2005/04/09 - 2005/04/12
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SamShinobuさん
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2004年に公開されたマイケル・ウィンターボトム監督の「CODE46」は、未来の上海を舞台にした不思議な世界観を持つSF映画だった。近未来映画にもかかわらずCGなど一切使わず、そのままの上海を映し出すことで、十分未来感や非現実性を表現していた。それだけではなく背徳をまとったような上海の街並みが実に淫靡で、禁断の愛というテーマにマッチしていた。全人類が遺伝子レベルで管理されている中、結ばれてはいけない二人が上海の街の片隅で愛し合う。そこには道徳や倫理は存在しない。上海という魔境に飲み込まれた二人は、堕ちる所まで堕ちていくしかないのだ。そんな上海の持つ凄まじい妖気を感じ取ったからこそ、マイケル・ウィンターボトム監督はCGなどに頼らず、リアルな上海で近未来ディストピアを描こうとしたのではないだろうか。
僕は当時の上海に思いを馳せると、この映画がいつも蘇ってくる。遥かなる上海の記憶のピースが、「CODE46」には散りばめられているような気がしてならない。
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2005.4.9(土)
映画の冒頭、ティム・ロビンス扮するセキュリティ会社の調査員ウィリアムが、上海の空港に到着する。なんだか自分が上海浦東国際空港に降り立ったような気分になり、ファーストシーンから映画に惹き込まれていった。
さて、現実の僕は、中国東方航空MU8301便で成田国際空港を11時25分に出発。13時25分に上海浦東国際空港に到着した。空港で両替すると、1元=約13.5円だった。今回はリニアモーターカーではなく、空港からタクシーでホテルに直行した。 -
上海香港広場酒店服務公寓(Hong Kong Plaza Service Apartment)。
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当時の常宿。居心地の良さと、お気に入りの新天地に近かったので重宝した。随分お世話になりました。
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1階ロビー
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ホテルカウンター
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ホテルの向かいにある旺角茶餐庁。朝食はよくここで食べたなあ。建物もなかなか歴史が感じられて楽しくなる。
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南京東路にあるマッサージの「桃源郷」。
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飾られている写真を見ると、ざこば師匠、山口もえ、トミーズ雅、榊原郁恵、高見盛など日本の有名人も大勢来店していた。ガイドブックには必ず載る店で料金は高めだが、その分満足度も高かった。
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内装も豪華で落ち着いている。マッサージ師の腕は当然個人差はあるが、総じて上手かったと思う。
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2005.4.10(日)
朝の街歩き。懐かしい風景だ。 -
上海の中心とは思えないほど素朴な街角。このころ市内には未開発のエリアがたくさんあった。
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生活の匂いがぷんぷんしていていいなあ。
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前の建物、今にも崩れそう。
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おばさんたちは餃子を作っている。
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ここは麺のお店。
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鶏を売っているが、自分で絞めて捌くのだろうか。
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こちらは豚肉。
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朝食の定番、油条(ヨウティアオ)。衛生面に一抹の不安があるが、美味しそう。
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もしも可能なら、この時代のこの場所にもう一度戻りたい。
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こちらも肉の吊し売り。いつも思うが、売れ残った肉は傷まないのだろうか。
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豫園商城にやって来た。
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青空床屋。こんな往来の真ん中で、わざわざ髪を切らなくてもいいんじゃない?
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豫園。豫園商城で買い物や食事はよくするが、肝心の豫園(庭園のほう)には行ったことがないという人が多い。実は僕もこの時初めて豫園に入ってみた。入園料は30元(約400円)だった。
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元々は個人庭園だったが1961年から一般開放されており、中には無数の太湖石が置かれていた。太湖石とは蘇州の太湖で取れる石灰石で、中国では霊験あらたかな有り難い石とされている。
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池と奇岩を調和させた江南式中国庭園。池には鯉が泳いでいる。
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壺の形をした洞門。
洞門とは庭園を繋ぐ門で、額縁として風景を切り取る役目もあるそうだが中国っぽくて趣があるなあ。 -
和煦堂(わくどう)。
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龍墻(りゅうしょう)。
墻とは塀のこと。まさに塀の上は龍の装飾だ。それにしても塀を龍で作るなんて、こりゃ恐ろしくて乗り越えられないね。 -
歌の舞台だった打唱台。
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快楼。
屋根のクセがスゴい。隅棟がこれでもかというくらいに反り上がっている。また太湖石とも見事にマッチしている。 -
異空間に誘う丸い洞門。
初めての豫園は蘇州の四大庭園のミニチュア版のようだったが、それでも意外と見応えのある庭園だった。 -
静安寺の久光デパートで土産を探す。
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寿司鮮魚コーナーがある。
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フルーツの王様、ドリアン。
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ドラゴンフルーツやスターフルーツ等、日本では珍しい果物があった。
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巨大な冬瓜の輪切り笑。
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ここは日本人の駐在員ご用達のデパートだ。
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静安寺。
久光デパートの隣にある真言宗の古刹だ。 -
三国志で有名な孫権の命によって建てられたが、1960年代の文化大革命では仏像は破壊され、寺はかなり荒らされたようだ。そして1984年以降ようやく再建が始まり、立派な本殿が建てられて現在に至っている。
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釈迦牟尼仏(お釈迦様)。
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真言宗を日本にもたらした空海も、遣唐使の留学僧として訪れている。
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真言密教のお坊さんたちがお経を唱えていた。
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参拝方法は日本とは違うので、地元の人の動きをよく見て真似してみよう。
まず線香のあげ方。線香を買ったら火をつけて両手に挟み、頭の上に突き出して東西南北の方向に3回づつお辞儀をする。そして線香置場に静かに置く。 -
静安寺観音菩薩像。
では次に参拝の仕方。中国では、仏像の前には必ず厚い座布団のようなものが置かれている。これは地面に伏して拝むためだ。手のひらを上にして頭の先に出したまま座布団に跪き、頭を思いっきり下げる。これはもう土下座に近い。そのまま立ち上がり、同じことを3回繰り返す。 -
仙踪林というカフェ。
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ここにはブランコ席があるが、ブランコに乗っていたら落ち着いてコーヒーも飲めやしない。
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仕事絡みで「TAXI NY」(日本公開は2005年1月)を観た。
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2005.4.11(月)
ホテルの前の太平洋百貨。 -
朝食はスタバ。
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この当時は上海でも旨いコーヒー屋はあまりなかった。僕は朝の珈琲が欠かせないのでスタバの存在は大いに助かった。
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昼食はキノコ鍋の林海。
日本人の駐在や出張の客が多かった。 -
活きのいいスッポンを投入。
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珍しいキノコも入れて、よく煮る。肉は当然羊肉。
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役所広司も来店していた。
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夜の外灘、延安東路。夕食は夜景も素晴らしい「M on the band」にて。外灘5号の7階にあるゴージャスなレストランだ。
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2005.4.12(火)
魯迅公園。
お気に入りの公園だった。 -
魯迅のお墓。
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多倫路文化名人街の「名人茶藝館」。テラス席に座って、多倫路を行く人達を眺めながら中国茶を飲む。
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お茶請けに、ひまわりの種は定番。歯で割って食べるが、このころは器用に剥けるようになっていた。
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多倫路文化名人街の立派な門。
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その門の前の道路。ほとんど車は走っていないなあ。
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骨董品通りの東台路。
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何でもない街歩きが楽しかったな。
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上海浦東国際空港。
15時55分上海浦東国際空港を出発した中国東方航空MU8302便は、19時45分に成田国際空港に到着した。
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この旅行記へのコメント (1)
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- ateruiさん 2021/07/13 16:45:32
- すばらしい
- SamShinobuさん こんにちは
上海の骨董通り 素晴らしいですね
以前から 骨董ビルもあると 聞いてはいるんですが
なかなか 上海には行く機会がなくて
こちらの写真 見せていただいて
すぐに行きたいと 気持ちが昂ります
aterui
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