はじめてのお伊勢参り　鳥羽のジュゴンにご挨拶編

2021/11/04 - 2021/11/04

昨年に計画していたお伊勢参りと鳥羽への旅行
仕事も休みやすいタイミングだったので、
秋の良い気候の中行ってきました。

鳥羽と名古屋も絡めての２泊３日。
今回は新幹線、近鉄、ホテルをそれぞれ予約。
伊勢･鳥羽･志摩スーパーパスポート“まわりゃんせ”
を活用しました。

１日目は新幹線で名古屋に移動
名古屋から近鉄特急で伊勢市駅まで行き１度下車
さらに二見浦に行き鳥羽まで足を伸ばしました。

いつもの旅行では、歩数計で１万歩～１．５万歩なのに
この日は驚きの２．５万歩（自分比）
たくさん歩いて念願のジュゴンに会ってきました。

エリア 鳥羽(三重)

11月４日　平日の朝５時過ぎに最寄駅を出発
東海道新幹線の６時の始発で名古屋駅へ。
指定席を早特で予約しました。片道8,960円。
始発なのでビジネス利用の方が多くて、
席は１列（３席・２席）に２人くらいで隣りは空席のところが多かったです。

コンビニで朝ごはんを買おうと思っていたのに
駅構内のコンビニが営業前で駅弁屋さんでおにぎりセットと飲み物を購入。

ここ半年ずっと減量に励んでいるのでおにぎり２個は多かった…。

東京駅 駅

いつ富士山が見れるか気にしつつの乗車
やはり、富士山が見れると嬉しいですよね。

名古屋駅に到着。
新幹線・在来線のＪＲ側から近鉄へは連絡改札口がありますが、
全然気が付かずに１度改札を出て、狭い近鉄への連絡通路を通って移動しましたw
それでも１０分ほどで到着。
窓口で“まわりゃんせ”のパスポートとフリー乗車券の交換手続き。

“まわりゃんせ”の詳細はこちら
https://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/mawaryanse/
個人的には、お得になったかは微妙でしたが、
バスのフリー乗車券と近鉄フリー区間が心強かったです。

近鉄名古屋駅 駅

たしか近鉄は初めての利用です。

自分の乗る予定の特急を待っていると、
大阪～名古屋間の特急ひのとり が停車していました。

赤の車両と金色が高級感を醸し出しています。

私が乗ったのはこちらのアーバンライナー
ビジネス客と観光客は半々くらいの割合で、隣りは空席のところが多かったです。

無事に伊勢市駅に到着。

伊勢市駅 駅

近鉄の駅とJRの駅は改札内で繋がっており、外宮側はJRの駅舎側です。
改札も共有なのですが、JRはIC非対応アリアとのこと。

この鳥居と駅舎は何度も見た景色。
ついにお伊勢参りにこれたなーと嬉しい気持ちになります。

伊勢市駅 駅

１泊目は伊勢市駅前にある築浅ビジネスホテルの
コンフォートホテル伊勢

チェックインの手続きと荷物を預けました。
ここままでで、既に家を出て４時間半…

コンフォートホテル伊勢 宿・ホテル

伊勢市の周辺は、JRの本数が少なくIC非対応エリア
ですが、次の目的地の二見浦へはJRかバスのみの選択肢
所要時間と時刻表との兼ね合いでJRを選択。

“まわりゃんせ”は近鉄のお得な切符なので、JR線は対象外。
切符を購入して、改札内に。

駅の雰囲気も結構ローカルな感じです。

鳥羽までのJR快速みえに乗車。
２両編成で１部指定席ですが、伊勢市駅で降りる方も多く空いていました。

二見浦駅に到着。
二見神社の最寄駅ですが、無人駅で構内はかなり傷んでいます。
観光客が複数名降りていましたが、ちょっとさみしい駅前。
外観は夫婦岩をイメージした立派な雰囲気です。

二見浦駅 駅

まずは、駅から徒歩圏内の二見郵便局で風景印をもらいました。

今回、地元の方でノーマスクの方が多いなという印象でした。
郵便局にも２人ノーマスクのおじいさん…。
自分だけじゃなく、周りの人への配慮として着用はしてほしいな。

郵便局から二見興玉神社へ参道を歩きます。
旅館やお土産屋さんが立ち並んでおり、木造の古い建物が印象的。

海も近いので痛みやすいから保存が大変そうでですが、
趣があり旅人の気分は上がります。

駅から15～20分ほどで二見興玉神社に到着。

二見興玉神社 寺・神社・教会

二見興玉神社
御祭神に猿田彦大神（さるたひこのおおかみ）を祀り、
縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益のある神社
（三重観光：三重県観光連盟公式HPより）

お伊勢参りの順番として、二見浦で禊をしてからとのことで
日程的にも先にお参りにきました。

夫婦岩の前やこちらの鳥居の前は記念撮影で混雑していたので、ささっと撮影。

境内にたくさんいる蛙（二見蛙）たち。
いろいろ由来はありますが、現在は無事にかえるとの御利益があるそうで、
何事もなく無事にお伊勢参りを終えて帰ることが出来ますように。

夫婦岩
沖合約700ｍ先に鎮まる猿田彦大神縁りの霊石「興玉神石」と、
日の大神を遙拝するための鳥居とみなされています。
（三重観光：三重県観光連盟公式HPより）

夫婦岩(三重県伊勢市) 自然・景勝地

夫婦岩から伊勢シーパラダイス側に抜けると砂浜が広がっています。

伊勢夫婦岩めおと横丁の夫婦岩側から入ってすぐにあるミニチュア

伊勢夫婦岩めおと横丁
食事処やお土産さんが入った建物で、ちょっと昭和の雰囲気が漂っています。
水族館側のお手洗いはキレイだったのでお借りしました。

伊勢シーパラダイス
小学生たちが遠足で来ていました。
“まわりゃんせ”対象外の施設なので、今回は見送り。

伊勢夫婦岩ふれあい水族館伊勢シーパラダイス 動物園・水族館

鳥羽までは伊勢二見鳥羽周遊バスCANばすを利用します。
伊勢シーパラダイス内にバス停があると思っていたら、
鳥羽方面行きも伊勢市駅方面行きも道路に面してバス停がありました。

定刻になってもバスが来なくて不安になりましたが、
１０分遅延できました。よかった。

CANばすの鳥羽駅の停留所はバスセンター
（駅とバスセンターは道路を挟んで向かい側　連絡通路あり）
近鉄の改札前にトリックアートがありました。

鳥羽駅 駅

鳥羽駅前はちょっと閑散とした雰囲気
駅前もある飲食店街のさざえストリート
（帰りに撮影）

駅から鳥羽の中心地（市役所等があるエリア）にある
海鮮居酒屋さんでランチにしようと行くも臨時休業…

元々水曜日が定休日のお店で、前日の１１月３日（水）が祝日で営業したのかな。
それの振替でお休みだったのかもしれません。残念。

大きなエビフライが名物の“漣”は待ちが出来ていたので
お腹が空いていたので「天びん屋」に入ることにしました。

注文したお刺身定食 1,900円くらい。
ちょっと観光客向けな食事処なので全体的にお高い。
（小さいけどあわびの煮物もついているし、妥当なのかな？）
美味しい海鮮居酒屋さんを楽しみにしていたので個人的には不完全燃焼。しゅん。

その後、郵便局を２か所まわり鳥羽水族館に到着！

入場料は大人2,500円ですが、“まわりゃんせ”でフリー入場。
（１度のみ入場できます）

鳥羽水族館 動物園・水族館

水族館前の郵便ポストにはラッコちゃんが乗っています。

入場前の写真撮影スポット。
リアルなフンボルトペンギンちゃんと写真が撮れます。
撮影台もあったので、１人でも撮れるじゃん！と思ったものの
前後に人がいると恥ずかしくなりやめました。
撮影しておけば良かったかもー。

顔出しパネルもあり、記念写真スポット多めです。

この日は、小学生の団体が何組もおり結構混んでいました。
最後に職員の方に聞いたのですが、それでも空いている方とのこと。
春に予定していた学校が秋にずらしており、毎日混雑しているそうです。
なので、平日は空いてるだろうなと思っての訪問は禁物。

１番楽しみにしていたジュゴンのセレナとついにご対面！
自然界でも生息数が減っており、神経質な動物で飼育が難しく、
現在は世界で２か所のみの飼育とのこと。
セレナはフィリピンから1987年に鳥羽水族館にやってきたメス。
世界最長飼育記録を更新中。

セレナの可愛さにメロメロになりました。
穏やかな表情でとっても優雅に泳ぐ姿が素敵。
人魚伝説のモデルと言われても納得です。

しばらく水槽の前で見ていると、何度かお客さんめがけて泳いで来てくれました。
２ショット写真の撮影にも成功！年賀状に使う！可愛い！！

最後にも会いに行きましたが、その時は上の方でお尻を向けていました。
タイミングもあるかと思いますが、ねばると良い写真が撮れるかもです。

この日は私がジュゴンの水槽の前にいる間ずっとダイバーさんが水槽を清掃していました。
小学生たちが入れ替わり立ち替わり来ていてちょっと落ち着きませんでしたが、
ちゃんと会えて嬉しい気持ちでいっぱいです。
ジュゴンの平均寿命は70歳くらいとのことなので、
ほぼ同い年として一緒に年をとっていきたい！

鳥羽水族館には、マナティーもいます。
いつも、どっちがどっちでどう違う？となります。
ジュゴンは海、マナティーは種類によって海や淡水で暮らしており、
しっぽの形がマナティーは扇型、ジュゴンが三角。
口元も違うなと感じました。

ラッコも生息数が減少し、飼育頭数が減っているそうです。

鳥羽水族館は飼育種類数が日本一とのこで、
貴重な動物たちを飼育していて、大人でも楽します。

こちらの海獣の種類が分からないのですが、
（アザラシだとは思います）
この１頭がずっと下で寝ていたんですよ。
死んだように下に落ちているので、驚きましたー。

玄関前にモニュメントでいたフンボルトペンギン

個人的にオウサマペンギンが大好きで、
上野動物園や葛西臨海水族園に会いに行きました。
（上野にいた子たちが葛西へお引越し。葛西は冬のみの展示…）
なので、オウサマペンギンがいたら、もっと長居していただろうな…笑

ジュゴンのセレナに最後会いに行くも、お尻を向けてなかなかお顔をみせてくれなく
混雑（小学生たちのパワーが凄い！）もあり、予定より早めに出ることに。

館内のフードコートは落ち着かなさそうだったのもあり、
外にあるオシャレなカフェで一休み。
疲れた体には至極のソフトクリームです。

予定より早めに水族館を出たので、もう１か所“まわりゃんせ”で入れる施設に移動。

あのミキモトが運営するミキモト真珠島
入場料は1,650円ですが、“まわりゃんせ”で入ります。

手前の建物で入場券を購入しないと島へは入れないようになっていました。

ミキモト真珠島 美術館・博物館

ミキモトの創業者である御木本幸吉氏が
世界で初めての養殖真珠に成功したのが、この島。

海女さんがかつての作業を再現してくれる実演
白い磯着を着た海女さんの実演はここでしか見れないそう。

２人の海女さんが実演してくれました。

いつか、真珠の素敵なアクセサリーは欲しいと思っているので
養殖真珠について知れる良い機会になりました。
（誰か、素敵な真珠のアクセサリーを私に…！ｗ）

島内には、真珠博物館と御木本幸吉記念館があり
パールプラザにはミキモトや真珠製品のお店もありました。

お手頃価格のものもあったのですが、
疲れもあって正しい判断をできるか不安だったのでｗ
ちょこっと見て退散することに。

“まわりゃんせ”でイルカ島にも行けるそうですが、今回は時間の関係で見送り。
今となっては、イルカにタッチしたかったかも…

ミキモト真珠島から５分ほどで鳥羽駅に到着。
“まわりゃんせ”には、フリーエリア内の特急券が４回分ついています。
近鉄の時刻表を見ると特急の割合も多いので（特急は全席指定席）、これは嬉しい。
窓口で特急券に変えてもらいます。

鳥羽駅 駅

ちょっと駆け足の鳥羽滞在となりましたが、
またジュゴンのセレナに会いに行きたいし、イルカ島も行きたい！

こちらの特急で伊勢まで帰ります。

伊勢まではなんと１両貸し切りでした。
宇治山田や伊勢からきっと乗客が乗ってくるんでしょうね。

伊勢市駅ではなく、１つ手前の宇治山田駅に到着。

宇治山田駅 駅

立派な駅舎だなと思ったら、
「貴賓室があり、天皇や内閣総理大臣の伊勢神宮参拝の際の乗降駅となっている」
「駅舎は開業当時（1931年）からの鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て（塔屋を含めると5階建て）」
（Wikipediaより）とのこと。

帰りに再度撮影したものですが、
大きさも伊勢市駅の駅舎より大きくて立派です。

宇治山田駅から伊勢郵便局まで歩いていると
見たことのあるキャラクターが…笑
かき氷とたこ焼きが食べられるお店とのこと。

この日は４つの郵便局で風景印（絵入り消印）をもらいました。
それぞれの特徴が描かれているので、旅の思い出にもなります。
切手もその土地や絵柄に合わせるのが楽しいんです。

伊勢郵便局から歩いてコンフォートホテル伊勢に戻りました。
バスか電車に乗ってもよかったのですが、何となく徒歩にしました。
迷いつつ20分ほどで到着。

朝にチェックインの手続きと支払いはしていたので、
荷物とカードキーを受取りお部屋に。
ダブルベッドのスタンダードダブルルーム 6,880円です。

コンフォートホテル伊勢 宿・ホテル

よくあるビジネスホテルのつくり

築浅なので、ベッドの真横にコンセントとＵＳＢポートがあります。

大きめのデスクが壁掛けTVと一体となっていて機能的なつくり。

ドライヤーはなぜかこちらに置いてありました。

残念だったのは、飲料水は水道からという点。
ペットボトルがないのは珍しい…。
その代わりに、14～24時まで利用できるウェルカムドリンクサービスが
１階のフロント横にあります。

トイレとお風呂はユニットバス
トイレは蓋をあけると下水の臭いが気になるので
使用時以外は蓋をすることをおススメします。

朝とお昼にいつもより食べたので、夜ごはんは軽めに済ますことに。
（減量中なのもあります　笑）
伊勢郵便局の帰りにローソンで調達。

自分的には過去イチの歩数くらい歩いたので、疲れました。
湯舟につかって早めに就寝しました。