軽井沢プリンスホテル収穫祭ブッフェランチに行く軽井沢の旅

2021/10/30 - 2021/10/30

旅立ちたい症候群の発作が起きて急遽の旅立ちになりました。最近、このパターンが多いですが、旅に出てテンションをあげてかないと負のスパイラルに飲まれてしまいそうなんです。
旅立ちの決心が前日と手配から実行まで時間が限られる中、びゅうトラベルの旅行商品で軽井沢へと行って軽井沢プリンスホテルでランチブッフェをする事にしました。

びゅうトラベル
列車で行く！日帰り旅行　軽井沢プリンスホテル収穫祭ブッフェランチプラン　13800円

北陸新幹線　あさま653号
上野（10時14分）→軽井沢（11時13分）

北陸新幹線　はくたか572号
軽井沢（18時55分）→上野（19時54分）

エリア 軽井沢(長野)

上野駅から北陸新幹線の「あさま653号」に乗車します。車両は長野新幹線車両センター所属のF13編成です。

まもなく赤羽です。左側から赤羽線が近づいてきました。

赤羽台トンネルを抜けた後、荒川を越えていきます。

冒頭でも触れましたが、今回はびゅうトラベルの旅行商品です。安いかと言われると微妙なラインですが、旅行会社のカウンターに行かずに済むのと、前日の夜に申し込んで駅の券売機で一式受け取れるのが良いです。

まぁこういう機会でも無いと軽井沢プリンスホテルのランチなんて行けませんから。

10時43分、熊谷駅を通過していきます。

10時49分、本庄早稲田駅を通過していきます。

上信越自動車道を越えていきます。

鏑川橋梁で鏑川を越えていきます。

高崎線の1840Eと共に高崎駅に到着します。

高崎駅を発車します。
防音壁との間の空いてるスペースは、上越新幹線建設時に将来の北陸新幹線用として建設されました。当時は上越新幹線の本線上に38番分岐を設置して分岐するって事は不可能でしたし、そもそも30‰の連続上り勾配を高速で駆け上がれるVVVFインバータを備えた大出力車両が研究中でした。
国鉄時代に北陸新幹線用として研究していた新幹線用VVVFインバータ車は、後に一足早く東海道新幹線の300系で実用化されます。

上越新幹線は長岡駅に羽越新幹線を見越したスペースがあったりと、なかなかバブリーです。

西の空には飛行機雲が見えました。

調べてみたら中国国際航空の貨物機でした。上海からアンカレッジに向かっているそうです。

いくつかトンネルを抜けた後、烏川橋梁で烏川を越えていきます。

調べ物をしているウチに軽井沢駅到着の放送が流れ、碓氷峠トンネルを抜けました。

軽井沢駅に到着しました。

ホームドアは列車が発表してから閉めるんですね。

改札に向かってホームを歩いていると上り本線を「かがやき508号」が通過していきました。

軽井沢プリンスショッピングプラザを通っていきます。無慾恬淡な私は特に欲しい物も無く通り過ぎてしまいました。

そのまま軽井沢プリンスホテルへとやってきました。

紅葉が青空に映えて美しいです。

ホテルのロビーです。

まだ時間があるのでホテル内にあるファミマで買った洋梨ジュースをテラスで飲みます。

ホテル内にあるPrimroseでランチにします。

席に案内されました。
りんごやサツマイモのサラダのほか、鮭やキノコをふんだんに取り入れた収穫祭ブッフェ。「信州サーモンのミキュイ オレンジの香り」や「木の実をまぶした豚肉の低温ロースト」、「若鳥とキノコのフリカッセ」などがあるそうです。（ホームページより）

たぶん木の実をまぶした豚肉の低温ローストです。こじんまりと皿に乗せられます。
いちいち取りに行くのがめんどくさい&いっぱい食べたかったので複数枚リクエストしたらリクエストに応えてくれました（笑）

写真には撮り忘れましたが、サーモンが美味しかったです。

デザートです。美味しかったです。

デザート2回目です。美味しかったです。
ごめんなさい。食レポに向かないんです。

軽井沢駅へ戻ってきました。新幹線の脇を歩いていきます。

軽井沢駅の側線にはエアセクションがありました。
何か作業するのを想定しているのでしょうか。

中山道を歩いて隣の沓掛宿へと向かいます。

沓掛って書いて「くつかけ」と読みます。駅で言えば中軽井沢で、中軽井沢駅は1956年まで沓掛駅と呼ばれていました。

途中、立ち寄ったのは近衛文麿公爵の別荘です。

少し離れた別の場所にあったそうですが、移築してきたそうです。

45才の若さで大命降下により第1次近衛内閣を組閣した近衛公爵ですが、第1次近衛内閣の発足直後に盧溝橋事件が起き支那事変が拡大します。その後、ヨーロッパでは第二次世界大戦が始まります。
第2次近衛内閣においてフランス領インドシナへの進駐や日独伊三国同盟の締結によりアメリカとの戦争が回避不能となり、第3次近衛内閣ではABCD包囲網により石油を絶たれます。

世界が第2次世界大戦に向かっていく中、難しい政権運営だったと思います。この軽井沢の別荘でも悩み苦しんだと現代史ファンの私は思います。

近衛氏は戦後、A級戦争犯罪人として極東国際軍事裁判にかけられる事となりますが、巣鴨刑務所に収監される当日、服毒自殺を遂げています。

浅間山を見ながら歩きます。
山頂付近はうっすら雪景色していました。もうそんな時期なんですね。

寄り道しながらも1時間ほどかけて中山道沓掛宿へとやってきました。

更に20分ほど歩いてトンボの湯へとやってきました。これで先ほど食べたカロリーは完全に消費したと思います（笑）

お値段が高いですが、いい温泉でした。

トンボの湯からバスで軽井沢駅へ向かいます。

18時55分発の「はくたか575号」に乗って帰ります。
車両は白山総合車両所所属のW9編成です。

着席したのでアルコール消毒していきます。

ブレーキをかけながら30‰を降りていきます。

19時03分、ブレーキを緩めたと思ったら安中榛名駅を通過していきます。この場所だけ平面になっているんですね。

安中榛名駅を過ぎると再びブレーキをかけながら坂を降っていきます。

車内には公衆電話が残っていました。2021年6月でサービスを終了したそうです。確かに公衆電話なんて何年も使ってないです。

アルコール消毒をしていたら関東平野へと降りてきました。

19時10分、高崎駅に到着しました。
軽井沢から15分で高崎まで来る新幹線すごいです。

重連のEF63に守られて碓氷峠を降る「特急あさま」は横川まで24分かかっていました。軽井沢駅を同時に発車していたら横川駅にすら到着しておらず、まだ熊野平信号場を過ぎたあたりでしょうか。
整備新幹線の効果、素晴らしいです。

停車中に下り本線を「かがやき515号」が通過していきました。

19時17分、本庄早稲田駅を通過していきます。

19時23分、熊谷駅を通過していきます。

大宮駅を発車します。

上野駅で降ります。

上野駅から常磐線に乗って帰ります。

常磐線の列車から下を見ると、かつての特急ホームが目に入り、ここから「特急あさま」に乗って長野へ帰っていたのを思い出しました。
上野駅は毎時00分発で、常磐線のスターであった「スーパーひたち」と同時に発車していました。私が乗ってる「特急あさま」はボロい189系でしたが、「スーパーひたち」は白いタキシードボディに動くヘッドマークがカッコよくて、とても羨ましく感じていました。

とは言え、タイムスリップしてもう1度乗れるとしたら迷わず「特急あさま」に乗ります（笑）