2021/09/05 - 2021/09/07
278位(同エリア820件中)
大月さん
緊急事態宣言延長の報もあり、3名予定が単独旅に。その分、自由度の高い旅ができた。青春18きっぷ2回分利用し、のんびり旅。
9月5日(日)
東京駅7:18→高崎9:10 9:23→横川9:57
日曜日のため、車内は空いてゆっくり座れる。部活らしい高校生数名。
横川駅は、久しぶり。終着駅らしい寂しさが漂う。商店もシャッターが閉められている。数十年前訪問した際は、車内販売された峠の釜めしを食べ、碓氷峠のトンネルを抜けた。今回、横川駅には釜めしは販売していたが、運転区跡地に碓氷峠鉄道文化むらが出来、遊園地のように様変わりしていた。日曜ということもあって、雨の中、親子連れが10組ほどに向かっていた。ここからJRバスが軽井沢間を代行運転していた。バスは8割ほど埋まって、中高年が大半。
横川10:10→軽井沢駅10:44 11:14→(しなの鉄道)→滋野駅11:44→(徒歩)雷電為之助生家
雑木林のうねった道を30分。
さすが軽井沢駅は立派な駅舎。駅前も大型バスが余裕でノロ入れ出来る。エスカレーター完備。利用者もそこそこ。
ここからはJRでない。第三セクターのしなの鉄道経営の土産店と立食いそば店があった。蕎麦は良いが、立食いは。でもしなの鉄道を少しでも応援したいので、ソーセージを購入し、昼飯代わりに。土産品と思ったか、冷却材付き。
滋野駅は、朝夕のみ駅員(委託かも)が勤務。多分、定期券販売用員か。駅前の空き地のような所にタクシー一台が客待ち。商店が無く、駅前は閑散。緩やかな坂道を登っていく。畑仕事をやっている男性に道を確認。
落花生畑にネットを巡らしていた。
「野獣?」
「白鼻芯がネットの柵の下からも入るので、今、下を塞いでいる」
野獣被害はここでも。ブドウ栽培も行われている。
案内板はあった。管理をしている子孫宅の方に出会えたので、少し説明を得る。
・生家が痛み始めたので、使用できる材を生かして、道路側に移築。
・親戚関係者で、定期的に掃除など管理している。
・子孫で体の大きい人は生まれず、雷電以降、相撲取りの話は出ない。
・ゆっくり見て行って下さい。
1790年代に190cmの巨人。9割超の勝率。最高位の大関を長期在位。逸材には違いない。当時の横綱は、名誉職みたいなものだった。実質、大関が最高位。
奥さんは佐倉市臼井の出身と説明があり、親近感が沸いた。受付簿に記入し、パラパラと捲ると、2~3人ずつ見学がある。横綱名鑑を見ていたら、2人組が入ってきた。
再び緩やかな坂を登り、道の駅雷電くるみの里に。途中、大きなクルミ畑があり、クルミ栽培も盛んのよう。来客で混雑していたが、地元民は少ない印象。地元の手作り品が少なく、観光客向けか。
宿到着15時。夕食18時半~。
気味の悪いほどテーブル間がとってある。空気感染するとでも思っているのか。夕食時の様子では、20組35人程度の客数。私同様独り者が少し。婦人同士、中高年夫婦。ここはワインも飲み放題ゆえ、十二分に頂いた。
宿情報
小諸グランドキャッスル
小諸駅至近。立地最高。
2泊4食13500円
バイキング及びアルコール飲み放題
大浴場は、泉温40°Cにより 追い炊き
9月6日(月)
6時から散歩。ホテル周辺を一周。他に散歩者数組。西側は静かな住宅街のようになっていた。
朝食後、懐古園内を散策。大木を含め、樹木が多く、家族連れ及び観光客とも多い。但し施設は全て閉館中。
次に、地下道を通って大手門へ。石垣と門が一体感のない所が特徴らしい。貫禄はある。
駅前の観光協会に行き、貸し自転車を借りる。身分証明書を提示して、と言われたが持ち合わせていない。デポジットを払いましょうかと申し出たら、無しでOKに。アシスト自転車3時間1000円。
小諸駅の海抜664m。ここから坂を延々と上る。1200m地点まで。途中、雷鳴が轟いたので高架下に40分ほど待避。りんご園が並ぶ。1店でつがる種を100円で購入し、試食。自転車を押して再び上ったが、90分過ぎたので、引き返しながらわき道を散策。人気のない道を入って行くと、急に開けて、南斜面にりんご畑が。その先に小諸の街。写真を撮っていると、主人が収穫のために軽トラックで現れた。1000円でつがる種とさんさ種を売って貰った。
「南斜面で最高の畑ですね」
「だけど台風が来ると、全滅になる」
農家の悩みが聞けた。
自転車を返還し、駅構内に無人販売コーナーがあり、冷やかしに。地元農家から出されたらしい野菜と果物が並ぶ。リンゴジュースは綺麗に瓶詰され、余り興味が湧かなかったが、200円を箱に。素人っぽい容器に入れて販売していれば、もっと飲みたくなったが。
旧停車場が停車場ガーデンとして遺施設とともに保存、整備され、芝生も見事な公園に。この日も1人、専属職人(造園屋さん?)が膝を着いて小さい草を取っていた。観光コースらしく、団体さんがガイドの説明を聞いていた。隠れた名所かもしれない。
8月7日(火)
5:30 大浴場入浴。他に3名。
7:00 朝食。
7:40 チェックアウト
小諸駅8:14→小淵沢→高尾→東京
小海線経由で車窓を楽しむ。
無人駅が多いが、学生を含めて、通勤客らしい人もちらほら。赤字ではあるがそれほど酷くないのかもしれない。中込駅までは田園風景。過ぎると雑木林の中をジーゼルエンジンが唸りだしながら、少しずつ上りに。登山やハイキングらしい老夫婦、女性仲間が見られる。
野辺山駅手前から高原野菜畑が現れる。キャベツ、白菜、ブロッコリー? 白いマルチシ-トは虫よけらしい。野辺山駅舎は綺麗で、西洋風の建物。秋真っ盛りなのに、乗降客の姿が少ない。
小淵沢駅で途中下車。駅舎は橋上駅になり、綺麗になった。商店を覗くが、定番の土産だけ。地方ほど〇〇宣言の影響をもろに受けている印象だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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