野の花料理-冬の華花の蕎麦懐石

2021/12/14 - 2021/12/14

友人に誘われて、1月に２回だけ4名の為に開かれる蕎麦懐石の席に誘ってもらいました。
兎に角

物語のある料理、恵那の野山の食材で一期一会の心こもった懐石料理を楽しめるとのことでした。

エリア 恵那(岐阜)

古民家と思いきや、３階建ての建物でした。

入口に飾られた花もお洒落でワクワク

３階へ階段を上ります。壁にはアジアの民族の小布がかけられ、踊り場にはさりげなくこだわりの品々が飾られています。

入って直ぐ台所です。

その奥の部屋にテーブルがセッティングされていました。

四方の壁には子供の頃から普通に使っていたと言う、濱田庄司、バーナードリーチ、河井寛次郎をはじめとして数々の古陶器などが無造作に棚に重ねて置かれています。
壁の絵は鳥取の祖父の家に滞在した時に描いたと言う棟方志功の作品の数々がかかています。
グラスもバカラ、サンルイ、ボヘミアン等の日本とヨーロッパのアンティークです。

アペリティッフはノーベル賞授賞式で出されたオピアオーガニックシャルドネスパークリングワイン(ノンアルコール)

料理は動物由来を避けて、マクロビオティックに準じて。
アミューズは紅椿の花びらのお浸し

オールドナルミのお皿に色々な自然の味を楽しんで。
メインは椎の実です。

古い織部の大皿に中山道　恵那山脈　郷の恵み

里芋の親芋を100度で2時間焼いた里芋は皮ごと食べられ最高の美味しさ。

ここでお茶

古武士の蕎麦味噌
ご飯が欲しい

飲めないので残念ですが食事に合わせて熟成されたこだわりのお酒が出されます。

イタリアン　カーキ　ピッツォケリ　タリアテッレ
平打ち蕎麦パスタ柿ソース仕立て
蕎麦は勿論蕎麦の実から石臼で挽いて、打ったものです。

濃厚レアチーズのように超濃厚　手作りTOFU
白蝶貝のナイフ、フォーク、スプーンもこだわりです。

左はワイン味の塩、桜味の塩、粗塩で豆腐を楽しみます。

豆腐を四分割して、豆腐だけの味と３種の塩を味わいました。

ここでお茶。
お茶は前日から水だしして、飲む時に暖めて出すと失敗なく美味しいお茶が飲めるそうです。

今日のハイライト
究極の日本一超々粗挽き　熟成十割蕎麦
お皿は右に塩をのせるよう特別に焼かれた物です。　ソバだ！
粗塩が一番好きでした。
勿論野菜だけで作られたつけ汁も美味しかったです。

霜月のお菓子と自分で点てたお薄で

そして特別にこの土地で取れた南国風の果物