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小清水原生花園、ワッカ原生花園とオホーツク海沿いの2つの原生花園を訪れました。エゾスカシユリ、エゾキスゲ、ハマナスと代表的な花が見ごろで、ことに小清水原生花園のエゾスカシユリの群落が見事でした。宿泊先は北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート。露天風呂付きの部屋に泊まることができ、食事も最高ですっかりリラックスしました。<br />

花盛りの原生花園を訪ね、北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートに滞在

88いいね!

2021/07/04 - 2021/07/07

9位(同エリア133件中)

6

61

Takashi

Takashiさん

小清水原生花園、ワッカ原生花園とオホーツク海沿いの2つの原生花園を訪れました。エゾスカシユリ、エゾキスゲ、ハマナスと代表的な花が見ごろで、ことに小清水原生花園のエゾスカシユリの群落が見事でした。宿泊先は北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート。露天風呂付きの部屋に泊まることができ、食事も最高ですっかりリラックスしました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
交通
4.0
交通手段
レンタカー ANAグループ 徒歩 AIR DO
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • オホーツク海沿いの原生花園は花が咲き乱れて美しいという。花盛りの時期に、一度訪ねてみたいと思った。調べてみると小清水原生花園が一番良さそうだった。根拠地候補としては、2つの鶴雅リゾート(あばしり湖とサロマ湖)がある。このどちらかに滞在して、もう一つワッカ原生花園も見物すれば楽しい旅になるだろう。訪問時期について検索すると、代表的な花が盛りになるのは6月下旬から7月上旬と分かった。<br /><br />来年はコロナも勢いが衰えるだろうから、6月下旬に出かけようと期待した。正確に花のピークを予想するのは不可能だが、温暖化の影響を考えれば早めのほうが無難だろう。2020年のことである。<br /><br />ところがコロナは収まらないし、ワクチン接種も遅れそうだ。オホーツクの花はすっかりあきらめた。<br /><br />驚いたことに高齢者の一般接種で早めの順番が取れた。名古屋市は後期高齢者から予約を開始して頂いたのが幸いしたらしい。5月中旬、第一回の接種を受け、これなら動けると、慌ただしく予約を始めた。<br /><br />写真はエゾキスゲ。小清水原生花園を代表する花の一つだ。

    オホーツク海沿いの原生花園は花が咲き乱れて美しいという。花盛りの時期に、一度訪ねてみたいと思った。調べてみると小清水原生花園が一番良さそうだった。根拠地候補としては、2つの鶴雅リゾート(あばしり湖とサロマ湖)がある。このどちらかに滞在して、もう一つワッカ原生花園も見物すれば楽しい旅になるだろう。訪問時期について検索すると、代表的な花が盛りになるのは6月下旬から7月上旬と分かった。

    来年はコロナも勢いが衰えるだろうから、6月下旬に出かけようと期待した。正確に花のピークを予想するのは不可能だが、温暖化の影響を考えれば早めのほうが無難だろう。2020年のことである。

    ところがコロナは収まらないし、ワクチン接種も遅れそうだ。オホーツクの花はすっかりあきらめた。

    驚いたことに高齢者の一般接種で早めの順番が取れた。名古屋市は後期高齢者から予約を開始して頂いたのが幸いしたらしい。5月中旬、第一回の接種を受け、これなら動けると、慌ただしく予約を始めた。

    写真はエゾキスゲ。小清水原生花園を代表する花の一つだ。

  • ワクチンを打ったといっても、予防効果は100%ではない。ことに変異株は恐ろしい。それで飛行機で見知らぬ人と隣り合わせになることは避けたかった。事前に決めていたルートは、ANAの株主優待、プレミアムシートで名古屋から札幌へ行き、札幌から女満別へ飛ぶことだった。女満別への飛行は小型機で2人席なのだ。<br /><br />6月下旬を狙って予約に入ると、驚いたことに、この時間の女満別行は欠航。7月は飛んでいる。少し遅くなると思ったが、仕方がないなと7月4日発にした。<br /><br />JTBのサイトで検索すると北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートの魅力的なプランが空いていた。露天風呂付の部屋に泊まると、専用の部屋で食事できるのだ。普通の時であれば、ここのビュッフェ夕食は評判がいいので、そちらを選ぶが、今はこのプランだと予約した。<br /><br />6月中旬。ANAからメールが入った。欠航のお報せである。おまけに、すぐにはこの報せに気づかなかった。急いでプラン変更に走った。この際と早めの出発とする手もあったが、よい部屋を予約しているしと、出発日は変えなかった。名古屋からプレミアムクラスで羽田へ行き、羽田から女満別へ飛ぶのである。女満別行は3席並びとなるが、余り混まないだろうと思うことにした。<br /><br />出発が近づくと心配になった。小清水原生花園を代表する花々、エゾスカシユリ、エゾキスゲ、ハマナスがいずれも見ごろになったのだ。そして好天が続いている。着くころには花は疲れているのではないかと恐れた。<br /><br />さらに天気予報もあまり芳しくない。このころの天気は、さほど良くないと気象庁の過去の天気情報で分かったので、3泊すれば大丈夫だろうと、ゆとりを持った計画にしているのが救いである。<br /><br />写真はエゾスカシユリ。小清水町の町花である。

    ワクチンを打ったといっても、予防効果は100%ではない。ことに変異株は恐ろしい。それで飛行機で見知らぬ人と隣り合わせになることは避けたかった。事前に決めていたルートは、ANAの株主優待、プレミアムシートで名古屋から札幌へ行き、札幌から女満別へ飛ぶことだった。女満別への飛行は小型機で2人席なのだ。

    6月下旬を狙って予約に入ると、驚いたことに、この時間の女満別行は欠航。7月は飛んでいる。少し遅くなると思ったが、仕方がないなと7月4日発にした。

    JTBのサイトで検索すると北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートの魅力的なプランが空いていた。露天風呂付の部屋に泊まると、専用の部屋で食事できるのだ。普通の時であれば、ここのビュッフェ夕食は評判がいいので、そちらを選ぶが、今はこのプランだと予約した。

    6月中旬。ANAからメールが入った。欠航のお報せである。おまけに、すぐにはこの報せに気づかなかった。急いでプラン変更に走った。この際と早めの出発とする手もあったが、よい部屋を予約しているしと、出発日は変えなかった。名古屋からプレミアムクラスで羽田へ行き、羽田から女満別へ飛ぶのである。女満別行は3席並びとなるが、余り混まないだろうと思うことにした。

    出発が近づくと心配になった。小清水原生花園を代表する花々、エゾスカシユリ、エゾキスゲ、ハマナスがいずれも見ごろになったのだ。そして好天が続いている。着くころには花は疲れているのではないかと恐れた。

    さらに天気予報もあまり芳しくない。このころの天気は、さほど良くないと気象庁の過去の天気情報で分かったので、3泊すれば大丈夫だろうと、ゆとりを持った計画にしているのが救いである。

    写真はエゾスカシユリ。小清水町の町花である。

  • 2021年7月4日7時30分中部国際空港発、羽田で乗り換えて13時に女満別空港着。女満別行の飛行機は空いていて3人掛けのシートを2人でゆったり使った。着陸前のアナウンスでは女満別の天候は晴れ。これはいいと喜んだ。<br /><br />トヨタレンタカーでプリウスを借りて出発。ナビに小清水原生花園インフォーメーションセンターを入れた。ナビは網走を通らないコースで案内してくれて40分で原生花園に着いた。原生花園では道沿いにエゾキスゲなどが咲き乱れるのが見え、まだ花は大丈夫、ついているねと言い交した。<br /><br />写真は後日撮った原生花園駅である。小清水原生花園のシンボルの一つだ。前方に濤沸湖が見える。ナビは写真で車が見えている駐車場に案内してくれる。しかしここの駐車場の収容台数は少ないので、用心してその手前の大きな駐車場に車を入れた。

    2021年7月4日7時30分中部国際空港発、羽田で乗り換えて13時に女満別空港着。女満別行の飛行機は空いていて3人掛けのシートを2人でゆったり使った。着陸前のアナウンスでは女満別の天候は晴れ。これはいいと喜んだ。

    トヨタレンタカーでプリウスを借りて出発。ナビに小清水原生花園インフォーメーションセンターを入れた。ナビは網走を通らないコースで案内してくれて40分で原生花園に着いた。原生花園では道沿いにエゾキスゲなどが咲き乱れるのが見え、まだ花は大丈夫、ついているねと言い交した。

    写真は後日撮った原生花園駅である。小清水原生花園のシンボルの一つだ。前方に濤沸湖が見える。ナビは写真で車が見えている駐車場に案内してくれる。しかしここの駐車場の収容台数は少ないので、用心してその手前の大きな駐車場に車を入れた。

    原生花園駅

  • 駐車場の目の前は小清水原生花園インフォメーションセンターHanaである。早速花の情報を聞きに行った。エゾスカシユリ、エゾキスゲ、ハマナス、いずれも一部は盛りを過ぎているが、大規模な群落は見ごろだそうだ。そして見ごろな場所を教えてくださった。<br /><br />原生花園駅にあった掲示看板で説明しよう。オレンジ色のエゾスカシユリ群落が天覧ヶ丘から見下ろす所にある。エゾキスゲは来る途中にあった駐車場付近がお勧めだ。この看板は、見ながら方向を見定めるためオホーツク海が下になっている。<br /><br />勇んでエゾスカシユリを見に行った。お土産物屋が並んでいる通路を抜けると、原生花園駅の前に出た。左に曲がり踏切を超え、登っていくと天覧ヶ丘だ。天皇陛下や皇族方が眺めを楽しまれたところだ。見下ろすと、確かに、橙色の群落がある。そちらに下った。

    駐車場の目の前は小清水原生花園インフォメーションセンターHanaである。早速花の情報を聞きに行った。エゾスカシユリ、エゾキスゲ、ハマナス、いずれも一部は盛りを過ぎているが、大規模な群落は見ごろだそうだ。そして見ごろな場所を教えてくださった。

    原生花園駅にあった掲示看板で説明しよう。オレンジ色のエゾスカシユリ群落が天覧ヶ丘から見下ろす所にある。エゾキスゲは来る途中にあった駐車場付近がお勧めだ。この看板は、見ながら方向を見定めるためオホーツク海が下になっている。

    勇んでエゾスカシユリを見に行った。お土産物屋が並んでいる通路を抜けると、原生花園駅の前に出た。左に曲がり踏切を超え、登っていくと天覧ヶ丘だ。天皇陛下や皇族方が眺めを楽しまれたところだ。見下ろすと、確かに、橙色の群落がある。そちらに下った。

  • 期待通り、エゾスカシユリの群落だ。上向きに咲くのは、ユリとしては珍しい。詳しく見ればしぼんだ花もあるが、つぼみも多く、これは将に見ごろである! <br />

    期待通り、エゾスカシユリの群落だ。上向きに咲くのは、ユリとしては珍しい。詳しく見ればしぼんだ花もあるが、つぼみも多く、これは将に見ごろである! 

  • 大喜びで花を楽しみ、写真を撮った。

    イチオシ

    大喜びで花を楽しみ、写真を撮った。

  • あちこちにエゾキスゲも咲いている。きれいな黄色の花だ。<br /><br />エゾキスゲはニッコウキスゲと同様に一日花である。ニッコウキスゲは朝開き、夕方閉じるが、エゾキスゲは夕方開き昼頃までしか持たないそうだ。またニッコウキスゲの花はオレンジ色を帯びている。

    イチオシ

    あちこちにエゾキスゲも咲いている。きれいな黄色の花だ。

    エゾキスゲはニッコウキスゲと同様に一日花である。ニッコウキスゲは朝開き、夕方閉じるが、エゾキスゲは夕方開き昼頃までしか持たないそうだ。またニッコウキスゲの花はオレンジ色を帯びている。

  • 砂地にはハマナスの花が。

    砂地にはハマナスの花が。

  • そしてハマヒルガオ。

    そしてハマヒルガオ。

  • ハマボウフウ。たくさんの花が集まって、いくつかの塊を作っている。

    ハマボウフウ。たくさんの花が集まって、いくつかの塊を作っている。

  • 拡大してみた。

    拡大してみた。

  • 原生花園駅に引き返し、横断歩道を渡って濤沸湖側に出た。木道を行くとヒオウギアヤメ。花は終了間際である。

    原生花園駅に引き返し、横断歩道を渡って濤沸湖側に出た。木道を行くとヒオウギアヤメ。花は終了間際である。

  • しかしノハナショウブは元気である。まだつぼみも多い。ノハナショウブはハナショウブの原種だ・

    しかしノハナショウブは元気である。まだつぼみも多い。ノハナショウブはハナショウブの原種だ・

  • 車に戻って、数キロ走り手前の駐車場に車を止めた。濤沸湖を背景にエゾスカシユリが満開だ。

    車に戻って、数キロ走り手前の駐車場に車を止めた。濤沸湖を背景にエゾスカシユリが満開だ。

  • 教えて頂いたように、道の向こう側にはエゾキスゲが咲き誇っていた。来る途中に、これは凄いと思った場所だ。しかし詳しく見ると枯れた花も多い。エゾキスゲは一日花だから、当然ともいえる。<br /><br />2時間以上、花を楽しんだとホテルに向かうことにした。

    教えて頂いたように、道の向こう側にはエゾキスゲが咲き誇っていた。来る途中に、これは凄いと思った場所だ。しかし詳しく見ると枯れた花も多い。エゾキスゲは一日花だから、当然ともいえる。

    2時間以上、花を楽しんだとホテルに向かうことにした。

  • 40分もしないうちに着いた。北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートである。写真は翌日撮った。

    40分もしないうちに着いた。北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートである。写真は翌日撮った。

    北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート 宿・ホテル

    お部屋もお料理も素晴らしく、すっかりリラックスしました。 by Takashiさん
  • 早速部屋に案内された。2階の古の座という一画だ。廊下からして凝っている。露天風呂付きの客室は11しかなく、人気が高い。コロナの時代だから簡単に予約できたのかもしれない。

    早速部屋に案内された。2階の古の座という一画だ。廊下からして凝っている。露天風呂付きの客室は11しかなく、人気が高い。コロナの時代だから簡単に予約できたのかもしれない。

  • アイヌ風の装飾も心地よい。

    アイヌ風の装飾も心地よい。

  • 部屋は三区画に分かれている。中央の畳リビングからベッドルームを撮った。ベッドは快適で安眠できた。

    部屋は三区画に分かれている。中央の畳リビングからベッドルームを撮った。ベッドは快適で安眠できた。

  • 反対側の応接空間は洋風。ここでパソコンを使った。ネット接続は順調だった。冷蔵庫にはフリーのお茶、水、ビールが入っている。

    反対側の応接空間は洋風。ここでパソコンを使った。ネット接続は順調だった。冷蔵庫にはフリーのお茶、水、ビールが入っている。

  • 露天風呂。適温で実に久しぶりに温泉を楽しんだ。

    露天風呂。適温で実に久しぶりに温泉を楽しんだ。

  • そして夕食。初日は和食を依頼した。期待通り、すべての食事は広々とした個室で頂けた。手元に消毒用シートが置いてあるなど、感染対策もバッチリだ。<br /><br />お料理は質、量共に最高であった。おまけにJTBからと称してワンドリンクがフリー。その後もお値打ちにお酒も飲めた。特に印象的だった料理の写真を示そう。お造りに出てきたボタンエビは巨大で味も良かった。

    そして夕食。初日は和食を依頼した。期待通り、すべての食事は広々とした個室で頂けた。手元に消毒用シートが置いてあるなど、感染対策もバッチリだ。

    お料理は質、量共に最高であった。おまけにJTBからと称してワンドリンクがフリー。その後もお値打ちにお酒も飲めた。特に印象的だった料理の写真を示そう。お造りに出てきたボタンエビは巨大で味も良かった。

  • お鍋に使う魚はキンキだから豪勢だ。

    お鍋に使う魚はキンキだから豪勢だ。

  • 毛ガニも出できた。とてもいい味だ。小型だけど、これでいい。大きかったら食べられない。<br /><br />翌日7時からの朝食も豪華だった。朝から銀ダラの焼き物があって驚いた。

    毛ガニも出できた。とてもいい味だ。小型だけど、これでいい。大きかったら食べられない。

    翌日7時からの朝食も豪華だった。朝から銀ダラの焼き物があって驚いた。

  • 7月5日の天気予報は良くない。それでも午前中は天気が持ちそうで、再び小清水原生花園に向かった。丁度、電車がやって来た。

    7月5日の天気予報は良くない。それでも午前中は天気が持ちそうで、再び小清水原生花園に向かった。丁度、電車がやって来た。

  • ゆっくりと花を見て、写真を撮った。エゾスカシユリが美しい。スカシユリとは花弁の間が透けて見えるからだそうだ。

    イチオシ

    ゆっくりと花を見て、写真を撮った。エゾスカシユリが美しい。スカシユリとは花弁の間が透けて見えるからだそうだ。

  • 咲いたばかりの美しいハマナスに出会った。

    咲いたばかりの美しいハマナスに出会った。

  • エゾフウロ。

    エゾフウロ。

  • ハマエンドウと思う。もっと赤紫の色が濃いはずだけど。

    ハマエンドウと思う。もっと赤紫の色が濃いはずだけど。

  • ウンラン。ランに似ているので海のランという意味の名前らしい。今年初めて咲いたと地元の方がおっしゃっていた。

    ウンラン。ランに似ているので海のランという意味の名前らしい。今年初めて咲いたと地元の方がおっしゃっていた。

  • オホーツク海の浜辺に出た。

    オホーツク海の浜辺に出た。

  • 石英質の砂が多い。歩くと音がして鳴き砂というそうだ。

    石英質の砂が多い。歩くと音がして鳴き砂というそうだ。

  • 2時間ほど滞在を楽しんだが、まだお天気は保つている。明日行く予定だったワッカ原生花園に行ってみることにした。小清水原生花園から1時間15分ほどのドライブである。<br /><br />ワッカ原生花園は、入り口付近では、花の数が少ない。しかし、エゾスカシユリもハマナスも咲いたばかりのような新鮮な美しさだった。遊歩道を歩きながら花の撮影に熱中した。1時間ばかりしたら小雨がぱらついてきたので、ホテルに引き返した。<br /><br />写真はハマナス。

    イチオシ

    地図を見る

    2時間ほど滞在を楽しんだが、まだお天気は保つている。明日行く予定だったワッカ原生花園に行ってみることにした。小清水原生花園から1時間15分ほどのドライブである。

    ワッカ原生花園は、入り口付近では、花の数が少ない。しかし、エゾスカシユリもハマナスも咲いたばかりのような新鮮な美しさだった。遊歩道を歩きながら花の撮影に熱中した。1時間ばかりしたら小雨がぱらついてきたので、ホテルに引き返した。

    写真はハマナス。

    ワッカ原生花園 自然・景勝地

  • 今日の夕食はフレンチ。やはり素晴らしかった。写真は特大のホタテ。

    今日の夕食はフレンチ。やはり素晴らしかった。写真は特大のホタテ。

    北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート 宿・ホテル

    お部屋もお料理も素晴らしく、すっかりリラックスしました。 by Takashiさん
  • メインのステーキとフォアグラの包み焼。

    メインのステーキとフォアグラの包み焼。

  • 7月6日。今日の天気は比較的ましらしい。再び小清水原生花園に向かった。鳥の写真を撮ろうと望遠レンズを持ち出した。<br /><br />エゾスカシユリの群落の所で待っているとノビタキがやってきてさえずった。

    イチオシ

    地図を見る

    7月6日。今日の天気は比較的ましらしい。再び小清水原生花園に向かった。鳥の写真を撮ろうと望遠レンズを持ち出した。

    エゾスカシユリの群落の所で待っているとノビタキがやってきてさえずった。

    網走国定公園 小清水原生花園 自然・景勝地

  • エゾノシシウドと思われる花の上にも乗った。

    エゾノシシウドと思われる花の上にも乗った。

  • 今度はホウアカが飛んできて羽ばたいた。

    今度はホウアカが飛んできて羽ばたいた。

  • 美しい声でさえずる。

    美しい声でさえずる。

  • 遠くでは虫を咥えて得意げだ。近くに営巣しているのだろう。<br /><br />それから鳥が現れなくなった。

    遠くでは虫を咥えて得意げだ。近くに営巣しているのだろう。

    それから鳥が現れなくなった。

  • 空が晴れてきて、絶好の観光日和なので、また原生花園を回ることにした。<br /><br />天覧ヶ丘に行くと見事な景色だ。オホーツク海の向こうは知床の山々である。<br /><br />画面右手の中央にはエゾスカシユリの群落が見える。

    イチオシ

    空が晴れてきて、絶好の観光日和なので、また原生花園を回ることにした。

    天覧ヶ丘に行くと見事な景色だ。オホーツク海の向こうは知床の山々である。

    画面右手の中央にはエゾスカシユリの群落が見える。

  • この写真ではオホーツク海と濤沸湖が両方写っている。右手の山は斜里岳である。

    この写真ではオホーツク海と濤沸湖が両方写っている。右手の山は斜里岳である。

  • またエゾスカシユリの群落をを写した。

    またエゾスカシユリの群落をを写した。

  • エゾキスゲも。

    エゾキスゲも。

  • 2時間ばかり楽しんだので、ワッカ原生花園に再び出かけた。<br /><br />爽やかな風を受けて散策路を回った。のびやかな風景である。前方にサロマ湖ワッカネイチャーセンターが見える。

    2時間ばかり楽しんだので、ワッカ原生花園に再び出かけた。

    爽やかな風を受けて散策路を回った。のびやかな風景である。前方にサロマ湖ワッカネイチャーセンターが見える。

    ワッカ原生花園 自然・景勝地

  • また花の写真を撮った。エゾカワラナデシコ。

    また花の写真を撮った。エゾカワラナデシコ。

  • エゾスカシユリを横から。

    エゾスカシユリを横から。

  • ムシャリンドウ。咲き始めだ。<br /><br />ワッカ原生花園は、歩いた範囲内では、花の群落が少ない。シカによる食害のせいという。しかし種類は豊富で、1つ1つの花を楽しむことができた。<br /><br />ここではエゾキスゲを見なかった。代わりにエゾカンゾウ(ゼンテイカ)が咲くが、花はすでに終わっていた。エゾカンゾウはニッコウキスゲと同じ種のようだ。<br /><br />エゾカンゾウは多くの原生花園で見られ、それがないらしい小清水のほうが特殊ともいえる。

    ムシャリンドウ。咲き始めだ。

    ワッカ原生花園は、歩いた範囲内では、花の群落が少ない。シカによる食害のせいという。しかし種類は豊富で、1つ1つの花を楽しむことができた。

    ここではエゾキスゲを見なかった。代わりにエゾカンゾウ(ゼンテイカ)が咲くが、花はすでに終わっていた。エゾカンゾウはニッコウキスゲと同じ種のようだ。

    エゾカンゾウは多くの原生花園で見られ、それがないらしい小清水のほうが特殊ともいえる。

  • 満足してホテルに帰った。夕食はこれが最後と思うと名残惜しい。しっかり写真を撮ることにした。<br /><br />案内された部屋には既にいくつかのお料理が並んでいた。

    満足してホテルに帰った。夕食はこれが最後と思うと名残惜しい。しっかり写真を撮ることにした。

    案内された部屋には既にいくつかのお料理が並んでいた。

  • ウニ、イカ、茄子。ウニの味が素晴らしい。

    ウニ、イカ、茄子。ウニの味が素晴らしい。

  • ミンククジラのたたき。私は調査捕鯨反対だったが、近海でミンククジラを捕ることにまで目くじらを立てる気はない。美味しく頂いた。

    ミンククジラのたたき。私は調査捕鯨反対だったが、近海でミンククジラを捕ることにまで目くじらを立てる気はない。美味しく頂いた。

  • お造り。毛ガニの洗いが極上の味だった。

    お造り。毛ガニの洗いが極上の味だった。

  • いばら蟹とタラバ蟹のしゃぶしゃぶ。煮すぎないように気を付けていただくと、これも極上だった。

    いばら蟹とタラバ蟹のしゃぶしゃぶ。煮すぎないように気を付けていただくと、これも極上だった。

  • アブラボウズの西京焼き。美味しい深海魚としてアブラボウズの名前は知っていたが、賞味したのは初めてだ。ギンダラに似ていい味だった。

    アブラボウズの西京焼き。美味しい深海魚としてアブラボウズの名前は知っていたが、賞味したのは初めてだ。ギンダラに似ていい味だった。

  • ボタンエビの茶わん蒸し。

    ボタンエビの茶わん蒸し。

  • 和牛のビーフシチュー。

    和牛のビーフシチュー。

  • 網走産、しじみの釜めし。蟹汁と香の物を添えて。

    網走産、しじみの釜めし。蟹汁と香の物を添えて。

  • デザート。すべて美味しく、素晴らしかった。

    デザート。すべて美味しく、素晴らしかった。

  • 7月7日。帰宅する日である。もう十分観光したので、小清水原生花園まで行って、鳥を見ることにした。<br /><br />小清水原生花園ではたくさんのエゾシロチョウが飛んでいた。それまでも出会っていたが、風の弱いその日は特に飛びやすそうだった。写真はオスがメスに求愛しているところ。<br /><br />

    7月7日。帰宅する日である。もう十分観光したので、小清水原生花園まで行って、鳥を見ることにした。

    小清水原生花園ではたくさんのエゾシロチョウが飛んでいた。それまでも出会っていたが、風の弱いその日は特に飛びやすそうだった。写真はオスがメスに求愛しているところ。

  • 現れた鳥は昨日と同じ、ノビタキとホオアカ。場所を変えてみるべきだったかもしれないが、鳥を主目的にしなかったので、これでいいと思った。<br /><br />13時40分発の飛行機で羽田へ。再び空いていて、快適な飛行だった。乗り換えて19時に中部国際空港に帰って来た。

    現れた鳥は昨日と同じ、ノビタキとホオアカ。場所を変えてみるべきだったかもしれないが、鳥を主目的にしなかったので、これでいいと思った。

    13時40分発の飛行機で羽田へ。再び空いていて、快適な飛行だった。乗り換えて19時に中部国際空港に帰って来た。

  • にわかに計画して出かけたが、予想を超えて素晴らしい旅だった。<br /><br />小清水原生花園の花情報は一週間ごとに更新される。エゾスカシユリとエゾキスゲについては6月22日は咲き始め(3分咲きなど)の記憶だが、29日と7月6日は見ごろであった。7月13日にはエゾスカシユリが終花近し、エゾキスゲは見ごろ、7月20日には、これらは消えた。よい時に訪問できたのだった。

    にわかに計画して出かけたが、予想を超えて素晴らしい旅だった。

    小清水原生花園の花情報は一週間ごとに更新される。エゾスカシユリとエゾキスゲについては6月22日は咲き始め(3分咲きなど)の記憶だが、29日と7月6日は見ごろであった。7月13日にはエゾスカシユリが終花近し、エゾキスゲは見ごろ、7月20日には、これらは消えた。よい時に訪問できたのだった。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • Black7さん 2021/11/17 21:56:11
    花鳥風月
    Takashiさん、こんばんは
    いつもありがとうございます!

    自分が昔、濤沸湖に寄った時は、
    秋だったので、お馬さんたちには会えましたが、
    花などは咲いておらず。
    6、7月の小清水原生花園は、
    こんなにもキレイに、花が咲き乱れるんですね。

    野鳥たちにも会うことができて、
    自然豊かな道東に、また違う季節に訪れてみたいと思いました。

    ところで、4トラの西日本の秋旅特集、長良川の鮎の紹介で、
    Takashiさんの写真が採用されていましたね。
    とっても躍動感があって、採用されるのも頷ける、
    ステキな写真でした。

    今年の紅葉シーズンには、どちらかに行かれる、
    または行かれたのでしょうか?
    個人的には、去年の青森の蔦沼のような、
    ステキな風景写真を勝手に期待しております。

    段々と寒い季節になってまいりましたので、
    お体にお気を付けください☆

    Black7

    Takashi

    Takashiさん からの返信 2021/11/18 11:01:19
    RE: 花鳥風月
    Black7 さん

    おはようございます

    お便りいただき、大変ありがとうございます。

    花鳥風月とは素敵なタイトルをつけて頂きました。日本の伝統的な美意識ですね。鳥の写真を撮る時も、できれば花や紅葉があったほうがいいです。海外では必ずしもそうではないので、花をあしらった鳥の写真を投稿すると、新鮮なのか喜んでもらえます。

    原生花園もその目論見で出かけ、花盛りのユリを満喫しました。ユリに鳥が止まることはありませんでしたが、考えてみれば不安定な足場ですね。それでも定番のシシウドと鳥で満足しました。北海道の春は素晴らしく、また行きたいと思うほどです。

    長良川の天然アユ、特集に掲載をお教えくださり、ありがとうございます。特集は、今回は全く見逃していました。アユのやな漁は4トラベルで見かけないようなので紹介しようと試みました。これで企てが成功と喜んでいます。

    紅葉シーズン真っ盛りですね! Black7さんの旅行記でプリトビッツェの紅葉を拝見して驚いたのを思い出しました。奥入瀬の紅葉を何倍もスケールアップした美しさのように感じました。今年の紅葉は、上高地にカラマツの黄葉を見に出かけました。少し早かったようですが、穂高の雪とのコラボは楽しめました。大した写真は撮れなかったものの、旅行記にしておかないと忘れてしまうと投稿する積りです。

    コロナが衰えてきて(一時的かもしれませんね)、旅行のチャンス到来のように感じます。どうぞお気をつけて、素晴らしい旅をご経験されますように。

    Takashi

  • cheriko330さん 2021/08/16 18:43:18
    残暑お見舞い申し上げます✧☆*。
    Takashiさん、こんにちは。

    この夏は北海道を楽しまれたのですね。航空会社も減便で何かと
    大変でしたね。気遣いされながら、結果良い時期に行かれて小清水
    原生花園やワッカ原生花園を存分に楽しまれて、色んな種類のお花も
    見れたのですね。写真にもしっかり収められて、タイトル通り花盛り
    でしたね。ハマボウフウは初めて見ました。アップの写真がまた
    きれいです。ずい分前の夏に行きましたが、こんなには咲いて
    いませんでした。
    私も2007年ですが、『北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート』の
    古の座に宿泊しました。同じ感じだったと思い出し、懐かしく
    思います。いただいた網走牛の美味しさが忘れられません。この時に
    『あかん鶴雅別荘鄙の座』にも宿泊。どちらも良いですね。
    大沼公園にも数年前に、こちらのホテルができて、行きたいと
    思いながら、、、
    お得意な鳥の写真も素晴らしいです。お食事の写真も豪華でどれも
    美味しそうです。
    海外へは行けませんが、国内を上手に楽しまれて、過去の旅行も
    整理兼ねて、もう一度旅した気分になられたことでしょう。
    またアップしていただけると、楽しませていただけますので
    よろしくお願いします。ワクチン進めど、この調子じゃ、いつに
    なったら気軽に遠出ができるのか?参ってしまいます。
    ずい分、涼しくなりましたが夏のお疲れがでませんように。

     cheriko330

    Takashi

    Takashiさん からの返信 2021/08/16 21:03:50
    Re: 残暑お見舞い申し上げます✧☆*。
    cheriko330 さん

    こんばんは

    コメントを頂き、大変ありがとうございます。

    北天の丘ではやはり露天風呂付に泊まられたのですね! そして阿寒の鶴雅リゾート! 私たちも泊まりました。一致点が多く驚きです。私たちは阿寒でよい経験だったので今度も利用しました。

    今夏は白馬の高原でも花を見てきました。でも空いていてのんびりできたことを含めて、原生花園のほうが印象的です。白馬の旅行記は迷っていたのですが、やはり書いておくことにしました。書かないと忘れてしまいますので。もっとも表紙に適した写真がないレベルで、かなり散漫です。

    cheriko330さんも、門司港、あんこクラブの会と身近なところで楽しんでいらっしゃいますね。それぞれの方が知恵を絞って、生き抜いていらっしゃいますね。コロナの先行きを正確に予測するのは不可能ですが、一般の接種が終わり、必要に応じて3回目の接種も終わるころには、かなり落ち着くのではと期待しています。

    それでも世界全体が落ち着くにはさらに時間がかかるかもしれませんね。私たちは、年齢的なこともあり、また、かなり辺鄙な所に行くので、本格的な世界旅行は卒業かなと話し合っています。その代わり、魅力的な国内旅行を色々調べています。

    回想旅行記を楽しんでくださって嬉しいです。世界旅行が恋しくなったら、また回想旅行記を書いてみます(笑)。

    天候不順も重なりますので、お気をつけてご活躍ください。

    Takashi
  • ドロミティさん 2021/07/23 16:20:11
    天然のお花畑☆彡
    Takashiさん、こんにちは。

    プライベートで天然のお花畑を楽しまれたのですね。
    Takashiさんの行動力とリサーチ力に感服いたします。
    海外に行かれない今、東京の緊急事態宣言が解除されたら北海道に
    行きたいなぁと漠然と考えていたのでとても参考になりました。

    「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」露天風呂付のお部屋にいかにも
    新鮮な海の幸たっぷりの豪華なお食事、、とても魅力的で北海道に行く
    際には候補にしたいです。

    オレンジ色のエゾスカシユリ、黄色いエゾキスゲ、ピンク色の北海道の
    シンボルのお花ハマナス、いづれも鮮やかに咲き誇る様は美しいですね。
    いつもながら素晴らしいお写真で目の保養をさせていただきました。

    引き続きコロナ対策と暑さ対策にお気をつけてお過ごしくださいませ。

                               ドロミティ                

    Takashi

    Takashiさん からの返信 2021/07/23 19:55:46
    Re: 天然のお花畑☆彡
    ドロミティさん

    こんばんは

    旅行記を読んでくださり、コメントを頂き、大変ありがとうございます。

    海外に行けなくても、日本は南北に長いので魅力的な場所が多く、色々と楽しめますね。ことに北海道と沖縄は! 季節ごとに違った楽しみがあるのもいいです。

    北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートはすっかり気に入りました。随分前に、阿寒湖の鶴雅リゾートに泊まって、良かったので、鶴雅リゾートと決めていたのですが、期待以上でした。このクラスの宿と部屋なると、海外では値段が跳ね上がると思いますが、日本ではそのようなことがないので、恵まれていると思います。

    花の写真を評価して下さり、嬉しいです。花は昨年から撮り始め、手探りで進んでいますが、興味の範囲が広がって楽しいです。

    コロナ第5波、結構手強そうですね。どうぞお気をつけお過ごしください。

    Takashi

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