3度目のハワイ旅行はオアフ島でのんびりした。<br />初めてのハワイは、1991年にオアフ島のカワイアハオ教会で結婚式を挙げた時だ。その時はハワイ島で数日のんびり過ごしたり、日本から駆けつけてくれた友人達とマウイ島で遊んだり、長いウエディングバケーションを楽しんだ。<br />今回は僕の家族と、妻の父親や、妻の弟妹の家族ら総勢10人で、8日間のハワイアンリゾートを堪能した。スポンサーは義父、ツアーコンダクターは僕だ。<br />

オアフ島－ノースショアの風に吹かれて

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2004/07/17 - 2004/07/24

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エリア

オアフ島(ハワイ)

2004年7月17日（土）
成田空港までは各自マイカーで行き、車は成田パーキングに預けた。19時45分に成田空港を発ったチャイナエアラインCI018は、同日の朝8時にホノルル国際空港に到着した。ハワイとの時差は－19時間。アメリカ本土で採用しているサマータイムは、ハワイでは導入していないので、通年において－19時間だ。
チャイナエアラインは台湾のフラッグキャリアで、単純に安かったので決めた。ひとり57,400円だった。
空港のレンタカー屋で8人乗りバンと普通車、計2台借りた。
レートは1ドル＝約112円だった。
宿泊はEWA HOTEL WAIKIKI（エバホテル）。
居間とキッチン付きのペントハウス（3ベッドルーム）と、スーペリアルームを予約していた。ホテルはカラカウアアベニューから路地に入ってすぐなので、ワイキキビーチに水着のまま行くことができる。
ホテルに最も近いクヒオビーチは沖に防波堤があるので、波打際でも波があまり立たない。小さい子供でも安心して遊べるファミリー向けのビーチになっている。
子供達は大はしゃぎで海に飛び込んだ。
ベビーの頃からスイミングスクールに通っている次男。泳ぎは得意だ。
僕は時差ぼけと睡眠不足でぼーっとしていた。
ウルフギャング・パックエクスプレスでランチ。ピザを食べた。
マイランベトナムレストラン。
高倉健もお忍びでよく来ていたという超穴場の名店。ベトナムビールで乾杯し、蟹カレーのアンジェニークラブが絶品だった。
2004年7月18日（日）
うっすらと虹がかかっている。
義父が高級ホテルのモーニングブュッフェが食べたいというので、シェラトン・モアナ・サーフライダーホテルのビーチサイド・カフェに来た。2007年からは、モアナ・サーフライダー・ウェスティンに変わっている。目の前が海なので、心地好い潮風に吹かれながら、豪華な朝食を楽しんだ。
レンタカーで、ノースショアのカイルアビーチへ。途中、カイルア・ショッピングセンターとダイエーで買い物。太巻きやサンドイッチ等の食料や飲み物、またマリンシューズ、ボールといったマリングッズを調達し、ビーチでピクニック。
ここはワイキキビーチとは違って、日本人はほとんどいない。
カイルアビーチは、かつて全米で最も美しいビーチに選ばれた。
木陰にビーチテントを張って寛ぐ。
白いパウダーサンドにエメラルドグリーンの海。海岸線のドライブもまさにハワイを満喫できた。
ココマリーナ・ショッピングセンターのヤミーコリアンBBQで夕食。カルビ定食が旨かった。
2004年7月19日（月）
カワイアハオチャーチ。
1991年にこの教会で結婚式を挙げた。その頃は、まだハワイアンウェディングのパックツアーはほとんどなかったので、手配が大変だった。でも苦労の甲斐あって、今となってはいい想い出だ。
今日は3家族別行動。我が家は義父を連れて、タクシーで移動。
タクシードライバーが韓国人だったので、韓国語で話しかけたらびっくりしていた。それから急激に親しくなり観光ガイドまでしてくれた。
この後は、アロハタワーマーケットプレイスへ行った。
フーターズで蟹を食べた。子供達は塗り絵や風船を貰っていた。
アウトリガー・リーフホテルのビーチフロントレストラン「Shore Bird」。
ステーキを注文すると、生の肉が運ばれてくる。それをバーベキューコーナーで自分で焼くのが楽しい。
2004年7月20日（火）
チーズバーガー・イン・パラダイスで朝食。
ホノルル動物園。
ハイビスカス。
シャワーツリー。
2度目のハワイは1998年で、その時は僕の両親と妻と長男の5人だった。まだ次男は生まれていなかった。ホテルはヒルトン・ハワイアンビレッジだったが、広大な敷地のリゾートホテルで、この世の楽園だった。
ヤシの木陰で波の音を聞きながら昼寝する気持ちよさ。
もともとワイキキビーチは砂浜ではなく、1920年代にオアフ島のノースショアから白い砂を運んで作った人工のビーチだ。
ビーチでの飲酒は禁じられているので、日本のように砂浜でビールが飲めないのが残念笑。
ワイキキ水族館。
カハラモールに買い出しに行ったら、子供達はK･B toysというおもちゃ屋を見つけて突入。
カハラモールの「燕京（YENKING）」という中華レストランで夕食。久しぶりの中華、美味しかった！
この後、南十字星を見に行こうということになり、海岸線の駐車場で満天の星空を眺めた。
2004年7月21日（水）
ハナウマベイ。
朝の9時にハナウマベイに着いたが、すでに駐車場がいっぱいだったので、近くのココマリーナショッピングセンターに車を停めて、タクシーを呼んだ。
ハナウマベイでシュノーケリングを楽しんだ。まるで水族館の水槽のようで、巨大な魚がうじゃうじゃいる。
前回ハナウマベイに来たのは長男が4歳の時だったが、その時は長男が魚に指を噛まれて、小さな指先に魚の歯型がしっかり刻まれていた。何の魚に噛まれたの？と聞くと、彼が「さんま！」と答えたのには笑った。
ビーチテントでくつろぐ。
再びタクシーを呼んで、ココマリーナショッピングセンターへ。
ハイビスカス。
次男がハイビスカスと言えなくて、ハイビクハツと言って笑わせてくれた。
ココマリーナ・センターの「ジッピーズ」。
ハワイを代表するファミリーレストラン。ロコはみんな大好き。ここはなんとビル・クリントン元大統領が1993年にヒラリー夫人や娘さんと来店したことがある。1993年といえば、まさに在職中だ。現職の大統領がふらっと現れたら、さぞかし店中がびっくりしただろう。
レストランの窓からマリーナが見える。オープンエアの店内は開放感あふれる。
僕はスタッフド・サーモンを注文。サーモン、デカい！
部屋に戻ってきた。フーターズで貰った塗り絵で遊ぶ次男。
ワイキキビーチでフラショーを観た。
2004年7月22日（木）
長男と朝の散歩。クイーン・カピオラニホテルで朝食ブュッフェ。
ワイキキビーチでのんびり過ごす。
カタマラン。
ここでハプニング。この旅はビデオカメラを中心に回し、そのビデオでスチール写真も撮っていた。迂闊にも僕は、カタマランにビデオを持って乗ってしまった。初めのうちは風を受けて静かに海上を走っていたが、波の立つポイントにくると突如カタマランは大波に向かって突入して行った。客を楽しませようとして、わざと思いきり波を被ったのだ。その瞬間ビデオカメラに大量の海水がかかって、一瞬で壊れてしまった。そのため動画とデジタル画像は撮れなくなったので、これでおしまい。（例によってスチール写真はフイルムカメラメインで撮っていたので、フイルム写真は残っている）
波をかぶる直前（ビデオ画像より）。この後ビデオカメラに大惨事が。
夕食は「ティキズ・グリル&バー」。
目の前にワイキキビーチが広がるオープンエアなレストランでロブスターを満喫した。
2004年7月23日（金）
空港でレンタカーを返却。
ホットドッグが食べたいと長男が言うので、それなら自分で買って来なさいとお金を渡した。カタコトの英語で何とか買うことができた長男。
今回は飛行機やホテルの予約から始まって、毎食のレストランの選定、予約、観光のプランニングまで全て任されたので、正直言ってかなりハードだった。総勢10人ともなると、移動や食事ひとつとっても、毎回一悶着ある。身内ということもあって遠慮がないので、皆好き勝手なことを言い出す。それを束ねるのは並大抵の苦労ではなかった。アテンドの海外出張の方がはるかに楽だと思った。それでも常夏の楽園ハワイは何度訪れても楽しい。それに嬉しそうにはしゃぎ回る息子たちの顔も見られて良かった。
チャイナエアラインCI017は、9時45分にホノルル国際空港を飛び立ち、翌日の12時55分に成田国際空港に到着した。