2020年秋は車で北陸へ。<br />米原からレンタカーに乗り北陸道と国道8号を郵便局巡りしながら走り抜けて小松の航空プラザへ。<br />小松からは一気に越前大野まで走りJR西日本関西以東唯一の未乗路線だった越美北線乗りつぶし。<br />2日目は一転観光モード。朝から加佐岬や丸岡城を巡り敦賀でヨーロッパ軒へ。<br />国道365号線を南下して彦根へと向かう2日間。

2020年福井ドライブ遠征1日目(2020/9/25)目指せ航空プラザと越美北線8号縦断ドライブ旅

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2020/09/25 - 2020/09/26

247位(同エリア268件中)

エリア

小松(石川)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

交通: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: レンタカー新幹線 JRローカル

旅行の手配内容: 個別手配

旅は新大阪から。
今回は米原まで新幹線に乗る。
アーバンネットワーク?JR西日本?なにそれおいしいの?
いくら新快速が速いとはいえやはり130kmと285kmでは雲泥の差。特に郵便局巡りの場合平均時速が30km台になってしまうこともあり早めに米原まではたどり着きたい。
ということでひかり号に乗り込む。
米原まではあっという間。
朝8時前、高校生が通学する中の米原駅に到着。
分かってはいたが雨である…
個人的にドライブの日は雨が多い印象…
そんなわけで米原駅前でレンタカーを借りて北陸への旅スタート。
気分で米原ICではなく長浜ICから北陸道に乗る。
長浜バイパスの流れも悪くない。
北陸道に入っても雨はまあまあだが流れは快調。
あっという間に福井県に入る。
敦賀を過ぎて(敦賀の前からそうだけど)トンネル地帯を抜ければ…
杉津PA。ここが北陸本線の旧杉津駅跡であることは有名な話。
旧杉津駅は日本海が一望できて北陸本線屈指の車窓といわれたがこの天気では…

当然日本海は雲の中w
南条SAで北陸道から降りて一般道で福井県を北上する。
武生辺りでは8号というより福井鉄道沿線沿いを走っていく。
とはいっても鯖江辺りでは8号も走っていく。
郵便局を巡ろうとするとどうしても右往左往することになるのだw
浅水駅辺りではオリックスの主力、吉田正尚を応援する看板があった。
この浅水(と書くのは駅名だけで地名は麻生津と書く)出身のようである。
この後、福井市内は8号で駆け抜ける。
8号というとどうしても滋賀県の流れの悪い国道、長浜バイパスは走りにくくはないが距離が短いという印象が強いがなんというか福井県内はずっと長浜バイパスみたいな道が続く、そんなイメージ。
県境を越えて石川県へ。ここからは8号と別れ一路小松空港方面を目指す。
途中の簡易郵便局では局名印を押し忘れていないかとわざわざ車の前まで局員が出て来たということもw(郵便局を巡っていて局名印を押さない人は相当珍しいそうである。和歌山県内のある簡易郵便局では20年やっていて巡っていて局名印押さない人は初めて見たと言われるレベル…)
そうして雨の中もう14時半だが航空プラザに到着した。

早速入場時間を書き込んで入る。
幻の玉虫型飛行器で知られる(?)二宮忠八の記述もある。
朝日新聞の神風号というものがある。
この神風号の飛行(だけが契機というわけではないが)が可能になったのも航空灯台が整備されたからであるが、最近まで生駒山にはその航空灯台が近鉄生駒山無線局として残されていた。
戦闘機の模型という左翼が発狂しそうな展示(そもそも航空プラザ自体左翼発狂かも)もある。
しかもよりによってP-51とかw
もちろん日本の戦闘機も並ぶ。こちらの方が左翼発狂(ry
紫電改などどちらかといえば後期の戦闘機が並んでいる。
こちらもまた日本の戦闘機シリーズ。終戦時に小松航空基地にいた期待が中心である。
有名なゼロ戦ももちろん収まっている。
ただし…

終戦時の小松航空基地の保有機の一覧がある。
ゼロ戦わずか6機…これでは戦えない…
突然のオスプレイ
もちろん戦闘機だけではなくYS11をはじめとした珍機体も並ぶ…
そして航空プラザの目玉が政府専用機の貴賓室。
とはいっても現役のものではなく先代の政府専用機のものである。
貴賓室の現役当時(もしくは引退直後?)の様子はこちら。
航空プラザのものと比べて外の光が入る分明るく見える。

政府専用機には実はエコノミークラスもある。
なお自衛隊運航ではあるがここに乗る人は航空運賃相当の料金を払わなければならない。
空の記者会見席もある。
夫人室というものも存在する。
一方の随行員席はファーストクラスのようである。
こちらは特に料金負担は記載されていない。
秘書官…秘書艦?
会議室もあるが普通に豪華な仕様である…
ホヌの模型がある。
実際の運航は未だコロナ戦争で見通せず…
懐かしのマリンジャンボ…伊丹にも来たことはあるが実は筆者は見たことがなかった…
小松空港の模型もある。
実は航空プラザは意外に小さいw
歴代の飛行機の模型がものすごいことに…いくつか紹介する。

JALの旧ロゴ…懐かしすぎる…
懐かしいリゾッチャもいる…
こちらは懐かしいのベクトルが変わるがディレクTVの塗装機である…ディレクTVなんて覚えてる人いるんだろうか…
奥のコンチネンタル航空の模型も持っていたので懐かしいがここで取り上げるべきは…まさかのパンナムw
そしてこちらも家にあったポケモンジェットの模型。
当時は伊丹にもポケモンジェットが来ていたのでよく伊丹空港に飛行機を見に行っていたものである…
ベルーガもある。しかも唯一(…だった。2021年のクリスマスに2回目の来日を果たした)の来日時の特別仕様だ。
ちなみにこの「頭部」は開く。
だがwikipediaを見ると分かるがこのベルーガの「頭部」から飛行機の機首部分が続々と出てくるのはカオス極まりないw
コンコルドだが…ペプシのコンコルドwww
YS11のシミュレーターもあるがコロナ戦争で休止中。
ただ見た感じ結構な本格派に見える。
ルートはもちろん小松空港周辺とのことw
小松市のランドマーク建物も再現されているらしい。
YSのメカニックも色々と展示されている。
前の黒い鼻(?)はレーダーだったのである。

シミュレーターに入れないのでコックピットは写真でご勘弁いただきたい…
実は航空プラザは2階になっている。
1階はこのように飛行機が保存展示されているのだ。
早速降りて見に行くことに。
ドルニエDo28A-1だ。
ドルニエということでドイツ製である。
珍機体と公式で書かれている…
確かにタンクを主翼に使っているのは珍しいw
しかしドイツからの輸入当時のように貧弱な日本の地上施設に対応しようと極めて短い距離で離着陸できるという特徴もある。
ちなみに国内現存はこの機体のみ。
ビーチクラフトの練習機E33が保存されている。
見た目はナウシカの機体みたいな感じである…
練習機の説明もある。
航空大学校で使われていた。
一方国産の練習機である富士重工のT-3も保存されている。
かつては各務原にあったものだ。
ベル47が保存されている。
こうして見ると普通に見えるがベル47といえば伊勢湾台風の時に「作りかけの飛行機まで助けに来て…」と感謝されながら言われたという珍機体。
伊勢湾台風の時に活躍していたほどなので古いヘリである。
操縦席も狭い。
自家用飛行機…Evansかよw

この戦闘機は…
事件であるw
(川重はライセンス生産)
コックピットはベル47以上に狭い…
実はコックピットを見ることができる場所は階段になっている。
こうして少し高い位置から見ることができるのである。
2代目ブルーインパルス機体の三菱T-2が展示されている。
その戦闘機に乗るパイロットの服装はこんな感じ。
航空自衛隊のご厚意により全国に先駆けてこの航空プラザで展示されたのである。
航空プラザの外は公園となっている。
ここからは北陸鉄道と越美北線のどちらかに乗ろうと思うのだが…
かなり迷ったが越美北線に乗ることにするので一路越前大野へ走る。
国道157号線を走り抜けて福井県入りする。
手取川ダムのダムカード配布が当時コロナ戦争で休止中だったのが痛かった…
越前大野駅横の駐車場に車を止めて越美北線に乗る。
越前大野～福井間は以前に乗っている。
往復乗車券を買ってホームに入る。
越前大野行きがやってきた。
学生が乗っていたが越前富田や勝原で次々と降りていく。
九頭竜湖駅に到着。これで大阪以東のJR西日本は完乗となった。