秋の北海道旅行　　千歳編　6－１

2021/10/13 - 2021/10/13

1年振りに娘の住む北海道へ行って来ました。

写真は世界文化遺産キウス周堤墓群　パンフレットより

エリア 千歳・新千歳空港(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

空港に迎えに来た娘の車で、千歳市郊外の住宅地にある『Cozy hut』さんへ
カナダ出身のご主人と日本人の奥様が経営するカフェです。

『 Cozy hut =心地よい小屋』天井が高くてゆったりとした素敵な空間です。

店内には薪ストーブがあります。

お店の一角にはひときわ目を引くインディアンハットが・・・

まるで異国に来たような。

何だか視線を感じ見上げると…

E.T.!　こっち見てる(笑)

注文したのは　『アボガドとサーモンの自家製パンサンドイッチ』

『チキンとほうれん草のモッツァレラチーズと自家製ライ麦パンサンドイッチ』

サンドイッチには南瓜のスープが付いてきます。

『プーティン』
プーティンとはフライドポテトにグレイビーソースとチーズをかけたカナダの郷土料理だそう。
初めて食べた味でしたが、とても美味しいです。

おしゃれな異国空間でおいしいランチを楽しみました。

千歳市埋蔵文化財センターへ　『キウス周堤墓群』のガイダンス施設です。

キウス周堤墓群は世界遺産「北海道・北東北の縄文遺産群」の構成資産です。

受付で世界遺産登録記念としてプレゼントをいただきました。

旧長都（おさつ）小中学校の校舎を再生した施設です。

縄文服（？）

市内の旧石器時代～擦文文化時代までの埋蔵文化財を常設展示しています。

発掘された文化財や歴史を解説パネルで分かりやすく紹介しています。

床には縄文時代～擦文文化時代の住居の大きさを示すラインが。

動物形土製品（国指定重要文化財）レプリカ　愛らしい形と遺跡名から『ビビちゃん』の愛称で呼ばれています。

横から見るとまた違った雰囲気。

土面（国指定重要文化財）のレプリカ　墓の墓標として付けられていたとか。

磨製石棒

全体が丁寧に磨かれ、両端には模様が掘られています。

美々貝塚（縄文前期の貝塚です）

魚とり用の網のおもりと推測できる石錘から、縄文時代には網漁がすでに行なわれていたことがわかるそう。

350年前（近世）のアイヌ期の丸木舟

墓標とみられる石柱　大きな施設ではないけれど内容が濃く見ごたえがありました。

キウス1号周堤墓のパネル写真　一番大きな1号周堤墓は土手の直径が83mだそう。

世界文化遺産に登録された「世界文化遺産キウス周堤墓群」に来ました。
周堤墓とは縄文時代の珍しい形の墓地です。
縄文時代の終わりに近いころ、北海道では独特な集団墓が造られました。
ほとんどが千歳とその周りでみつかっています。
地面に円い大きな穴を掘り（竪穴）その土で周囲に土手を造り（周堤）１基から数十基の墓穴を設けたもので「周堤墓」と呼ばれています。（パンフレットより）

令和３年７月27日「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録

縄文人がいた空間へ

縄文遺跡の原型を留めているのは世界的にも珍しいらしいそうです。

周りには試掘坑がたくさん

幅１メートル、長さ３メートルの試掘坑を３７カ所掘り、出土品を調べるそうです。

縄文時代に思いを馳せながら遊歩道を歩きます。

旧長都沼にて

たくさんの野鳥が集まっています。

多い時には３０００羽以上の白鳥で沼が埋め尽くされるそうです。

どんどんと飛来します。

美しい光景に癒されました。　５－２につづく