2019/06/08 - 2019/06/09
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Indianal Jobsさん
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2018年10月スタート 世界一周 アメリカドライブ編
カリフォルニア州 セコイア&キングスキャニオン国立公園と旧ルート66沿いのレトロなアメリカ西部町オートマン見学の様子
ドライブ日程は下記の通り
6/8 ベイカーズフィールド→セコイア&キングスキャニオン国立公園ドライブ観光→宿泊はゴールドレッジキャンプ場
6/9 カリフォルニア州からアリゾナへ向かい旧ルート66号線のオートマン見学 宿泊はキングマン
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6/8 リッチフィールドのモーテルを6時過ぎに出発
09:15にキングスキャニオン国立公園の南端に位置するキングス・キャニオンビジターセンターに到着♪ 周辺にはロッジやキャンプ場、ちょっとしたストアがあるキングスキャニオンの玄関口エリア (この辺りで標高は1,950mホド) キングスキャニオンエリアでは180線の奥手にあるシダーグローブにもビジターセンターがありますが、通じる道路共に雪のないグリーンシーズンのみの営業
営業時間: 09:00~17:00 (秋以降は10:00~16:00 冬季は10:00~15:00) -
ビジターセンター内の様子 案内カウンター・展示コーナー・ショップと他のビジターセンターと機能は同じ
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今回は時間がないのでトイレタイム中心でサラッと終了
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ビジターセンターを後にして近くのグラント・グローブから見学開始 グラント・グローブはグラント将軍の木を中心にしたジャイアントセコイアの巨木が楽しめる公園となっています
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駐車場から遊歩道を300mほど歩いた場所にそびえ建つグランド・グローブの主役 グラント将軍の木
高さはウルトラマンスコット(82m)とほぼ同じで初代ウルトラマンの倍ですグラント将軍の木 モニュメント・記念碑
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イチオシ
ジャイアントセコイアの巨木で、カリフォルニア州及び世界で2番目に大きな木とされており樹齢はなんと1700年!!(およそ) 高さ82m 根元の幹周りは33mあり、確認されているセコイアの巨木の中で3番目に太い木とのコト
周りの木も併せて大きいので巨大さがピントきませんが高速道路に生えていたら3レーンを塞いでしまうそうです -
グラント将軍はアメリカ南北戦争中の北軍最高司令官 南軍を打ち破り戦争を終結させた後、第18代大統領に選出された人物
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32.8mの幹周りを誇る根元には火災の跡が刻まれていました
山火事はセコイアの木にとっては無くてはならない重要な要素でセコイアの種子は火事の熱がないと落下せず、しかも山火事跡の灰の中でしか発芽しないそうです -
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公園内の様子 もちろんグラント将軍の木以外にもセコイアの巨木がアチコチにあります 公園内にはアメリカを代表する偉大なる人物や地名から名づけられた巨木が30本以上あるそうです
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仲良く並んでそびえ立つセコイアの巨木 これだけ近くにあって2本ともよく一緒に成長できたものですね 同じ時期に芽生えたのでしょか?
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ガムリン・キャビン ガムリン兄弟によって1872年に建てられた小屋でキングスキャニオン国立公園で最も古い現存する建造物
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ガムリン兄弟は1878年までここで暮らし、1890年の公園設立後は米国騎兵隊の馬を養うための必要な干し草と穀物の貯蔵庫として使われていたたそうです
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そんなガムリン・キャビンの近くには巨木の丸太をL字にカットしただけのベンチがありました 贅沢な使い方ですね
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倒れてしまったセコイアの中を通ることもできます
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落雷による火災が原因で倒れてしまつたのでしょうか 木の内側が真っ黒に炭化していました
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山火事はセコイアの森を育むのに必要な物とされ、その山火事は落雷から始まりますが時には命取りになることもあるのですね
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グラント将軍の木を見物した後はキングスキャニオン国立公園の本丸エリアへ Kings Canyon Scenic Byway(180号線)をシダー・グロブ(最深部エリア)までドライブします
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イチオシ
いざ シエラネバダの最深部へ 終点のKanawyersまでは約56kmのクネクネ山道ドライブ(長野県民なので山道はへーき)
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Junction Viewポイント手前 道路脇からから眺める景色(ここで標高1,585m位)
走り出しの景色は雲1つない天気で絶好のドライブ日和 道中にトレッキング道も整備されているようですが往復で100km超えてしまうので基本ドライブ主体 道路脇の駐車場から景気を眺めるスタイルにて観光 -
山の一部には山火事跡も見られました ヨセミテの山火事跡より古い感じでしたが本当にアチコチで山火事が発生するのですね・・・ セコイアの木は現在でも新しい芽が出ているのでしょうか?
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途中にあるキングスキャニオンロッジ併設の簡易(季節)ガソリンスタンドには現役のレトロな給油機がありました
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この目視で計る円筒タイプのモノは何て呼ぶのでしょう?
ココのガソリン 5ガロンで29.5ドル!! 1ガロン=5.9ドル なのでリッター約171円(1ドル110円計算) -
どんどん下ります キングスキャニオンは最深部の深さが2,400mで米国で最も深い峡谷とのコト どおりで壮大な景色
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徐々に谷底を流れる川が近づいてきて・・・
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イチオシ
Scenic Bywayは川沿いに沿って走るようになります
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ヨセミテ同様雪解け水が多くて水量豊富
濁流ではありませんが結構な激流 迫力がありました -
道路沿いの駐車場からすぐにアクセスできるグリズリー滝 夏場は滝のすぐそばで水遊びできる人気スポットなのですがこの度は大瀑布状態でした!!
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グラント・グローブから約45分のドライブでキングスキャニオン国立公園看板ポイント(シダー・グローブエリアの少し手前)に到着 遠かった・・・
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イチオシ
グラントグ・ローブから1時間ちょっとで車で行ける最深部Kanawyersに到着 Scenic Bywayはここでお終い シエラネバダ山脈の最深部の谷底エリアとなります
少し手前のシダー・グローブ・ビレッジに1泊以上滞在できれば魅力的なエリアですが日帰りで訪れると良さを体感できる時間が足りません…
この場所からぼぼ東、35㎞の場所ががマンザーナー強制収容所 山の真裏に来たことになります -
キングスキャニオンの最深部Kanawyersから同じ道を1時間ほどかけてグラント・グローブ・ビレッジまで戻り今度は198号線にてセコイア国立公園へ
ブエナビスタ・ピークトレッキング口近くの展望スポット(約2,180m)から望むシエラネバダ山脈 眺望方向が北なのでアメリカ本土最高峰のホイットニー山(4,418m)は方向違い(ホイットニーはこの場所から東) -
道路脇にあるセコイア国有林看板(ただそれだけ) キングス・キャニオン国立公園、セコイア国立公園、セコイア国有林が広大なエリア内に指定されていますがどこがどう違うのかよく分からない・・・
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セコイア国立公園での一番の目玉であろうシャーマン将軍の木の最寄駐車場に到着 土曜日だったので駐車場は激混み
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シャーマン将軍の木まではこの東屋から少し歩きます
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舗装整備された遊歩道を10分位歩いて…
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シャーマン将軍の木に到着 グラント将軍の木同様にデカいです シャーマン将軍と名前が付いていますが実際は将軍ではなく北軍中尉の人物 ウィリアム・シャーマンから名づけられています 経歴偽証ですね
シャーマン将軍の木 森林・ジャングル
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シャーマン将軍の木が如何に大きいか図解で解説されていました 高さ84m、根元の幹周りは31m 最大直径11m 一番太い枝の直径2mという大きさ!!
グラント将軍の木と甲乙つけがたい大きさを誇りますが体積の点おいてシャーマン将軍の木が大きく世界で一番大きな木(同時に世界で一番大きな生命体)とされます -
世界一の大きい木の根元 どーん この木1本で家が何十件も建ってしまうのでその昔は乱獲ならぬ乱伐の危機にあったそうですが裂けやすい木ということで伐採は収束、そして国立公園に指定され現在はしっかりと保護されています
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イチオシ
すげー高いデス 上を見上げることが多いので鼻毛の処理を忘れずに
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グランド・グローブ同様 シャーマン将軍の木以外にも巨木が沢山生えてます 根元の空洞には人が余裕で収まってしまいます
この大きさやスケール感はその目で確かめてこそ アメリカは何もかも 木ですらデカかった!! -
最後の立ち寄りはGiant Forest Museum(ここの駐車場も満車で停めるのに苦労しました)にて 名前は博物館ですがビジターセンターです
ジャイアント フォレスト博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ビジターセンター内の様子 案内カウンター、ショップ、展示コーナー完備
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以前はここにもビレッジがあったそうですが森林への影響を懸念して宿泊施設などは閉鎖されたそうです
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展示コナーでは巨大なセコイアの木の大きさを分かり易く展示 先に立ち寄ってから見学すると想像力が膨らみます
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台座を入れても自由の女神より高くて大きいなんてびっくりです(初代ウルトラマンが自由の女神と同じ位のサイズ)
ここから宿泊地のキャンプ場まではまだ200km走らないといけないので国立公園見学はこれで終了 -
見学を終えて198号線の山道をひたすら下ります この198号線がこの日のドライブで一番の山道 カーブがきつく、走れども走れども山道が終わらないんじゃないかと思う程の山道でした。。。
途中にフットヒルズ・ビジター・センターがありますがそこは寄らずに素通り -
道中の景色 山の中っぷりが日本の比ではありません 日本の場合、太平洋・日本海どちらからも一番遠い場所が約115km離れた長野県佐久市の山の中ですが、それだけ走ってもまだ山の中
ガソリンスタンドも全然ないので島国の人間からすると不安を覚えずにはいられません(ガソリンは満タンで出かけましょう) -
ポーカービルで給油後再び65号線を南下して出発地ベーカーズフィールド手前 155号線を東へ(この155号線も198号線に負けず劣らずの山道でした)
カーン川のダムにより形成されたイザベル湖まで到着すればこの日のキャンプ場はもうすぐ -
イザベル湖湖畔の小さな町カーンビル(Kernville)からキャンプ場への道はこんな感じで何もありません(道路左手にカーン川が流れています)
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18時過ぎ 1日約600km走破してようやく宿泊地ゴールドレッジ・キャンプ場に到着 これまでの道中で最も長いのドライブとなりました
マイサイト No.5にチェックイン 36ドル(予約手数料含む)×1泊 ※現在は値上げされています -
様子がよく伝わりませんがキャンプ場内の様子 週末だったのでサイトは全ていっぱい 川遊びができるとあってビキニ姿のオネーさんグループのキャンパーも居ました(日の入りが20時過ぎなので皆さんまだまだ全開に遊んでました)
国立公園ではありませんが川遊びを求めてやってくるキャンパー達で川沿いのキャンプ場はどこもいっぱい 若々しさ溢れるキャンプ場でした -
トイレはポットン式ですが乾燥地帯なのでカラッとしているのでトイレのジメジメ感は軽減 シャワーはありませんでしたが全体的に居心地のいいキャンプ場でした ここは人の少ない時でも良さげな雰囲気でした
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6/9 テントを撤収しキャンプ場を後にします イザベル湖まで戻りその後178号線を東へ 寒さは微塵もなく乾燥した暑さが戻り時間と共に気温はグングン上昇
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US-395号線をクラマージャンクションに向けて南下(北上するとマンザナー、モノレイク) 同じカルフォルニアだけど場所によって全然景色が違う 全米で3番目に大きな州で日本の約1.1倍の広さのカリフォルニア州 海あり、山あり、砂漠ありと飽きることがありません
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旧ルート66線沿いのオートマンに到着
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オートマンはアリゾナ州北西部のモハベ郡のブラックマウンテンズにある小さな集落(最新の調査では人口50人ほど)
20世紀初め1915年に2人の採掘者が金鉱を掘り当てたことから人口が爆発的に増えたゴールドラッシュに沸いた金鉱採掘の町
1924年にUnited Eastern Minesの金鉱が閉鎖されるまでの約10年間はアメリカ西部で最大の金山で約200億以上の金が採掘され、1941年に政府が国の戦争努力の一環として残りの採掘事業の閉鎖を命じるまでには地域全体で700億以上の金が採掘されました
その後、町を迂回する道路が整備されるなどして1960年代にはほぼゴーストタウン状態になりました
しかしルート66号線沿いにあったことから旧ルート66の巡礼地巡りの主要な観光地の1つとして脚光を浴び、近年では多くの観光客を集める観光名所となりました -
通りの南に位置する鉱山博物館(Mine Museum) 無料で見学できる鉱石採掘の現場風景を再現した場所 博物館と名前がついていますがそこまで立派なシロモノではないので期待しすぎないように…
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採掘現場の様子を再現
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鉱山夫の部屋を再現した展示 一攫千金のアメリカンドリームを追い求め1920~30年代にかけては10000人近くの人口があったそうです
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見えづらいですが採掘現場が崩れて生き埋めになった人の展示 ゴールドラッシュに沸いた多くの場所がそうだったように大金を手にできたのはほんの一握りの人だけでした
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こういう場所でこういう建物だから味がありますが普通にあっただだのボロ小屋ですね
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イチオシ
オートマンのほぼ真ん中に建つオートマンホテル モハベ郡で唯一の歴史的な2階建て日干しレンガの建物で1983年に国家歴史登録財に登録されている建物
ホテルは1902年に建てられ当時はDrulin Hotelという名前で営業され、その後1960年代にOATMAN HOTELに改名されました
ホテルの看板はあるものの現在は宿泊することは出来ず1Fはレストラン、バー、お土産店 2Fは博物館として営業されています
また、このホテルは1939年の映画「風と共に去りぬ」で有名なクラーク・ゲーブルがキャロル・ロンバートとハネムーンで宿泊したホテルと知られ、利用した部屋を扉越しで見学できる他、当時のものが数多く展示されているのでMust Visitポイント -
一度は完全なゴーストタウンになりかけたオートマン 当時の建物は基本そのままでアンティークな装飾品を加えてどの店舗も上手にリメイクされています
最新の国勢調査ではオートマンの人口は50人ほど 住人の殆どが観光業を営む人で従業員の多くは近くのモハベバレーからの通勤者 -
オートマンは距離にして200m程の道路沿いの小さな集落なので通りを往復して見学するだけなら1時間で十分、飲食&ショー見学を加えても2時間ホドで十分です
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Olive Oatman Restaurant キングマンにあるレトロな雰囲気のMr D’z Route 66 Dinerよりも更に古い雰囲気のレストラン 食事はとりませんでしたが内装はアンティークな調度品ばかりでなんともノスタルジック
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イチオシ
写真右の建物Fast Fanny’s Placeは元売春婦、現在はアクセサリー・民芸品を扱うギフトショップとなっています
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建物の看板にはOATMAN THEATERの文字 元は映画館だったのでしょうか? 現在のお店の殆どがお土産店か飲食店ですが昔ながらの看板が残されているので看板にも注目です
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もと鉱石採掘だったので色々な鉱石物も販売されていました
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その一角には古い洗濯機や給湯器が無造作に置かれていました 前回立ち寄ったルート66沿いのハックベリー雑貨店が1軒屋に対してこちらは集落まるごとOld Daysの雰囲気が楽しめるリトルタウン
残念ながら今回はガンショーを見ることはできませんでしたがそれでも楽しい時間を過ごすことはできました ラスベガスから片道2時間掛かりますがガンショーを含めて見学するなら往復して出かけても価値はあると思います -
最後にオートマンに欠かせないのが野生化したロバ お土産店などでエサ用の人参が売られているので人を見ると餌をねだりにロバから近づいてきます
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イチオシ
全く人を恐れないのでロバとの記念撮影しホーダイです
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オートマンでのプチタイムスリップを終え、Sitgreaves Passを超えてキングマンを目指します
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ングマンの宿ルート66号線沿いのモーテル Ramblin Rose Motelにチェックイン Booking.comで探した範囲でキングマンエリアで一番安かったモーテルで1泊47.58ドル×1泊
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外見は一昔の風のモーテルでしたが内装は綺麗にしてありレンジ・冷蔵庫付と申し分のない部屋で良物件のモーテルでした
嬉しかったのは階段下にアイスマシーンがあって氷を自由に好きなだけ持って行けたコト(昔は当たり前でしたが最近では少数派?) 翌日のクーラーボックスの氷はこちらから頂いてしまいました
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