2021/11/21 - 2021/11/21
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ミズ旅撮る人さん
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11月下旬、秋も深まった越前(福井県)を訪ねました。
福井県で有名なのは、県立恐竜博物館です。このすぐそばに勝山温泉があります。
ここに宿泊して、翌朝隣町の吉田郡永平寺町にある永平寺に行きました。
大晦日にNHKの「ゆく年くる年」で、ここの鐘の音を聞きながら寝たものです。
山門に続く石段と鐘楼のイメージしかなかったのですが、
大きなお寺であることはわかります。
いくつかの堂宇を玉砂利を踏みながら外から見て歩く、そんなつもりで訪れました。
ところが、吉祥閣という大きな建物の中に入り、そこからはずっと順路に沿って、
廊下や階段を歩きながら、伽藍の中を巡ることが出来るようになっていました。
見学者も修行の一端を体験させてもらえているような気がします。
折しも、紅葉の時期で、境内は鮮やかな紅葉が鈍(にび)色の建物に映え、
北陸の冬を迎えるために、雪囲いの準備が為されていました。
たまたま、この時期に訪れたのですが、最高のタイミングだったと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
永平寺町の隣にある勝山市の勝山温泉に泊ったので、
早い時間に到着しました。
参道の手前に町営の駐車場がありますが、
参道の中にも土産物店の駐車場があり、
料金は300円、店で買い物をすれば無料でした。
以前は駐車料金は600円でしたが、コロナの影響でしょうか、
安くなっていました。 -
参道を上り、突き当りに瑠璃聖寳閣が見えます。永平寺の宝物館です。
この紅葉を見て、境内が美しい時期に来たことに気づきました。 -
紅葉は木が黄色や赤に染まるのが美しいのですが、
葉が落ちた様もいいものです。 -
日本曹洞第一道場 吉祥山永平寺。
道元禅師御歌
春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり
一昨日は、97.8%が欠ける深い部分月食でした。
18時2分が一番欠けた時間で、高度が低いので
一層月が大きく見えました。 -
「龍門」を入って行きます。
門の前の道路は、以前はぐるっと周回出来るようになっていましたが、
郵便局側の道は遊歩道に改修されて、車は土産物店の側しか通れません。 -
頭の上に覆い被さるような紅葉が出迎えてくれます。
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最盛期を迎えた紅葉は、地面をも彩るようになりました。
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「瑠璃聖寳閣」。こちらが正面なんですね。
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柔らかな黄色い葉が、明るく色を添えます。
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木立の中にすっと立つ菩薩像。
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天地観世音菩薩
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紅葉の川を渡る橋。
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紅葉の階段。苔の緑と調和しています。
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木々の間から光が差して、紅葉を照らします。
しかし、この日はなんだか薄らぼんやりした風にしか撮れませんでした。 -
伽藍配置図です。
これらの堂宇を外を歩きながら見て行くのだと思っていました。 -
境内の中を流れる永平寺川の向こう側にも、小さな祠がありました。
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苔の中に龍が隠れています。
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一葉観音。道元禅師が大時化(しけ)の海で難儀していた時に現れて、
波を鎮めたそうです。 -
参拝客は、まず通用門に入ります。
私は永平寺というと、「ゆく年くる年」と思っていたのですが、
毎年、いろいろな寺で生中継していて、
いつも永平寺ではなかったようです。
2016年現在の登場回数ランキングを見つけました。
第1位 浅草寺(東京)10回
第2位 比叡山延暦寺(滋賀)9回
第2位 知恩院(京都)9回
第2位 出雲大社(島根)9回
第5位 厳島神社(広島)8回
第6位 札幌時計台(北海道)7回
第6位 平泉中尊寺(岩手)7回
第6位 明治神宮(東京)7回
第6位 永平寺(福井)7回
第6位 東大寺(奈良)7回
第6位 薬師寺(奈良)7回
近年は早く寝てしまっているから、
知らないうちに他の寺に抜かれちゃったのかな。 -
通用門を通り抜けると、黄色い葉の絨毯でした。
奥に見えるのは傘松閣です。 -
こちらの紅葉は黄色にところどころ赤が混じって、
ピンポイントになっています。 -
イチオシ
真っ赤な紅葉の向こうには、雪囲いの準備が完了した祠堂殿。
あれだけがっちり筵で囲まれているという事は、
相当な積雪量があるのでしょう。
そういう時にも訪れてみたいものです。 -
吉祥閣で靴を脱いで手に持ち、拝観料500円を支払います。
順路に沿って歩いて行くと隣の傘松閣に入ります。
その廊下にあるのが、「天井絵配列図」です。 -
傘松閣(さんしょうかく)は、1994年に改築され、
2階には「絵天井の間」があります。
156畳あるそうです。 -
1930年当時の著名な画家144名による、
230枚の絵が飾られています。 -
金と黒漆の格式高い格天井。
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花鳥風月を描いた日本画です。
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雪景色もあります。
雪深い永平寺には、雪景色が似合います。 -
これだけ格式高い天井画に、キンセンカが描かれているのが不思議。
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これは定番の天井画。
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「傘松閣」の扁額の下には、達磨大師の絵?手前は布袋様。
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いくら撮ってもキリがないので、
最後の一枚は、真ん中に紅葉を入れておきました。 -
傘松閣を出た所に、下って行く廊下がありました。その先は祠堂殿です。
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帰り道に寄るような順路になっていたので、
そのまま先に進んだら、行きそびれてしまいました。 -
山門に向かう渡り廊下の角から庭を見ると、
見事な秋の風景に誰もがカメラを構えます。 -
伽藍に高低差があるので、風景がより立体的に見えてダイナミックです。
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イチオシ
これは、写真愛好家でなくとも、にわかカメラマンになってしまいます。
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ああ、なんて格好いい。奥の高い建物は大庫院です。
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流れ落ちるような苔模様までが美しい。
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山門を入って真っ直ぐに伸びる階段の上には「中雀門」
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階段になっている渡り廊下を上ると、中雀門の並びに僧堂があります。
永平寺は、撮影禁止と書かれた場所以外は、どこでも撮影できますが、
修行中の僧侶は、撮影禁止です。
廊下に置かれた低い台は、おそらく瞑想する時に
座布(ざぶ)を敷いて座禅を組む場所でしょう。 -
大庫院の大屋根に赤い紅葉が映えます。
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仏殿は、1902年に改築されています。
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仏殿には、雪囲いのための枠組みが取り付けられています。
この後、筵が掛けられるのでしょう。 -
中雀門から山門を臨みます。
仏殿や山門など、本来は独立した建物が、すべて回廊で繋がっているのが珍しい伽藍です。
これは冬が大変だからなのでしょう。 -
裏から見た中雀門。
中雀門の回廊に差し掛かった時、一人の僧侶が現れて、
参拝客に道を空けるよう言いました。
廊下の端に避けた所、それでもダメで、中雀門の回廊に避難しました。
間もなく、たくさんの僧侶たちが座布を抱えて歩いて来て、
僧堂に入って行きました。
カメラを向けたくなりますが、我慢、我慢。
修行の邪魔をしてはいけません。 -
さあ、上りますよ~
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仏殿の中です。本尊は釈迦如来ですが、過去・現在・未来を現わす3体が安置されているそうです。
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仏殿の欄間が素晴らしいです。
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ブレました。修行が足りません。
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まことに、ただの欄間にしておくのが惜しい。
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美術品としての価値があります。
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道元禅師の修行の旅を現わしているのかな?
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禅寺特有の窓の形。
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中雀門とその奥に山門。
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仏殿側から見た承陽門。
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仏殿と法堂の間にある渡り廊下。ここは平行移動なので平らです。
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法堂も雪囲いの準備が進んでいます。
こういうものが見られるのも、この時期ならではです。 -
長い間、叩かれて来た跡。寺によっては魚の形だったりします。
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法堂(はっとう)から承陽殿に向かう回廊。
法堂は、僧たちが作務(さむ)の最中だったので撮影していません。 -
明るい色の木立の中に僧の像がありました。
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承陽殿の戸に刻まれた細工が見事です。
竹を編んだような模様で、木目がとても綺麗です。 -
承陽門が見えます。
承陽殿は、道元禅師を祀った御真廟です。 -
承陽殿の前に置かれたお香。
緑色の部分がお香で、じわじわと火がそれを辿って行きます。 -
参拝順路の一番上にあるのが法堂です。
反対側に移動して下って行きます。 -
ああ、紅葉の美しいこと。
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こちらの紅葉はそろそろ終わり。
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イチオシ
それでも、こんな風に撮ると、まだまだ主役です。
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僧たちの姿を撮ってはいけないけれど、履物ならいいでしょう?
本当は、抱えている座布を撮りたかった。
あれにも名前が書いてあるのです。売店で5千円くらいで売っています。 -
光明蔵。寺というより、奉行所のような感じがします。
周りにあるのは、雪囲いの設備かな? -
妙高台。どういう場所なのかな?枠だけが設置されています。
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屋根瓦や破風の見事な造り。
永平寺は「七堂伽藍」から成っていて、法堂・仏殿・僧堂・庫院・山門・東司(トイレ)・浴室を指します。
中でも僧堂・東司(とうす)・浴室は「三黙道場」という、
修行の中で大切な場所とされています。 -
これだけ美しい紅葉なら、心迷わすこともあるんじゃないかしら?
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やがて、これらの落ち葉が白い雪に代わることでしょう。
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そして、この梅が花を咲かせる春が来る。
永平寺の四季はそれぞれに美しいことでしょう。 -
大庫院(だいくいん)。食事を始めとする寺の維持管理をする建物。
「大すりこぎ棒」なるものが、吊り下げされていました。
実際に使ったのかなあ? -
大庫院で珍しいのが、1930年に改築された時からある
エレベーターです。
この階段じゃあ、エレベーターも欲しくなりますね。 -
大庫院の裏手には、旧藩主松平家の廟所があります。
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屋根に赤い紅葉が散り敷いて、なんと豪華な景色でしょう。
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これだけの堂宇なのだから、設計の時点で、
庭も綿密に計画されていたのだろうけれど、
ここに、この紅葉を配した庭師は、さすがだわ。 -
ああ、うちの庭にも欲しいなあ。
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シャッタースピードを遅くして、水の流れを白くしてみました。
実際にはこんな風には見えません。 -
紅葉は、緑の葉と相性ばっちり。
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山門の中に安置されている四天王像。
ここで、僧侶がお寺関係の参拝者たちを連れて、説明をしていました。
山門に向かって上って来た修行希望の僧に対して、
書かれている言葉について。 -
右の柱に書かれているのが、その言葉です。
左の柱(写っていませんが)にも、あります。
僧たちに、誰でも歓迎しますという内容と、その反対に本当にここで
修行すべきかよく考えろという内容なのだそうです。 -
この道を僧たちは上がって来ます。
「ゆく年くる年」でも下から映すので、ここのイメージが一番強いです。 -
山門をくぐった僧たちは、この階段を上るのでしょうか。
この道は仏殿、そして法堂へと真っ直ぐに続いています。 -
斜めの回廊は、外の階段よりも急傾斜なんですね。
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吉祥閣に戻って来ました。廊下の壁に、法話が掲げられています。
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10数枚ある中で、皆それぞれ、心に響いた法話を
カメラに収めていました。 -
10月に埼玉県行田市で、「花手水」を見ました。
そして、意外と多くの寺で行われていることも知りました。
永平寺にも花は多くないけれど、ありました。 -
永平寺というと、この門も有名なようです。「唐門(からもん)」です。
この門の先が山門に続く坂道です。
たまたま泊まった宿に近かったので、行くことにした永平寺でした。
これも仏縁というのでしょうか。
素晴らしい紅葉と伽藍にたいへん満足しました。
せっかくなので、売店で「身近な食材を使って~三心(まごころ)で
つくる典座(てんぞ)和尚の料理~」という本を買って来ました。
「トマトの揚げ物」など、おもしろい献立が書かれています。
また、時節柄、来年のカレンダーも買いました。
来年も、良い方向へお導きくださいますように。
今回は、これで終わります。
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