2021年 師走の銀座へ「日本一の東京の朝食」と「日本で一番予約困難なイタリア料理」③

2021/12/04 - 2021/12/05

2021年も12月に突入。
新しいホテル朝食のスタイルを生み出し、「江戸東京をまるごと楽しめる」をコンセプトに最高の朝食が体験できるという「日本一の朝食を目指す」ビュッフェスタイルレストランがあるとの話を聞きつけ、コロナ禍で迎える師走の銀座へ。
また、ホテル宿泊の直前、偶然にも「日本で一番予約困難な店」で有名な銀座のイタリア料理店の予約が取れたことから、今回は、「日本一の東京の朝食」と「日本で一番予約困難なイタリア料理」を堪能してきました。

エリア 銀座・有楽町・日比谷(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月5日、日曜日の朝です。皆さん、おはようございます
ここ汐留近くの銀座七丁目の天気は晴れ。絶好の朝食日和です。
それでは、ホテルミュッセ銀座名鉄の2階の朝食会場「銀座朝食ラボ」に向かって「ズームイン！！」

ホテルミュッセ銀座名鉄 宿・ホテル

部屋のモニターから朝食会場の混雑状況は確認できます。
この時間、朝食会場は「空席あり」のようです

銀座朝食ラボの食事券は、チェックインの際に紙で渡されます。

フロント・ロビー階のエレベータ横が朝食会場の「銀座朝食ラボ」ですが、朝食会場が混雑していたため、席を予約して一旦部屋に戻ります。

今回、ホテルミュッセ銀座名鉄に宿泊した目的は「銀座朝食ラボ」の朝食をいただくことです。
「銀座朝食ラボ」は、ホテル朝食の常識を変え、新しいホテル朝食のスタイルを生み出し、「江戸東京を楽しめる」をコンセプトに、厳選した東京食材を楽しむ小鉢ビュッフェを提供しています。

最近では、小鉢の本格和洋ビュッフェとして話題になったり、大手グルメサイトのビュッフェ部門総合第2位を獲得するなど、「銀座朝食ラボ」は、最高の朝食をめざしたビュッフェスタイルレストランとして、その知名度を上げています。

9時過ぎ、再び「銀座朝食ラボ」にやってきました。

入店時にでは、新型コロナウイルス感染症対策として非接触での検温とアルコールによる手指消毒をお願いしています。
現在、「銀座朝食ラボ」では、お客様が安心してお食事をお楽しみいただけるよう、感染対策を徹底しています。

銀座朝食ラボ グルメ・レストラン

シンプルで落ち着いた雰囲気の店内は、テーブル席とカウンター席が用意されています。

それぞれのテーブルごとには仕切りが設置され、お客様同士の距離が保たれるように配慮されています。

スタッフさんに案内されて席に着くと、テーブルには洋小鉢を盛り付ける9升のトレー ご飯やみそ汁のトレーなどがセッティングされています。
もちろん、新型コロナウイルス感染症対策として、席間隔を開け、テーブル間にアクリル板を設置しています。

「銀座朝食ラボ」では、ビュッフェの料理の配置をイラストで紹介しています。
どこに何があるかわかるのは嬉しいですよね。

まずは、ビュッフェコーナーを下見します。最初は小鉢のコーナーです。
「映える小鉢」としてアフターコロナの新しい形のビュッフェを提案しています。
お好きな小鉢を何種類でも、何回でも。小鉢と９升トレイが、盛り付けを簡単にし、彩りを演出しています。

土鍋ごはん食べ比べコーナーです。
本日は、「新米北海道ゆめぷりか」と「新潟産産コシヒカリ」が用意されていたようですが、この日は、「新潟産産コシヒカリ」がなかったため、食べ比べができませんでした。

ライブキッチンコーナーです。
ライブキッチンコーナーでは、東京ブランドポーク「TOKYO X」の黄金出汁しゃぶしゃぶをシェフが目の前で仕上げます。

ソフトドリンクコーナーです。
デキストリン入りデトックスウォーターやオレンジとアップルのソフトドリンクのほか、牛乳やアイスコ―などの各種ドリンクが用意されています。

パンとデザートのコーナーです。
国産小麦を使用した天然酵母のパンをはじめ、季節のフルーツソース各種と健康シリアル、ヨーグルトとフレッシュフルーツ、国産小麦のお菓子マフィンが並べられています。

自分で作るパリパリの最中のコーナーです。

本日1便目の料理を持ってきました。
ビュッフェは小鉢で提供されており、仕切りのある9升トレイに好きなものを自身で置くスタイルです。

好きなものを少しずつ味わうことができるため、9升に仕切られたトレーは、まるで「お楽しみ松花堂弁当」です。
左上から、ライスコロッケ深川風カレーソース、秋鮭醤油麹漬け、フカヒレ茶碗蒸し、エッグスラット トリュフ塩、秋鮭チャウダー、東京ブランドポークTOKYO Xの黄金出汁しゃぶしゃぶ、グリルソーセージのかぼちゃグラタン、銀座煮込みハンバーグ 茸ソース、さつまいもの冷製スープです。

9升トレイに収まらなかった料理です。
左上から、ブランド卵、土鍋ご飯「北海道ゆめぴりか」、蟹真丈 絞り生姜の美味だし餡です。

続いて、本日2便目の料理を持ってきました。
2便目はデザートが中心です。

小鉢のコーナーから、和牛たたき柚子大根です。

フレッシュフルーツと低糖質ジャムを盛り付けたヨーグルト。

左上から、国産国産小麦のマフィンチョコチップ、国産小麦のマフィンキャラメルバナナ、自分で詰める手作り最中です。

手作り最中は、甘さを抑えた手作り餡を自分で詰めることができます。

好きなものを少しずつ味わうことができる「銀座朝食ラボ」の朝食に大満足です。本日はご馳走様でした。
「銀座朝食ラボ」の朝食は、朝7:00～10:30（最終入店10:00）となっています。

チェックアウトの時間は、通常では10:00です。
今回はWebサイトからの直接予約ため11:00まで部屋を利用できるのですが、本日は10:00すぎにチェックアウトします。

本日は、妻のリクエストで老舗喫茶店「トリコロール本店」でアイスカフェ・オ・レをいただくため銀座五丁目に向かいます。

銀座五丁目にある「トリコロール本店」です。
「トリコロール本店」は、銀座の中央通りから一本外れた路地裏にあり、1936年（昭和11年）の創業以来、銀座で長年愛されている喫茶店です。

トリコロール 本店 グルメ・レストラン

トリコロールカラーのフランス国旗が目印で、レンガ色の外観、2階の窓から垂れ下がるグリーン、重厚なドアなどは、ヨーロッパの街角を思わせる雰囲気が漂っています。
店内は、赤レンガの壁やアンティークの調度品に囲まれ、落ち着いた雰囲気です。

本日は、何種類かあるケーキの中から「トリコロール本店」で人気の「アップルパイ」と「エクレア」、そして「アイスカフェ・オ・レ」を注文します。

「エクレア」は、チョコレートと通常の2種類で、注文を受けてからクリームを詰めてチョコレートで仕上げています。
クリームは甘さ控えめ、シュー生地はサクサク。お好みに合わせてかけられるクランチは、コーヒーとの相性も抜群です。

「アップルパイ」は、パリパリ食感のパイ生地の中に、甘く柔らかく煮詰めたりんごがゴロゴロと入っています。
りんごは一つひとつ丁寧に皮をむき、大きな鍋でしっかりと味が染みるまで煮詰めているそうで、この絶品アップルパイを目当てに来店されるお客さんも多いそうです。

「アイスカフェ・オ・レ」は、濃いめのコーヒーとミルクが入ったふたつのポットを持ち上げ、お好みの割合で高い位置から氷の入ったグラスに注ぎます。その注ぎ方は見とれてしまうほどに鮮やかです。

「エクレア」は、本当はメニューとして提供する時間帯ではありませんでしたが、今回は「トリコロール本店」のスタッフさんのご厚意で特別に用意していただきました。ありがとうございました。

「銀ぶら」は、大正時代からの俗語で「銀座の街をぶらぶら散歩すること」でしたが、「銀ブラ」の語源のひとつに、大正時代に文人たちが「銀座のカフェーパウリスタでブラジルコーヒーを楽しんだ」ことから生まれた言葉という説もあります。
残念ながら、本日は、日本で一番古いといわれている喫茶店「銀座カフェーパウリスタ」を訪れることができませんでした。
まだまだコロナ過ではありますが、感染対策をしっかりして、銀座の老舗喫茶店で優雅なひとときを過ごしたいものです。

今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。