂にある「中の橋ほっこり蒸し場」。肉や野菜などを蒸すことができるらしい。
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湯気がのぼる杖立温泉街。
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恋の願いが叶うという「恋地蔵尊」。
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近代的な杖立橋。
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こちらも蒸し場。
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空き家が目立つ杖立温泉のメインロード。
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杖立皇大神宮。参道の階段は132段ある。
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杖立温泉唯一のコンビニ「Rショップかじか」。酒屋でもある。
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樹齢400年の一本杉がそびえ立っている。
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杖立温泉は熊本県阿蘇郡小国町だが温泉街の北の一部は大分県の日田市になる。県境の川をまたぐように佇む「つえたて温泉ひぜんや」という旅館は建物の中に県境があるという珍しい宿だ。
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杖立温泉の歴史的な旧街道「旧日田往還道」。
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旧日田往還道は川側に進むと薬師通りに繋がっている
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薬師の水。
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薬師通りの燈籠。
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薬師通りにある薬師湯(共同浴場)。
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現在はコロナの影響で地元の人しか入れないようだ。
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杖立温泉のバスターミナル。日田行きのバスが出発を待っていた。。
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杖立温泉のバスターミナルの建物。
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ローカルバスの本数は少ない。福岡まで直通するバスはあり、時間を把握して計画的に行動すれば案外便利だ。
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杖立温泉の観光案内所。
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泉屋に戻ってきた。正面玄関から建物の脇を通り川沿いの日帰り入浴用言玄関に回り込む。
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川側から見た純和風旅館泉屋。
杖立温泉 純和風旅館 泉屋 宿・ホテル
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日帰り入浴用玄関。
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杖立温泉の石碑。
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夕暮れの杖立温泉。
川沿いの街灯に湯煙が染まり神秘的な風景を醸し出している。 -
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泉屋の温泉に入ることにした。温泉は男女入れ替え制で今夜は入れる温泉と明朝は入れる温泉は別になる。
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杖立温泉は無色透明の単純泉だ。源泉の温度は熱い。
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泉屋の大浴場は結構広くて開放感がある。
ここは巨大な天然石を使った石庭風呂「石の湯」 -
露天風呂へ向かう。
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露天風呂のすぐ裏には源泉があり湯気が上がっている。
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これは水風呂。
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ジャグジー。泉屋の大浴場は健康ランドのような多彩さがある。
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石庭風呂にある蒸し風呂。首から下だけ入る蒸し風呂で面白い。
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夕食は18時30分からとなる。
通常は部屋食だが空いているので隣の部屋での食事となった。案内された部屋には豪華な食事が準備されていた。 -
サワラの西京焼き。
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肥後の赤牛ステーキ。
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小国の黒豚、きのこ鍋。
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金箔がまぶされた「ほうじ茶プリン」。
杖立プリンとよばれる温泉の蒸気と小国の特産品「小国ジャージー牛乳」を使ったオリジナルプリンだ。 -
夜、川沿いを散歩してみた。
泉屋の川沿いの玄関は遅くまで開いているようだ。 -
電気のついていない高層旅館。休業中なのだろうか。宿泊業界は今後も厳しい状態が続きそうだ。
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歩いて元湯に行ってみることにした。
杖立温泉元湯は川沿いの北端に佇む丸見えの混浴露天風呂だ。温泉に入るのは可能だが夜は暗くて照明がなく入るのはやめておくことにした。元湯の温泉は適温に調整されている。杖立温泉の源泉はどこも熱めだ。 -
【1月11日(火)】
昨日とは一転、あいにくの雨。雨が強く早朝の散歩もする気にはなれない。日の出は7時20分だが天気が悪いので空は暗いままだ。
温泉は日替わりで男女入れ替え制。男女の暖簾が昨日のと取り換えられている。 -
杖立温泉名物蒸し風呂。
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岩の湯。弱塩泉の源泉。
こちらの大浴場は和風な感じだ。 -
今日の蒸し風呂は穴ぐらで横になるタイプ。
https://www.youtube.com/watch?v=aZO6kqLqBv0 -
露天風呂。
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朝食は8時からになる。焼き魚は鮭。
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杖立温泉の蒸し場で時間をかけて蒸した温泉卵。
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8時からの朝食を済ませてチェックアウト。8時半に宿を出発。杖立温泉を離れる前に露天風呂の元湯に車で向かった。宿から歩くと結構遠いのだ。しかも今日は雨。
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杖立温泉元湯は混浴露天風呂で川を望める共同浴場だ。
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人がいなかったのでとりあえず入浴。
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下城滝の駐車場に立ち寄った。
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吊り橋を渡った先に展望台があるようだ。
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鍋釜滝。下城滝は正面に回り込めずちゃんと見ることができなかった。
このあと一番見応えのある鍋ヶ滝に以降と思ったが入場料がいると到着してから知り行くのはやめた。 -
小国町の中心部。旧国鉄宮原線肥後小国駅の遺構が道の駅に保存されている。線路が信号が保存されている。
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元々あった肥後小国駅跡ではなく、少し離れた道の駅小国に移設されている。
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宮原線肥後小国駅の隣「北里駅跡」にやってきた。プラットホームがそのまま保存されている。
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すぐ近くには北里橋梁のアーチ橋。
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高台にある北里駅跡から北に坂を下った北里の集落に興味深い共同浴場がある。
「奴留湯温泉 共同浴場」 -
「ぬるゆ温泉」と読む。
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入浴料200円。
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奴留湯温泉は単純硫黄泉。無色透明で硫黄の匂いがする。
https://www.youtube.com/watch?v=Cd_u-2BevrU -
浴槽の底は石がゴロゴロしていて歩きにくい。
奴留湯温泉はその名の通りお湯がぬるかった。冬場は少し寒い。上がり湯はさらにぬるい。 -
車を東に走らせ大分県の県境にあるわいた温泉郷に向かった。「湧蓋」と書いて「わいた」とよむ。湧蓋山の麓にある湯煙が上がる温泉地だ。
その一つはげの湯に来た。 -
わいた温泉郷一帯では地熱の湯煙が至る所で噴き上がっている。迫力のある光景は霧島や鉄輪温泉を彷彿とされる。
わいた温泉郷で立ち寄りたい温泉宿が何軒かあった。まず丸い檜の浴槽が印象的な「湯宿 小国のオーベルジュ わいた館」は残念ながら日帰り入浴はやっていなかった。 -
南隣の公衆浴場も地元民以外使用禁止となっていた。
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すぐ近くの「豊礼の湯」へ向かった。
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「豊礼の湯」は問題なく営業していた。豊礼の宿という宿泊施設が運営している温泉だ。
わいた温泉郷で本命は「豊礼の湯」だったので営業していてよかった。 -
受付で500円の入浴料を払い大露天風呂へ向かった。
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豊礼の湯は絶景を眺めながら入れるホワイトブルーの温泉だ。
今日は一帯の山が雪に覆われなかなかの絶景だ。 -
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https://www.youtube.com/watch?v=QOjKJYUVbrY
泉質は弱アルカリ塩化物泉。温度も適温で長湯できる。今回の熊本旅行でこの温泉だけは絶対に入りたかったので満足だ。 -
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わいた温泉郷の蒸し場。
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わいた温泉の迫力のある厳選施設。
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ここでも蒸し場が備わっている。
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行こうとしていた蒸鶏工房白地商店が休業中だったので近くにあった別のレストランに入ることにした。
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「農福連携レストラン 天空の豆畑」。
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わいた温泉の地熱で蒸した「若鶏と野菜の蒸籠セット」を注文。値段は1600円。
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食事をしているとあたりは吹雪いてきた。
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次に向かった先は山川温泉の「山林閣」。ファームロードを南に走り北里川の谷底に佇む。
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駐車場からさらに階段を下って旅館のある建物へ向かう。
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古びた「旅館 山林閣」。
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入浴料は300円と安い。
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滝見の湯へ進む。
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滝を見ながら入れる源泉掛け流しの単純硫黄泉で薄白濁のお湯だ。
しかし建物が古く脱衣所は湿っていて服が濡れてしまう。管理はいまいちだ。
脱いだ服は岩の上に置くことになった。 -
とはいえ温泉と浴槽からの眺めは最高だ。幹線道路から狭い急坂を下りたどり着くのが案外大変だったがわざわざ行った価値はあった。
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絶景の露天風呂。
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山林閣には内湯の岩風呂もある。
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山川温泉でもう一カ所「しらはなシンフォニー」は営業しているの確認が取れなかったので行くのは断念。とりあえず2軒入れたので満足。
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そのあと寺尾野温泉に行こうとしたが道が狭すぎでしかも先が通行止めになっていたり危ないので途中で断念した。断念した直接的な理由は猛吹雪になってきたので車から降りて歩く気になれなかった事だ。車を止めて歩くとなると結構遠いのだ。寺尾野温泉は地元民向けの簡素な温泉なのでそこまでこだわることはないのではいるのは断念した。
車を南に走らせた。今夜の宿泊先の黒川温泉方面へ向かう。ファームロードと呼ばれる道路の峠越えでは路面が白くなっている場所がかなり多い。シャーベット状で凍結はしていないがスタッドレスにして良かった感じだ。橋の上など完全に雪が積もっている。雪の影響か交通量は少なめで峠を越える対向車はほとんどいない。明日の朝は凍結している場所もあるだろう。スタッドレスにした判断は間違ってなかった。 -
黒川温泉に行く前に満願寺温泉に寄ることにした。
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満願寺の駐車場にあった案内地図。満願寺川沿いに町が広がっている。
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立護山満願寺。温泉の名前はこのお寺から来ている。
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満願寺温泉は川沿いに沸く川湯で「日本一恥ずかしい温泉」として有名だ。しかし最近はコロナで地元民以外使用禁止になっているのもまた有名だ。
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満願寺川沿いの露天風呂。
今日は誰も入っている人が居なかったので周りから温泉の写真だけ撮ることにした。 -
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湯船の一つは野菜洗い専用になっている。
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今日は吹雪いて寒いのでどのみち入りたい気分ではない。
コロナが収まったらまた来てみたい温泉だ。 -
今夜の宿泊先である黒川温泉に向かうには時間が早いので明日行こうとしていた産山温泉に立ち寄ることにした。満願寺から産山温泉までは20分ほどだ。産山温泉への道も山道で雪に覆われた路面を通ることになった。
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産山温泉「やまなみ」は日本秘湯を守る会の温泉宿。入浴料は500円。
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日帰り入浴で利用できるのは内湯の「かぼちゃの湯」と露天風呂「四季の湯」。男女日替わり入れ替え制になっている。今日は「かぼちゃの湯」が男湯になっていた。今日来て良かった。
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泉質はアルカリ性単純温泉。
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「かぼちゃの湯」は丸みを帯びた岩をくり抜いた岩風呂で筋湯温泉大黒屋にも似たような風呂があった。この岩風呂には独特の温かみがある。
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こちらは露天風呂の「四季の湯」。
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家族風呂は3カ所ある。庭にある「田舎の湯」。
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「田舎の湯」。
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囲炉裏
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館内にある樽の家族風呂「つばき湯」。
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館内にある岩でできたもう一つの家族風呂「やまぼうし風呂」
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産山温泉「やまなみ」をはなれ、一路黒川温泉へ。
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左折して「ぐるっとくじゅう周遊道路」へ。黒川温泉を目指す。
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産山温泉から車を20分走らせ黒川温泉には15時30分に到着した。黒川温泉は日本有数の高級温泉地として有名だ。とはいえ実際は田舎の小さな温泉街だ。川沿いの狭い通りに温泉旅館が点在している。
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まず宿泊先の和風旅館美里に向かった。
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案内された部屋。2食付きで18700円。
荒れていた天気もいつのまにか回復し、晴れ間が見えている。 -
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美里の露天風呂の入口。
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黒川温泉では珍しい硫黄泉だ。
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食事は18時30分からなのでそれまで露天風呂「三鄕の湯」に入ることにした。美里のお湯は黒川温泉では珍しい硫黄泉。時間によって色が変わり透明になったり白くなったりするらしい。今日は透明だった。硫黄泉だがあまり熱くなく長湯できる。
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こちらは内湯で同じく硫黄泉。こちらは熱めですぐにのぼせてしまう。
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せっかく黒川温泉に来たので湯めぐり「日帰り入浴」はしておきたい。でもゆっくりしたいので一軒だけ行くことにした。厳選して向かった先は川沿いに佇む「山の宿 新明館」という温泉宿だ。
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今日湯めぐりで利用できる風呂は「岩戸風呂」と「どうくつ風呂」になる。
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黒川温泉で日本秘湯を守る会に入っている二つの宿の一つだ。もう一つは旅館山河だ。山河は街の中心から少し離れているので歩いて行くのはきつい。
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穴風呂は貸し切りの家族風呂になっていて鍵がかかっていた。
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新明館の源泉。
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新明館の湯めぐりは17時までだ。まず露天風呂の「岩戸風呂」へ。
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露天風呂の「岩戸風呂」
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洞窟風呂。ここは絶対訪問しておきたかった。
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黒川温泉の観光客も利用できる共同浴場「地蔵湯」に行ってみた。しかし入ることができなかった。閉鎖されている感じではなかったが扉が開かなかった。お金を入れても戻ってくる。
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日没後、川沿いの湯あかりを眺めて宿に戻ることにした。
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夕暮れの神明館。
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黒川温泉の観光案内所。黒川温泉旅館組合(風の舎)。
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和風旅館美里の夕食は18時30分から。部屋食なので6時半前に準備が始まった。
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洗練された豪華な料理が準備される。
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熊本名物馬刺しと松茸の土瓶蒸し。
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松茸の土瓶蒸し。
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熊本名物馬刺し、
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黒毛和牛の赤ワイン煮込み。
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今日はお腹はあまり減ってないので炊き込みご飯を一回おかわりするだけにした。洗練された料理を1時間近くかけて堪能した。
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鴨の鍋料理
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デザートも手が込んでいる。
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夜は特に外出することもない。外は氷点下。寝る前に露天風呂に入って休む事にした。寒すぎて結局は内湯で温まることになる。
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【1月12日(水)】
黒川温泉出迎えた朝。今日は天気が良さそうだ。朝食は8時からなのでそれまで風呂に入ることにした。 -
露天風呂「美郷の湯」へ。
硫黄泉は今朝も透明だった。結局今回の滞在で温泉の色が変わる経験はできなかった。 -
最後に内風呂にも入っておくことにした。
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8時に朝食会場に向かった。朝からたくさんの種類の料理が並ぶ。
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小国名産ジャージー牛乳。
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鶏肉のすき焼き風卵とじなど朝から手の込んだ料理が並ぶ。
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デザートとコーヒー。
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食事を終えてチェックアウトを済ませた。
今日はまず黒川温泉の西のはずれにある旅館山河に立ち寄ることにした。 -
「旅館山河」は日本秘湯を守る会の温泉宿。黒川温泉の温泉街からはかなり離れているので歩いてくるのは大変だ。宿泊客用の駐車場は満車ということで人気がうかがえる。湯めぐり用駐車場は別の場所になる。
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足湯や家族風呂、内湯など豊富で宿泊するといろんな温泉に入ることができる。
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山河の湯めぐりで利用できるのは「もやいの湯」という露天風呂のみで先客はいたがすぐに誰もいなくなった。
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かけ湯。
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鬱蒼とした森の中の温泉で緑かかった透明のお湯だ。
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うたせ湯もある。
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熱い源泉掛け流し。黒川温泉では絶対訪問してみたかった温泉だ。宿泊すると家族風呂や内湯など豊富でいろんな温泉に入ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=6oak68HJRpM -
黒川温泉を離れ阿蘇市経由で空港へ向かうことにした。途中、阿蘇山の西に位置する地獄温泉へ立ち寄りたい。
阿蘇カルデラ盆地へは一昨日とは違う城山展望台経由で向かうことにした。辺りは白くなっているが路面の凍結はなさそうだ。「ぐるっとくじゅう周遊道路」を経て進路を南にとる。 -
このルートも険しい山道でヘアピンカーブが連続する。
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748mの城山展望台からは雪に覆われた阿蘇山が一望できる。
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今日は天気は回復したが雲は多め。阿蘇山も少し雲に覆われ視界は完璧とはいえないが絶景であるのに違いはない。
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阿蘇の盆地から冠雪した阿蘇山を眺める。
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途中熊本地震の崩落した阿蘇大橋の残骸が残る展望所と慰霊碑「数鹿流崩之碑」に立ち寄った。
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慰霊碑から崩落した橋の残骸が見える。地震により橋の崩落で犠牲者が出たのは記憶に新しい。崩落した橋はそのまま保存されるらしい。
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辺りは険しい渓谷で橋の重要性を感じる。橋が再建されるまで渓谷の対岸の住民は不便を強いられていたのがうかがえる。
地震のあと新たに建設された新阿蘇大橋周辺には展望台もあり、渓谷を見渡すことができる。 -
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新阿蘇大橋を渡り山道を20分ほど走ったところにある地獄温泉に向かった。地獄温泉の青風荘には「すずめの湯」という露天風呂がある。山奥にあり狭い道を延々と進んだ先にある。
地獄温泉 青風荘に到着。阿蘇山周辺ではかなり有名な温泉施設だ。 -
名前のイメージとは違い温泉の受付の入る建物はモダンでスタイリッシュだ。どうやら熊本地震で被災して復興を兼ねて大規模なリニューアルが行われたようだ。
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露天風呂のすずめの湯は混浴で水着着用が義務付けられている。水着は用意していなかったので400円でレンタルすることになった。すずめの湯と内湯の入浴料は別で両方入ると1600円と高額になるがせっかくなので全て入ることにした。レンタル込みで総額2000円。黒川温泉が安すぎた。
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新築された受付の立派な建物。
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広い敷地の青風荘の案内地図。
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先にすずめの湯に向かった。
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水風呂もあるが冬は入る気がしない。
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体を洗うことのできる内湯もある。
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地獄温泉 青風荘(すずめの湯)
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露天はあつめのお湯とぬるいお湯がある。
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あつめの風呂のすぐ横は地獄になっている。
浴槽は源泉で足元からぷくぷくと源泉が湧き出ている。加温、加水いっさいなし。
まさに源泉に浸かる感じになる。
泉質は濁った硫黄泉。
https://www.youtube.com/watch?v=M7TN-dX_B8c -
一旦すずめの湯から上がり着替えて内湯に移動した。元の湯。泉質は露天風呂とは別の源泉だ。
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内湯は最初空いていたが急に混んできた。値段が安い内湯の方が人気のようだ。すずめの湯は値段が高いので観光客向けなのかもしれない。
これで一通り熊本の温泉めぐりは終了。泉屋むし湯、杖立温泉元湯、ぬる湯温泉、豊礼の湯、山林閣、神明館、美里、山河、地獄温泉すずめの湯、元の湯、コロナということで入ることのできなかった温泉も何箇所かあったが想定内の範囲で行きたかった温泉にはほとんど入ることができたので満足のいく滞在となった。
山を降りて一路熊本空港方面へ向かった。 -
空港から市街へ向かう途中に熊本ラーメンの有名店があるので立ち寄ることにした。
文龍というラーメン屋。 -
しかし行ったらかなり並んでいた。午後1時前と時間も悪かった。食べログの評価が高かったのでもしやとは思っていた。せっかくなので並ぶことにした。20人ほど並んでいたが店は広いので流れは早く15分ほどで順番が回ってきた。
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チャーシューメンこってりを注文。ネギ盛りトッピングで1000円。見た目は熊本ラーメンというより京都風の濃厚豚骨だが食べてみると案外あっさりしていた。
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トッピングのネギは多すぎた。
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14時30分までに給油してレンタカーを返却。空港へ送迎してもらった。14時発の大阪行きに乗ることになる。
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面倒だが伊丹で羽田行きに乗り継ぐことになる。ユナイテッド航空の特典航空券がなぜかこの時間帯羽田行きが取れなかった。珍しいルートなのでこれはこれで面白い。自動チェックイン機で手続きを済ませた。
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羽田までの搭乗券を受け取ることができた。保安検査証は2区間分の長い紙が出てきた。
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熊本空港は工事中だが仮設にしてはしっかりした内部。航空会社ラウンジもあった。
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ビールかソフトドリンク、お菓子が置かれている。中は狭いので客が増えてくると窮屈な感じだ。
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バスで駐機場へ。
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伊丹まではボンバルディアのプロペラ機で1時間。一応ドリンクのサービスがある。
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伊丹まで1時間弱。ドリンクのサービスがある。
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伊丹に着陸態勢。眼下には大阪城公園。
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伊丹に到着17時すぎに伊丹に着陸。
タラップから歩いてターミナルビルに向かった。出口には向かわずそのまま羽田行きにの搭乗口に向かう。荷物検査はなくそのまま乗り継げるのはアメリカの国内線と同じだ。
乗り継ぎ時間は40分ほどあるので案外余裕がある。ラウンジに顔を出すことにした。 -
伊丹のラウンジは初めてだ。案外広い。
18時発の羽田行き。平日なのでビジネス客が多い。
羽田までは1時間10分。19時10分に羽田に到着。
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