2021/02/03 - 2021/02/03
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伊東 ハト子さん
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緊急事態宣言パート2真っ只中だが、1人行動なら口も開かないし、ということでひっそり日帰りの旅を。
住まいから比較的近距離なのとお寒い時期なので、いつものような弾丸的旅行ではなく、お散歩的な。
大山阿夫利神社の存在は以前から知っていたものの、今までご縁がなく、行ったことがなかった。
お正月のTV番組でやっていたのを見て、「ここ行ってみたい!!」となったのであった。
実のところは神社詣というより、カフェが目当て。←罰当たり発言。
ハトは神社とカフェがいいところが好き。
ちょうどスペシャル立春(2月3日)は仕事休日ではないか。
宣言期間パート2真っ只中だけど、一人で行くから喋らないし。
県境跨ぐけど、ハト小屋の目の前が県境だから、ま、いいかな…
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- その他
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-
伊勢原駅に着いた。そういえばハトは伊勢が大好きだが、何らかの関係があるような感じのする、地名。
駅の窓から。奥に見える三角の山が大山。
周囲に似た高さの峰が見えず、綺麗な形でまさしく“山”といった感じだ。 -
案内はとてもわかりやすい。
バス停の前には大きな鳥居が。 -
バスの時間を待つ間、大山のお勉強を。
いつも事後学習なので、資料として。
この地図を見ると伊勢原市とは半分は山地なのだな。
この案内図の隣には“大山詣り”の説明文が。 -
こちらは絵図。見た目の距離感はこちらの方がわかりやすいかも。
ふむふむ。
下社は山の途中にあって、上社へは装備と心構えが必要そう。
ハトがいくら田舎の人だからって、コンバースでは絶対無理。ましてや寒い季節。
下社から上社はぐるっと回れるコースになっていて、伏見稲荷大社さんの稲荷山巡りみたいだと思う。(稲荷山はコンバースと普段着でも登れる←神社さんなのであまり砕けた格好はNGなのは霊山ならどこも同じ) -
そうそう、小田急線の駅の券売機にてフリーパスなるものが購入できる。
ハトは登戸からのパスを購入。小田急線、大山ケーブルまでの神奈中(かなちゅう)バス、ケーブルカー全てコミコミのありがたいお得な切符。
バスでは乗車時に整理券を取り、下車時にパスを見せて整理券だけ料金箱に入れる。
この辺りの仕組みは全国共通らしいのだが、バスに乗りなれないと戸惑ってしまう。
神奈中バスに揺られること30分。大山に向かって割と一直線に進む。当然、登り坂。
大山の麓に近づくと、「こんな細い道に路線バスが?」と不安になるほどの道をバスは進む。すれ違い待ちの場所で停車することもあった。
最近、超超超久しぶりに運転を再開したハトには絶対通りたくない道だ。←通れない、が正しい。 -
クネクネと街道を登る。ケーブル駅に近づくと参拝客のための旅館街が。
「大山詣り」のための“御師(おんし・大山の布教と参拝への昔の旅行代理店みたいな仕事の人々)”の宿だろう。
御師は伊勢にもあったから(伊勢では“おし”と呼ぶのだったと思ったが)、神社参拝は当時の一大レジャーだったのだな。
バスの終点、大山ケーブルバス停は、川の上に人工的に作られた平らな場所にあった。バスがいまいち苦手なハトは呼吸を整えるべく、少々休憩。
冬枯れているが、水は綺麗な川が。大山川(鈴川)といい、源流は阿夫利神社近くの二重瀧付近だそう。
そういえば、伊勢も五十鈴川っていう川があるなあ、とぼんやりと思う。
かわのせせらぎを昔の人は鈴の音の喩えたのか。 -
新鮮な空気を吸い、気分が復活したところでいよいよ階段を登る。
“こま参道”だ。 -
昭和感たっぷりの参道。
だがそれが妙な安心感。
並んでいるお土産物屋さんはお客さんが少なすぎるのか、あまり商売っ気を出していない。 -
ケーブル駅が見える地点。
階段慣れしていないふくらはぎさんと膝さんが笑い始めている。
この近くにとある“お社”があるはずだが…
見つけ損ねてしまった。 -
ケーブル駅。
のんびり歩いて来たので、乗れるはずの便は出発してしまった後。
待ち時間がまたできたので、周辺をぶらぶら。 -
根之元神社。
御由来を読む。
ふむふむ。悪縁、邪念を断ち切るとな。
せっかくなのでお詣り。 -
ケーブルカー。
可愛らしいデザインの車両。緑色は昨年のモンセラットのケーブルカーを思い出させる。 -
途中の大山駅を過ぎると視界が開けて素晴らしい眺望。
-
阿夫利神社駅に到着。6分間のお楽しみであった。
降りて振り返る。思ったより高い位置にきたと感じる。 -
駅からほんのちょっと歩くと、もう神社前。
また階段だけど、段数は大したことない。
真っ直ぐではなく、上の方で少し右に折れている。
神社の参道って途中で曲がり角があること多いから、そういうことなのか、それとも地形の関係なのかと思う。 -
着いたー!!
平日だけど、少ないながらも途切れずに参拝客が。 -
すごく綺麗なお社。
すごく人気のある神社さんなのだなと感じる。
こちらへ来れたことを感謝。そしてコロナ平癒を。 -
本殿前からの眺め。
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説得力のない写真だが、本殿前からよりは鳥居のあたりからの方が眺望はいい。
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が、あんまり柵の近づき過ぎると他の建物が見えてしまう…
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拝殿の向かって左側へ進む。山頂本宮に至る登山口があるのだ。
すぐの奥には『浅間社(せんげんしゃ)』がある。磐長姫、木花咲耶姫がお祭りされている。お二人が揃って、というのは珍しいと思う。←実際、そのようです。
登山口のすぐ手前には『天満宮(てんまんぐう)』が。こちらの御祭神はご存知菅原道真公。
本宮まで登らなくても、下社だけでも生活していく上でのご利益ある神様が揃っているのだ。 -
登山口の祓所。入山祓所、という。
霊山だから、最低限のご挨拶はしたいものだ。
ハトは神社好きなのでそう思うけど、登山系の人はどうなのかな?
ハトの故郷の山も山頂に神社見たいのあったなーと、不意に思い出した。 -
『登拝門(とうはいもん)』。山が危険な状態などの時には閉じられているそう。
いきなり心が折れそうな階段が見えてビビる。
今回は手前の赤い箱、『遥拝所(ようはいじょ)』にまで。
やはりここはコンバースで登ってはいけない。毎シーズン山菜取りとかしているなら話は別だが(笑)
拝殿前への戻りに浅間社もお参り。
天満宮は、、、学問は既に関係ないからスルーしてしまった。ごめんよ、道真!! -
拝殿下の御神水をいただく。
ここがパワースポットだということだが、そういうことを抜きにして、とてもおいしいお水だった。もちろん、持参のペットボトルにもいただく。←750?の。
阿夫利神社は他にも『砂』と『塩』も分けていただくことができる。
ハトはお塩も頂いた。初穂料500円なり。このお塩もまたおいしいお塩である。 -
お参りも済ませたし、眺望も堪能したし、お目当てのカフェへ。
『茶寮 石尊』
ご飯系メニューがなくてショック。なぜならガレットメニューがあったのはチェック済みだったため。コロナ中だからなのか…謎。 -
店内は先に席を決めて、レジの注文カウンターで注文するシステム。
ハトは寒いので店内席を。
注文して席で待っているとサーブしてくれる。 -
ガレットがやっていないので、ほぼ一択メニュー。
(他にはシフォンケーキがあった、クッキーもあったような。飲み物メインだった)
地ビールに心奪われるが、からだ冷え切っていたので、暖かいコーヒーに。
コーヒーは境内の御神水を使って淹れているのだそう。
“升ティラミス”とコーヒーで1200円なり。 -
節分スペシャル、ということで、升ティラミスの上には柊の葉と節分豆の飾りが。
ティラミス全体が抹茶味なのではなく、表面に抹茶がふりかけられているだけ。
抹茶があるので、ティラミス本体のチョコ?コーヒー?味は控えめで、抹茶といいハーモニー。お味は、期待以上で、とてもおいしかった。
コーヒーも。 -
この眺望。
ここのカフェの価値はここにあり。 -
もちろん、谷に向かったカウンター席がベストなのだろうけど、お寒いのでインドアで正解。屋内だってコロナ対策で窓が開いているからポカポカというわけでもないが。
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カフェの席は色々なタイプがあって、カウンター席、手前には縁側っぽい席。
屋内にはテーブル席、畳で座椅子、という席もあった。
すいているので、のんびりまったりさせてもらう。
神社カフェでは、自分の心の内側に意識が向き、日々のモヤモヤがリセットできる。 -
鳥居手前あたりからカフェのある場所を。
カフェには結局小一時間居てしまった。
少し雲も出てきたし、大山寺も寄っていきたいので神社を後にする。 -
下のケーブルカーを待つ間、ここからの風景が絶景だったことに気付く。
ケーブルカー駅のすぐ脇の柵の所から谷を望む。
谷に沿ってクネクネと集落が開けているのがよくわかる。
もしかしたら登山したらもっとよく見えるのかも、と思う。 -
大山寺駅で下車。
駅がすれ違い場所でもあるので、2台並んだケーブルカーを見ることが出来る。 -
おもちゃのような大山寺駅。
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大山寺駅の架橋から。
登っていくケーブルカー。 -
下っていくケーブルカー。
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反対側のホーム。
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駅を出ればすぐに大山寺への参道。
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初めてだから、正面参道へ回る。
いかつい(笑)階段。
階段の両脇にはいろんな“童子”像が。 -
大山寺。正式には雨降山 大山寺(大山不動)真言宗 大覚寺派。
大山不動、とある通り、御本尊は不動明王(ふどうみょうおう)755年の創建ということなので、何時代?
とにかく歴史が古い。関東では珍しいのではないかな。
なんでも現代では檀家を持たないらしく、どういうシステムで運営されているのだろう、なんてことを考えてしまう。もっとも歴史をちょっと読むと、権力者の保護←信仰があったようだ。けれどもこんな谷間にひっそりと在る感じがなんとも不思議な味わいの寺である。 -
さっきの階段を振り返るとこんな感じ。
寺の鐘の音が聞こえてきそうな風景。←その時間にはいなかったので大山寺の鐘の音はわからない(笑) -
ここのアトラクションは“かわらけ投げ”←やらなかった。
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崖下の赤い円の“かわらけ”が通れば、願いが叶うと言うもの。
赤い円は何も説明を聞かなかったら、現代美術に見える。 -
大山寺を後にする。
再びケーブルカーに乗る。
下り行きがまた架橋の向こうなので渡る。
この眺めが気に入った。
地方の、建物が全くない谷間との雰囲気の違いが面白い。 -
またケーブルカーを写してしまう。
奥の線路の中央にケーブルが見える。これで引き上げているのだ。
だからくだり側にはケーブルは見えない。 -
ケーブルカー駅を降りて、行きに見つけられなかった、“お社”を見つけることができた。
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本当はお山に登る前だったのだろうに…
それでも気がつくことが出来て、良かったと思う。
逆に考えれば、これからの生活に向けて、祓ってくれるのかもしれない。
慢心せずに生きようと思うし、
日々を丁寧に楽しみたいと思う。 -
また来ます!!
-
やっぱりケーキとコーヒーではお腹が空きました。
ここは一つ、阿夫利ラーメン、と行きたかったけど、自宅近くの他のラーメン店で。
つけ麺、大好き。 -
それから、阿夫利神社のお塩はコレ。
能登のお塩を使っているそう。
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