私流の値段交渉（値切り方）

2018/05/05 - 2018/05/13

友人と思い出話をしていたら、他の人にも教えてあげたら役に立つかもと言われたので、ご紹介します。

エリア サマルカンド(ウズベキスタン)

お土産屋さんでの値段交渉についてお話します。

方法はいくつかあると思います。
ある添乗員さんの動画で、「私はこの値段で買うんだと決める。例えば20ドルの物を10ドルで買うと決めたら、10ドルなら買いますと言い続ける。13ドルにしかならなければその場を離れ他の店で交渉する。もし他の店でそれより高ければ、元の店に戻ってやっぱり買うわと言って買えば良い。」との事。

私もこれはやった事があります。
ただ、添乗員さんのように何度も同じ場所に訪れていれば、相場が分かり底値を言う事は可能でしょうし、時間があれば他の店と比較もできます。

ツアーに参加すると、時間が限られお店をいくつも回れないことも多くあります。
そんな時に私が使う手は、自分から値段は言わない。

買おうかなと思う物を手に取ると、店員(店主)さんが近付いて来ます。
話しかけられたら、手に取った物はもとの場所に戻します。
だいたいは「それは20ドルです。」等、値段を教えてくれます。
言われなかったら、興味はあるけど・・・一応聞くねくらいの感じで「いくら？」と聞きます。
値段を聞いたら「ふーん。ありがとう。」と言い再度商品を見て(興味はあるけどを演出します)その場を立ち去る振りをします。
私の経験では必ず、店員さんはナンダカンダお勧めしてきます。
で、最終的には「いくらなら買う」「いくらいくら」と捲し立てて来ますので、「いくらにするのか聞いてるのは私」ともちろん日本語で返します。
「これでどう。」とねだんを下げてきますので、限界までか買いたい値段になるまで首を振ります。
時間がないときは、日本で買う場合の値段と比較して納得できれば買います。
時間があれば限界まで下げさせます。
じゃあ、限界は？
店員さんが「これで要らないなら帰って。」と言うのでわかります(笑)
これを言われたらお買い得間違いなしです。

余談です。
同じツアーの参加者と購入金額の差が大きかったのはチュニジアで買った砂漠の薔薇ですかね。
ご夫婦が購入されたのは店の言い値が１個50ドル。
二つ買うからまけてと交渉し、粘って２個60ドルにしてもらったとご自慢され、その他のお客様も凄いと誉めていらっしゃいました。
私はと言うと、これから値札を付けて店に並べようとしている商品で、初め30ドルって言われ「えっ？」て言ったら、間違えたそれは15ドル だったと言われました。
で、いつものパターンで買うんだか買わないんだかの態度で結果3ドルになりました。
まあこれは他の商品を売りたくてイライラした隣の店のお兄さんが、なぜか決めた値段ですが(笑)
心の中でお買い得だったなあとほくそ笑んでいたら、私も購入していたのを見ていたお客様が「あなたも買ってたわよねえ。いくらで買ったの？」と大きな声で。
「私のは小さいので3ドルでした。」と答えたところ、ご夫婦が「見せて。」と凄い勢いで迫ってきたので、仕方なくお見せしました。
頼んでもないのにご夫婦も取り出され、比べる始末。
大きさは値段の差ほどは変わらないですが、一回りは大きく綺麗な物だと思いましたので、「やはり金額の差だけの事はあって綺麗ですね。」と言ったら、「持って帰るまでに割れるかもしれんし、3ドルで買えるならそっちの方が良いに決まっとる。」と大層ご立腹でした。
「納得して買われたんでしょ？見るからに綺麗さに差がありますし、私のは元値が15ドルですからその時点で物が違いますよ。」と言ったら収まりました。
が、その後の買い物は交渉役をお願いされて大変でした。