日光カンツリー倶楽部と那須ゴルフ倶楽部、那須ゴルフ倶楽部に宿泊

2021/09/06 - 2021/09/07

知り合いの方が那須ゴルフ倶楽部会員で、数年来仲間内で那須ゴルフ倶楽部に宿泊しゴルフをしている。
今年は、その知り合いの方が日光カンツリー倶楽部も会員になったので、初日は日光カンツリー倶楽部でゴルフした後に那須ゴルフ倶楽部に宿泊し、翌日は那須ゴルフ倶楽部でゴルフと2日間ゴルフをして来た。
両ゴルフ場とも、歴史ある名門ゴルフ場で、名匠井上誠一氏設計のゴルフ場だ。

エリア 栃木

朝6時に東京多摩地区の自宅を出発、佐野SAで小休憩しただけで一気に日光へ、9時前に日光カンツリー倶楽部に到着。生憎の小雨。

クラブハウスは、歴史を感じさせる造り。

ロッカールームへの廊下にゴルフ倶楽部の歴史を掲示している。

ロッカールームは近代的な造り。電子キーで開閉。貴重品はフロントに預ける。

今年は、日本プロゴルフ選手権が行われ、参加選手のサインの寄せ書きが飾られていた。

雨も止んで、練習場で練習する。広々した練習場。

クラブハウスのレストラン、テラス席がお洒落。

小さな橋を渡りスタートホールへ移動する。

本来なら、１番ホール正面に男体山が見えるのだが、小雨混じりの天気で今日は見えない。
日光カンツリーは3度目の訪問だが、今までは綺麗に見えていたのに残念。
ティーグランドを過ぎるとカート道はなくなり、歩いてのラウンド。

割りと広々した平坦なコースだが、井上誠一氏設計だけあって、松の木が中央にあったり横に競りだしたり、木が効いて距離がありタフなコースだ。
カートがなく小雨だったため、スマートフォンはバックにしまって、以後のコース写真は撮れなかった。

2時間ほどで午前ハーフを終え、昼食。
つけうどんと小天丼セットにした。
緊急事態宣言中でアルコールは不可、ノンアルコールビールで我慢する。

雨が更にひどくなってザーザー降り。仲間の前の組はスタートしたが、カートもないので小降りになるのを待ったが、益々ひどくなったので、我々の組は午後は中止し、お風呂に入って那須に移動することにした。

日光カンツリーから約90分、那須ゴルフ倶楽部に到着。
こちらは雨が通りすぎ曇りだった。
那須高原が終わり、温泉街を通り、山に上がったところに那須ゴルフ倶楽部はある。戦前から皇族の方もメンバーになり、東京から家族で滞在してゴルフをしていたという名門ゴルフ倶楽部だ。

フロントでチェックインすると、今日の雨でキャディバックが濡れているのでスタッフがカバーを開けて預かってくれる。
ロッカールーム前の乾燥室は一晩中やっているのでご自由に使って下さいと言う。顧客中心でサービス満点だ。
宿泊するコテージ棟を歩く。

新館シングルルーム。宿泊費は5000円。
エアコンはなく、パネルヒーターだけ。9月初めだが寒いので早速ヒーターをつけた。

ベッド反対側にクロゼットと棚の簡素な造り。

洗面所とトイレがある。大浴場があるため、部屋に風呂はない。

部屋の障子を開けた風景。

早速、大浴場に行く。
本館と新館に大浴場があるが、新館の方が良い(何度か来ているので比較済み)ので、新館大浴場に。誰もおらず貸し切り状態だった。

やや白く濁った温泉。硫黄の臭いがする。

外に露天風呂がある。
ゴルフ場で硫黄の臭いのする白い温泉は贅沢。

タクシーとクラブバスの案内文

温泉成分表示

新館には自販機横に洗濯機があった。

3階建の新館ロッジ外観

夕食はクラブハウスのレストランで食べる。

戦前からホテルが少ない時代に、宿泊しゴルフができる希少な場所、ここは温泉に入って涼しくゴルフができる理想的な倶楽部だったのだろう。

名物はすき焼き。一人づつ小さな鍋が付き自分で食べる。
5,000円。お代わりのお肉は3300円。この内容だと夕食には寂しいのでお肉をお代わりした。
合計8000円を越えると、会員である東急ハーヴェストクラブでは近代的なレストランで立派なコース料理を食べられる。
以前に何度か来た時には、歴史を感じる名門倶楽部だと感激したが、東急ハーヴェストクラブの方が部屋も温泉も快適だし、那須のハーヴェストも東急のゴルフ場が隣接していて、今の時代では宿泊してゴルフができる施設は珍しくないので、希少さは薄れている。歴史とステータスを選ぶか現代的快適さを選ぶか。
この後、2部屋とリビングがあるコテージに泊まったメンバーの仲間の部屋で、仲間で持ち込みワインとシャンパンを飲んでから、就寝。

朝、晴れ。9月７日なのにセーターどころか薄いダウンがいるほどの気温。

朝食は、和洋選ぶ。いつも家でパン食なので洋食に。
今の「高級」水準からすると、卵も１つだしヨーグルトやスムージーや果物もなく、やや簡素な朝食。値段は1100円と安い。

レストラン前のベランダからコースを眺める。

スタートテラス。2階がレストラン。
一応予約時間はあるが、空いていればいつでも出られるのが、那須ゴルフ倶楽部の良さだ。

クラブハウス前からアウトインがY字に配置。
左方向は平坦な1番ホール、右斜め方向は上りの10番ホール。

1番ホールからスタート。割りと平坦なホール。
運よくパーが取れた。

2番は砲台ショート。ホールから横に下界?が眺められる。
ワンオンしたがカップに蹴られてボギー。

カート道をカートでの移動

下界が見渡せ景色が良い

4番ホール。左ドックだが左は谷がある。
斜め右に打つと、飛ぶ人は突き抜ける。
ドライバーは右に打つつもりが真っ直ぐ左に行き、ヒヤッとしたが谷を越えた。

のびのびしたホール。
一方、アップダウンが激しいホールもあり変化に富む。

那須岳が顔を出した。

8時に出て、ハーフは9時40分に終了、スルーで11時半前にラウンド終了。出だしは好調だったが多叩きがいくつかあって反省が多いスコアになった。
温泉のお風呂に入りさっぱりして、昼食。
担担麺にした。

レストラン前にベランダがあり、那須岳が眺められる。
夏に来たいものだ。

那須の山に、温泉に恵まれた歴史あるゴルフ倶楽部がある。
戦前から、多くの人が宿泊して楽しんだゴルフ場、那須ゴルフ倶楽部。時代が変わっても、変わらない風景と良さがある。

昼食後、13時頃各々の車で出発、高速が混まないうちに16時半頃東京多摩地区の自宅に帰った。