2019/09/26 - 2019/09/30
17位(同エリア159件中)
ミランダさん
本当は12月22日の今日、ポルトガルへ旅立つはずでした。ところが、3日前、突然、私達が住むロンドンがティア4という名前のロックダウンに入ってしまい、海外旅行も禁止。泣く泣く旅行をキャンセルしました。
そのため時間ができましたので、この間書き始めた去年のロードス島への旅の話を続けたいと思います。
この日はツアーに乗っかって、ロードス島からシミ島へ遠足しました。ツアーと言っても、船を仕立てて、シミ島へ連れて行ってくれるというだけだったのですが。
シミ島でも予習不足で、一時は途方にくれましたが、港のあるこの島一番の町が何しろ、カラフルな楽しい所だったので、歩き回っているうちにあっという間に時が過ぎました。
前日行ったリンドスもそうですが、シミ島も1週間ぐらいゆっくり滞在すべきデスティネーションだなと思ったことでした。
それにしても、自由に旅ができる日が戻ってくるのはいつでしょうね。
これまで50カ国余りを旅してきました。その記録はこちらから:https://mirandalovestravelling.com/ja/
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 徒歩
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-
まずは前回の続きで、リンドスへの遠足からロードス・タウンに帰ってきた時の話から。
夫が予約しておいてくれたレストランへ直行しました。
Ta Kardasia という名前のレストランで旧市街の中心にあります。ここの屋上のテラスでお食事です。 -
テラスから、スルタン・ムスタファ・モスクのドームが見えました。
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ランチ抜きで腹ペコだったので、あれもこれもと注文したら、まじめなウエイターに「多すぎる」と二品減らされました。良い感じの人でした。
結局、前菜はグリークサラダとツァツィキ。メインは焼いた肉の盛り合わせで、二種類のソーセージとハンバーグの類、チキンのスブラキ。これにフライドポテトとピタパンが付きました。 -
飲んだワインです。なかなかしっかりした味わいで良かったです。
夫はこれに加えて、ウゾも飲みました。 -
食後、城壁のすぐ外の屋外劇場へ急ぎました。先に行った観光案内所で、この日はギリシャの伝統舞踊の催しがあると聞いていたからです。
私達は8時半からの開演にかなり遅れたのですが、すでに大勢の人々が。ステージでは偉そうな人が演説していたので、ダンスは終わってしまったのかと思いましたが、その逆。始まる演説だったようで、その後、ほどなくして踊りが始まりました。 -
この催しは観光客向けではなく、すべてギリシャ語のみの説明でしたので、主旨はよく分からなかったのですが、各地方のフォークダンスを次々に披露したもののようでした。
基本、大勢が輪になって踊るラインダンスという感じで、観客に背を向ける場面が多かったです。まあ、フォークダンスはそもそも、人に見せるためのものではないですからね。 -
一番おもしろかったのはこれ。
アテネの近衛兵の衣装を着た男性の踊りで、男同士でリフトアップする場面もあって豪快でした。 -
イチオシ
女性は大きな動きは見せず、静かにステップを踏んで舞台を移動していきます。よく見ると、ステップそのものは複雑でした。
夫は、一連のギリシャ音楽がとても気に入った模様。私にはリズムが取りにくいと感じられましたが。
あまりに延々と続くので、眠くなって途中で帰ってきました。 -
さて翌日です。
こんなフェリーに乗ってシミ島へ行きました。
これに乗ってみてわかったのですが、この時期、ロードス島に来ている観光客は主に、ロシア語を話す人々です。ここへ来る時の英国からの飛行機ががらがらだったので、島が空いているのかと思ったら、そうでもなかったので、どんな人がいるのだろうと思っていたのでした。船はほぼ満員でした。 -
船に乗ってみてわかったことのもう一つは、一人25ユーロとツアー価格が安かったのは、船がそこに連れて行くというだけで、何の案内もないからだということ。
オープンエアの甲板で、こんな景色を見ながら、ロシア語を聞きながらの航海。1時間半かけて、最初の停泊地に着きました。ちょっと長かったなあ。 -
最初に着いたのは、シミ島南部の入り江にあるパノルミティス修道院です。シミ島が所属するドデカネス諸島全体の船乗りを守る大天使ミハイルのイコンが祀ってある教会があり、それをお参りするために正教を信じる人たちが巡礼に来る場であるようでした。
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その教会のイコンを見るため、皆が押し合いへし合い。正直なところ、私達はわけがわからないまま、その押しくらまんじゅうに参加し、教会の中へ。
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外側はあっさりした教会でしたが、中は正教の教会らしく、宗教画で満ち溢れていました。重厚な雰囲気です。
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そして、これがくだんのイコン。思ったより大きく、周りに集まった人々がこれにキスしたり、神父さんに祝福されたりしていました。
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イチオシ
雰囲気のある写真をもう一枚。
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修道院そのものは5世紀からの歴史があると考えられているようですが、今ある建物は18世紀のもの。教会を出た後は、真っ白な建物をぐるっと歩き回りました。
博物館もあるようで、その他のイコンやお供え物が展示されているとのことでしたが、そこへは入りませんでした。 -
イチオシ
修道士たちの洗濯物でしょうか。
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目に眩しかった白い建物の写真で気に入ったものをいくつか。
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イチオシ
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修道院のある港から見えた風車です。
ここを後にしたのが正午過ぎ。この後、すぐに最終目的地であるシミの町に着くのかと思ったら、そうでもなく、ようやく着いたのが午後1時ごろでした。 -
ようやく着いたシミの町。
色とりどりの家々が丘の斜面に建っている本当に可愛らしいところです。 -
可愛らしいけれど、特に見どころがあるようではありませんでした。
きれいなビーチがあるとどこかで読んだので、そちらへ行こうかと話し、停まっていたタクシーの運転手に聞いてみたところ、そこへは船でないと行けないという話です。それで船着き場へ行ったのですが、定期的な水上バスでしか行けないと判明。時間が合わず、諦めざるを得ませんでした。
ここでも予習不足がたたったというわけです。 -
ちょっと途方に暮れたのでしたが、お昼時でしたから、とりあえず、軽い昼食をとることに。
表にテーブルが出ていて気持ちよさそうだったメラクリス(と読むと思われる)という名前のレストランに落ち着きました。 -
これが正面です。
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ここで食べたのは、このシミの小エビ。ごくごくシンプルでしたが、何しろ新鮮なので美味しかったです。
これと、メカジキと500㎖のハウスワインで元気が回復しました。 -
食後は、町歩き。
こんな階段を上って丘の上のほうに行ったり、店を覗いたり。 -
猫がいたり、
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遺跡のような家があったり、
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サボテンが勢いよく生えていたり、写真の撮り甲斐がある町でした。
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丘から下りてきて、こんなローカル色の濃い、良い雰囲気のカフェでギリシャコーヒーを飲みました。
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そして港に戻り、4時半に出航して船でロードス島に戻りました。
シミ島も前日のリンドスと同様、たった数時間の滞在ではもったいない所でした。例えば、シミ島に1週間、リンドスに1週間といった夏休みを過ごせたらいいだろうな。
行きたいところ、再訪したいところが山ほどあり、時間が限られるのが本当に悔しい気がします。 -
この日の晩は、ロードス・タウンの中心街をぶらぶらし、買い物をしたりして、夏のリゾート地らしい雰囲気を楽しみました。
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一つ特筆したいのは、町なかのバーで出てきたこのスプリッツ。
大小を聞かれ、夫が「大」を選んだら、この金魚鉢のような巨大なのが出てきて大笑い。これは何と、30ユーロです。
私が飲んだ「小」は安かったようで、おつまみやスイカのサービスも含め、全部で39ユーロでした。
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