未練たらたら阿蘇まとめ ｰ 秋冬編 ｰ

2020/10/01 - 2020/10/01

この春、カルデラ生活を終えた元カルデラ住人が、阿蘇在住時にちょこちょこ撮っていた写真と共に阿蘇の良いところを未練たらたらでまとめた記録です。
今後阿蘇を旅行される方の参考になれば幸いです。
表紙：砂千里（他の惑星ではありません）

エリア 阿蘇(熊本)

まずは【草千里】
熊本イチの景勝地だと勝手に思っています
（９月）

草千里ケ浜 自然・景勝地

草千里の正面にある山は【烏帽子岳】という山ですが、こちらはゆっくり歩いても往復２時間程度で登ることができます。
ススキなど背の高い植物がワサワサ生えているので登るときは長袖・長ズボンをお勧めします。
（写真は烏帽子岳から見下ろした草千里）

烏帽子岳 自然・景勝地

烏帽子岳近くの駐車場を挟んで【杵島岳】という山があり

こちらも2時間ちょっとで登れるのですが

基本コンクリート舗装と

階段の連続で…疲労がヒザにくるタイプの山です

杵島岳 自然・景勝地

杵島岳頂上付近から中岳方面（10月）

杵島岳頂上付近から烏帽子岳（10月）

杵島岳頂上の写真も撮っていたのですが、知らないおばちゃんと知らない子供がカメラ目線でがっつり入り込んでいたので割愛。

草泊まり
車が無かった時代は簡単に行き来できない外輪山の草原にこれを作り、泊まり込みで冬の間に必要な牛馬のエサ用の草を刈っていたそうです。

ちなみに日本一の広さである阿蘇の草原は、３月頃行われる野焼きによって維持されています。一説によると1000年ちかく前から行われているとか…

とても穏やかな10月中旬の阿蘇の風景
こんなふうに景色を眺めながら山を歩くこともできますが、阿蘇は日本有数の活火山

山頂に近づけない時もあります。
実際私が阿蘇に住んでいた後半三分の一以上は、ほぼ毎日こんな感じで洗濯物も外に干せない状況でした。

30万年にわたる複雑な活動が生み出したものたち
阿蘇を去る時に記念にいただいた阿蘇の石です。

左：ＡＳＯ－２（約14万年前）の中溶結岩
中上：ＡＳＯ－３（約12万年前）の弱溶結岩
中下：ＡＳＯ－４（約９万年前）の中溶結岩
右：ＡＳＯ－４（約９万年前）の軽石堆積物

（ＡＳＯ－１（約30万年前）のものはナシ）

北側外輪山を通るやまなみハイウェイ（11月）
阿蘇の歴史を思うと、カルデラの中に線路やら国道が存在し、当たり前に生活できていることが奇跡のように感じます。
もしＡＳＯ－５が起こるなら、カルデラの中でそれを体感し最後にその景色を見たいと思うのは私だけではないはず。
だってほら、その後の大混乱を考えたら、絶景の中で一瞬で蒸発したほうが幸せな気がするじゃないですか。

自然は厳しく・美しく・おいしい
阿蘇はあちこちに湧水が湧く美味しい水の宝庫です。
役犬原の湧水（12月）
こちらは２番目に好きな水。
一番好きなのは…

池山水源の水
阿蘇市内からはちょっと離れますが、ここの水は甘くて雑味が無くて飲む水として本当に美味しい。
写真は２月に行った時のものですが、水草が季節関係なく美しかった。

池山水源 自然・景勝地

穏やかな阿蘇と

穏やかじゃない阿蘇（12月）

阿蘇駅 駅

古閑の滝（１月）

真冬は湧水が凍って大きな滝のように見えます

古閑の滝 自然・景勝地

このトウモロコシの飾り、阿蘇の至る所で見かけますが、カラスがほじくって遊んで片面全部剥がしてるのを見たことがあります。
食べるため以外の行動をするってことは、やっぱりカラスは頭イイ。

北側外輪山から阿蘇五岳（２月）

前住んでたとこの近所から中岳（２月）

やっぱり阿蘇は良かったなぁ、もうちょっと長く居たかったなぁ…
と思いながら秋冬版としてまとめてみました。
次回はおすすめ飲食店をまとめようと思います。
以上、未練たらたら阿蘇まとめ秋冬編　終わり