2021/08/20 - 2021/08/20
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welcometoiranさん
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シラーズは、イラン国内外から巡礼者がたくさん集まる巡礼地でもあります。特に、7代目イマームの息子たち、つまり8代目イマームレザーの兄弟たちの廟がいくつかあり、そこに昼夜を問わず祈りを捧げ、願をかける巡礼者が引きも切らずたくさん訪れます。
一番有名なのはシャーチェラーグですが、そこから徒歩で10分ほどのところには、アスターネ廟(シラーズ弁ではアースーネ、と言います)。以前は、整備されていない旧市街地の中にあるということで、あまり安全とは言えず、外国人観光客は足を運ばなかった場所でもあります。現在は巡礼者専用のホテルや広々と視界が開ける歩道が造られて、安心して散策できる場所になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
-
今日は、シャーチェラーグからアスターネ廟へ、再開発された旧市街地を散策します。
閑散としたシャーチェラーグの庭の木陰には、巡礼する人たちがちらほら座っているのが見えます。
毎年今頃は、子供たちの夏休み期間でもあるので、家族連れでシャーチェラーグに巡礼するイラン人や、各国からの外国人観光客で、廟内も中庭もにぎわっていたものですが。ちょうど昼のアザーンが鳴り響いていました。 -
シャーチェラーグの入り口に掲げられた祈りの言葉です。
ここへ祈りを捧げに来た人たちは、まず、この前で書かれている祈りの言葉を唱えてから中に入るのが礼儀だそうです。
黒い文字はコーランに使われているアラビア語、赤い文字はその意味を翻訳したペルシャ語です。
アラビア語は一番文法が難しい言語だと聞いたことがあります。ペルシャ語とは同じ文字を使いながら(ただし、ペルシャ語の方が4文字多い)、文法も発音も全く違っています。イランの子供たちは小学生からアラビア語を学校で習います。それとは別にコーランの授業もあり、とても大変だそうです。ここにもバベルの塔の弊害が。
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シャーチェラーグの入り口近くにある水飲み専用水場です。蛇口
の上、青いタイル模様の下に、白い文字が書かれています。
”ああ、イマームザマーンよ”
シーア派では、世界が混乱し、破滅するとき、お隠れになっている12番目のイマームザマーンが現れて人々を救う、といわれています。キリスト教ではイエスキリストが復活して人々を救うと説き、仏教では弥勒菩薩が人々を救うと言うそうですが、こうしてみると同じ世界観を持っているのがとても興味深いです。 -
シャーチェラーグからアスターネ廟へ向かいます。シャーチェラーグの西出入口を出ると、巡礼用チャドルや衣料を扱う店が軒を並べています。こちらの商店街は、数年前に旧市街地の整備とともに建てられたものです。歩行者専用なので、町歩きをする者にとっては車を気にすることなく歩けるのがうれしいです。
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シャーチェラーグの西側商店街を抜けると、再開発され一新した旧市街地の始まりです。写真右側の建物は神学校です。そこから出てきた黒衣の神学者は、手元の携帯を一心に操作しながら歩き去っていきました。
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広々とした石畳の道を行く二人乗りの自転車。
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写真左は、元旧市街地の中に建つ大きな巡礼者用ホテルです。そこから、向こう側にアスターネ廟の丸いドームが見えています。元の細く曲がりくねった路地はもうそこにはなく、石畳の広々とした道が続いています。
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シャーチェラーグから徒歩約10分ほどでアスターネ廟に到着しました。ドームは、よく見ると丸くなく、ちょっとラッキョウ型かな、と思いつつ、中に入ります。
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女性専用入り口には、金箔で飾られた扉が開けられていました。さすが巡礼地、財源は泉のようにあふれていることでしょう。
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中では、数人の人たちが、三々五々、座ってコーランを読んでいました。廟の前には願をかける女性がいました。
イラン国内、どこのイマームザーデ、廟は、それぞれご利益がありますが、特に、初めてそこに来た人の願いはすぐにかなえられる、といわれています。私も、コロナ終息を願って。 -
願をかける際に、イスラム教の聖なる色である緑のリボンをかけたり、このように緑の数珠を廟にかけているのをよく目にします。
数珠は、祈りの際、何回祈ったかを数えるために使います。 -
これはモール、と呼ばれるものです。土を固めて焼いたもので、昔はメッカ巡礼のお土産としてとても喜ばれたものです。祈りの仕方として、立ったり、座ったりして祈りますが、このモールをちょうど、座って床に頭を付けて祈る際に額が当たるところに置きます。スンニ派にはモールを使って祈ることはないそうです。
モールはどこのイスラム寺院、廟、イマームザーデにも置いてありますが、このコロナ禍で、使用したものと未使用の物を分けておいてあります。 -
アスターネ廟を後にします。
後ろから子供たちのにぎやかな声が聞こえてきました。
コロナ終息の願が叶って早くお礼参りに来たいものです。
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