アデレードヒルズ周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
アデレードヒルズは、1802年にマシュー・フリンダースが名付けたマウント・ロフティの麓に広がるワイン産地です。1840年から1900年にかけて大きな努力が払われたアデレードヒルズでのワイン産業は1900年代前半に一度壊滅的打撃を受け、50年間の空白時代を経験しました。<br /><br />しかし1970年代からこの地域の土壌と気候に注目した多くの醸造家の努力によって再び興隆の時を迎えました。現在この地は、エレガントで長持ちするワインを作ることを目指す、小さなワイナリーのメッカとなっています。<br /><br />その中にあるワイナリーの一つを訪れたとき、そのうち4つがPiccadilly Trailという企画を行っていることを知りました。この日は残りの2つを訪問します。これは4つのワイナリーを訪問し、各所で1本ずつワインを購入して回るとリーデルのピノノワール用グラス2個が貰えるというスタンプラリーです。<br />https://www.piccadillytrail.com/

アデレードヒルズ ワイナリー巡り Piccadilly Trail その2

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2021/03/28 - 2021/03/28

12位(同エリア13件中)

kirinbxx

kirinbxxさん

アデレードヒルズは、1802年にマシュー・フリンダースが名付けたマウント・ロフティの麓に広がるワイン産地です。1840年から1900年にかけて大きな努力が払われたアデレードヒルズでのワイン産業は1900年代前半に一度壊滅的打撃を受け、50年間の空白時代を経験しました。

しかし1970年代からこの地域の土壌と気候に注目した多くの醸造家の努力によって再び興隆の時を迎えました。現在この地は、エレガントで長持ちするワインを作ることを目指す、小さなワイナリーのメッカとなっています。

その中にあるワイナリーの一つを訪れたとき、そのうち4つがPiccadilly Trailという企画を行っていることを知りました。この日は残りの2つを訪問します。これは4つのワイナリーを訪問し、各所で1本ずつワインを購入して回るとリーデルのピノノワール用グラス2個が貰えるというスタンプラリーです。
https://www.piccadillytrail.com/

  • この日は快晴。ワイナリーの一つには1時に予約を入れ、途中のスターリングという街の朝市を見るつもりで出かけました。そのスターリングに入るところで大渋滞。

    この日は快晴。ワイナリーの一つには1時に予約を入れ、途中のスターリングという街の朝市を見るつもりで出かけました。そのスターリングに入るところで大渋滞。

  • 大渋滞、ということは当然駐車場を探すのも一苦労です。ぐるぐる回ったあと、やっとかなり離れた路上にスペースを見つけました。会場に行ってみるとよく賑わっています。

    大渋滞、ということは当然駐車場を探すのも一苦労です。ぐるぐる回ったあと、やっとかなり離れた路上にスペースを見つけました。会場に行ってみるとよく賑わっています。

  • ご時世柄こんな掲示も一応してありました。<br /><br />

    ご時世柄こんな掲示も一応してありました。

  • 最近増えてきた本格的なフランスデリ、ここも人気で行列ができていました。

    最近増えてきた本格的なフランスデリ、ここも人気で行列ができていました。

  • ところどころではミュージシャンが演奏を披露しています。

    ところどころではミュージシャンが演奏を披露しています。

  • そこかしこに花も売られていて気分が華やかになります。

    そこかしこに花も売られていて気分が華やかになります。

  • もう秋です。

    もう秋です。

  • さて、この日一軒目のワイナリーへ。Green Hill Vinyardsというところです。

    さて、この日一軒目のワイナリーへ。Green Hill Vinyardsというところです。

  • トヨタの古いフォークリフトが置かれていました。

    トヨタの古いフォークリフトが置かれていました。

  • こちらも前回のワイナリー同様、ネットで守られています。

    こちらも前回のワイナリー同様、ネットで守られています。

  • 良い眺めですねぇ・・・

    良い眺めですねぇ・・・

  • アデレードヒルズはこの勾配が特徴的です。<br />

    アデレードヒルズはこの勾配が特徴的です。

  • セラードアに入るとまずは犬がお出迎え。そして北海道の高校に留学経験があるという少しだけ日本語を話す青年、そして若い女性が出迎えてくれました。12時になると昼食が食べられるということで、それまでワインの試飲を楽しみます。途中からオーナー自身が説明にやってきてくれました。微生物学で博士号を取り大学などで教えたあと自分のワイナリーを開いたと言う話をふんふん、と聞いていたのですが帰り際に名刺をよくよく見れば、なんとHenschke 家の第五世代なのでした。<br />どうりで顕微鏡!最初に飲んだスパークリングは、そこらのシャンパンより美味しいくらいの出来。これから冬だし家にはスパークリングがたくさんあるので、これはまた夏に買うことにしましょう。

    セラードアに入るとまずは犬がお出迎え。そして北海道の高校に留学経験があるという少しだけ日本語を話す青年、そして若い女性が出迎えてくれました。12時になると昼食が食べられるということで、それまでワインの試飲を楽しみます。途中からオーナー自身が説明にやってきてくれました。微生物学で博士号を取り大学などで教えたあと自分のワイナリーを開いたと言う話をふんふん、と聞いていたのですが帰り際に名刺をよくよく見れば、なんとHenschke 家の第五世代なのでした。
    どうりで顕微鏡!最初に飲んだスパークリングは、そこらのシャンパンより美味しいくらいの出来。これから冬だし家にはスパークリングがたくさんあるので、これはまた夏に買うことにしましょう。

  • 時間になったのでカフェの方に移動しました。テラス席もあり、名前の通りグリーンで飾られた居心地のいいカフェです。

    時間になったのでカフェの方に移動しました。テラス席もあり、名前の通りグリーンで飾られた居心地のいいカフェです。

  • ワインはメルローと、Postmanと名付けられたピノノワールにしました。

    ワインはメルローと、Postmanと名付けられたピノノワールにしました。

  • こちらはこのワイナリー犬のピエロ君。食べ物を分けて欲しいのか、私の足元に座り、ときどき前足でつつきます。でもねぇ・・・

    こちらはこのワイナリー犬のピエロ君。食べ物を分けて欲しいのか、私の足元に座り、ときどき前足でつつきます。でもねぇ・・・

  • 手元にある食べ物は、Feed meと名付けられた、この日用意されていた4種の小皿料理から2つをシェフを勤めるオーナー夫人が選んだ30ドルのセット。オーストラリアには珍しく熱々です。一つは野菜のフリッター、そして絶品のポークベリーに大量のビーツの酢漬け。どう考えても君向けじゃないよ・・・・

    手元にある食べ物は、Feed meと名付けられた、この日用意されていた4種の小皿料理から2つをシェフを勤めるオーナー夫人が選んだ30ドルのセット。オーストラリアには珍しく熱々です。一つは野菜のフリッター、そして絶品のポークベリーに大量のビーツの酢漬け。どう考えても君向けじゃないよ・・・・

  • ワインを買い(後日配達)、すっかり満足して外へ出ると車がぎっしり停まっています。カフェもセラーも大賑わい。

    ワインを買い(後日配達)、すっかり満足して外へ出ると車がぎっしり停まっています。カフェもセラーも大賑わい。

  • 50年ほど前のMGB GTで来ている人も・・・ラリーのスポンサーになっているリペア屋さんの営業車でしょうか。

    50年ほど前のMGB GTで来ている人も・・・ラリーのスポンサーになっているリペア屋さんの営業車でしょうか。

  • Piccadilly Trail最後の一軒はこちら、TAPANAPPAというワイナリーです。今は予約が必要。

    Piccadilly Trail最後の一軒はこちら、TAPANAPPAというワイナリーです。今は予約が必要。

  • モダンなセラードアです。

    モダンなセラードアです。

  • タンクがずらっと並んでいます。

    タンクがずらっと並んでいます。

  • テラス席もあります。

    テラス席もあります。

  • 私達は中の席で。20ドルと30ドルのテイスティングコースがあるので、30ドルの方を1つ、二人でシェアすることにしました。

    私達は中の席で。20ドルと30ドルのテイスティングコースがあるので、30ドルの方を1つ、二人でシェアすることにしました。

  • トイレは地階にありますが、そこはワインの香りで満たされていました。ちょうど2人の若い従業員のかたが清掃作業中。

    トイレは地階にありますが、そこはワインの香りで満たされていました。ちょうど2人の若い従業員のかたが清掃作業中。

  • これ全部、シャルドネの畑だそうです。<br />こんな景色を見ながら、ワインを味わうのはなんと幸せなのでしょう。<br />幸せすぎて、ワインの写真も、一緒にでてきた素晴らしく旨いチーズの写真も撮り忘れ。<br />

    これ全部、シャルドネの畑だそうです。
    こんな景色を見ながら、ワインを味わうのはなんと幸せなのでしょう。
    幸せすぎて、ワインの写真も、一緒にでてきた素晴らしく旨いチーズの写真も撮り忘れ。

  • こちらは実演販売をしていた燻製屋さんがくれたお試し品。トラウト、マレット、ヘリングの燻製です。マレットは日本でいうとボラですが、これが旨い。<br />チーズは巨大で到底二人で食べきれず、ワインもなくなった・・・・と思っていたらなんと「チーズを食べるためのおまけ」を注いでくれました。太っ腹ですね。

    こちらは実演販売をしていた燻製屋さんがくれたお試し品。トラウト、マレット、ヘリングの燻製です。マレットは日本でいうとボラですが、これが旨い。
    チーズは巨大で到底二人で食べきれず、ワインもなくなった・・・・と思っていたらなんと「チーズを食べるためのおまけ」を注いでくれました。太っ腹ですね。

  • こちらが燻製屋さん。

    こちらが燻製屋さん。

  • ポータブルな燻製機ですね。興味を示したら中も見せてくれました。アデレードのセントラルマーケットでも売っているそうなので、ちょくちょく買う事にしましょう。<br /><br />これにて、無事に4つのワイナリーを回りました。景品のリーデルグラスをいただき、第一回トレイルは終了です。

    ポータブルな燻製機ですね。興味を示したら中も見せてくれました。アデレードのセントラルマーケットでも売っているそうなので、ちょくちょく買う事にしましょう。

    これにて、無事に4つのワイナリーを回りました。景品のリーデルグラスをいただき、第一回トレイルは終了です。

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