2021/09/05 - 2021/09/05
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falcon38さん
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神奈川県座間市のハーモニーホール座間で、オペラ「椿姫」を見てきました。
「椿姫」は小生が初めてみたオペラで、今回で3回目です。
過去2回の「椿姫」観劇と、いくつかの劇場をレビューしてみます。
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小生はクラシック音楽は大好きだったのですが、声楽にはなかなか興味が持てずオペラは最後まで未知の領域でした。
初めてのオペラ観劇は、仏像の勉強グループの北イタリアの美術館、教会の見学ツアーに参加した2015年のことでした。 -
それ以来、イタリア、フランスでオペラを観ました。国内は初めてです。
小生の席は2階席。席は一人おきに間隔をあけていました。21世紀はコロナで大変ですが、19世紀は結核やコレラが大問題だったそうですね。 -
「椿姫」は、結核で亡くなってしまう主人公をとおして感染症の恐ろしさを世に問うた作品なのです( ゚Д゚)
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・・って、そんなわけないか(*_*) ウソです、デタラメです(>_<)
も~ コロナ、そろそろ終わって欲しいです。 -
2015年9月1日に訪れたフェニーチェ劇場。
「椿姫」初演の劇場です。
1853年3月6日のことだそうです。 -
演目は「椿姫」です。
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舞台。
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天井。
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ロイヤルボックス。
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後ろの人たちとお話したので、オチャメしてみました。
ヴェニスにはカーニバルがあるので、こういう仮面は平気。 -
オペラ座の怪人。
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こちらは、2015年11月10日のナポリのサン・カルロ劇場。
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演目は「椿姫」です。
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舞台。
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天井。
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ロイヤルボックス。
一般のボックス席は、3人並びでも余裕です。 -
案内係のおねえさんがカッコ良すぎる~
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和服の知人には、一緒に撮影のリクエストが殺到でした。
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The Phantom of the Opera ( ゚Д゚)
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話は飛びますが、2018年3月17日のロンドンのHer Majesty's Theatre。
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クリスティーヌを演じる女優さんは、その美貌もさることながら体格・声量もありさすがの迫力でした。
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2018年6月29日、ヴェローナ野外劇場での「オペラ座の怪人」(^_^)
この時の演目は、「椿姫」ではなく「カルメン」です。
「カルメン」といえばビゼー作曲ですが、われわれの年代には懐かしいこの曲(↓)もビゼー作曲と最近知りました。「坊や、強く生きるんだ」の歌詞を聞くと目頭が・・・
https://www.youtube.com/watch?v=SB2aM5oailg
https://www.youtube.com/watch?v=5jVFvPsLGus
意外でしたが、3:25あたりから謎解きが始まります(↑)。 -
なお小生とともに世界各国を旅した天狗のお面は、2019年9月タヒチのボラボラ島宿泊でお世話になったご家族の娘さんにあげました。
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またまた話は飛んで、こちらは2016年2月3日のミラノのスカラ座。
開演を待つ人々が大勢います。 -
小生はかねてよりボックス席に一度座ってみたいものだと、スカラ座のHPよりチケットを購入しました。〇で囲った所です。
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これがボックス席の中。パネルには字幕がイタリア語と英語ででます。
3つあることからわかるように3人で見ているボックスもありますが、3人はキツいと思います。小生は一人なので、隣にはフランスからお越しのお一人様がみえました。 -
お隣さんとはコンニチハ状態です。
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スカラ座の天井は絵はありませんが、気品があります。
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お値段は216ユーロでした。上の階ほど安いようです。
ぜひ、誰かさんへのサプライズとしていかがでしょうか(^_^) -
この時の演目は、ヘンデルのオラトリオ「時と真理の勝利(The Triumph of Time and Truth)」。
これがほとんど事前の情報が得られず、わずかにYouTubeで音楽の一部は聞けたのですがストーリーの調査ができませんでした。
そのため・・・ -
なんと、爆睡しましたぁぁ~っ!(>_<)
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それ以来、オペラの前にはYouTubeと対訳チェックが肝要と悟りました。
今回は、佐藤しのぶさんのYouTubeで勉強しました。
https://www.youtube.com/watch?v=HmuLir2N-gE -
できれば、楽譜もチェックしたいところです。小生はカルメンの組曲の楽譜は持っていますが、これはオペラのfull scoreではないのです。
オペラの総譜はどうなっているのか興味があり、購入してみました。
Amazonで5600円でした。 -
あらためて聞いてみるとイントロが美しく、ピアノで弾くのにピッタリ。
(画面をクリックすると大きくなります)
イントロは、ロ短調で始まっています。
半音進行の妙はワーグナーの先駆けでしょうか?
と思ったら2人とも1813年生まれで、ヴェルディの方が少し後でした。 -
♪りっびあぁぁ~っ\(^o^)/
アルフレードが歌う「乾杯の歌」の冒頭。
それまでのホ長調(もしくは嬰ハ短調)が、変ロ長調になっています。こういうのがわかるのも楽譜ならではです。 -
合唱の部分はこうなっているようです。
V:Violetta、F:Flora、A:Alfredo、G:Gastone、B:Barone、
D:Dottore、M:Marchese
オペラでは歌手の歌声と演技に目を取られますが、第一バイオリンの美しい旋律を追うだけでも今までと異なる魅力を発見できました。
う~ん、これはたまらん。
総譜、スゴいです!\(^o^)/ -
YouTubeをかけながら、ボーカルの部分をエレキギターでうならせるのも一興です。コロナで海外旅行にも行けないので、昨年は念願の電子ピアノ(YAMAHAのCVP-809)も買ってオペラを楽しんでいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- yamayuri2001さん 2021/10/17 09:04:37
- 音楽の力!
- falcon38さん、こんにちは。
椿姫、座間で鑑賞なさったんですね!
わたしは自分でアリアを歌ったりするのですが
falcon38さんの様に、詳しくないです。
それに、歌劇場歴が凄いですね!
私は、スカラ座で「マダム・バタフライ」しか聴いたことがありません・・・
退職したら欧州へと思っていましたが
コロナ禍で、段々希望が小さくなってきました・・・
しかし、コロナ禍で支えてくれるのは音楽です。
音楽の力は偉大ですね!
yamayuri2001
- falcon38さん からの返信 2021/10/18 17:21:44
- RE: 音楽の力!
- yamayuriさん、コメントありがとうございます。
yamayuriさんはピアノ以外に声楽もされるのですか、うらやましい!
オペラのパートはすべてエレキギターで演奏できますので、オーケストラをバックにそんな企画があったら面白いなと思っています。
「ある晴れた日に」などは、サンタナのむせび泣くようなソロで聴いてみたいです。三大テノールの共演よろしく、高中正義、Char、その他優秀なギタリストは大勢いますので、実現したらシビれますな〜
劇場で印象深かったのは、ヴェローナのアリーナです。
これからも旅の合間に、各地で音楽を聴きたいと思っております。
falcon38
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