2021/09/20 - 2021/09/20
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りぽちゃんさん
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名古屋は近く、豊田は遠い。。。
大阪の自宅から2時間半、豊田市美術館で開催された『生誕150年記念 モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて』に行ってきました!
会期は2021年7月10日(土)~9月20日(月・祝)ですが、私が知ったのは9月18日の夜で、終了まであと2日しかないっ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)
東京での展示はすでに6月初旬に終わってるし、オランダのデン・ハーグ美術館所蔵品を中心に構成されているとのことで、もしこれを見逃したらオランダまで見に行かなくちゃならない・・・(←??笑)
前の週からあちこちお出かけしていて、12日は宝塚観劇、13~16日でディズニーと横浜&日比谷での観劇、18日に宝塚観劇と、ず~っと動き回っていたので体を休めたかったのですが、オランダまで見に行くのはムリだし頑張って豊田市まで行くしかない!と覚悟を決めました(笑)。
でもモンドリアンだけではなく、コレクションにクリムトの『オイゲニア・プリマフェージの肖像』もあるし(上野のクリムト展で観たような気もする…)、美術館の敷地にはダニエル・ビュランのインスタレーションもあるようで♪
しかも館内のカフェには、コラボメニューのコンポジションチーズケーキも~(´∪`*人)
あのイヴ・サンローランがインスピレーションを受けて、パリコレでモンドリアンルックを発表しちゃうくらいの画家ピート・モンドリアンの絵画とはどんなものか、しかと観てきました~ヽ(´∀`*)ノ
※パリのイヴ・サンローラン美術館でモンドリアンルックを見た旅行記はコチラ⇒2019 JALプレエコでひとりパリ&パリディズニー3泊5日♪ Day4&5 イヴ・サンローラン美術館☆彡 https://4travel.jp/travelogue/11490502
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 新幹線 私鉄 徒歩
-
12:09
新幹線の指定席@6680で、まずは新大阪から名古屋に向かいます。東海道新幹線 乗り物
-
乗車時間は50分ですが、その後が長いのでここはしっかり腹ごしらえ~|( ̄3 ̄)|
大阪メトロ新大阪駅改札すぐの成城石井で、ローストビーフサラダとスパークリングサングリア(トータル930円)を買っていざ! -
13:02
名古屋駅で地下鉄東山線に乗り換えます。名古屋駅 駅
-
1駅先の伏見駅で鶴舞線に乗り換え。
ここは御園座で観劇する時に2回来たので、不安なく進めます。伏見駅 (愛知県) 駅
-
こんな長~い通路を通り、豊田市の表示を確認しつつ進みました。
が、ここからが長かった・・・
鶴舞線は途中で名鉄豊田線に相互乗り入れ(?)で乗り換えは要りませんが、45分ローカル電車に揺られて豊田市駅まで。名古屋市営地下鉄 乗り物
-
ようやく到着した豊田市駅でタクシー乗り場表示に従って行くも、タクシー乗り場は見つからず(ナゼ!?)。
歩いてれば拾えるかな~?と思って歩き出すも、タクシーはおろか自家用車もあまり走ってない・・・
徒歩15分ほどの距離のようですが、丘の上?にあるので登り坂はキツいし、タクシーに乗ればタクシー割引で美術館の入館料が200円OFFになる割引券をもらえるとのことだったので、何がなんでもタクシーに乗りたい!(必死ww)
結局、愛知環状鉄道新豊田市駅まで歩いて、1台だけ停まっていたタクシーを見つけてワンメーター@600で美術館に到着しました。。。豊田市美術館 美術館・博物館
-
14:18
チケット売り場はまあまあ並んでいました。
1400円→1200円になり、「タクシー割引」と印字されたチケットをもらいました。
支払いは現金のみです。 -
100円返却式のロッカーに余分な荷物は預けます。
-
モンドリアン展の入り口にやってきました。
音声ガイドなどはないようです。 -
でもその前にこの階段を上がって・・・
-
2階のカフェ、ル・ミュゼ(味遊是)へ!
いきなり休憩!?というツッコミはナシで(笑)。ル・ミュゼ グルメ・レストラン
-
数組並んでいたのでベンチに座って待ちます。
ロールカーテンの向こうにはうっすらダニエル・ビュランのインスタレーションが見えています。 -
14:35
10分ほどでお席へ案内されました。
壁の色がオシャレ! -
ここからもビュランのインスタレーションが見えます。
写真右奥は豊田市の街並みが見えました(店内にゲストがたくさんいたので撮影は自粛)。 -
イチオシ
オーダーしたのはモンドリアンのコンポジションをイメージしたコンセプトデザートのチーズケーキ。
数量限定っぽかったので先にカフェに来ましたが、このデザートの提供時間は14時半からだったのでグッドタイミングです☆彡 -
表紙写真の別バージョン、お水のグラスも入れてパチリ☆
コンセプトデザートと紅茶のセットで1300円でした。
このケーキが結構酸っぱくて、顔の毛穴が開く開く!(笑)
レモンティーをお願いしたらレモンを切らしてて…とのことでしたが、もうこれ以上酸っぱいのはムリなので、レモンが切れててちょうど良かったですA´∀`;)゚・゚
ちなみに、支払いで使えるクレジットカードはVISAのみでした。 -
さて、ようやく本題のモンドリアン展へ。
展示の最初の方の部屋は、モンドリアンが描いた初期の作品や風景画などがありましたが、撮影は不可。
この1室のみ撮影可能でした。
ここではモンドリアン以外の画家の作品も展示されていますが、まずはモンドリアンから見ていきます。 -
ピート・モンドリアン(1872ー1944)
『風景』
1912年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
※これ以降、作家の記載のないものはすべてモンドリアンの作品です。
以下、「」内は解説です(見返す時のために書いてますが、ご興味ない方はサラッと飛ばしてください~)。
「モンドリアンによるキュビズム絵画の初期の作例の一つであり、ここには、セザンヌからの影響も見られる。特にそれは、平行に走る短い筆致と空間の扱い方に明らかであり、小さな平面に画面を分割し、形体の輪郭と周囲の空間との境目を曖昧にして、両者を融合させる「パサージュ」と呼ばれる手法が採られている。モンドリアンはこの作品で、小さな平面を用い、セザンヌ風に色彩を抑制しているが、後のキュビズム作品には、そのいずれも見られなくなる。そのことから、この《風景》が過渡期の作品であることがわかる。」 -
『女性の肖像』
1912年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
「女性の顔と体がキュビズムの作風で描かれている。暗色のイブニング・コートか上品なナイト・ガウンにストール(肩掛け)を羽織っているようだ。首回りと顔の側面の斜線を除き、大部分は大きな垂直の平面で構成されており、これはモンドリアンがキュビズムを取り入れた初期の作例の特徴である。左端の明るい部分は、19世紀パリ改造期の建築に用いられた典型的な色であり、これは現在でも大通りの景観を特徴づけている。」 -
垂直と平行の線だけではない「コンポジション」もありました。
『コンポジション 木々 2』
1912ー13年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
「モンドリアンは1912年1月にパリでの生活を開始し、当時、盛んに試みられていたキュビズムの新しい表現形式にすっかり夢中になった。モンドリアンは当初、風景や人物など過去に取り組んだモティーフをキュビズム風に描いていた。しかし、1912年後半や1913年前半には木々を題材とするようになり、多くの場合、一本の木が画面全体に広がり、額から外へと拡張していくようだ。木の形を表す鉄骨のような線は、枝同士の間を占めている要素と互いに支えあっている。」 -
『色面の楕円 コンポジション 2』
1914年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
「モンドリアンは1912年初めにデパール街26番地のアパートに引っ越してきた。その界隈の眺めを基に描かれたのが、1914年の《色面の楕円コンポジション2》である。モンドリアンによる同じ眺めを描いた素描や、酒のブランドCusenierの大きな広告、固形ブイヨンKUBのビルボード広告の写っている当時のポストカードから、それがわかるのだ。この油彩画に、モンドリアンはKUB(Kは一部分のみ)という文字を残している。モンドリアンが文字を用いた数少ない作例の一つである。」 -
KUBの文字部分だけをパチリ☆
解説にもあるように、今まで見てきた初期の作品からずっと、文字を描いてるものはほとんどなかった気がします。 -
『コンポジション(プラスとマイナスのための習作)』
1916年頃 油彩、鉛筆、カンヴァス
京都国立近代美術館
こちらは特に解説ナシ~。
って、解説があっても表現が硬くてわかりづらい・・・(´-ω-`) -
『夕暮れの風車』
1917年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
「第一次世界大戦中、オランダに滞在していた時期の作品。この時期、モンドリアンは生涯にわたって抽象画に向き合おうと決心した。具象画の中でも後期のものである本作は、初期に取り組んだテーマが再解釈されているとも考えられ、かつて空に向かって堂々とそびえるように描かれていた風車は、ここでは新たな躍動の調子を帯びている。背後から月の光を受けた雲の周囲に光が漏れ出ている様子から判断して、この頃、モンドリアンが住んでいたラーレン近郊ブラリクムの風車を、夜に描いたものだろう。」 -
『2本のオランダカイウ』
1918年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
「この美しい《2本のオランダカイウ》は、同じ頃に描かれた《夕暮れの風車》(1917年、no.47 ※ひとつ上の写真のもの)と同様に、モンドリアンが第一次世界大戦中、経済的にやり繰りをするために制作した数多くの自然主義的な絵画のうちの1点である。この頃、モンドリアンはパリのアトリエから遠く離れ、オランダ逗留を余儀なくされていた。初期作品に基づきながらも、新たな変化を示している風車の作品と同じく、この花の絵にも観念的な転換が見られる。ここでは、縦に伸びる花と茎が自在な筆致によって上昇する感覚とともに描かれ、青い花とオレンジの雄しべに補色対比が用いられており、より象徴主義的だった以前の作風からの変化が示されている。」 -
『自画像』
1918年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
「支援者サル・B・スレイペルの注文を受けて制作した作品。収入を必要としたモンドリアンは注文主の好みに迎合しつつも、真の関心事である「新造形主義」をこっそり忍び込ませている。背景に、一見ただの抽象的なタイルの模様に見えるが、1917年の連作《色面のコンポジション》5点のうちの1点(no.46※次の写真です)が描かれているのだ。当時、モンドリアンと前衛運動「デ・ステイル」の仲間たちが対峙した大きな課題の一つは、抽象絵画は見栄をよくした装飾に過ぎないという大衆や画家仲間たちからの非難、偏見であった。」 -
『色面のコンポジション No.3』
1917年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
「この時期、モンドリアンは論文の中で純粋な三原色について書いていたが、その当時の人々は理解できないだろうと感じ、実際には色を薄めていた。1917年の《色面のコンポジション No.3》では、落ち着いた原色以外の色(茶、灰青、薄桃色)が用いられている。モンドリアンは、ファン・ドゥースブルフに「現在の環境と世界に適合するために、しばらく『抑制された』色」を用いたと説明した。これは大きな譲歩だが、同時に、自身の絵画をしかるべき場所に展示したいという望み、加えて、新造形主義を具現化した環境に絵画を調和させるという「デ・ステイル」の仲間たちと共有した最終的な目標を表してもいるのである。」 -
『格子のコンポジション8ー暗色のチェッカー盤コンポジション』
1919年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
「《格子のコンポジション8》は、1919年に制作された二つの「チェッカー盤」コンポジションの一つとして知られている。一点は明るい色だが、この作品は暗い色で描かれている。これらの作品は1998年の『カタログ・レゾネ〈作品総目録〉』編集時に、連作「格子のコンポジション」10点のうちの2点と見なされ、時系列順に番号付けされた。これらの作品のほとんどは「モデュラー(基本単位)」である。つまり、最も小さい規則的な構成単位が「モデュール(基準)」を表し、この「モデュール」が作品全体の形を反映しているのだ。」
うーん、よくわからない解説(><;)
私の理解力が足りないのか・・・? -
いわゆるモンドリアンのコンポジションってこんなイメージですよね~(*゚∀゚*)
『大きな赤の色面、黄、黒、灰、青色のコンポジション』
1921年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
「1921年の《大きな赤の色面、黄、黒、灰、青色のコンポジション》はモンドリアンが1919年6月パリに戻ってから描き始め、円熟させていった「新造形主義」の好例であり、複雑なやり方ながら遊び心をもって、モデュールの方式を弱めた最後の作品の一つでもある。モデュールの一つは画面全体と同じ比率をとることで全体を反映するものだ。一見したところ、この作品では黒い正方形が最小のモデュール単位を示しているように見え、これを4倍すると目立つ赤い正方形に一致する。しかしよく見ると、この黒い正方形は4つの正方形からなり、その一つ一つが本当のモデュールなのだ。」 -
『赤、青、黒、黄、灰色のコンポジション』
1921年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
「この作品では色と「無色」の大胆な試みがなされている。モンドリアンは構図をシンプルにし、特徴的な太い黒線で囲まれた一つの大きな平面へと要素を減らした。そして、三原色の平面を周辺に配置することで、重要な構図上の原則である「拡張」を視覚化している。具体的には、線が縁の手前で止まり、色の平面が周辺に配置されることで、外向きの拡張を示すと同時に、それとは真逆の「限定」というやり方で、その拡張を抑制してもいる。つまり、大きな平面の隣にある青い部分は、それを取り囲む黒線と同じ幅であり、それによって青い部分は平面とも線とも見受けられるのだ。」 -
確かに縁の手前で線が止まっていますね。
-
ここも。
でもそれが「限定」していることはわからない私でした。。。
現代アートってムズカシイ~(´・ω・`;) -
そしてこちらは・・・
-
さっき食べたチーズケーキです!(笑)
『コンポジション No.1』
1929年 油彩、カンヴァス
京都国立近代美術館 -
『線と色のコンポジション:III』
1937年 油彩、カンヴァス
デン・ハーグ美術館
「1937年《線と色のコンポジション:III》は、モンドリアンが線と平面の関係を再考していた1936年から1939年までの間に制作した少数の作品の一つである。1932年、モンドリアンは、より視覚的にダイナミックな作品を制作し始めていたが、それは、彼の作品は平坦で静的な調和を探究したものだと誤解される場合が多かったからだろう。1932年に線を二重にし、1930年代半ばまでに線を複数にすることで、平面を「破壊」しようとした。この作品は、それに続いて生まれた、新たなリズムを表す最も明らかな例の一つであり、ジャズ音楽から着想を得たものである。」 -
モンドリアンとデ・ステイル
1915年はひとつの分岐点でした。モンドリアンの作品に深く感銘を受けたテオ・ファン・ドゥースブルフが称賛する評論を書いて二人の交流は始まります。その後ファン・ドゥースブルフは、モンドリアンやほかの作家と議論を交わしながら準備を進め、1917年に「デ・ステイル」を結成します。建築家や音楽家も参加したこのグループの最大の特徴は、10年以上にわたって定期的に発行された機関誌『デ・ステイル』の存在です。その創刊号巻頭に掲載されたのがモンドリアンの論考「絵画における新しい造形」でした。このテキストの連載を皮切りにモンドリアンの作品と文章はこのグループを性格づける基軸となっていきます。
一方で、メンバーの入れ替わりの激しさもこのグループの特徴です。高い抽象性や直線、三原色などへの関心は共通しているものの、『デ・ステイル』の誌面には絵画や建築などについて寄稿者それぞれの見解が示されています。じっさいモンドリアンも直線の扱いについてファン・ドゥースブルフと意見が合わず1925年には脱退しています。そうした相互の触発はそれぞれの仕事を研ぎ澄まし、グループを超えて他の作家にも刺激を与えていきました。 -
ここからは「デ・ステイル」に参加した他の画家の作品も見ていきます。
テオ・ファン・ドゥースブルフ(1883ー1931)
『コンポジション XIII』
1918年
油彩、合板
アムステルダム市立美術館
「テオ・ファン・ドゥースブルフ(1883ー1931)は、絵画、詩、建築など多分野にわたって活動したオランダの芸術家。「デ・ステイル」の創設を主導し、新造形主義を建築など空間芸術に応用することを試みた。新造形主義に斜めの対角線や動きの感覚を取り入れ、絵画や建築を「要素」へと還元し、再構成するという「エレメンタリズム(要素主義)」を提唱し、これに反対したモンドリアンは、1925年にデ・ステイルを脱退した。」
人物の説明書きは背景が黒になっていました。 -
テオ・ファン・ドゥースブルフ(1883ー1931)
『コンポジション XXII』
1922年
油彩、カンヴァス
ファン・アッベ美術館 -
バート・ファン・デル・レック(1876ー1958)
『コンポジション』
1918ー20年
油彩、カンヴァス
アムステルダム市立美術館
「バート・ファン・デル・レック(1876ー1958)はオランダの画家、デザイナー、そして陶芸家としても活動した作家で、「デ・ステイル」の創設メンバーの一人。1916年にオランダ、ラーレンでモンドリアンと出会い、三原色と簡潔な形体からなる抽象的な絵画を描くようになったが、具象的なモチーフを基にする点でモンドリアンと意見を異にし、「デ・ステイル」を離れた。」 -
バート・ファン・デル・レック(1876ー1958)
『コンポジション(花開く枝)』
1921年
油彩、カンヴァス
ファン・アッベ美術館
花開く枝、と書いてあるのでなんとなくわかるけど、書いてなかったらわからなさそう・・・A´ε`;)゚・゚ -
ハンス・リヒター(1888ー1976)
『色のオーケストレーション』
1923年
油彩、カンヴァス
東京国立近代美術館
「ハンス・リヒター(1888ー1976)はドイツ人画家であり、映像作家としても活躍した。表現主義やキュビズムなど前衛芸術に関心をもち、第一次世界大戦中にチューリヒ・ダダ運動に参加した。抽象絵画や実験的映画を制作するようになり、ドイツ表現主義のグループに参加、雑誌「デ・ステイル」にも寄稿した。」 -
ジョルジュ・ヴァントンゲルロー(1886ー1965)
『形態と色彩の機能』
1937年 油彩、合板
DIC川村記念美術館
「ジョルジュ・ヴァントンゲルロー(1886ー1965)は、ベルギーの抽象彫刻家、画家であり、「デ・ステイル」の創設メンバーの一人。1930年にパリの芸術グループ「セルクル・エ・カレ(円と正方形)」に参加、翌年には「アプストラクシオン・クレアシオン(抽象・創造)」の共同設立に関わり、ここにはモンドリアンやドゥースブルフなど、「デ・ステイル」やバウハウスに関連のある作家たちも参加した。」
なんか国旗みたい…( *´艸`) -
展示室の中央にはアームチェアなどの展示もありました。
作ったのはモンドリアンではなく、デ・ステイルに参加している人の作品のようです。
右手前はヘリット・トーマス・リートフェルト(1888ー1964)のもので、この豊田市美術館の所蔵品でした。 -
そのヘリット・トーマス・リートフェルトが設計したシュレーダー邸。
左画面で動画が流れていましたが、お部屋は見事なコンポジション具合でした!
これにてモンドリアン展の鑑賞は終了☆
次はクリムトを見に行きま~す。 -
クリムトはコレクション展の一番最後にあるとのこと。
どうやって行くのが一番近いですか?と係員さんに聞いたら、エレベーターで3階まで上がってすぐのところです、と教えてくれました。
本来ならコレクション展の入り口でチケット提示が必要なようですが、最後から行ったので係員さんはおらず・・・
企画展(モンドリアン展)のチケットでコレクション展も見られるので、もし何か言われても大丈夫ではあるんですが、逆に言うとチケット持ってない人でも入れちゃうってことですよね∑(゚Д゚) -
いきなりのご対面です!
グスタフ・クリムト(1862ー1918)
『オイゲニア・プリマフェージの肖像』
1913/14年 油彩、カンヴァス -
右上のグリーンで囲ってある部分は何が描かれているんだろう?と眺めてみたり、
-
クリムトのサインってこんななんだ~と思ってみたり。
色鮮やかでキレイなので、大したことは考えずに見てました(*´ー`*) -
こちらはクリムトに師事したエゴン・シーレが手掛けたもの。
クリムトと同じオーストリアの画家で、28歳の時スペイン風邪で亡くなっています。
エゴン・シーレ(1890ー1918)
第49回分離派展のポスター
1918年
リトグラフ、紙 -
同じくオーストリアの画家、オスカー・ココシュカの作品。
オスカー・ココシュカ(1886ー1980)
『夢見る少年たち』
1908年(1917年クルト・ヴォルフ版)
リトグラフ、紙 -
左側の4枚と、
-
右側の4枚。
ココシュカについてあまり知らないので、コメントは控えますね(笑)。 -
隣の部屋に移動するとこんな作品が!
ダニエル・ビュレン(1938ー)
『そのとき、その場所のまさに真ん中で起こる|フレームの中のフレームの中のフレーム #42』
1988年
アセテートフィルム、ガラス、木
豊田市美術館ではビュレン、と記載されてますが、私はビュランと呼ぶことが多いです。
パリのパレ・ロワイヤルにあるストライプの円柱もそうですが、ビュランはストライプを多用します。
この美術館には他にもビュランの作品があったようですが、見つけられず・・・ -
展示ルームの入り口側に廻ってみました(ある意味逆流です…)。
下を覗くとこんな展示空間が広がっていました。
混雑具合はモンドリアン展の方がもう少し人が多かったかな?
日時指定制でもなく、最終日でしかも祝日なので混んでいるかな~と思っていましたが、特に混雑もなく密にもならずに鑑賞出来ました。 -
ちなみに今まで見てきたのは「美術とデザイン」というお部屋でした。
奥にチラッとビュランの作品が見えています。 -
ふむふむ・・・
もう一度戻って、クリムトの絵のそばにあったフランク・ロイド・ライトやマッキントッシュを見に行ってみましょう。 -
まずはフランク・ロイド・ライト。
名前を聞いたことはありますが、誰だっけ??
Wikipediaで調べると・・・
「フランク・ロイド・ライトは、アメリカの建築家。アメリカ大陸で多くの建築作品があり、日本にもいくつか作品を残している。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれる。」
とのこと。
日本での建築を調べてみると帝国ホテルがありましたが、現在は正面玄関部分のみが愛知県の博物館明治村に移築されているそうです。
あとは池袋の自由学園明日館と兵庫県芦屋市のヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)くらいですが、芦屋なら近いし行けそうかも~♪ -
こんなガラス窓だと家で過ごすのが楽しくなりそう♪
フランク・ロイド・ライト(1867ー1959)
アヴェリー・クーンレイ・プレイハウスの窓ガラス
1912年頃
ガラス、鉛、木 -
上の窓ガラスが設えられたアヴェリー・クーンレイ邸の様子。
フランク・ロイド・ライト(1867ー1959)
第56葉 アヴェリー・クーンレイ邸、リヴィングルーム
出版:1910年
(エルンスト・ヴァスムート出版社)
リトグラフ、紙 -
そしてアヴェリー・クーンレイ邸の椅子もありました。
フランク・ロイド・ライト(1867ー1959)
アヴェリー・クーンレイ邸の椅子
デザイン年:不詳
(ジョージ・M・ニーデッケンと共同制作)
製作年:1908年頃(ニーデッケン・ウォルブリッジ社) -
次はチャールズ・レニー・マッキントッシュ。
スコットランドの建築家、デザイナー、画家です。
背もたれの上部がこんな風になっていて、よっぽどのことがないとこれで頭を打ったりはしないと思いますが・・・
チャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868ー1928)
ウィンディヒルのホールのハイバックチェア
1901年
カシ、藺(←い草の“い”です) -
ちなみに、彼の作品で有名なのは、背もたれがハシゴ状になっているラダーバックチェアですよね。
カッシーナで40万円弱で買えます。。。
※画像はネットからお借りしました。 -
ハイバックチェアの横にあったのは、
-
チャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868ー1928)
キングズバラ・ガーデンズ14番地の応接間のコーナー・セトルの張地
1901年
ステンシル、布 -
チャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868ー1928)
『酒宴』
1900年
水彩、鉛筆、トレーシングペーパー -
よく見るとサイズ感が書き込んであったりしました。
-
他にも魚用のナイフ&フォークや置き時計なども展示されていました。
どちらもマッキントッシュのデザインです。 -
コレクション展も見たいものだけ(笑)見終え、3階からは階段で降りていきます。
1階から3階の天井まである電光掲示板や、アーティストの名前が散りばめられた壁のデザインがモダンです。 -
2階にある中庭?テラス?にやってきました。
先ほどカフェから見えていたダニエル・ビュランのインスタレーションです。
豊田市美術館のために制作されたそうで、壁面は鏡になっているので自分が写り込まないようにして撮りました。 -
色の浮遊│3つの破裂した小屋
2003年
鋼鉄、ガルバニウム鋼板、鏡、塗料 (赤、黄、青) -
さらに奥には大きな池がありました。
-
ビュランのインスタレーションに池が映り込むと、また雰囲気が変わります。
-
池の反対側から美術館を眺めることもできるようですが、そこまでは距離がありそうだったので行きませんでした。
茶室や高橋節朗館なども今回はパスしました。 -
1階に降りてメインエントランスをパチリ☆
私がタクシーで来た方は裏口?のようです。
建物の設計は美術館建築で有名な谷口吉生氏だそうです。 -
庭園はアメリカのランドスケープ・アーキテクト、ピーター・ウォーカーの設計とのこと。
とても気持ちの良い空間が広がっていました。
さ、また裏口から駅へ向かいます。 -
16:45
帰りもタクシーはつかまらないので、Google MAPを見つつ豊田市駅まで。
やっぱり相性が悪くて、左折すべきところをまだ直進して危うく見当違いの方向へ行くところでしたが、「なんかちょっと違うかも?」と気づいて、引き返して駅にたどり着きました。
なんなの~、Google Map!!
私が地図を読めないだけ!?(笑)
無事に着いた豊田市駅から16:52の上小田井行きに乗ります。豊田市駅 駅
-
17:50
名古屋駅に到着~。
JR名古屋タカシマヤの地下で名古屋グルメが集まった一角があったのですが、めぼしいものは売り切れていて・゜・(PД`q。)・゜・
仕方ないので何も買わずに帰ります。。。JR名古屋タカシマヤ 百貨店・デパート
-
18:10
美しい夕焼け空を眺めながら、新幹線指定席@6680で帰りました。
滞在2時間半のうち30分はお茶してましたがww、なかなか行くことのない豊田市美術館に行けてよかったです♪東海道新幹線 乗り物
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この旅行記へのコメント (4)
-
- akikoさん 2021/11/06 00:47:07
- モンドリアン展
- りぽちゃん、こんばんは~
モンドリアン展を見てこられたそうですね!
表紙の写真のケーキはまさにモンドリアンのデザインそのもの.:*☆*:.
モンドリアンはオランダ出身ですよね。首都のデン・ハーグに行った時、ガラス張りのモダンな中央駅にモンドリアン柄のデザインが施されていたところがありました。ケーキのように見てすぐわかる、水平&垂直の直線と三原色で構成した「コンポジション」柄で、とても素敵でした。
シンプルなのに惹かれるモンドリアンのデザインは知っていましたが、今回紹介してくれた作品の多くはは見たことがなかったもので、どれも難解ですね!様々な試行錯誤をしたようですが、『色面のコンポジション No.3』では優しい色合いが使われていて、原色もいいけど、これも綺麗だと感じました。
コレクション展では、クリムトの作品もあったんですね。
この『オイゲニア・プリマフェージの肖像』の絵はどこかで見たことがあると思ったら、BSの録画、「クリムト」で撮ってありました。右のグリーンで囲ってある部分は、仏像でいうところの光背の効果に似たものだそうで、描かれているのは東洋の陶磁器でよく描かれる鳳凰をモチーフにしたものみたいですね。この絵はドレスの花柄がとても印象的だけど、トヨタ自動車の寄付金(17.7億円)で購入、豊田市美術館で所蔵&展示されているんですってね。
会場になっていた豊田市美術館は建物とテラス自体が現代アートのようで、池もあり、インスタレーションもピッタリ馴染んでいますね。会期が迫ったなか、よくお出かけされましたね!ご紹介ありがとう~~♪
akiko
- りぽちゃんさん からの返信 2021/11/06 11:34:49
- Re: モンドリアン展
- akikoさま、こんにちは~(*´∇`*)
今回のモンドリアン展は表紙のケーキをインスタで見たのがキッカケでした(笑)。
めちゃコンポジションっぽい!って思ったらそのものズバリで、会期を調べたらあと2日∑(゚Д゚)
豊田市美術館まで遠いし迷ったのですが、オランダの方が遠いので頑張りました(笑)。
akikoさまはオランダのデン・ハーグ中央駅で、モンドリアン柄が施されているのをご覧になられたんですね♪
運河沿いを歩かれて、水辺のお花とのコントラストが美しいお写真がいっぱいの旅行記を拝見したのを思い出しました。
今回のモンドリアン展では写真撮影出来るお部屋はひとつだけでしたが、展覧会の最初の方には風景画があったり、キュビズムに影響を受けた絵画かあったり…
その中でも『色面のコンポジションNo.3』は他にはあまりない色遣いでした。
モンドリアンと言えば三原色のイメージだったのでとても新鮮で♪
現代アートは難解で、見ていても頭の中は?マークでいっぱいなのですが、まずは見ないことには始まらないのでとりあえず見てました(笑)。
『オイゲニア・プリマフェージの肖像』について、教えてくださってありがとうございます(*≧∀≦*)
なるほど、そんな効果を出すためのものだったのですね!
うーん、全然わかってませんでしたww
しかもトヨタ自動車の寄付金で購入されたとは~。
展示も特別感、大トリ感がすごかったです(笑)。
ダニエル・ビュランのインスタレーションはなんか楽しかったです∩^ω^∩
鏡が貼ってあるので、そこに映る自分の姿や景色が不思議な効果を生み出していて…
パリのパレ・ロワイヤルのストライプの円柱や、ルイ・ヴィトン美術館の外観を期間限定でストライプのカラーパネルで覆ったりと、パリではよく見かけるので、日本で見るのもとても新鮮でしたし♪
よっぽどのことがない限り当分豊田市美術館には行かないと思うので(笑)、今回はホントに行けてよかったです!
コメントありがとうございましたヽ(´▽`)/
りぽちゃん
-
- たらよろさん 2021/11/02 21:04:47
- 豊田美術館
- こんばんは、りぽちゃんさん
私も以前、名古屋のマリオットに泊まって、
豊田美術館のクリムト展に行ったのですが、
名古屋からでも遠く感じましたー。
うん、豊田って遠いよね。
現代アートって難しい~。
この旅行記を見せてもらって、マジでより一層感じました。
チーズケーキ、上手に作ってありますね。
でも、そんなに酸っぱかったんだー。
酸っぱいの大好きな私…食べてみたいかも♪
たらよろ
- りぽちゃんさん からの返信 2021/11/03 14:55:18
- RE: 豊田美術館
- たらよろさま、こんにちは〜(*´▽`*)
豊田、遠いですよね。。。
たらよろさまは名古屋から行かれたんですね〜。
電車ですか?
地下鉄鶴舞線に乗ってたはずなんですが、
途中から愛知環状鉄道になるので地上を走ってて、
車窓の風景もすごくのどかで・・・
「間違ってないよね!?」って不安になりました(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)
現代アートってホントよくわからないです〜。
たらよろさまも同じ感想で一安心!(笑)
半分くらいあのチーズケーキが目当てだったんですが、
結構ボリュームもありましたし、
表面もツヤッとしてて美味しそうだったので
一目散にカフェに向かったんですが・・・
酸っぱいの大好きでしたらイケそうです( *´艸`)!!
私は・・・今思い出しても毛穴開きそうですww
りぽちゃん
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