2021年5月 近場でホテルステイしてみる休日 「星のや東京」

2021/05/14 - 2021/05/15

緊急事態宣言が延長になりました。

家にこもりっきりでNetflixでホームランドを見続けたGWも終わって、週末にちょこっとどこか近場で行けないかなー、温泉行きたいなーと思ってネットで探してみていたら、金曜日に星のやの空きがありました。
(ちなみに、土曜日は満室でした)
ちょうど割引プランもあったので、行ってみます
ヽ(￣д￣)ノ=3=3=3

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

金曜日の午後、早めに仕事終了してレッツゴー。
自宅からドア to ドアで30分もかからずに到着しました。
こちらは地下の入口。

今回は、東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県在住者限定プラン利用です。
夕朝食付き 1泊1名　￥61,160 → 割引後価格：￥48,224
1人約13,000円の割引なので、お得感あります。
3日前ぐらいに予約しました。

星のや東京 宿・ホテル

エレベーターで1階まで上がると青森ヒバの一枚板の自動ドアがあって…

中に入ると、よく雑誌やネットで見る「玄関」。
こちらで靴を脱いで館内に入ります。
ここは日本の「旅館」がコンセプトです。

荷物を預けて、キーと部屋番号の書かれた紙を受け取って、そのまま自分達で部屋に向かいます。

地下1階から地上17階の建物で、地下1階はレストラン、1階はエントランス、2階がフロント&ラウンジ&ショップ、3階～16階が客室、17階が大浴場&スパ。
エレベーターで部屋のキーをかざすと宿泊階に止まるようになっています。

5階でエレベーターを降りると、すぐ目の前に「お茶の間ラウンジ」。
このフロアの宿泊者専用の共有スペースです。

お茶の間ラウンジには、お茶類や、

お煎餅等…

ここにあった半蔵門 一心堂の野菜のおかきがすごく美味しくて、自宅にも買いたい (´∀｀) と思いました。

冷蔵庫にソフトドリンクがあって、自由にいただけます。

この他にアイス (ピノっぽい、チョコレートコーティングの一口タイプ) もありました。
他の人の旅行記では、時間帯によって置かれている食べ物や飲み物が変わると書かれていたような気がしたのですが、今回はチェックインからチェックアウトまで同じみたいでした。

お茶の間ラウンジに寄り道した後、部屋に向かいます。

1番スタンダードな「桜」の部屋ですが、部屋の大きさはフロアに1部屋の「菊」以外は変わらないみたいです。
1フロアに6部屋。

部屋に入ると…右側にガラス張りのバスルームがあり、奥にベッド、ソファ。

予想以上に素敵な部屋！

大手町の真ん中にいるとは思えない非日常感。

平日だったからなのか、同じフロアで他の宿泊客に会うことも一切なく、周りの部屋からの音も一切聞こえず、本当にゆっくりくつろいで過ごせました。

ガラス張りのバスルーム。
スイッチを押すと曇りガラスになって中が見えなくなります。

かなり深いバスタブ。
入浴剤があると良かったなぁ。

洗面台はシングルベイスンですが、ものを置くスペースがあって使いやすかったです。

アメニティ、ドライヤー。
すごくいろいろ揃っているわけではないけど、必要十分です。

シャワーブース。
温泉大浴場に行ったのでこちらは使用しませんでした。

障子を開けると窓との間に少しスペースがあって、窓の外側には麻の葉くずしっぽい文様が建物全体を覆っています。
低層階の5階で向かい側にはオフィスがあるので、開けっ放しにはできないかな。
ちなみに電動のブラインドもあるので、閉めると暗くなります。

星のやはテレビがないのがコンセプトのひとつみたいですが、東京だけにはあるようです。
鏡がマジックミラーみたいになっていて、その向こうにあるので、付けていないとテレビの存在が全くわかりません。

トイレ。

ちょっと変わった浴衣風館内着とパジャマの2種類が用意されていました。
VネックのTシャツワンピみたいなのを着て、その上にスルッとしたジャージー素材の浴衣を着る感じ。
パジャマはこのフロアのみで、浴衣の方はホテルの外 (アクティビティとか) にも着て行っていいみたいです。
これを着て大手町を歩く勇気があれば…w

無料のミネラルウォーターが3本。
お茶の間ラウンジにソフトドリンクはあるので、十分です。

有料のアルコール類。
冷蔵庫にビールが2本(有料)。

お茶のティーバッグとコーヒーも少しあります。

スタッフの人が荷物を持って来てくれて部屋でチェックイン手続き…といっても館内の説明とか朝食の時間と洋食か和食かの確認など。

ウェルカムスイーツとして、飯田橋 万年堂の「唐衣」という生和菓子。
美味し。

館内WiFiに接続して専用QRコードを読み込むと、大浴場の混雑状況が確認できます。

空いてるみたいなので、17階の大浴場に行ってみます。

大浴場前には瓶の牛乳とお香 (身体に擦り込むらしい) が置かれていました。

脱衣所。
混雑状況では「空いてます」とのことでしたが、誰もいなくて貸し切りでした！

浴衣はこんな感じです。
浴衣の下に着るTシャツワンピみたいのが良い仕事してますw

ちなみに女性用はデフォルトMサイズが用意されていて色は茶色なのですが、私は例によってLサイズの黒に変更してもらいました f^_^;

平日だったからなのか、温泉大浴場にはトータル3回入りましたが (旦那は4回) 1度脱衣所で1人とすれ違っただけで、毎回自分1人でした。
1人でこのお風呂を占領できる贅沢…

温泉はヨウ素が入ってる茶色の独特なお湯です。
加温していて、41～42度ぐらい。
ぬる湯で長時間入るというよりは、適温な感じ。
塩分強めで身体が温まります。

17:30から夕食。
地下1階のレストランにて。

個室での食事です。
(この写真は食後に撮ったもの。)

ドリンクメニューはQRコードで読み込むタイプでした。
緊急事態宣言下でアルコールの提供はないのかなと思っていましたが、通常通りのようです。

浜田統之シェフの「Nipponキュイジーヌ」。
一度食べてみたいと思っていましたが、やっと実現します♪
現在の『「Nipponキュイジーヌ ～発酵～」は、免疫力を高めると言われる発酵食品と、フレンチの調理技法を融合した独創的なコース料理』がいただけるそうです。

＜萌＞　ふきのとうのパイ包み
ふきのとうと蕗味噌、はまぐりのムースをパイ生地で包んだアミューズ。

演出が素敵…

＜石＞　五つの意思
酸味・塩味・苦味・辛味・甘味

【酸】桜鯛のルーロー（柴漬け）
【塩】スープドポワソン（サルチャ）
【苦】菜の花とつぶ貝のコロッケ（腐乳）
【辛】しらすのメルゲーズ（ロザマリーナ）
【甘】花豆とレバーペースト（豆腐よう）

味も美味しいのですが、なんと言ってもこのビジュアルがフォトジェニックで美しい！

＜熟＞ 鰆
昆布締めではなく、生ハム締めしている鰆。
付け合わせにセリ、昆布出汁のジュレ、玉葱のペースト。
これが抜群に美味しかったです！

＜滴＞　カブとホタルイカ
燻製をしたホタルイカと、ソース状にしたホタルイカのブーダンノワール。

＜蕩＞　牛肉とマグロのロッシーニ
牛肉のフィレ肉と、魚醤で漬けたマグロを合わせた一品。うるいのオランデーズソース。
フォアグラじゃなくてマグロ…ロッシーニとは別物でしたが、美味しかったです。

牛のコンソメにちょこっと素麺投入！

＜実＞ さくらんぼ
デザート、その1
さくらんぼのムースとヨーグルトクリーム。

＜芳＞　文旦のタルト
デザート、その2
真ん中にはシェーブルチーズのアイスクリーム。
これも美味しい！

ミニャルディーズにマカロン。
黒文字茶。

いやー、期待以上に美味しい食事で大満足です♪
また食べに来たい！

食後に2階のフロント&ラウンジに寄ってみました。
ショップにもなっていて、江戸土産的なものなどセレクトショップのような品揃えで、見るのも楽しいです。

SAKEラウンジという催しで、日本酒の飲み比べと、豆腐田楽が振る舞われていました。
1、2組しかおらず密でなかったので、ちょっとだけいただきます。
食事のボリュームが若干軽めだったのですが、こんな感じで (お茶の間ラウンジにも) ちょっとつまむものとかがあるのは良いですね。

星のやは有料、無料のアクティビティ、催しがいくつもあります。
すごく興味があるものがなかったのと、緊急事態宣言下でもあるので、SAKEラウンジのみ参加しました。
雅楽の演奏はちょっと聴きたいなと思っていましたが、部屋でのんびりしてたら行きそびれました…。

翌朝。
8:20に部屋に朝食をセットしてくれます。

こちらが和食。

こちらが洋食。

普通に美味しくいただきましたが、夕食がとても美味しかっただけに感動はなかったかな…。いや、美味しかったですけれどw

10時前にもう1度大浴場へ。

天井が開いている露天風呂。
大手町のど真ん中の不思議な空間です。

チェックアウト前に部屋のお風呂にも入ってみました。
溜まるまで時間かかりましたが、半身浴も兼ねてw
部屋のお風呂も良かったです。

12時ギリギリまでゆっくりしてからチェックアウトします。

期待以上に良かった今回のステイ。
割引があってお得感があったのと、夕食がとても美味しかったこと、コロナ禍の平日で宿泊客が少なかったからか、静かでゆっくりできてすごくリフレッシュできました。
また来たいなと思いつつ、この快適さはGo Toとインバウンドがいない今のうちだけなのかもしれません。

☆完☆