ノスタルジーク函館

2021/10/07 - 2021/10/09

2020年の秋から小樽・札幌には通算6回から通ったのだが
（コロナ禍の時期に）
いつも用を終え帰宅していたので、今回は旅行気分を
味わおうということで、30年ぶりに函館行きを決行～

エリア 函館(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー ANAグループ JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

小樽で用を終え、札幌に出てき一泊
翌日、函館に向かう特急北斗に乗るべく札幌駅に向かう

早朝でもないのだが、人は少ない
レンタサイクルも、ほぼ利用されていない
緊急事態宣言が解除されているにもかかわらず・・

朝の札幌駅前　　閑散と・・　
ただ、この辺は地下街が便利なのでそちらはいっぱいの人かな？

特急北斗6号。ジパング倶楽部に加入していたので比較的安価に乗車
札幌と函館を結ぶ（苫小牧・東室蘭を経由）JR北海道の特急列車
所要時間は3時間半前後

登別の駅を過ぎ、東室蘭の港界隈か？　
室蘭には 小学校から中学校にかけ４年ほど住んでおり
懐かしい沿線～

遠くに見えているのは昭和新山　　遠足で行ったよなぁ

内浦湾をとおして、遥か向こうに見え隠れしながら駒ヶ岳が顔をだす

湾を回り込んで、だいぶ近くに見えてくる駒ヶ岳

森町に入り大沼公園の湿地帯、沼群が車窓に・・

大沼公園越しにみる駒ヶ岳

小学校低学年には函館に住んでおり、親子遠足でここまで
来たということだけは記憶にあって・・

函館駅に到着　2003年に建て替えられたというから、昔の面影は
全く無いのは当然でしょう。

駅からホテルまでは、案内によると15分位とある。
ナナカマドの木々を見ながら、進み始めたが、歩き出すと結構遠い！

ホテルに入って。　大きな窓から函館山が一望～

チェックインの後、五稜郭に出かける。
電車を利用し、五稜郭公園前でおり、入り口まではタクシーで。
入り口の寺院に植栽された秋明菊が見事！

二の橋を渡って・・　五稜郭に着く頃には雨に

箱館奉行所は、日本の北辺防備の拠点として設置された江戸幕府の役所。
当初は箱館山の麓に置かれたが、内陸の地に移転が計画され、
その外堀となる五稜郭と共に1864年（元治元年）に完成
2010年（平成22年）、建築当時の材料・工法を使用し、庁舎の1/3の
規模を復元したという。現在資料館

翌日は晴天！ ホテルを出、近くのレンタカー会社に行き一日枠で
車を借りる

最初に向かったのは、函館郊外の（北斗市）　トラピスト男子修道院
この光景はフォトジニックなスポット

中は、決められた日のみ、しかも男性しか見学できない～
せめて、門からパチリ

修道院は1896年（明治29）に日本最初の男子修道院として
建てられる。
カトリック修道会の一つ、戒律が厳しいシトー派の修道院。
聖書の教えと聖ベネディクトの戒律に従い、「祈り、労働、聖なる
読書」を中心に＜観想生活＞を送る

修道院の裏に回ると、遥か遠くの島並・・
更に津軽海峡へと続く～

ソフトクリームを食べ（評判の）次に向かったのは、
日本初の女子修道院「天使の聖母トラピスチヌ修道院」
正面はフランスから贈られたという「聖ミカエルの像」～

1898年（明治31年）、フランスから派遣された8人の
修道女によって創立

修道院の前庭に誘われながら、小高い丘の上へと進む。
上には、聖堂と司祭館、更に修道女の研修の場～

丘の上からは函館市内も望める～
変化に富んでおりスケッチのモチーフになり易いかなぁと
思いながらも、修道院で製造されている品物をみに売店に・・

二つの修道院を回ったあと、市内に向かって走っていると、
湯の川を過ぎたところに、見えてきたのは
「土方・啄木浪漫館」　　1階が「土方歳三函館記念館」、
2階が「石川啄木函館記念館」になっている資料館

土方歳三の生涯を紹介するとともに、幕末に活躍した人々の
資料や収蔵品を展示。
映像コーナーでは、「武士を超えた義士 土方歳三箱館に死す」と題して
その生涯を流しているのは分かり易くよかったかな。

資料館の横の浜辺から、函館山南東にある立待岬を望んで～
その先はやはり津軽海峡を経、本州へと続く

啄木が散歩したという大森浜

元町界隈に来て。
車で来ても駐車場を探すのに大変だからと思ったが
車の返却時間がかなりあったので、取り合えずドライブ

元町界隈の建造物スポット♪
やはり、歩いてないから写真は少ない！

レンタカーを返して ホテル　＜ラヴィスタ函館ベイ＞に戻って。
回りは飲食店が多いし、赤レンガ倉庫など観光スポットが
目白押しでローケーションはいい♪　

函館夜景見学ツアーがホテルから数人乗りのバスで出ており参加。
夜景は、何十年ぶりかだったので新鮮！

煩雑なネオン広告が規制されているので、街の夜景はさすが
何万ドルの価値が・・
ガイドによると、灯りの流れも計算されているという
（手前の灯は少なく、抑え、遠くは又抑えるという風に）

港に出ているイカ釣り船の灯～

夜景見学のあと、元町界隈のライトアップの建造物を回る
サービスも・・

箱館で人気のあるストアだそう～　何が違うのかなぁ～
綺麗に撮れたので紹介です。

翌日、出発までホテル近隣の散歩、スケッチ、土産買い物

赤レンガ倉庫群
五稜郭は 雨に降られたけど、おおむね晴天の日！
レンガの色、空・水の青　北の街にふさわしい～

橋を渡って、倉庫群巡りも楽しい

倉庫の中のブティック。
ま、若い人が喜びそうな品揃えが多いかなぁ～

函館建造物１
旧深谷米穀店　大正６年築　現在：ラ・コンチャ　バスク料理店
和洋折衷建物で、２階は南京下見板張りに縦長窓、胴蛇腹、軒蛇腹、
持ち送りを配する住居部分だったそう

箱館建築物２
北洋漁業の基礎を築いた高田屋嘉兵衛資料館
和風の蔵でそれぞれ明治期、大正期に建てられたという
石造りとコンクリート造り

箱館建造物３
古稀庵（明治42年）
海産商の建物として，典型的な洋風町家形式のデザインを踏襲
現在はペンション、カフェバー、レストランに

箱館建造物４　　金森倉庫　

僅か一区画まわっただけで、倉庫を始め、明治・大正期の建造物が
軒並み～　建物好きにはたまらないー
　
ベイエリアでは修学旅行生　　人力車に乗って・・楽しそう～

森倉庫群の中　倉庫を生かし思い思いのお店が並ぶ

穏やかな函館湾　絵には表せない空気をたたえて！

箱館空港には 駅前からシャトルバスで到着　
この間の旅行、宣言は出ていないにも関わらず、人は少ない

奥の「函館空港」の文字がみえるかな？

伊丹ー函館、関西からは気軽に旅行できる。
北海道で何か所も回ろうと思わなければ、２泊３日も
あるとタップリ函館を味わえる。

飛行機から、綺麗に函館山、函館湾が眺められる。

ふるさと北海道には随分行ったが、道南の函館は中々足を
伸ばせずにいて。
幼児から小学校低学年まで過ごしたが、ほとんど覚えていず・・
ただ、札幌からの車窓の風景は懐かしく、思い出旅行としては
大満足の旅だったかな。　　終わり

この旅行記へのコメント （8）

• yamayuri2001さん 2022/02/10 10:38:47

  幼い頃の虚弱な私を救ってくれた函館・・・

  パルファンさん、こんにちは。
  函館が懐かしいです。
  虚弱過ぎて、幼稚園には連続で通えず、
  必ず一人だけ取り残されて泣きながら再作品を
  完成させるような子供でした。
  しかし、当時函館に住んでいた母の妹が
  転地療養をするときに一か月滞在させてくれて
  その後すっかり元気になりました！
  
  そんな訳で、パルファンさんの函館の風景は
  とても懐かしいです。
  男子トラピストと言うのがあるんですね。
  しかも男子しか見れないなんて・・・
  
  あのお土産で有名なバター飴とクッキーは
  女子のトラピスチヌ修道院で作っているんですよね！
  
  室蘭にお住まいだったとの事、
  通過しながら懐かしかった事でしょうね。
  
  幼い頃の記憶は、心をしっかりと支えてくれて
  その先の人生まで豊かにしてくれる大切なものなのですね。
  どんなスケッチを描かれたのでしょう！
  
  yamayuri2001

  パルファンさん からの返信 2022/02/10 22:54:48

  RE: 幼い頃の虚弱な私を救ってくれた函館・・・

  yamayuri2001さん、こんばんは〜
  
  良い思い出をお持ちの函館の旅行記をみて下さり
  ありがとうございます。
  函館は幼い頃いらっしただけですか？
  
  トラピストクッキー、トラピストバター　等は
  トラピスト修道院の修道士たちの酪農により製品化されたもので
  かっては、函館の、というより北海道のお土産の代表でした〜
  
  yamayuriさんの言葉“幼い頃の記憶が、その先の人生まで豊かに
  してくれる・・“　感銘うけました！
  
  さて、スケッチは旅行記に間に合わず、「旅先でスケッチ」に
  載せましたのでご笑止頂けたら嬉しいです。
  コメントありがとうございました〜
  
  パルファン
  

  yamayuri2001さん からの返信 2022/02/13 15:27:47

  RE: RE: 幼い頃の虚弱な私を救ってくれた函館・・・

  パルファンさん、こんにちは。
  拝見しました。
  淡い色合いの素敵なスケッチは、パルファンさんならではです。
  ちょっとウルウルしちゃいました。
  描いた人の心が出ますね・・・
  パルファンさんの優しさ。
  
  思うことが色々あって、
  心が疲れてしまったときに
  パルファンさんのスケッチは、優しく包み込んでくれました。
  パルファンさんのスケッチのような癒しが
  この時期は全日本国民に必要ですね・・・
  
  ありがとうございます。
  
  yamayuri2001
  
  
  

  パルファンさん からの返信 2022/02/13 23:12:04

  RE: RE: RE: 幼い頃の虚弱な私を救ってくれた函館・・・

  yamayuri2001さん、こんばんは！
  
  早速見て頂きありがとうございます。
  とても暖かいお言葉、お褒め、くすぐったい程です。
  人の心を動かす、癒すなど最高の目標！
  まずは、楽しみながら描くことだけ〜
  
  おじいさんの絵は素敵ですね。
  リスの無心な表情、調和ある色使いなど・・
  
  旅行記の最後に、どんな絵が登場するかと思いながら
  読み進んでます〜
  
  ありがとうございました。
  
  パルファン
  
  
  
  

• youさん 2022/01/16 22:22:23

  今年もよろしくお願いします。

  パルファンさん
  
  こんばんは。ご無沙汰しております。コロナ禍ですが、お元気でご旅行されているようで何よりです。
  
  　函館は、ずいぶんと昔に訪れましたが、今となっては函館山からの夜景が素晴らしかったなぁ～程度しか記憶にありません。
  　函館市内にも、土方歳三の記念館があるのですね。土方歳三は生まれが、近場の日野市なのでyouにとっても親しみのある方で、日野市の「土方歳三資料館」には何度か行きましたが。
  　
  　旅行記拝見すると、洋館のある街並みや幕末の歴史が残っているようなので、北海道にも是非行って見たいですね。
  　行きたい場所が沢山あるので、体力が続いているうちに、早くコロナ禍が終息してほしいですね。
  
  you

  パルファンさん からの返信 2022/01/18 00:08:03

  Re: 今年もよろしくお願いします。

  youさん、こんばんは～　
  こちらこそよろしくお願い致します
  
  今年は年末から寒い日が続いておりますが・・
  それとも、更に寒さに対し敏感になってきたのかしら？
  
  さて、函館、youさんも遥か前なのですね、行かれたのは。
  やはり印象に残ったのは函館の夜景なんですね。
  
  土方歳三資料館では、ビデオで彼の最期が克明に紹介され
  まさに一つの物語でした～
  
  日野市に生まれ資料館があるなどとは知りませんでした。
  身の回りには訪ねるところがたくさん。
  特に海外でなきゃってことないんですよねー
  
  昨年は長崎、函館と行ったので今年は下田に行ってみる？と
  連れ合いと話していて・・
  
  何か目的を持たないと旅行できない哀しい性の世代の
  パルファンより
  
  

• pedaruさん 2022/01/16 05:59:14

  函館

  パルファンさん　
  今年もよろしくお願いいたします。コミュもよろしく
  
  一区画まわっただけなのに、明治大正の建物が目白押し、・・・なんと魅惑的な情報でしょう。これを聞けば行かない訳にはいきませんよー。
  夜景も良かったですね、昔私が行ったときは、霧の中でなんにも見えませんでしたぁ。
  
  オミクロン株の蔓延中、娘の家族は札幌観光に行きました。北海道ってそんなに魅力があるんですねー。
  
  pedaru
  

  パルファンさん からの返信 2022/01/16 13:21:27

  Re: 函館

  pedaruさん
  
  今年初めてですね！
  ちょっとふらついている（心身とも？）パルファンですが
  こちらこそよろしくお願い致します～
  
  函館は見どころはコンパクトで歴史も近代ですが面白い所かと・・
  
  国内旅行にしても、長く回るのではなく、せいぜい2，3か所ですね。
  もう、海外に出る力もなく、暫くは国内で動くのかな？
  
  娘さんご家族と札幌に行かなかったのですね？
  仲良し家族ですし、また家族旅行もお孫ちゃんが大きくなると
  一緒にできなくなるし・・
  
  地域の歴史を掘り起こす本来に戻っての紹介、楽しみにしております。
  コミュもがんばろうね！番頭さん！
  
  パルファン