湯ノ花温泉・里山の休日京都烟河1泊の旅

2020/07/27 - 2020/07/28

京都・亀岡の湯ノ花温泉の季節限定キャンペーンを利用して「里山の休日・京都烟河」の露天風呂付客室に泊まってきました。
温泉にたっぷりと浸かって美味しいものを食べ、ちょっぴり観光して帰りました。

エリア 湯の花温泉(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

ここはかつての公共の宿「亀岡ハイツ」が全面改装されて上質の宿に生まれ変わっている。

今回は別棟に8室しかない露天風呂付スイートルーム「保豆山」に宿泊した。

部屋に入ってすぐのステップを上がると、

洗面所と奥がトイレ。

まっすぐ進むとソファーセットがあり、そこからは小上がりになっていてローベッドと座卓が置かれており、和洋折衷になっている。

上がって振り向くとこんな感じ。

そこからテラスに出てみると、広いスペースの奥にお目当ての露天風呂がある。
部屋は1階にあるため前には小さな庭もある。

竹垣の向こうの木立が風にそよぐ音を聞きながら陶製のゆったりした湯船につかっているとそのまま眠ってしまいそうなほど気持ち良かった。

夕食前にホテル敷地を散策。
この年の大河ドラマ「麒麟が来る」の主人公「明智光秀」は地元亀岡ゆかりとあって
砂のオブジェがあった。

本館と別棟のレストランの間には広い中庭があって、その一角に足湯コーナーもあった。
この他広い敷地の奥には自家菜園もあって、そこで採れた野菜がレストランの食材に使われているそうだ。

そしてお楽しみの夕食会場へ。

入り口には昔の農具などもオブジェとして置かれていて「里山の休日」にふさわしい雰囲気を出していた。

このホテルの夕食会場は2か所あり、今回は本館にあるメインダイニングのバイキングは選ばず、別棟にある石窯ダイニング「はなり」というレストランを選択した。

中は木をふんだんに使った落ち着いた雰囲気でテーブル席もたくさんあったが、

今回は宿泊客が少なかったせいか、広い敷地が見渡せる個室に案内された。

メニューは地元食材をふんだんに使った石窯料理の和洋フルコース。
期待が膨らんだ。

まずは自家菜園で育てた季節の野菜の前菜。

続いて茄子そうめん。

トマトパッツァと夏らしいさっぱりした料理が続く。

この後、鱸(すずき)の松前蒸しが出され、

そしてメインの丹波和牛のサーロインが出された。これでも十分満足だったが、

さらに出された鱧と蛸の雲丹しゃぶ。これが絶品だった。

コースの締めは期待を裏切らぬうなぎ茶漬け。

デザートとコーヒーで大満足のコースが終了した。

レストランを出て本館ロビーに戻ると、バーでフリードリンクのサービスがあったので、ここでもう１杯(いや２～３杯？)やってから部屋に戻った。

部屋に戻ってしばらく酔いを醒ませたら、

夜風に吹かれての露天風呂。

入りたいときに入れるのが何よりありがたい。

翌日、朝食は本館にある里山ダイニングで取った。
バイキングでなく、こうして膳で運ばれてくる方が落ち着いて食べられる。

大浴場での朝風呂も入っているが、最後にもう一度露天風呂に浸かってチェックアウトした。
半年前に京都・嵐山にある高級ホテル「翠嵐」で露天風呂付客室に泊まっているが、こちらの部屋の方が居心地は良かった。

ホテルを出て車で数分のところに昨夜ネットで調べて見つけた「明智光秀」ゆかりの「谷性寺」があるので立ち寄ってみた。

ここには明智光秀の首塚があった。

この季節、光秀の家紋「桔梗」も咲いていた。

そこから亀岡郊外の田園地帯を回って出雲大神宮にも立ち寄った。

奥には立派な社殿があり、

ご神水の湧き出る井戸もある。

ここは出雲大社同様、縁結びのスポットでもあるけれど、

最近、霊験あらたかなパワースポットとして注目を集めているそうだ。

帰路、亀岡の静かな街並みの中にある「シンパティカ・リモーネ」という小さなカフェで昼食を取った。

外の緑を眺めながらゆったりとくつろげるアットホームな雰囲気で、ここも居心地が良かった。

飲み物と前菜がついたセットメニューで、

評判の土鍋カレーと

グリルパン・オムライス

ランチも満足して旅を締めくくった。