桃源郷に遊ぶ　2021年４月

2021/04/08 - 2021/04/08

これまでは、毎夏ザグレブで過ごすy氏ですが、昨年からは渡欧が困難になり、山梨大泉の山の家で夏を過ごしています。
さて、今年。桃農家でのお手伝いをすることになりました。彼の交流の広さが窺われます。桃農家のお手伝い。初めての体験です。桃が実る頃陣中見舞いに行きましょうと、外野は盛り上がっております。
桃の花が満開の4月。「桃の花見もいいですよ。」とお誘いを受け、彼が手伝うことになった桃農家を訪ねました。
すでにy氏は大泉に滞在しております。
釈迦堂のパーキングエリアで合流して桃農園へ向かいます。
前日とある新聞に笛吹市の桃園の満開の風景が掲載されて、一気に期待が膨らみます。
桃はどんな具合いでしょうか？

後日談
張り切って桃農園のお手伝いの予定のy氏でしたが、6:00からの作業と聞いて、作る人から、買う人に方向転換。
７月上旬に再び、今度は「桃狩り」に行ってまいりました。

エリア 勝沼・塩山(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

2019.4.11に高遠の桜見物に行った時にも立ち寄った釈迦堂のサービスエリア。
その時は、この売店で、「桃のシロップ漬け」を手に入れたのでしたが、今年はもう完売。
残念です。
でも風景はその時と同じく桃と菜の花が優しく迎えてくれました。
y氏と合流して桃農家へ向かいます。
勝沼のインターを下りると「ぶどう」の看板が目に飛び込んできます。

そんなブドウ園をいくつもやり過ごし桃農園に到着。
心なしか、桃の花の色が冴えません。
「もう満開を過ぎたのね」と勝手に解釈します。
しかし違いました。
摘花をしたから花の数が少ないのでした。
摘花して授粉
全て手作業です。
授粉して実った果実を今度は摘果、袋掛け。
ご主人の説明に、改めて、作物を育てる生産者の苦労と楽しみを知りました。
y氏はどんなお手伝いをするのでしょうね。応援してますよ。

近くで見ると意外と大きな桃の花です。

プラムの花

梨の花

いろいろな果実の花を楽しませてもらいました。
ありがとうございました。
全てy氏の英断のお陰です。

ご主人の先導で、まだ摘花、授粉作業の終わっていない北部の桃園に案内していただきました。
菜の花の黄色と桃のピンク、青い空。

辺り一面ピンクに変身、桃畑。

伸び伸び育っています。

緑とピンクと青い空。

縮こまっていた気持ちが、大きく膨らんでくるのを感じます。

黄色い菜の花とのコラボもまたいい。

大きな花がびっしりついてます。
こちらの地域では、これから、摘花が始まるようです。

空に向かって自由に伸びる桃の枝。
これからが生産者の腕の見せどころなのでしょうね。

帰りは「フルーツ街道」を通っていちご狩りを楽しみます。
ピンクの桃、白い梨、薄ピンクのさくらんぼ。
沢山の身を結ぶ花達の街道を通り抜けます。

帰り道「いちご狩り」
随分昔、幼かった子供たちとよく出かけましたが、すっかり遠のいていました。
知り合いのイチゴ農家でしたが、この時期、いちご狩り農家は、入場者減です。

感染予防と経済の衰退。
難しいですね。

選り取り見取りでお腹が膨れました。
子供達が小学生以来のいちご狩りです。
３０年以上前になります。

イチゴ。
可愛らしくて、つい手が伸びます。

早生の桃は6月下旬から出荷だそうです。
その頃には、みんなで楽しめることができる状況になる事を願ってy氏夫妻と別れて、帰路につきます。
久しぶりの山の空気を楽しんだ半日の休日でした。

追記
6月下旬
桃の便りが届きました。
しかし農園にy氏の姿はありません。
なぜなら、勤務時間が6:00からと聞いて、速攻で撤退して、消費者としての参加となりました。それでも美味しいもぎたての桃を何回も楽しむことが出来ました。
狩りを楽しんだ後には、9月のぶどう狩りが待ち受けていました。

2022年も行きましょうね。
めでたし。めでたし。