桜満開！井の頭公園と写真家ドアノー/音楽/パリ観覧記

2021/03/26 - 2021/03/26

井の頭公園の桜を見に行った散策記録と、その後に、渋谷Bunkamuraミュージアムで開催されている「写真家ドアノー/音楽/パリ」の観覧記です。

エリア 吉祥寺・三鷹(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日の記録は京王井の頭公園駅からです。初めて利用しましたが、何と公園内に駅があるんですね。

正式には恩賜公園です。恩賜とあるのは、大正2（1913）年に、当時の東京市に帝室御料地が下賜されたためです。今は住宅地の真ん中にありますが、当時はまだ郊外だったそうです。

桜がほぼ咲いていました。水と桜は相性がいいです。

桜の咲いているエリアにあるベンチは、ことごとく利用できませんでした。残念ですが、仕方ありません。

代わりにスワンや手漕ぎボートがかなり出ていました。寒くもなく、心地よい水面での花見になると思います。

童謡「赤い靴」で有名な詩人の野口雨情碑です。吉祥寺に1924年から約20年間住んで創作活動をしたそうです。碑に彫られた語句は井の頭音頭の一節だと書かれていました。

お茶の水と呼ばれる湧水です。かつて、この井の頭湧水は、武蔵野三大湧水の一つで、有名でした。
徳川家康公がこの湧水でお茶を飲んだ時に、関東随一の水だと言ったことから、お茶の水と呼ばれたそうです。水道橋に近いお茶の水と何か関係があるのかは、わかりませんが。
現在は地下水が枯渇していて、ポンプアップしているそうです。

井の頭弁財天です。お線香を購入してお詣り出来ます。

御殿山遺跡跡。何と今から3～4千年前に、この辺りに集落があったそうです。以前はものすごい田舎のはずですが、やはり湧水があったことが、関係しているのでしょうか？太古の昔も今もこの辺りは人気の住宅地だと言うことがわかりました。

作曲家の中田喜直生誕90周年記念碑です。童謡「ちいさい秋みつけた」のメロディーが刻まれているのは、この公園を散歩している時に、そのメロディーが浮かんだからだそうです。

池の中に半島のように出ているのが、自然文化園です。自然と文化という展示がどんなものか知りたくなって来ました。

桜をアップで撮りました。満開に近いかも？

11時半ですが早い昼食を取ることにしました。ピパカフェフォレストです。タイ料理のお店です。

開放的なテラスで外国人が好きそうな佇まいです。絵画もアジアを意識したものが飾られていました。

選べるランチセットは、このプレートにコーヒーなどの飲み物を入れて税抜き1200円でした。私はグリーンカレーを頼みましたが、ライスの量が多くて、最後はライスばかり食べる羽目になりました。カレーの量が少なかったとも言えますが。

残念ながら、自然文化園は、閉園中でした。ここはコロナの影響でしょうか？

池の中央付近にある七井橋から見た池の風景です。スワンボートは何故こんなに発展したのでしょうね？あまり合理的でない感じがします。ただ、若い女性が大声で楽しみながら、ペダルを踏んでいたので、それもよしとしましょう。

七井橋通りを通って吉祥寺駅に向かいます。自分達を差し置いて言うのもおかしいですが、人は溢れていました。そして、古着屋さんや骨董品などがあり、面白い通りだと言うこともわかりました。

途中、エアシーズ・ギャラリーという絵の店で足止めです。ポストカードの額縁を3つ買い、7000円でした。お店の方に聞くと、額縁屋さんが暇な時に余った材料で小さな額縁を作るそうです。

今度は、渋谷です。Bunkamuraにやって来ました。最近、「アートに生きる」をテーマにし始めたので、出来るだけ、機会をとらえて展示会には行こうと思って来てみました。

Bunkamuraミュージアム前の吹き抜けの中庭には滝が流れていました。お洒落な空間です。

なかなか良かったです。戦後のパリの開放的な雰囲気、音楽の状況などを具に捉えた作品でした。マリア・カラスなどの有名人からロマ族の音楽まで、幅広く撮影していたドアノーという写真家の凄さが伝わってきました。

唯一、写真撮影が有されていたのが、この作品、「パリ祭のラストワルツ」です。もう一度、パリに行きたくなりました。

Bunkamuraギャラリーでは、新進気鋭の作家の作品が展示されていました。

yutaokudaさんの「Colourful Tiger」という作品です。他にもエネルギッシュな作品がたくさんありました。こうした作品を飾るのにふさわしい家と資力が欲しいです。

最近テレビで紹介された新しい宮下公園に、やってきました。面白い建物のようです。

まずは最上階の公園にきました。スケートボード場やクライミングウォールは、今風ですね。さらに多目的運動場には、砂がありました。ビーチバレーやサッカーなども想定しているのでしょう。これからの公共のスポーツ施設のあり方を示している気がします。

これはクライミングウォール。小学生以上限定です。

芝生広場は入れないようです。てベンチには若い人達がたくさんいます。お金を使わないでお洒落な空間で時間を潰せるのがいいのでしょう。それにしても、何でこんなに人がいるのか？流石に東京は違いますね。

とにかく立体公園は、渋谷だからできたのででしょう。地方都市ではその必要は無さそうです。

一階には、飲み屋街があります。全国各地の味を揃えているようですが、繁盛している店とそうでもない店がはっきりしていました。

最後に新しく出来た、渋谷スクランブル・スクエアに来ました。エスカレーターで14階まで来て、NHKプラスクラスSHIBUYAという無料の施設に入りました。これはヘリコプターで映した動画映像です。人が動いているのもはっきり見えます。

コロナウィルスの反応なども見れました。

昨年10月の台風を衛星から国際宇宙ステーションから撮った映像です。雲の下では大変な事態になっていたのですが、上空から見ると、むしろ綺麗とも思えてしまいます。

横浜に戻ってきました。新橋に沢山ある刺身居酒屋の魚金が、横浜に進出してきたそうで、行ってみました。

ビールはプレミアムモルツ。新橋より洒落ているかも。

シラスは多分湘南でとれたものでしょう。

定番の刺身はやはり美味いし、お得です。1280円です。

砂肝の素揚げもなかなかでした。随分と歩きまわった一日でした。
最後までお付き合い頂き、ありがとうこざいました。