2020/11/02 - 2020/11/02
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RAINDANCEさん
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神奈川県南西部、足柄下郡箱根町の芦ノ湖周辺をモーターバイクツーリングで訪れました。芦ノ湖は、三千年前の神山の水蒸気爆発による土砂で川がせき止められ形成された湖とされ、古くから信仰の対象でした。現在は富士山も望める箱根を代表する観光地であり、周辺はドライブ・ツーリングコースとしても人気があります。
★湖を囲む高原の温泉に泊まり、箱根の関と開運の神社を巡る。
★「芦ノ湖スカイライン」から「箱根スカイライン」を経て、富士山を眺めながらのツーリング。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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富士五湖ツーリングから箱根芦ノ湖へ向かう途上、仙石原へ立ち寄り。
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仙石原のススキ野は妻のお気に入り。秋になると何らかの形で訪れる機会を作ってます。
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この日は曇っていて穂の輝きがいまひとつ。
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目的地の芦ノ湖畔に着きました。
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まず訪れたのは「箱根関所」。その資料館。
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140年ほど前の江戸時代には交通の要所だった箱根関所が、平成16年(2004年)に当時の匠の技や道具を使い復元されました。歴史を物語る杉並木。
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夕方につき茶屋はもう閉まってました。
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夕暮れの芦ノ湖。
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関所へ入ってみましょう。
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東京側の「江戸口御門」から。高麗門という形式の門だそうです。
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「御制札場(ごせいさつば)」、箱根関所の役割が記載された高札が掲げられる場所だそうです。
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「大番所・上番休息所」は関所の要となる建物で、街道側の大番所、湖側の上番休息所の2棟がつながっています。
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大番所の横の「厩(うまや)」。
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大番所の中をのぞいてみましょう。
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左は「番頭」、小田原藩から赴任してきた侍で、関所の責任者ということです。右は「横目付」で、番頭の補佐。
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左が小田原藩から雇われ関所に住んでいる「定番人(じょうばんにん)」、関所の役人の補佐をしていたそうです。右の2人は「番士」、係員のようなものらしい。
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女性の旅人が髪に何か隠してないか、等を取り締まる「人見女」。定番人の母親などが雇われたそうです。
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「足軽番所」、足軽の控え室かつ就寝場所です。
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足軽(番人)たちの休息所。
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「井戸」です。
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丘の上に何かあります。登ってみましょう。
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「遠見番所」、足軽が昼夜交代で芦ノ湖や街道沿いを見張っていたという場所。
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遠見番所から芦ノ湖を見張ってみましょう。不審な船は見当たりません。
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遊覧船を発見!
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江戸口御門の反対側の「京口御門」をくぐって、関所の見学を終了。
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杉並木を通って駐車場へ戻ります。
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駐車場の横に、旧東海道の杉並木が遺っています。
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旧東海道の石畳は、芦ノ湖周辺にも点在しています。
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開運の聖地とされる「箱根神社」にやってきました。
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奈良時代の天平宝字元年(757年)に、万巻(まんがん)上人によって創建されたとのこと。
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暗くなってきましたが、まだ多くの参拝者が居ます。
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九頭龍神社本宮と同じ九頭龍大神を祀る「九頭龍神社新宮」。
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箱根神社へ参った後は、芦ノ湖の北側の森の中建つ「箱根高原ホテル」へ。(翌朝撮影)
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”芦ノ湯温泉”か”芦ノ湖温泉”を狙っていたのですが手頃な宿が空いておらず、芦ノ湖に近いながらも”仙石原温泉”にあたるこのホテルにしました。
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ですが、結果的にはここに泊まって良かったです。お気に入りのホテルになりました。
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シンプルな客室ですが広くて快適。地図で見て、芦ノ湖が見渡せるかと期待しましたが森の中なので見えなかった一方で、静かな森の中にあり自然に囲まれた環境は良かったです。
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テレビはワイド。備品もしっかり。
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洗面台と温水洗浄付きトイレ。
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夕食の前に温泉へ。大浴場は「金時湯」と「乙女湯」。
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2本の自家源泉を持ち、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムがバランスよく混ざった”温泉の女神の見事な調合”を謳う温泉。微妙な違いは判りませんが、源泉かけ流しで塩素消毒もなくいい湯でした。
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温泉の後は夕食へ。
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とりあえずの生ビール。
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前菜に...
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しゃぶしゃぶ...
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そしてステーキや釜めしなどボリュームありました。
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ホテルのラベルが付いた日本酒をお供に。
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ステーキ。
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釜めしは栗ご飯でした。
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味噌汁と栗ご飯で締め。
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デザートもしっかり。
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夕食後はまた温泉へ。
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夜の露天風呂「月」。こちらは加温されていました。
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が、塩素殺菌は無しの源泉かけ流し。
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翌朝...
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朝食です。朝も品揃えは充分。
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熱々の味噌汁とごはん。
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カフェで朝食を締めくくり。
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チェックアウトします。料金はお手頃なのにいい温泉と食事が楽しめるホテルでした。箱根としてはかなりのコストパフォーマンスに感じました。
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芦ノ湖を去る前に、寄るところがあり再び箱根神社のある湖畔へ。
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箱根の芦ノ湖・畑宿の周辺には、箱根町の伝統工芸品である寄木細工の店が何軒かあります。
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そのうちの一軒、「寄木細工専門店 一茶」に立ち寄り。
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寄木細工は、元は静岡で発展した技術でしたが、江戸時代に石川仁兵衛という人がこの技術を箱根に持ち帰り、木の種類が豊富な箱根で色や木目の違うさまざまな木を寄せ合わせてお盆や箱を作ったのが始まりなのだとか。そして、旅人が行き交う箱根でお土産として注目されるようになったそうです。一品購入して帰ります。
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さて、帰路は「芦ノ湖スカイライン」と「箱根スカイライン」から御殿場IC経由で。箱根峠口から芦ノ湖スカイラインに入ります。
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右手に芦ノ湖があるのですが、走りながらでは意外にも芦ノ湖はあまり見えません。途中のレストハウスや展望台に停まって見るのがよいでしょう。
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左手には、よくスーパーカーやバイクが集合しているレストラン。
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こんな感じ。(別の日に撮影)
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右手の丘の麓にドライブイン。
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この丘からの芦ノ湖の眺め。
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走りながら少しですが富士山が見えます。
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こんなハゲ山が見えてくると...
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「箱根スカイライン」に乗り継ぎます。
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箱根スカイラインでは、道沿いの各所にPからこのような眺望。(別の日に撮影)
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走りながらも富士山の雄大な景色。
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スカイラインの出口です。
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めったに見れないという富士山の”つるし雲”(右上の渦巻いたような雲)が出ていました。
三千年前の神山の水蒸気爆発で土砂が川をせき止めて形成されたとされ、古くから信仰の対象だった芦ノ湖は、現在は富士山も望める箱根を代表する鉄板の観光地であり、ライダーにとっても鉄板のツーリングコースとなっております。
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