シェラトングランドホテル広島連泊の旅③

2021/03/24 - 2021/03/26

2021年の桜の開花情報を見ていて、広島で観測史上最速の開花宣言になったことを知り、一足早い花見を兼ねて広島観光に行って来ました。
往復の新幹線と周遊区間内のＪＲが乗り放題となる「せとうち広島フリーきっぷ」（3月中の利用なら3日間で20000円というありがたい切符）を利用して
これをいかに使いこなすか、いろいろとプランを練って臨みました。
さてどうなりますか。

エリア 錦帯橋周辺(山口)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目の朝。まずはレストランでしっかりと腹ごしらえをしてホテルを出発。
今日は旅の最終日。新幹線を使って新岩国駅へ向かう。
当初の予定では岩国の「錦帯橋」を観光後山陽本線で宮島口まで移動し、宮島を巡ってから広島に戻る計画だったが、昨日のうちに宮島観光を済ませていたので今日は半日ゆったりと岩国を楽しみ、再び新幹線でホテルに戻り部屋でゆっくり寛いでから帰ることにした。

岩国は山口県だが、広島から新幹線だとたった13分で新岩国駅に到着し、ここで岩国バスに乗ってこれも13分で「錦帯橋」に到着する。
あとは時刻表に合わせいかに乗り継ぎをスムーズに行えるかにかかっている。

錦帯橋と桜。この写真が撮りたかった。

でも錦帯橋のこちら側にはあまり桜の木が無い。

橋を渡った対岸の山の上に岩国城が見える。
眺めがよさそう。これもぜひ登ってみたい。

まずは「お江戸日本橋」が5つ連なったような錦帯橋を渡ってみる。(錦帯橋往復310円だが、今回はロープウエイと岩国城の入場料を含むセット券970円を購入した)
見た目以上のアップダウンが面白い。

対岸に渡って、再び錦帯橋と桜。

さらに奥に進むと、かつては岩国藩の武家屋敷が建ち並んでいた場所に「吉香公園」が広がっていた。
ここも桜の名所。

広い公園の中には噴水もあって

結構迫力がある。

武家屋敷も無料公開されている。

ここではボランティアガイドの方が屋敷の説明をされていた。

何でも、表側から見たら平屋建てなのに、裏に回ってみると2階建てになっているのは、表通りを通る藩主を二階から見下ろさないようにとの配慮からだそうだ。

この屋敷の庭に三椏(みつまた)が花を咲かせていた。
これは楮(こうぞ)と並んで和紙の基本材料になる。

公園内にある「鵜の里」では錦帯橋上流の錦川で行われる伝統の鵜飼いに使われる鵜がたくさん飼われていた。

泳ぐ様子が見られる水槽もあった。

「岩国徴古館」は戦時中の建築で、中は吉川家の歴史資料や錦帯橋の立体模型等が展示されていて、これらの施設も原則無料で公開されている。

この辺りの掘割りの風景は美しい。

桜も見頃。

掘割りの一角はかつての吉川家の居館跡。

この建物。桜に良く映える。

吉川家の居館跡は吉香神社になっていて、

先ほどの建物は吉香神社の絵馬堂にあたる「錦雲閣」と呼ばれるそうだ。

ここは庭園も美しい。

さて、それではいよいよ岩国城に登る。

と言っても、歩いて登るのは大変なのでロープウェイを利用。

上がっていくと眼下に岩国の町並みが見えてくる。

あそこが「錦帯橋」だ。

山上駅からしばらく尾根伝いに歩くと石垣が見えた。
ここに当初は天守閣が建っていたらしい。

今の天守閣は、町から見えるこの位置に移されたとのこと。

早速登ってみると、

岩国の町並みが一望できる。

彼方には瀬戸内海も望める。

そしてもちろん「錦帯橋」も。

天守閣の周りには桜も。

ここでお昼。
昼はいつもパン。

ここからの街の眺めも素晴らしい。

もちろん「錦帯橋」も。

山を下りて再び「錦帯橋」を渡り、
来た時と逆にバスと新幹線で広島へ。

2時に広島に着き、駅前にある「考えた人すごいわ」という評判の食パンを土産に買ってホテルに戻った。

風呂に入って少し休息し、4時のレイトチェックアウトでホテルを出発。
広島駅でお好み焼を買って新幹線に乗り込み帰途に就いた。
天候にも恵まれ、少し早いかなと心配した桜も良く咲いてくれていて気持ちの良い旅になった。