肘折温泉“ひじおりの灯＆肘折ダムライトアップ”

2021/09/19 - 2021/09/20

山形県北部にある開湯１２００年の由緒ある温泉地「肘折温泉」。
ここは、冬は４ｍを超える積雪を記録する日本１～２位を争う豪雪地。

肘折温泉の短い夏の風物詩となった「ひじおりの灯」。
湯治場の夜は、旅館の軒先に飾られた絵灯篭でノスタルジックに彩られます。

エリア 戸沢・真室川(山形)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 交通手段: 自家用車

山形県の母なる川「最上川」。

肘折温泉のある大蔵村は、最上川から山間に進みます。

そばの花が満開。

一面の白く咲き誇るそばの花。

肘折温泉の全景。

ループ橋を下りると、

温泉街の入口。

山間の温泉地で、例年１１月には雪の便り。
２０１８年は積雪４ｍ４５ｃｍを記録。肘折温泉にアメダスポイントがあり、青森の酸ヶ湯温泉と１~２位を争う豪雪地。

温泉街脇を雄大に流れる銅山川。

肘折温泉郷 温泉

温泉街の案内図。銅山川は右側が上流。
宿の多くは右岸に立ち並びます。

昔ながらの湯治場ということで、道路は車１台がやっと通れるほど。

今回のお宿は、こちらの大友屋旅館。
温泉街の中心部に位置する旅館です。

肘折温泉　大友屋旅館 宿・ホテル

玄関ホール。

玄関脇のいろり。

お部屋は和室。

ちなみにベッドルームもあるそう。

お部屋の窓を開けるとさきほどの通りが一望。

温泉は男女別の大浴場と貸切風呂。

こちらは貸切風呂で、もちろん源泉かけ流し。
大友屋旅館独自の源泉です。

さっそく外に繰り出してみました。

旅館の軒先につるされた絵灯籠。

「ひじおりの灯」と銘打って開催されて１５回目だぞう。

灯も暮れ始めて、絵灯籠に光が入りました。

ひじおりの灯は、若手作家や美術系大学生が肘折温泉に滞在して新たな絵灯籠を毎年作成されているとのこと。

多彩な絵灯籠が温泉街の軒先に飾られています。

旧肘折温泉郵便局。
とってもレトロな建物で、絵灯籠がとてもマッチ。

旧肘折温泉郵便局 名所・史跡

今年はコロナ禍ということで、すべて屋外への展示。

例年は、屋内会場も設置されていたそう。

深いブルーが印象的。

この先には、肘折ダム。
歩いてすぐの場所。

ちょうどこの日は肘折ダムでのライトアップの日。

ライトアップは今年から始まったとのこと。

お月様がとっても綺麗。

ダムから流れ落ちる水が、ライトアップの光に照らされて、幻想の世界。

色が次々に変わります。

次第に人が集まりはじめました。

でも、夜日帰りで訪れるのは困難な場所なので、宿泊客のみ。

全然混雑せず、幻想的な雰囲気がすごく味わえます。

温泉街に戻ります。

肘折温泉名物の朝市。
地元の農作物や山の幸がたくさん。

肘折温泉朝市 市場・商店街

帰りに棚田で有名な四ヶ村に。

肘折温泉。
温泉や自然はもとより、幻想的＆レトロな雰囲気が満喫できて、とてもお奨めです。

四ヶ村の棚田 自然・景勝地