山梨県早川町でアニマルウォッチングに挑戦！前編

2021/03/06 - 2021/03/07

インターネットで偶然見つけた、山梨県早川町でのアニマルウォッチングツアーに参加してきました。
南アルプス生態邑が毎年3月ごろに企画している、1泊2日のツアーです。
参加資格が中学生以上だったので、子供は連れて行けず。家族の協力もあり、久しぶりにひとり旅です。
ムササビにコウモリ、鹿と盛りだくさんのツアーでした。

今回は、前編として1日目の夕方までをお届けします。

エリア 早川(山梨)

早川町へは、JR身延線で。
始発の甲府駅から指定席で行きました。
車内はこのとおり、ガラガラ。

ツアーのお迎え場所である、下部温泉駅で下車。
無人駅で降りたら車掌さんが切符を回収していきました。

ホームから駅舎へは、この踏切を渡ります。

待合室です。自販機とベンチのみ。券売機もありません。切符は車内で購入する方式です。

駅の外観。
ここでツアーお迎えのガイドさんと合流しました。

下部温泉駅 駅

駅から山道を登って30分で、今夜の宿ヘルシー美里に到着です。
ここを拠点にして、1泊2日のツアー開始です。

町営　光源の里温泉　ヘルシー美里 宿・ホテル

廃校を旅行した宿で、玄関を入るとまず目につくのが黒板でした。

ロビーには、ちょっとした土産物や、読書コーナーがありました。

壁には地元の動物が可愛く飾られてます。

客室前の廊下です。
客室は、◯年◯組と名前がついています。私は2年2組に泊まりました。

ひとりなのに、贅沢にもトリプルのお部屋でした。バストイレは共同です。

クローゼットには、シンプルなアメニティが。バスタオルはありません。

こちらがツアーのスケジュール。めっちゃ盛りだくさんで内容が濃いです。

ツアーメンバーとの簡単な顔合わせののち、早速フィールドへ。
南アルプス邑野鳥公園へ向かいます。野鳥公園へは、吊り橋を歩いて渡ります。

車も通れる幅の広い橋ですが、やっぱり揺れました。
したが見えるので、高所恐怖症の私は遠くの景色を見ながら気を紛らわせました。

橋の上から、ガイドさんが河原についた鹿の足跡を発見しました。

橋を渡るとすぐにビジターセンターがあります。

ビジターセンター前の広場は、夜な夜な鹿の溜まり場になっているようで、至る所にフンが落ちてます。

トレイルを外れ、獣道を辿って山の中を動物のサインを探しながら歩きます。
ガイドさんがいるから安心ですが、山の中は目印もなく、一人だったら迷子になること間違いなし。

これは、クマが木の皮を剥いだあとです。去年の秋にできたものです。

こちらの木の根元には…

黄緑っぽいつぶつぶが落ちています。
これ、モモンガのフンだそう。モモンガは夜行性なので実物は見られず。

こちらは折れたカエデの枝です。
川は鹿に食べられて、見事に剥げています。

上を見上げると、不自然に枝が折れた木があります。
クマが登った跡なんだって。

めちゃくちゃ足場の悪い道を通ってコウモリがいるという洞窟へ来ました。
普段運動不足の身にはきつい…。

こちらがその洞窟。中にはキクガシラコウモリとコキクガシラコウモリがいます。ガイドさんのライトと声を頼りに、真っ暗な洞窟でコウモリを見ました。
手のひらサイズのコウモリ、なかなか可愛かったですよ。
中が暗いのでコウモリの写真は撮れず。

2時間以上山の中を歩き回ってもうヘトヘト。
日没後のムササビ待ちで、ビジターセンターに戻って休憩です。
休みがてら大きな窓から鳥たちを眺めました。
もう夕方でしたが、ヤマガラや

シジュウカラが見れました。

日没後のムササビ観察～2日目のツアーについては、後編で！