2022/01/02 - 2022/01/05
12位(同エリア119件中)
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ごれんさん
年始旅行はオアハカに行って来ました。
州都オアハカは今もなお先住民が多く暮らしています。
メキシコ人のほぼ100%がお薦めする観光都市で、レオンに居たときから行ってみたかったのです。
アメリカの旅行雑誌『Travel + Leisure』の読者投票ランキング「World's Best Awards 2020」でも、オアハカが世界の観光都市1位に輝いています。
近年はディズニー・ピクサーの大ヒット映画「Coco」(邦題は「リメンバー・ミー」)で舞台になったことからますます知名度が上がりました。
メキシコシティからオアハカまでは飛行機でたったの1時間。
インテルジェットが破綻してしまったため、現在はアエロメヒコとボラリスのみです。
今回は街歩きだけでなく、めちゃめちゃアクティブにあちこちオアハカ近郊を回りました。
オアハカ、めちゃめちゃ気に入りました。
3泊じゃ足りなかった!!
多分そのうち一人で再訪します。
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予定通り正午にオアハカ空港に到着。
空港は小さいの迷うこともありません。
専用カウンターで聞くと、ソカロまでのタクシーはないとのことで強制的にコレクティーボ(乗合バン)になりました。 -
これがコレクティーボ。
2人で200ペソでした。
同じエリア(といっても大体がソカロに行く)に行く乗客が、ある程度集まると出発します。
乗る前にドライバーにホテル名を伝えれば、ホテル前で降ろしてくれます。 -
Casa Antonietaに2泊しました。
MussCafeという人気カフェが併設されており、カフェの営業時間はカフェを突っ切ってホテルへ入ります。
カフェの営業時間外のみ、ホテルへのダイレクトドア(写真の閉まっている茶色のドア)が使えます。 -
ホテルの中庭。
チェックイン時にはカフェの店員さんがクッキーを持って来てくれます。
一点面倒なのは、チェックイン時に5000ペソのデポジットをクレジットカードで支払うことです。
チェックアウト時に返金処理をしてもらうのですが、ちゃんと返金されたかどうか自分で口座をチェックする必要があります。 -
9室のみの小さなホテルなので、スタッフもすぐに顔を覚えてくれます。
何より便利なのがWhatAppでメッセージをいつでもやり取りできるので、ちょっとしたとこでもすぐに質問できて助かりました。 -
階段で3階まで上がりました。
2階は立ちれないようになっていたから、客室はないみたい。
EVはないようで荷物多いと大変かも。(スタッフは手伝ってくれます。) -
吹け抜けになっていて空が見えて、且つ植物がいっぱいで気持ちいい。
ちなみにこのホテル、ペット宿泊可です。 -
standard14という部屋。
一番リーズナブルなのがstandardというカテゴリー。
それでも35平米あるので十分な広さです。 -
部屋は窓が小さくちょっと暗いものの、清潔で快適でした。ウェルカムフルーツにリンゴとチョコレートが置いてありました。
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シングルシンクだけど広々した造りになっているバスルーム。
スリッパもありました。
ミネラルウォーターはペットボトルではなく、瓶で補充してくれるタイプ。 -
バスルームにバスタブはありませんがレインフォレストシャワーで水圧もお湯の出も問題なく、アメニティはロクシタンでタオルはフワフワでいい香り。
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ミニバーの料金リストはあるのに部屋に冷蔵庫がない。
フロントで聞いたところ、部屋に冷蔵庫は置いていないが、冷やしたい&凍らせたいものがあればフロントで対応します、とのこと。
このリストは、ホテル3階(部屋のすぐ近くにあった)のバーの料金らしい。 -
ベッド脇の小さな窓を開けてみた。
ワンランク上の、1階の部屋についているパティオが見えました。 -
お腹がへったので昼食を取りに出かけます。
日中は30度近くまで気温が上がるので暑いです。
そして空も青い!! -
オアハカには郷土料理がたくさんありますが、数多いオアハカ名物の中でもおそらく最も有名な料理トラジューダを食べに、「El Negro(エルネグロ)」へ。
ホテルから10分ちょっと歩きました。 -
地元の人に愛される庶民的なレストランでオアハカでは超有名です。
後で調べらた、ソカロのほうにも支店が出来ていた。
そっちのほうが観光客が多いです。
こちらのエルネグロは住宅街にあって、周りには特に見どころはないので。 -
トラジューダとは、大判の焼いたトルティーヤに、チーズと具がたくさん乗ったボリューミーな郷土料理で、オアハカピザとも呼ばれます。
そしてリーズナブル。 -
写真のように、トルティーヤが巨大。
直径30cm以上あるものが「良いトラジューダ」らしいです。
それを炭火でお肉と一緒に焼きます。 -
トルティーヤが巨大すぎてお皿にのらないため半分に折りたたむのがエルネグロの特徴。生のラディッシュが付いてきます。
トラジューダ1人1つは多すぎなので、夫は奥のお肉の盛り合わせを注文。
緑のドリンクはレモングラスジュース。 -
トルティーヤにラード、フリーホレスを塗り、キャベツ、大量のケシージョ(オアハカチーズ)を乗せています。
オアハカチーズ本当に好き★ -
ちなみに、お酒は提供していないそうです。
お腹いっぱいなので、ソカロを散歩します。 -
メキシコは入国に際し何の制限もないため(陰性・ワクチン接種証明もいらない)、以前ほどではないものの、すでに世界中から観光客が戻ってきています。
写真はテアトロ(劇場)。 -
ソカロのメインストリート、マセドニオ・アルカラ通りは歩行者天国になっています。
お洒落なカフェや民芸品ショップも多く、郊外ツアーの申込みオフィスが数軒あります。 -
世界文化遺産に登録されている歴史地区の象徴的建造物のサントドミンゴ教会です。
第一の観光ポイントでもあるのですが、残念ながらコロナの影響で教会に入ることが出来なくなっています。 -
オアハカ州は、ベラクルス州・チアパス州に並ぶコーヒーの名産地であり、街中にはお洒落なカフェで溢れています。
たまたま休憩で入ったCafé Brújula(カフェ・ブルフラ)は、オアハカの人なら誰もが知っている超有名カフェだと後で知りました。 -
1人100ペソのTuribus(トゥリブス)に乗ってオアハカセントロを回りました。
所要時間は1時間半ぐらい。
午前中から夜まで頻繁に出ていて、見どころはガイドさんが色々説明(スペイン語のみ)してくれます。
時間的に西日が強烈すぎて、写真がうまく撮れない・・・ -
ソカロに立つオアハカ大聖堂。
ソカロには露店やレストランが集まっており、常に大勢の観光客で賑わっています。 -
たまたま教会に入れる時間帯だったので中も見学できました。
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ホテルに戻って3階にあるバーへ。
宿泊者だけにハッピアワーが17時半から1時間設けられています。 -
最上階である3階にはテラスがあって、ここで飲食できます。
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ハッピーアワーを利用したら再度夜のセントロへ繰り出します。
オアハカの良いところは、治安が良いので夜でも安心して街歩きが出来ることです。 -
ソカロも音楽の生演奏などで盛り上がっていました。
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ラソレダー教会。
聖母が現れた奇跡の跡地に建てられ、この地域でかなり重要なバロック様式の教会です。
残念ながら開いてる時間に来ることは出来ませんでした。 -
民間セキュリティや警察のパトロールがすごい数(あくまでセントロのみ)なので、女性一人であっても比較的安全です。
実際、私一人で22時近くまでぷらぷらしている日もありました。 -
翌朝。
今日は朝から、昨日申し込んだモンテ・アルバン遺跡+民芸品工房見学(一人300ペソ)ツアーに参加します。
本来ならばクライパン修道院見学もツアーに含まれるのですが、パンデミックの影響で休業中のためスキップです。 -
朝食付きプランだったので、カフェでその旨を伝えると、コンチネンタルブレックファストを用意してくれます。
カフェは7時半からオープンです。 -
メニューは固定で、トースト、フルーツ+ヨーグルト、カフェです。
ヤマモモジャムがめちゃ美味。
この日はツアーのピックアップ時間があったので、テイクアウトスタイルにしてもらいました。
写真は別日に撮ってます。 -
世界遺産のモンテ・アルバンは、オアハカ市内から車で20~30分で到着できるので、オアハカ観光の際は是非訪れて下さい。
入場料は一人80ペソ。パンデミックの影響で博物館は閉鎖中でした。 -
紀元前500年ごろから建設が始まったとされ、中央アメリカ最古の遺跡であり、考古学的価値が非常に高いそうです。
日差しがとても強いので水とサングラスと帽子は必須です。 -
現在発掘されている部分は、モンテアルバンのたった10%にも満たない部分だと言われています。
踊る人々のピラミッドを含むその風景は、20ペソ札にも描かれています。 -
南の大基墳は上ることができ遺跡を見下ろすことが出来ます。
階段が非常に急なので降りるのが怖かったですが、手すりが付いている箇所があります。 -
競技場。
マヤ文明の競技場と同じ形式だけど、マヤと違って勝者が生贄になる文化はなかったのでは?と言われています。
ちなみに、こういうだだっ広い遺跡でもマスク着用義務があります・・・ -
遺跡見学後はアレブリヘ工房へ。
「アレブリヘ」とは、空想上の動物の木彫りに、鮮やかな絵付けを施した、メキシコを代表する民芸品です。
映画「リメンバーミー」でも、アレブリヘをモチーフにしたカラフルな聖獣が出てきました。
ツアーで行ったのはサンタ・クルス・ソクソコトランという地域で、家族だけでなく親族皆がアレブリヘ作りをしているという工房です。 -
ほかにサンタ・クルス・ソクソコトランのエリアで見学したのが糸刺繍の村。
女性陣が凄いスピードで、カラフルな糸を組み合わせてベルトやカバンやポシェットを編み上げて行きます。
オアハカ市内のショップで買うより、こういった工房で購入したほうがお得です。 -
ランチはオアハカ郷土料理+メキシコ料理ブッフェで別料金です。
右のモレ・ロホは日本人の口に間違いなく合います。
メキシコ人は左のモレ・ネグロのほうを好むようです。 -
次の工房見学は、オアハカで人気の陶器Barro Negro(バロ・ネグロ)です。
その特徴である真っ黒な色は着色されたものではなく、使用されている地元の土の自然な色です。
バロ・ネグロのほとんどか、オアハカ市内から車で15分ほどのサン・バルトロ・コヨテペックという小さな村で作られています。 -
こういうツアーに参加する際の注意点としては、現金をたくさん持って行ったほうがいい!!
コンクリート舗装もされていない村々を回るので、クレジットカードが使える工房(レストランも)が少ないのです。
あまり買い物はしないつもりで参加したのですが、やはり見ると欲しくなるものです・・・・・ -
17時半頃ツアーからホテルに戻り、「Casa Oaxaca」へ。
オアハカ市内の超人気レストランで常に混んでいます。
場所はサントドミンゴ教会のすぐ近く。
メキシコのベストシェフに選ばれたことのあるAlejandro Ruiz氏が監修しているレストランで、2013年にはラテンアメリカのベストレストラン50選にも選ばれています。 -
OpenTableのサイトで予約を取ることができますが、枠が少なく結構先の日時しか選べないのですが、実際にお店に行って席が空くのを待つこともできます。現在、OpenTable以外で予約は受け付けていないそうです。
私たちは18時半ごろに予約なしで行き、幸運なことにすぐにテーブルを用意してもらえました。ただし、人気の屋上の席は予約がマストです。 -
混んでくるとバーエリアに案内されますが、そこでも同じレストランメニューを注文できるようです。
コースもアラカルトも季節によってメニューが変わります。
料理を注文するとまず、サルサを目の前で作ってくれるサービスがあります。オアハカ名物のバッタを入れるか、辛さはどうするかを聞いてくれます。 -
ここは何を頼んでも美味しいと評判ですが、個人的なお薦めはアグアチレとモレです。
但し、ドリンクとデザート以外は料理が出てくるまでかなりゆっくりなので時間には余裕を持ってください。
このレベルのレストランにしてはリーズナブルなのがすごいところ。一人1500ペソあれば、アルコール含めかなり豪華な食事が出来ます。
レストラン自体はカジュアルなので、乳幼児がいてもOK. -
3日目の朝食。
カフェで追加料金を払いクロワッサンとコンブチャ(今こっちで流行っているダイエット発酵ドリンク結構おいしい)を追加オーダー。
今日は、昨夜申し込んだイエルベ・エルアグア+民芸品工房見学ツアーに参加します。一人450ペソ。 -
まずは世界一太い木で有名なトゥーレ村へ。
昨日のモンデアルバン遺跡ツアーと違う旅行会社に申し込んだのですが、これが失敗で、ドライバーが私たちをピックアップせずにツアーに出発してしまったというメキシコらしいトラブルが。
ピックアップ時間を過ぎてもガイドがホテルに現れないので、私がツアーデスクに電話&交渉して、別の車でここまで連れて来てもらい(ぶっ飛ばして20分ほど)、トゥーレで合流したという・・・ -
イトスギの一種であるトゥーレの木は直に見るとその存在感に圧倒されます。
その樹齢は諸説あるものの、メキシコ人たちはキリスト以前の2000年以上と信じています。
そしてこの木はDNA調査により合体木ではなく、一本の木であることが証明されています。 -
高さは42m、幹回りはなんと60m弱、総重量は600t以上。
幹の節くれだった箇所に様々な生物(ライオン、ゾウ、ジャガーなど)の姿を見ることが出来ることから別名「生命の樹」と呼ばれています。 -
木の正面にあるサンタマリア教会も、パンデミックの影響でミサの時間以外は閉鎖されています。
ここは間違いなくパワースポット!!!!! -
本当はこの後ミトラ遺跡を見学するのがコースなのですが、これまたパンデミックの影響で休業しているため、替わりにサンパブロ・ビリャ・デ・ミトラという村の蝋燭工房見学です。
オアハカでは男性が女性にド派手な蝋燭をプレゼントする文化があって、それが華美であればあるほど、女性は男性からの愛を感じるのだそうですヾ(o´∀`o)ノ -
次はテオティトラン・デル・バジェ村の羊毛絨毯です。
古代メキシコ時代からこのエリアに住む先住民族「サポテコ族」が住む村で、今でもサポテコの伝統的な模様をあしらった羊毛絨毯の生産が盛んです。
殆どが自分の家で糸紡ぎから染料作り、染めの作業、織りまでのすべての工程をこなします。 -
旗織は全身を使うかなりの重労働なので、男性が担っています。
オアハカ市内でも絨毯ショップはたくさんありますが、村で買う方がずっと安いです。ここはクレジットカードが使えました。 -
道中に寄ったパン屋で、オアハカ名物のホットチョコレート(25ペソ)を飲みました。
ホットチョコレートはメキシコシティの半額以下で買えるので、毎日飲んでいたな。 -
オアハカ市内からミトラを通り、悪路の山道を越えた渓谷地帯にある景勝地「Hierve el Agua(イエルべ・エルアグア)」。
市内から車で2時間くらいなのですが、想像を絶する悪路なのでもっと長く感じました・・・ -
入場料は一人80ペソで入り口にはお店がたくさんあり、水着が買えたり食事もできます。
ガイドもここで付けることができます。 -
イエルべ・エルアグアとは「沸騰した水」という意味です。ミネラル濃度が高い温泉が吹き出し、ミネラルや石灰質が固まって蓄積される現象が数千年繰り返されることによりできた不思議な地形です。
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ここでは水着を持参すれば、石灰でできた天然プールで泳ぐこともできますヽ(´∀`)ノ
素晴らしいインフィニティっぷり!!!!
但し水は冷たい。 -
そして水質もイマイチorz
でも、とにかく絶景なので水着持参で泳いでいる人もたくさんいました。 -
有料トイレはいくつかありますが、シャワーがあるかは不明(たぶんない)。
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写真のような沸いた水でできた水たまりを「ojo de agua(水の目)」と言います。
天然プールは冷水ですが、この自然の沸き水は温かいんですよ。 -
ハイキングコースが設けられており、断崖絶壁の石化した滝を下から眺めるのもお薦め!!
滞在時間が2時間とたっぷりあったのは良かった。 -
ただし、急な階段が多く、炎天下の中めちゃくちゃキツかったので体力に自信がある人のみで(-∀-)
私と夫は翌日筋肉痛になりました・・・・ -
急斜面を歩き続けて夫婦ともにヘトヘトになったので、露店で一休み。
オアハカ名物の一つのメメリータ。30ペソ。
オアハカチーズは、日本の「さけるチーズ」のもとになったそうですね。 -
デザートにはオアハカでよく見る「ニエベ」と呼ばれるシャーベット20ペソ。
選んだのはリモン味です。
同じツアーのメキシコ人カップルが集合時間になんと30分も遅刻・・・
この後はランチブッフェでした・・・しかも16時過ぎてた。 -
こういうツアーでは、最後にメスカル工場の試飲も組み込まれるのがお約束です。
陽気なメキシコ人が、むちゃくちゃ強いメスカルを浴びるように試飲させてくれますよ(*ノェノ)
うちはあまりメスカルが好きじゃないので試飲だけで買わなかったけど、メキシコ人は結構買っていました。 -
押しに押して当初の18時半ごろセントロ着が20時過ぎてクタクタ。
2日目、3日目と2つのツアーを違う会社で申し込みました。
1社は50ペソ高いけど、しっかりじっくりガイドが車中でも現地でも説明(スペイン語だけど)してくれるタイプ。
もう1社はガイドっぽい人は付くけど、付き添うだけで説明はまったくなし。
ただ現地に連れて行くだけの放任ツアーでした。
個人的には前者のCONTINENTAL ISTMOという会社がお薦めです。
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