瀬戸内の島　似島でグリスロに乗る

2021/12/05 - 2021/12/05

サイクリング目的で似島を訪れました。

広島港を9：30に出て、１４：３０の便で戻る計画を立てました。
現地到着後、グリスロ運行を知り乗ってみました。


備忘メモ

似島フェリー　片道４５０円
　　　　　　　往復８９０円
　　　　　　　広島港の券売機　クレジットカード、交通系IC利用可
レンタサイクル　ウェルカム似島　５００円
　　　　　　　　折り畳み自転車　6段ギア付き　カゴあり
　　　　　　　　（入口に利用記入カード、利用料金支払い箱あり）
似島倶楽部（レストラン）　ランチ（パスタ、カレーなど）
　　　　　　　　　　　　　カフェ（飲み物３００円、スイーツ数種類）
　

エリア 広島市(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満

広島の宇品港に似島行きのフェリーが入港。
左に見えるのがその似島の安芸小富士。
広島港からは約３ｋｍ。

フェリーの中にあったパンプレット。
時間により島の西部にある似島港に直接行くフェリーと
東部にある学園桟橋経由のもあり。
乗船したのは学園桟橋経由。

島の周りは牡蠣イカダだらけ。

出港した広島方面を臨む。

20分で学園桟橋に到着。
思った以上に下船する人が多い。
みんな登山の装備なので山に登る人なのか。
そういえばフェリーの中に登山者向けのパンフレットもあった。
下船完了後すぐに出港するので急ぐように案内していた。

更に15分後、似島港に到着。
逆光で不鮮明だけれど、中心地はほぼ写真に納まっているいる範囲。

似島に上陸。
正面から1枚。

こじんまりとした港。
トイレもある、暖房が効いた待合室もあり。

島とは言え、広島市南区。
思った以上に離島感がある。

左を向くとコーヒーハウスの看板。
隣にはウエディングドレスが飾ってある。

右を向くと、ほぼ正面に鳥居が。
道を挟んですぐに小さいお社があり。
中央に見える看板がレンタサイクルをしているウェルカム似島。

自転車を借りるために向かおうとすると
写真に写っている人から声を掛けられる。
なにかというと・・・

こんなものを渡されて
「乗りませんか？無料ですよ」と。
ちょうどこの日から始まったグリスロなるもの。
無料で怪しい？と一瞬思うも
友人と一緒だし乗ってみることに。

ネット検索でもヒットしなかったので
宣伝していたのか聞いてみると
準備がギリギリでその時間もなかったのこと。

2ルートあり、向かう先は同じだけれど
休日は観光客向けに海沿いを走る。
平日は住民のため山を横断するルートのよう。

もらったパンフレットにあるように
グリスロ＝グリーンスローモビリティのことで
ゴルフカートを公道を走れるようにしたもの。
ウィンカーやライトをつけてナンバーをとるらしい。
右側は風よけのためビニールが張られているので
往路は風景撮影向けではないけれど
写真を撮りたかったら停まってくれるとのこと。

運転手さんの説明が色々あり。
スピードは時速２０ｋｍ。
それ以上出ると自動制御が働く。
観光案内もあり。
集落を抜けてすぐにあるのがホテルの廃墟。
現在宿泊できる施設は１軒の民宿のみ。
歴史的には、戦後引き上げ者が検疫を受けるためにまず最初に上陸したのが似島。
その関係で今でも国有地が多いらしい。
ドイツ人捕虜として滞在していたユーハイムさんが似島で作ったのが
日本で最初のバウムクーヘン。
途中にある平和資料館は団体が訪れるときのみの開館。
釣り客があちこちにいて、場所によってはハマチも釣れるとか。

約30分で終点の大黄（だいおう）集落の沖野商店。
折り返し出発まで時間があるので少し先にある少年自然の家まで行ってくれる。

戻ってきても5分ほど時間があるので降りて散策。

タコ漁も盛んなのね。

正面は似島小中一貫校。
広島市内に越境通学可能な学校は3校あり
その一つがこの学校とか。
港からどうやって通っているんだろう。

復路は左側が海。
遮るものがないので、往路より景色が楽しめる。

民宿、貸別荘近くの入り江。
波もなく海底まで見えて一番海が綺麗だった場所。
停まってもらって１枚。

お天気も良くて寒くなく最高だった。
何よりも景色が楽しめるスピードが良かった。

運行期間は１２月３０日までとあるけれど
来月も運行するとのこと。
コースも検討するとか。

最後にアンケートに答えて終了。