2021東京駅近辺のイベント～小村雪岱展やあれこれ

2021/02/26 - 2021/02/26

2021/1-3緊急事態宣言が出たとはいえ皆さんもう通常営業で生活されてますよね。
イベントも消毒や安全確保を踏まえたうえで予定通り実行されており、with コロナが板についたような・・

ステイホームもいいのですが、ある程度は経済活動しなきゃ、ということで十分注意しながらお出かけするのも今どきの流れですね。
東京駅近辺のお散歩記録です。
海外の方はほとんど見かけず、活気はいまいちですが穏やかです。

三井記念美術館　小村雪岱スタイル－江戸の粋から東京モダンへ
三菱一号館美術館　コンスタブル展
アーティゾン美術館　STEPS AHEAD: Recent Acquisitions
日比谷図書文化館　複製芸術家 小村雪岱 ～装幀と挿絵に見る二つの精華～

三井記念美術館と日比谷図書文化館の展示はかぶってますが日比谷・・のほうは撮影可能なので両方行くのをお勧めします。複数の日に分けて出かけております。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

情報番組でもよく取り上げられるお茶の水や神保町
カレーやグルメ、お買い物、書店、歴史的建物など散歩が楽しいエリアです。
駿河台下の三省堂にて。

東京駅近くのご当地プラザにて。
静岡県裾野市のキャラ。
富士山かぶってますね。

八重洲地下街のポップアップストア。
初音ミクさん、和服姿も素敵でお似合いです。

さっぱりわかりませんがとりあえず写真だけ取りました。

こちらのナガノさんの作品のポップアップショップは入場制限していてすごい混雑でした。転売屋ではなさそうな人たちがずらっと並んでました。

確かにかわいい。こりゃ人気出ますね。

東京駅丸の内口の東京五輪オブジェ。最近切ない、痛々しい感じもしてきましたが。

以前ならこの辺りは記念写真撮りまくりでしたが、最近は静かです。

現在、三菱一号館美術館の展示はこちら。

ロンドンのテートブリテンの作品が多いです。ほかに、同年代のライバルのターナーの作品もちらほら。

写真撮影禁止ですがなぜか最後の一枚のみ撮影可能でした。
年間パスがあれば予約不要です。

三菱一号館美術館では昨年春の非常事態宣言でしばらく休んだ後はほぼ通常営業のようで、年間パスポートも復活。
数年間、パスポート所有してますが、こちらの資料館は初めて知りました。
入り口近くのロッカー室の奥です。

近隣のイベント関係のパンフレットとか。

こちらのお方は建築家のイギリス出身、コンドルさん。
最近展覧会の多い河鍋暁斎の弟子として日本画も学んだ方です。

歩いて15分くらいで次の目的地へ。
都心のオアシス、日比谷公園の端っこにある千代田区立図書館の一つ。
一部屋が展示室になっています。日比谷図書文化館です。

入場すると住所や連絡先を紙に記入して投票箱のような箱に投函し、展示室へ。
おとな300円、千代田区民は無料。予約不要です。

今回も写真撮影可能です。
女性客が多かったかな。皆さんスマホでお気に入りをパシャパシャ撮ってます。

ガラスで反射してしまいますが、まあまあ写真撮れますね。

本の装丁ってお見事ですねえ。
ずらりと展示ケースに並んでます。

同じ作品が三井記念美術館にもあったような・・
三井記念美術館は撮影不可ですが、こちらは撮り放題。

凝った装丁ですねえ。

これは人気だそうです。確かに。

今でも人気になりそうな色合い、デザインです。

最近買うのは文庫本ばかりなので、なかなか装丁に目が向きませんが。

独特の美人。

新聞の連載小説の挿絵もずらり、展示されてました。

むしろ、昔の新聞の広告がすごい！と思いました。

最近の新聞広告はつまらなくなったなあ・・と思ったり。

メインの作品は連載小説の挿絵ですが。

今でも売られている商品もあるんですね。

挿絵の原画？がずらり、壮観です。

美人画が多いですね。

こんな感じで連載小説がずらり。

洋装？の女性もいいですね。

一昔前の東京はこんな感じだったのかも。

美人がずらり。シンプルな装丁ですがその分人物が映えるような。

模様が独特です。

かつての発色そのままかどうかわかりませんが、色合いもきれい。

こちらの　おせん　シリーズが有名だとか。

雑誌も展示されてました。
昔を感じさせる写真の女性たち。

かわいらしい女性の作品もありました。

こちらは化粧品の資生堂関連の展示。
確かに美人画といえば化粧品がぴったり。

おー、資生堂らしい。
文体も小村雪岱の作品だとか。

歴史を感じます。

おしゃれですねえ。

今はこんな化粧品関連のパンフレットはないでしょうねえ。

販促に使われたうちわがずらり。

今でも夏になるとスポーツクラブとか、ただでうちわ配ってますからね。

会場はこんな感じ。図書館の一室なので、それほど広くなく、鑑賞疲れもないです。
これで300円ならお得かも？

建物内には喫茶店や売店もありました。

日比谷公園内には歴史がぎっしり詰まっているようで。都心のど真ん中にこんな場所があるんですねえ。すごい。

さて、日本橋三越のすぐ近くの三井記念美術館に向かう途中見かけた重厚な建物は日本銀行。

向かいには無料で入れる金融資料館もありましたが今回は辞めときました。

こちらは三井記念美術館で。「小村雪岱スタイル」

撮影禁止です。
事前にネットで予約しますが、予約のみ行い、支払いは当日窓口で行うのでやりやすいですね。

三井家の経済力を思い知らされる、豪華、重厚な建物です。エレベーターで美術館へ向かいます。

場所柄、品のよさそうな女性たち、カップルが多いかな。

美術館の通路に金庫が。これは撮影OKだそうです。

日本橋三越本店といえばこちらの天女像。
とにかく大きくて鮮やかで、迫力満点です。

今や百貨店業界は大変苦しい状況だそうですが、かつての栄光がこんなところに。
ネット通販では味わえないお買い物の楽しみが百貨店にはありそうですけどね。

日本橋界隈には地域のアンテナショップがずらり。
こちらは奈良県のお店。

日比谷公園から、新橋駅まで歩きました。有楽町駅も便利。

東京駅八重洲口の地下街。
とにかくお店が多い。
ラーメンストリートは人気ですね。

では八重洲地下街をあるいて、旧ブリジストン美術館・現アーティゾン美術館へ。
昨年開館し、当初から予約制だったのでコロナもあまり運用に影響ないかも？

事前にネットでクレジットカード決済し、送られたQRコードで入場です。
当日チケットを買うこともできるそうです。

今回は新規購入作品のお披露目。

こちらは基本的に美術館が所蔵している作品の展示なので、撮影OKのものがほとんどです。

藤島武二　「東洋振り」

ブリジストン美術館からのアイドル、ルノワールのシャルパンティエ嬢

すべてが新収蔵作品ではなく、以前からの作品も。
たくさんの領域のさまざまな作品が並んでいます。

バウハウス関連。

建築関連の業績が有名ですね。

パウル・クレーの作品も多いです。
かわいらしい、ユーモラスなものも。

倉俣史朗と田中信太郎の作品。
絵画ばかりかと思いきや、椅子の展示も。

うまく写真取れませんが

独特のオブジェ。

こちらの椅子は、展示室に普通に使えるように置いてあります。

ジョアン・ミロの作品。

ジョアン・ミロの作品。

抽象主義、女性画家の迫力のある作品が並んでます。

面白い。

今回の展覧会のメインに使われている作品です。勢いがすごい。

ジョアン・ミロ

イサム・ノグチの作品。

マルセル・デュシャンの作品。

マルセル・デュシャンの作品。

マン・レイの作品だったかな

あ、以前も見たことあります。印象的な作品。

マルセル・デュシャンの作品。

これは・・

展示はどちらのお部屋でもゆったりしており、予約制でさほどの混雑もないので鑑賞しやすいです。

漫画チックなのはフランスのアウトサイダーアート　ジャン・デビュッフェの作品。個人的に好きな画家です。

元永定正　「無題」
う～ん、何でしょうか。

アボリジニ作品もありますね。

アボリジニ作品、独特の力強さがあります。

猪熊弦一郎の作品。いつか丸亀市にある美術館に行ってみたいです。

今回はもう写真撮りませんでしたが、教科書でも定番の青木繫作品とか、すごい作品が並んでました。

では鑑賞終わり。
ゆったりしているのでストレスなく鑑賞できますね。
なおアーティゾン美術館の展示予定は変更になったようで、今回の展覧会が延長になってました。

東京駅界隈をぶらつく時のランチはたいてい八重洲口の
「白えび亭」に行きます。平日のランチは海鮮丼980円でお得です。
一人でくるお客さんが多いので、お気楽においしいランチを楽しめます。
写真に写ってませんがエビのお吸い物がおいしい。並びには牛タンやらお寿司やらおいしそうなお店ばかり。
東京おかしランドも近く、楽しいエリアです。