ファンタジックな光で彩られた竹林　～若竹の杜～

2021/02/20 - 2021/02/20

宇都宮市北西部に栗の栽培と竹製品販売のための竹林を育てている若山農場というファームがある。一昨年、ＪＲ東日本のディスティネーションキャンペーンで栃木県が対象になったとき、キャンペーンの一環としてこの農場の竹林も観光客誘致のため竹林のライトアップが行われた。
よく手入れされた美しい竹林で、以前から映画のロケやＣＭ撮影にも使われていた。
今年、新しいイルミネーションが導入されたというので、2年ぶりに訪れてみた。

エリア 宇都宮(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

夕方５時半、日が暮れてライトアップが始まった頃、若山農場に到着。一昨年と同様、夜の散策コースは竹明かりがガイドになっている。

上空では、星が瞬いている。

竹林の中に入ってきた。

頭上には月も輝いている

最初の撮影ポイントに来た。週末だけのイベントだが、訪れた人はそれほど多くない。ソーシャルディスタンスは問題なく確保できる。

竹林に丸い竹籠の明かりがぶら下がっている。

穴をあけた竹を組み合わせたオブジェ

ローアングルでもう一枚

アップで。

オブジェの反対側に回って、竹籠と一緒に。

竹林は適度に間引かれていて見通しが利く。春にはタケノコが出てくるので、タケノコ堀りのイベントも開催される。そのほか夏には別のエリアでブルーベリー摘み、秋には栗拾いのイベントも企画されている。要するに観光農場なのである。

これが、今年から始まったイルミネーション。竹林の中にミラーボールをぶら下げ、回転させることで、竹林の中が様々な光の幾何学模様に彩られる。

刻々と光のパターンが動き、形が変わっていくので結構飽きることなく見ていられる。

足元を照らす竹あかりも入れて。

しつこくもう一枚。

後ろ側にレンズを向けたところ。黄色の光を使えば、ホタルのような演出もできるかもしれない。

そろそろ、このイルミは飽きてきたので、移動しよう。

緑ではなく、黄金色をした竹が植えられているエリア。金明孟宗竹という種類である。ここでは、映画「るろうに剣心　伝説の最後編」のロケが行われた。

来場者は希望すれば、提灯の貸し出しもある。

もう一か所、竹のオブジェが飾られた一角がある。

ここでもしばし、オブジェの撮影。

通路から竹林の中に足を踏み入れて、撮影アングルを変えることもできる。タケノコ堀りの時は、竹林の中に入ることになるので、撮影でも入っても大丈夫だろう。竹林に入るなという注意もない。

竹明かりオブジェ３兄弟

派手なイルミネーションもよいが、自然光に近い照明で、まっすぐ伸びた竹林の姿も捨てがたい。

もう一枚！

ただ、場所によっては、地上付近が青色ＬＥＤで飾られている。

きれいではあるが、ちょっと違和感があるな～。

当然ながら、目立つのはカップル。

この竹のオブジェは一昨年もあった。

ただ、ここの竹林は、赤、紫、青と派手な色で照明が切り替わる。これも一昨年はなかった。こういうド派手なライトアップは好みではないな～。

竹明かりトンネル。これが一昨年には、メインのオブジェだった。

トンネルを抜けて反対側からのアングルで。

もう一枚。

のんびり撮影していたので、２時間ほどの滞在。以上、自宅から２０分の場所での、ウルトラ小旅行であった。