オリンピック自転車競技観戦ができました

2021/08/07 - 2021/08/07

　今回のオリパラで、当たり切符を5枚持っていたが、4枚が無観客になり、残る1枚の「自転車トラック」が静岡県開催ということで有人観戦扱い。ワクチン2回接種、マスクなど感染対策を施し、観戦してきた。コロナ禍のため、昨年12月以来の県外旅行です。

2021年8月7日（土曜）横浜9:24―（特急踊り子３号）11:08修善寺13：35―(シャトルバス)14：10頃　伊豆ベロドローム19：00頃ー(シャトルバス)19：30分頃　伊東駅19：43―20：07熱海。
会場は静岡県伊豆市の伊豆サイクルスポーツセンター内の伊豆ベロドロームというが、ベロ+ドロームの略。ベロはフランス語で「自転車」の意。ドロームはラテン語で「競技場」を意味する。日本最初の室内木製走路で2001年設立。

自転車トラック競技には、スプリント、ケイリン、オムニアムという個人競技と、チームスプリント、チームパシュート、マデイソンの団体競技がある。1周２５０ｍのトラックを最小3周回るだけのものから２００周回るものまである。基本には早くゴールした方が勝ちだが、チーム戦では独特のポイントの付け方で順位を決めるものもある。1日観戦して分かった。スピード感といい、国際大会の雰囲気が面白かった。
修善寺駅までは、特急踊り子で行ったが、新型車両だ。
まず、競技場に入った印象は、国際大会らしい雰囲気。また競技ではこんなに早く走り、超接近戦。よく接触転倒しないのもだと思ったが、でもやっぱり転倒は4回あった。接触した時はドーンという、木の音がする。
今回一番面白かったのはマデイソンという団体戦。1チーム二人が交代しながら２００周するもの。多くのマシンがぶつからないように走り、かつ、交代するタイミングを取りながら、手をつなげる位置になるように各チームが配慮しながら競技する。
当日修善寺は暑くはなく過ごしやすかった。バスへの乗り降り、荷物検査場などへ結構歩かされる。これが30℃を超えていたら大変だった。体温確認など感染症チェックがあり、手荷物検査があったが、色々もめていた。まずボトルの飲み物を自身で一口飲んで見せることを、長く待たせた後、直前に言われたこと。
今回の条件は、3600人定員の半分の1800人が最大だが、それでも数十台のバスが動いていて、運営は大変だったと思う。一つ飛び席の販売かと思ったが、そうではなく蜜の部分も。全体で半分か。また、ボランテイアが多くいて、誘導、案内をしていた。観戦中に大声はダメだということで日本人観客は拍手で応援するが、外国のチーム関係者は大声を発する。この席は、ランクB（2階中央）で8000円だった。
今回のオリンピックは大まかに言って大失敗。IOCの商業主義に手を貸しただけだ。感染症拡大の一つの要因だ。五輪の調和とか、復興とかということの議論もなかった。こんな暑い時期に行われたこと、コロナ禍と矛盾するお祭り騒ぎを助長するメッセージを発しながらの運営。今回、観戦したが、矛盾を感じ、感染におびえた。なぜ静岡県はいいのか。観客は他県から大勢来る。

エリア 伊豆市(静岡)

入場券はメールで送られてきた。プリントアウトとして持参した。スマホの画面を示してもいい。
今回は殆どが無観客感染になったが、自転車トラック競技は静岡県での開催ということで、有観客になった。実行委員会からのメールでの連絡は、細かくわかりやすく連絡が来ていた。

シャトルバスの受付票。シャトルバスは修善寺駅と伊東駅からがあった。今回は修善寺から入り、伊東駅におりるシャトルバスを利用した。

今日のスケジュール。15時30分から18時30分まで。約１０の予選と決勝種目がある。決勝種目はマデイソンという団体競技が一つあった。デンマークが優勝し、メダル授与、国歌斉唱、国旗掲揚式があった。

横浜駅で、修善寺行きの「特急踊り子3号」に乗る

新型車両Ｅ２５７系の車内。

修善寺駅に到着した特急踊り子３号の新型Ｅ２５７系車両（左）。
右は伊豆箱根鉄道の車両。

伊豆箱根鉄道の車両。

修善寺駅前で活動していたボランテイア。
修善寺駅、現地、伊東駅で活動していたボランテイアは相当の数になっていた。

修善寺駅構内での広報センターで何人かのボランテイアが活動していた。。

外貨交換機が構内にあったが、外国からの観客は無し。なのであまり使われることはなかっただろう。

シャトルバスへ乗る観客の集合場所。バスは１３時3０分からで、集合受付は12字0分頃から。今日はそんなに暑くはなかったが、暑かったらこのテントが役にたっただろう。

修善寺駅の駅票。

街中にベロのステーションがあった。自転車のレンタル、販売修理を。
会場はベロドロームというが、ベロ+ドロームの略。ベロはラテン語語源のフランス語で「自転車」の意。ドロームはラテン語で「競技場」を意味する。

シャトルバスへ乗るための待合場所。

集合場所から乗り場まで少し歩く。

シャトルバスへ乗るところ。路線バスだったり、観光バスだったりしていた。

伊豆スポーツサイクルセンターに入り、ベロドロームが見えてきた。

手荷物検査所。個々に時間が掛かった。待たされたあげく、持っているペットボトルの中身を一口飲むように指示され、文句を言ったりして時間が掛かった。
私も中身を飲むように指示されたのは初めてだった。

ベロドロームへ入場。

ベロドロームに入り、まず国際競技大会であることを感じた。

定員3600人の1／２限度ということだが、一つ飛びではなく、全体で半分ということのようだ。

フラッシュ撮影禁止と拍手での観戦を、とＰR。

カメラマンが観客席まで来ていた。

マデイソンという団体戦。21チーム（国）に各選手が一度にトラックが入っているので荘大だ。かつ２００周する。２，３０分かかっていた。
最短時間のもののスクラッチ（３周で決着）は２分くらいか。

ゴール前のスパート。

マデイソンのメダルセレモニー。

同上。
デンマークが優勝し、国旗掲揚と国歌が流れた。
金メダル：デンマーク、銀イギリス、銅フランス。

終了後、シャトルバスを待つ。

終了後は伊東駅側に下りた。まん延防止宣言下のため観光客は少なかった。