2021/06/05 - 2021/06/05
963位(同エリア1979件中)
K2さん
この旅行記のスケジュール
2021/06/05
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車での移動
8:45 出発
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その他での移動
ロープウェイ駅 到着 9:15 9:20 乗車
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その他での移動
ロープウェイ頂上駅 9:25 着
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徒歩での移動
登山開始 9:30 茶臼岳 頂上着 10:05
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徒歩での移動
茶臼岳頂上 火口回遊 10:50 下山開始 峰の茶屋跡避難小屋 到着 11:20
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徒歩での移動
峰の茶屋跡 到着 11:20 昼食
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峰の茶屋跡避難小屋
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徒歩での移動
峰の茶屋跡 下山開始 12:10 ロープウェイ駐車場 着 12:55
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車での移動
ロープウェイ駅 出発 13:00 駒止の滝 着 13:40
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徒歩での移動
駒止の滝駐車場から北温泉へ 徒歩400m 6分
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北温泉
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車での移動
那須温泉 ウェルネスの森へ 20分
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この旅行記スケジュールを元に
2年ぶりにゴヨウツツジを目当てに那須を2泊3日で訪れましたが、例年に無く早く咲き終わっていて空振り。中日の5日に、前日の豪雨に続いてまだ雲を被っている茶臼岳へ散歩のつもりでロープウェイに乗ると、山の上では快晴の青空と絶景が待っていました。こりゃ茶臼岳を登らなきゃ損々と登山に切り替え、半時間後には頂上へ到達。朝日岳、三本槍岳の絶景の山並みを拝んで下山した後に、いつも訪れる駒止の滝を訪れました。今回は初めて、滝の上流にあって映画「テルマエ・ロマエ」に登場する北温泉まで足を延ばして秘湯、天狗の湯に浸かりました。登山の疲れを癒せて、思いもかけない満喫した那須の一日となりました。
[日程]
6/4 自宅→圏央道、東北道→那須 ホテル泊
6/5 ホテル→那須ロープウェイ→茶臼岳→峰の茶屋避難小屋
→ロープウェイ駐車場→駒止の滝→北温泉→ホテル 泊
6/6 ホテル→鹿の湯→道の駅明治村→東北道、圏央道→自宅
この旅行記の翌年、2022年5月末にもゴヨウツツジを求めて再チャレンジをしました。那須ゴンドラ山頂でやっと3分咲きのゴヨウツツジにお目にかかりました。今回は北温泉への急峻な山道を下り、途中で思わぬものを拾ったハップニングがありました。下記ブログで綴っているのでご覧ください。
https://k2atom.at.webry.info/202206/article_1.html
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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初めて訪れた北温泉は、阿部實が演じるローマ人が日本の風呂にタイムスリップする映画「テルマエ・ロマエ」で、出会う日本人ヒロインの実家の温泉宿として登場します。まさに映画さながらの天狗の湯に古来の温泉信仰を感じ、ありがたい湯に浸る体験をしました。
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前日の豪雨が止んでも常宿のホテルを出る時には、那須岳(茶臼岳)が見えない曇り空です。ゴヨウツツジが咲き終わっているとの情報で行く所がなく、とりあえずロープウェイ駅へ車を走らせました。ケーブル線が雲の中に吸い込まれているため、雲中散歩でも良いかと、茶臼岳に登るゴンドラに乗り込みました。
那須ロープウェイ 乗り物
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下りのゴンドラがすれ違う高度に来た時に、なんと青空が垣間見えてきました。ひょっとして頂上は晴れ? 期待がつのります。
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なんと、ロープウェイ頂上駅では快晴の青空とくっきり見える朝日岳が迎えてくれました。これなら、散歩の装いを切り替えて茶臼岳登山に出発です。前回、と言っても数十年前に登った時はガスの中で何も見えなかったので、今回はリベンジと張り切ります。
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MAPには頂上まで所要時間50分と明記されている火山礫の登山路を進みます。
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茶臼岳に行く登山道は頂上が見えていて直登ですが、頂上がまじかに見えていても意外に遠く、時間がかかるものです。久しぶりの本格的登山なので、ゆっくりペースを心がけます。
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右にくっきりと見える朝日岳はいつ見ても好きな山の一つです。ごつごつとした稜線とスロープの山肌とのコントラストが絶妙です。
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周囲の山の景色に満足して登っているうちに登山道は岩肌が露出する高度になってきました。
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茶臼岳の特有の赤茶けた火山灰土が露出した道が出てきたので、頂上はもうすぐです。
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鳥居をくぐれば、そこは茶臼岳の頂上です。
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標高1915mの茶臼岳に着きました。ロープウェイ駅からの所要時間は私達の足で35分でした。観光案内パンフ上に50分の表記は、観光客が気楽にサンダルやハイヒールで登らないようにしている策のようです。
茶臼岳 自然・景勝地
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今日の茶臼岳山頂からの景色は快晴のもと360度見渡せて最高です。遠くに飯豊山系と思われる白く雪を被った峰々が望めました。
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茶臼岳は火山ですから写真の右中央に小さな噴火口跡があります。ちょっとした凹みの周囲を廻って頂上散歩です。
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下方に小さく見える赤屋根が峰の茶跡避難小屋です。そこに向けて茶臼岳を下山して行きます。鞍部の避難小屋からの尾根道の先に、右に朝日岳、左に三本槍岳が並び、手前の茶臼岳の溶岩に映えて山容が見事にコントラストをなす絶景です!
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ごつごつした茶色の岩が露出する火山礫の下山路を下りて、もう少しで峰の茶屋跡避難小屋に辿り着きます。
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避難小屋に到着しました。那須岳登山の中継点なので、一休憩する多数の登山客がくつろいでいます。頂上から下山の所要時間は30分でした。
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ここで弁当を食べるお昼の時刻になりました。いつも風が強いので峰の茶屋跡の石碑に身を寄せて、宿で急ごしらえしたサンドイッチを美味しくいただきました。
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下山してきた茶臼岳を見上げて、昭和新山と同じくマグマが隆起してできたので、やはり他の山とは異なった色と形状だなと感心して、暫し眺めていました。
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今朝に車を停めた駐車場へさらに下山路を下って行きます。左に朝日岳のすそ野を見ながらのなだらかな登山道は天気が良いので軽快です。
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下山途中で森林帯に入ると、まだ山ツツジがきれいなピンク色で咲いていました。
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道端に落ちたばかりのゴヨウツツジの花びらを発見。昨日の豪雨で最後の花がたたき落とされてしまった様で、枝上のゴヨウツツジの花は残念ながら見当たりませんでした。
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この写真は2年前のゴヨウツツジです。可憐な白い花で、葉っぱが五つ葉なのでゴヨウツツジの名前が付いています。森全体が白い花で覆われて、それは見事だったです。今回は残念ながらお目に掛かれずに( ;∀;)。
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下山路の終点にある山の神に無事な登山に御礼を申し上げました。いつもは、この道から登るので、これからの登山の無事を祈願するのが常でしたが、今回はロープウェイを使ったので逆になりました。
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鳥居をくぐって向こうに登山口の峠の茶屋駐車場が見えてきました。ロープウェイの駐車場はさらにその先を下って行きます。
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登山口に建てられた掲示板で改めて今回のトレッキング径路を再確認です。普段はここから峠の茶屋跡避難小屋を経て、茶臼岳、朝日岳、三本槍岳、三斗小屋温泉に行く登山コースです。いつものルートを登りにロープウェイでショートカットしたことになります。
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下山してからいつものルートで駒止の滝へ車を走らせ、新緑に生える滝を見学しました。紅葉の時に見事な錦絵のキャンバスの主人公になる滝は、この時期も水量が豊かで見栄えがします。実はここで、2年前に私の肩にアサギマダラ蝶がとまるという稀有なことが起きたので、とてもメモリアルな場所です。
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駒止の滝の駐車場で見かける北温泉の掲示板です。以前から北温泉があるのは知っていたのですが、ここから400m歩いて下るのが乗り気でないのと、いつも鹿の湯へ直行するのが定番になっていたので、今まで北温泉を訪れることは有りませんでした。
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今回は気持ちの良い茶臼岳登山をした勢いから、また最近になって映画「テルマエ・ロマエ」のロケ現場と知ったため、帰りに400mの登り道はいやだけど、北温泉に行って見ようということになりました。
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辿り着いた北温泉の1軒宿は、江戸時代からの昔の温泉宿の風情が残されていて、一目でこれは歩いてきた甲斐があった感じました。どこかで見た風景と思ったら、映画の中でヒロインが真っ白に雪が積もる実家に戻るシーンでした。旅館の中に入ってみると、館全体が昔にタイムスリップしていました。
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玄関を入るとすぐ囲炉裏端があり、古道具が雑多に並べ立ててあります。なんじゃこれは!、映画のシーンそのままのレトロさに驚きました。唯一の機械文明の証に置かれた入湯券自動販売機が故障しているので、女将が出てきて「入浴料は現金でね」と受け取って、「お風呂はその先」と言いながら消えていきました。
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言われた方向には足洗い場があり、その前に温泉神社に詣でるためにはここで草履を脱いで足を清めるべしと張り紙があります。家内が足を入れたらとても熱いのでパスすることにして、左は女湯、右は天狗の湯(混浴)とのことで、私達は二手に分かれました。階段の正面に神社が奉られ、扉を開けると外には本殿に登る石段が延びていてます。また、館内のいたる所に温泉前社の祀りだなが置かれていました。
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薄暗い廊下の先に目指す天狗の湯があるらしく、江戸、明治時代にタイムスリップしたような館の中を進みます。
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廊下の横道の先にお食事処があるらしく、その通路には明治時代の火消し道具、ポンプが展示されています。
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さらに薄暗い岩屋の廊下を抜けて行くと、その先に天狗の湯が有りました。
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映画のシーンさながらの天狗の湯は見事な鼻を突きだした天狗の三つの面が飾られた掛け流しの湯船でした。湯量が豊富で、飲むことができる単純泉(PH6.2)で湯加減はちょうど良く、浸ると登山した足の筋肉疲労がゆっくりととれていきました。
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湯船に浸かって見上げると天狗の鼻が実に立派で、思わず手を伸ばして撫でてしまいました。見渡すと多数の絵馬が壁にかけてあり、子宝が授かりますようにの祈願が記されていました。その効果にうなづける秘湯です。
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打たせ湯が外に出たところにあり、足元は相当の年期が入った横木の腰掛がありました。湯滝のごとく肩、背中に当てて気持ちが良いです。
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内湯に渡る廊下にはアンティークな工芸品やポスターが所狭しと並べ立てて有り、江戸から昭和初期へのタイムスリップができるワンダーランドみたいです。宿の料金も江戸、明治、昭和の時代の部屋によって金額が異なっているとは、面白いです。
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さらに廊下の先にある露天風呂は渓流の音を聞きながらの気持ちの良いロケーションでした。玄関前にはプールの広さの露天風呂も有ります。今度来る時には是非泊まって館内を冒険してみようと思いながら、北温泉を後にしました。
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ホテルに戻って、今夜はちょっと贅沢してディナーのフルコース+飲み放題です。今日の茶臼岳登山と北温泉の出会いを記念に、まずはモルツビールで乾杯をしました。
ウェルネスの森 那須 宿・ホテル
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尚、翌朝は那須に来たら絶対に訪れる鹿の湯に入って、道の駅「明治の森」に寄ってから、東北道を一路帰宅へと車を走らせました。
尚、鹿の湯はこれまた興味がそそられる秘湯で、下記のプログをご覧いただけると幸いです。
https://k2atom.at.webry.info/202105/article_8.html鹿の湯 温泉
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