プーラ市街の散策　- 円形劇場 -

2019/06/14 - 2019/06/14

リエカからロヴィニとプーラを日帰り旅行で訪れました
プーラはイストラ半島の先端に位置し有史以前から要衝の地として栄えてきた歴史がある街です。
市街地については別途編集しています。

エリア プーラ(クロアチア)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

「ローマ遺跡の町」と呼ばれるプーラには、数多くのローマ遺跡が街中に点在しています。

円形劇場 劇場・ホール・ショー

円形劇場は紀元１世紀頃に建てられたもので、世界でも6番目に大きな円形劇場だそうです。

フェンスの外側からも円形劇場を見ることが出来ます。

２階建てとなっていて一階部分は猛獣の檻、刀剣士の控室となっていたようです。

一階部分はかなり廃墟化されています。

Amphitheatreは円形闘技場とも言われていますが英語ではAmphitheatreとなるので 円形劇場とします。
ただローマ時代は剣闘士の戦いや剣闘士と猛獣の戦いなどの見世物でした。

それにしてもこの石積みの技術には敬服します。

現代のように大型重機もない時代なのです。

私は本場のローマのコロッセオよりも美しい円形劇場だと確信しています。

一周周りましたが周囲は駐車場となっていてその美しさが半減しています。

周囲には常に車が通行していましたが車の通行が途切れた瞬間の円形劇場です。

入場料を払い入場します。

観光用に整備されています。

記念撮影に夢中な女性

壁の石積みの石もどこで切り出し、どうやって運んで来たのでしょうか？

長辺132.5m、短辺105.1mの楕円形、最も高い所で32.45mあります。

5世紀頃には円形劇場は使われなくなり、その石材が他の建物の建築資材として持ち去られ、廃墟となっていった。
市街地の教会ではこの石材が実際使われています。

この廃墟さがたまりません。

整備され手摺も設けられて観光客の安全が保たれています。

この場所は現在でもコンサート等で利用されています。

この場所は現在でもコンサート等で利用されています。

椅子の部分も石のままとなっています。

椅子の部分も石のままとなっています。

プラスチックの椅子に改造されてないのが素晴らしい！

正面はコンサートのためのステージ

教会を眺められるように円形劇場の壁が切り取られているのでしょうか？

ローマのコロッセオでもこのような光景は見られません。

後はプーラの円形劇場の写真は貼り付けておきます。

この写真はプーラ城から見た円形劇場

クロアチアの主要都市には都市の青銅製のジオラマがありここプーラにもありました。
円形劇場をズームアップしました。