佐倉ふるさと広場のチューリップフェスタ

2021/04/03 - 2021/04/03

今年の春の訪れは早かった。桜も３月半ばに開花し、３月下旬には既に満開を迎えていた。チューリップも早めに咲いていると思い、４月３日から開催される佐倉のチューリップフェスタの初日に出掛けた。会場の佐倉ふるさと広場へは、千葉市の我が家から車で40分ほどだ。

ふるさと広場の横の駐車場に着いたのは11時頃。1,000円の駐車料金を払って入って行くと土曜日ということもあり、既に多くの車が停まっていた。駐車場から道路ひとつを挟んだふるさと広場に向かって進んで行くと、戻って来る人の多くがチューリップの入ったポリ袋を下げている。この時は分からなかった理由も、有料のチューリップの掘り取りがあると後ほど判明。

会場に入ると、見渡す限りのチューリップはほとんど満開だ。風車のある広場と掘り取り専用の畑の２つのゾーンに区切られていたが、色とりどりのチューリップが咲き揃っており、あちこち見て回る。各種の食べ物の屋台も出ており、お昼に焼きそばを食べた後、チューリップの掘り取りに挑戦。500円で15本のチューリップを球根ごと掘って、持ち帰ることになった。ちなみにふるさと広場への入場は無料で、この日の半日の行楽は駐車料金と焼きそばとチューリップの掘り取りのみの支払いだった。

エリア 佐倉・四街道(千葉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

ふるさと広場入口付近に設置されている風車。オランダの景観を模しているのだ。

子供用に遊具もあった。

満開の赤いチューリップ。

チューリップ畑の間を人が行き交っている。

チューリップ畑の向こうには、屋台の店がいくつも並んでいる。

赤いチューリップの手前には、黄色いチューリップ。

白地に赤の斑入りのチューリップ。

残念ながら風車は回っていなかった（ように思う）。

家族連れが多い。

小さな子供もマスク着用でチューリップ鑑賞(笑)。

掘り取り専用畑ゾーンのチューリップ。

当方もスコップと袋をもらって、掘り取りに挑戦。

周囲では、掘り取りを終えて持ち帰る人が過ぎて行く。

掘り取り専用ゾーンから見た風車。もちろん、鑑賞専用ゾーンからの光景に劣らない。風車の左横には、よく見ると白い跳ね橋がある。これは、ゴッホの跳ね橋の絵にちなんで、夏のひまわり畑の光景に合わせたものだろうか(笑)。

どのチューリップもよく咲いている。

赤いチューリップも満開だ。

白く縁どられた赤いチューリップ。

ほぼ真上から見下ろす。

ほぼ真横から見る。いずれも楽しい造形だ。

掘り取りをしている人は多い。

この辺りは、人気の高いチューリップなのだろう。人が多い。なお、チューリップを掘り取って自宅の庭に植えようとすると、球根を傷めないように深く掘るのが結構大変だった。

ふるさと広場の傍を京成電車が通過。電車の奥に見えるコンクリートの法面は、数ヵ月前に迷いヤギが動けなくなってニュースになったところだ。

掘り取りを終えて、再度鑑賞専用ゾーンへ。

会場の端に出ていた屋台群。昼食の焼きそばは、ここで調達。

どこに居ても、チューリップを撮る時には風車を背景に入れてしまう(笑)。

オランダ生まれの有名なキャラクターのミッフィーがいた。

記念撮影をしている家族連れが去るのを待って、ミッフィーと風車とチューリップを入れてもう一枚撮影。

実際に会場にいたのは２時間ほどだったが、桜とは違った春の雰囲気を味わうことが出来た半日だった。帰宅後には掘り取ったチューリップを庭への直植え、鉢植え、花瓶への切り花の３つに分けて楽しむことになった。