ＧｏＴｏトラベルで行く奥只見湖、秋山郷

2020/10/31 - 2020/11/01

ＧｏＴｏトラベルで行く紅葉第二弾は奥只見湖と秋山郷。
奥只見湖は名前だけ知っていた程度。秋山郷は今回のパックツァーに参加するまで知りませんでした。青春１８切符の旅だけしていたら、どちらも絶対行けない場所でした。
特に秋山郷は本当の秘境らしく、交通の便が悪くて昭和初期までは義務教育免除の指定を受けていたと聞いて驚きました。勿論、地元の人達が子供達に読み書きは教えていたらしいですが、昭和の時代になっても義務教育を免除されるほどの秘境が有るとは驚きでした。その分、本当に素晴らしい紅葉を堪能しました。
コロナ感染防止対策として最大１９名の募集。大型バスで一人２席利用して全員窓側。秋山郷は大型バスが入れないとの事で、マイクロバス２台に分乗し、現地ガイドも各々のマイクロバスに一名付いてくれて凄く良かったです。当然旅行代金はその分高目の設定でしょうが、素晴らしい紅葉を堪能してきました。

写真は奥只見湖紅葉を遊覧船から。まさに絵の具を散りばめたようで、一番の見頃に来たかも。

エリア 魚沼・小出(新潟)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

１０月３１日、ツァーは東京発着ですが、今回も大宮から上越新幹線に乗車して越後湯沢駅０９：４４に到着。昼食後に奥只見ダムへ到着しました。
紅葉のチョウド良い時期みたいで一安心。

遊覧船乗り場までこんな乗り物で上がることもできましたが、たいした距離でもないので歩いて上がっていきます。

登りきると奥只見湖が見えました。

遊覧船乗船まで時間が有るので、ダムの上をチョット散策。

奥只見ダムから、到着した駐車場の眺め。素晴らしい景色でした。

反対側の景色です。
右手に見えている場所から遊覧船に乗り奥只見湖の奥へ行き、別の船着き場で下船します。

遊覧船乗り場前で暫く待機。
左側の船が今回乗船した船です。

乗船してから、先ほど上を歩いた奥只見ダムを見ます。

イザ出航。

ここは人造湖で、昭和３５年に電源開発（株）により完成しました。
江戸時代には銀が採掘されていたことから、別名「銀山湖」とも呼ばれていたそうです。

厚手の絨毯みたいな紅葉がお出迎え。

チョット水位が落ちている感じで白い岩肌が見えます。

緑と赤のコントラストが結構良いです。

紅葉だけより緑が混ざっているのも良いもんです。

黄色も映えます。

下船場所に到着。こちらではカヌーを楽しむこともできるみたいです。
バスはすでにこちら側で待機してくれていて、この後ホテルへ向かいました。

１１月１日。ホテルを大型バスで出発し、途中でマイクロバスに乗り換えて秋山郷へ来ました。最初は前倉橋から。

橋の上から上流側。
岸壁は柱状節理で、下を中津川が流れています。

そして反対の下流側。

前倉橋から移動して蛇淵の滝を見学。落差３０ｍ有ります。
その昔、熊取名人が熊を追いかけて近くの川にかかる丸太の橋を渡ったつもりが、大蛇だったということから命名されたのだそうです。

蛇淵の滝からの戻り道での眺め。

蛇淵の滝を出発して車窓から柱状節理の岩壁。
柱状節理が反物を幾重にも垂らしたように見えることから、「布岩山」と呼ばれています。

普段は前の写真のようにチョット遠くからの車窓見学だけらしいのですが、この日は特別サービスで直ぐ近くまで行って下車見学。

風が無ければ鳥甲山や周囲の木々が写りこむらしい天池に到着。

チョット離れた場所には別の池も有りました。

植物も個体差が有るから紅葉にも差が出るんでしょうね。これが一番発色が良かった。

秋山郷の最深部である、切明集落に移動して来ました。ここは河原から温泉が湧き出ています。自分でスコップで掘って川の水を引き入れて温度調節すれば、手造り露天風呂の完成。既に完成したらしく、楽しまれている方もいました。

露天風呂の下流側です。

切明集落を後にして昼食場所に向かう途中。素晴らしい紅葉でした。

昼食も終わって津南エリアへ来ました。
河岸段丘の岩壁で分断されて、紅葉が３段に見えます。
そしてこの丘の上に有る、最後の見学スポット、津南ジオパーク展望台へ行きます。

津南ジオパーク展望台からの眺め。

河岸段丘で囲われた津南町もよく見えます。

秋山郷は全く知らない地域でしたが、素晴らしい紅葉を堪能できました。日本も結構広いと改めて感じた旅でした。