近つ飛鳥博物館バックヤードツアーに参加

2021/11/23 - 2021/11/23

久々のお出かけです。

若い人たちについて行きました。車移動。

コロナによる空白で頭も体も鈍りがちでしたが一気にフル稼働（刺激がいっぱいでした）カメラの腕も落ちていることを痛感。

バックステージツアー参加には入館手続きが必要です。

エリア 河南・太子(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

集合場所はここ、1階ロビー。集合時間は午後1時半。

奥が受け付けです。
事前申し込みは必要ありませんでした。

博物館ならではのガチャガチャも2種類。

200円。

こちらは300円。

国宝土偶。

JAF会員証提示で入館料割引になりました。

ツアースタートは1時半なので展示をみてまわりました。

この時代(古墳時代から飛鳥時代にかけて)の工芸技術の精巧さには脱帽です。

バックステージツアーでは倉庫にこの種（360度ビュー）の展示ケースが置かれてました。

違う角度から・・｡

古市古墳群で出土。復刻品。

原品は、メソポタミアからイラン北西部にかけての地域で、5～6世紀頃に製作されたものと考えられ、正倉院に伝わる「白瑠璃碗」と同形・同大とされています。

このゾーンは近つ飛鳥博物館ならではの展示です。

聖徳太子は、日本書紀によると推古29年(621)に亡くなり、磯長の地に葬られました。太子墓は径50メートル、高さ10メートルほどの円墳で、内部は精巧な切石を用いた横穴式石室です。太子と母君の穴穂部間人皇后、妃の膳郎女の3人の棺が納められていると伝えられることから、三骨一廟と呼ばれています。

当時の風俗フィギュア1。

祭祀に関わる人々。

当時の風俗フィギュア2．

宮廷でのやんごとなき身分の方。

当時の風俗フィギュア3．

布バッグが新鮮に映る。

当時の風俗フィギュア4．

斜めがけショルダーでお出かけ？

一階古墳の模型。順路に従って展示を見ていくとたどり着くようになっています。

では、進みましょう。

動物埴輪には目が行きますね。

人型埴輪の足部分。

2019年11月に訪れた今城塚古墳を懐かしく思い出しました。

のどかな時代だけを（私は）イメージしている古墳時代ですが・・

この黒の甲冑（復刻品）ハリウッド映画にも使えそう。

発掘された時の様子。

鏃のおびただしい量。

お遊びコーナー発見。

それぞれの破片にマグネットが付いていました。

意外に早く完成できたのは・・

実はね・・途中で後ろに実物があるのを発見したんですって。

この時期の展示も見て回りました。

卑弥呼の像。

刺繍もさることながら袖を縁取る布も見事です。

ネックレス。

卑弥呼の宝石箱、箱もすばらしい。

京都府京丹後市の墳墓から発掘されたもの（弥生時代後期）

頭上中央は翡翠の勾玉。ストロー型はガラス製。

翡翠勾玉ピアス。

貝を利用したブレスレット。

いつの時代も変わらぬおしゃれ心。

奈良県藤ノ木古墳の推定復元（写真のみの展示）

中央は水晶。

大阪府茨木市から出土。
5世紀初頭のものと推定される。

私の一押し。

奈良県天理市星塚古墳出土品、6世紀前～中期。
金箔貼りガラス。地中海地方で作られ百済を経由して日本に伝わったらしい。

現代でも十分通用するデザイン。

バックステージツアー始まりました。

ボランティアスタッフさんが2名随行。

旗を持っているのが学芸員さん。

ここは搬入口（右シャッタ－）です、段差は何のため？

段差の高い方：この下（段差の空洞部分）にはレールが敷いてあって「修羅」などの搬入・搬出に利用するそうです。

発掘品などを滅菌するための部屋、薬剤がオゾン層破壊につながると判明し今は使用されていない。そのかわり収蔵品置き場になっているそうです。

いよいよ秘密のゾーンに・・。

展示ケースや分類ケースなど雑然としています。

運送会社の段ボール箱。

発掘品の収蔵庫を歩き回りました。

まだまだこれから調査するのよ。

こんなところに特別入れるのもツアーならではの楽しみ。

スタッフルームのスケジュール表。

あと館長室や会議室、講演のためのホールなども見学しました。