三朝温泉は三朝館に宿泊

2020/09/22 - 2020/09/24

9月に行った鳥取旅行記です。
鳥取砂丘に行った後　宿泊先の三朝温泉まで山越えの道で
たどり着きました。
クネクネの険しい山道が続いて少し怖かったです。
三朝（みささ）温泉でのお宿は　三朝館です。
三朝館は　昭和12年開業の老舗旅館ですが
平成25年からは　いつも丹後でお世話になる佳松苑グループの経営になっています。
佳松苑グループのホテルとしては　佳松苑　はなれ風香　雨情草庵
一望館　はなれ櫂とお世話になりましたが　こちら三朝館は　初めての宿泊です。

エリア 三朝温泉(鳥取)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

ロビーからは　広大な日本庭園が望めますよ。



後ろの山を借景として　とっても広がりのある庭園です。



では　チェックインまで少し時間がありましたので

三朝温泉街のほうまで　ちょっと歩いて行ってみましょう。

ホテルの前を流れる三朝川

三朝館の目の前のかじか橋の上には　足湯・かじかの湯があります。

三朝温泉では7月頃　かじかカエルが　鹿のようにフィーフィーと　鳴くそうです。

だから漢字では　河鹿蛙って書くんですね。

対岸からみた三朝館です。

三朝川沿いには　温泉宿が立ち並んでいます。

温泉本通り

昔ながらの温泉街ですね。

泉娯楽場


スマートボールや射的など　昭和の温泉街にはつきものの娯楽場です。

蛙のコレクション

どこか懐かしい湯治場の雰囲気が漂う湯の町です。

足湯　飲泉　「薬師の湯」



三朝温泉は　世界有数のラドン含有量を誇り　三度朝を迎えると元気になると

言われています。ラドンが呼吸で体内に入ると新陳代謝が活発になり

免疫力や自然治癒力を高める効能があるそうです。

では　チェックインの時間になりましたので　お宿に戻りましょう。

ロビーには　カサブランカの香りが漂います。

女性は　色浴衣が選べます。

奥にはギャラリーがあって　ゆとりの和空間になっています。

古い旅館は　敷地がゆったりとってあるところが　落ち着きますね。

さて　お部屋に案内していただきます。

玄関写真撮るの忘れましたが

こちらが　今回の

はなれ琳　ツインベッド付きのお部屋です。

こじんまりとしたお部屋ですが　窓の外に石庭が見えるので

広く感じます。

広い縁側が　リビングになっています。

テーブルセットが置いてあります。

洗面所

左がトイレで右がシャワー室

和風のシャワー室ですね。

自家源泉露天風呂

石庭を眺めながら　露天風呂につかります。

こちらの石庭は　有名な庭師　重森官途さんによって　

昭和43年に造られたお庭だそうです。

維持していくのも大変ですね。

お茶菓子　早速いただきました。

あら　かわいい！

因幡の白うさぎ

モンドセレクションで金賞受賞のお菓子だけあって

しっとりとして美味しかったですよ

年甲斐もなく　選ばせていただいたピンクの浴衣

クローゼットの中には　作務衣と　もう一枚浴衣が入っていました。

大浴場に行くための籠もあります。

こちらは　毎日　バラ風呂が楽しめる湯船があるということです。

バラ風呂が楽しめるのは　「庭の湯」

長～い畳廊下が続きます。

そこから見えるお庭が　とっても素敵

足湯や

飲泉もあります。

大浴場のバラの湯も楽しめましたし

緑に囲まれた大きな露天風呂も　とっても気持ちのいいお風呂でした。

では　短いですが　お部屋の動画を貼り付けておきます。


https://www.youtube.com/watch?v=PtnTG-erjxg

では　お食事に行きましょう。

個室料亭「宵町茶屋」にいたる回廊

ぐる～っとL字型に庭園をながめながら赤い絨毯の上を進みます。

温泉が湧き出ているのかな？
ゆとりを感じさせる空間ですね。

広いお食事処ですね。
左側はお庭になっています。

私達は　中庭に面した個室に案内していただきました。

何日か前に　宿泊確認のお電話をいただいた時に
個室にしてほしいと言うと　「有料になります」と言われたので
「じゃあ　いいです」と言っておいたのですが
ちゃんと　希望通り　個室にしていただけたのですね。
ありがとうございます。

HPでは　座卓になっていましたが
テーブル席になっていますね。
助かります。椅子席が楽ですね。

一番いいお部屋にいれてくださったのかな？
嬉しいです

最初に　これだけずら～っと　お料理が並んでいるのは
珍しいですね。

温かいものは　後で　出てきますが　出して置けるものは
最初に並べておく方式ですね。
客室数が多い大型旅館ですものね。

食前酒は　梨ワイン

グラスがとってもかわいい

先付けの季節の手づくり胡麻豆腐と　前菜です。

お造り　

松茸土瓶蒸し

松茸と鳥取和牛のとろたますき焼き

松茸と和牛　これぞ　贅沢の極み？
今年は　松茸が豊作らしいですね。

松茸と紅ズワイガニの天ぷら

紅ズワイガニの姿盛り

はさみとカニスプーンを駆使して　がんばりました。

松茸土瓶蒸し

松茸の炊き込みご飯

杏仁豆腐と季節のフルーツ

以上　大変美味しくいただきました。
もちろん　おなかいっぱいです。

ついて下さったお姉さんもとっても　明るいとってもいいお嬢さんでした。

朝食も　同じお部屋で　いただきました。
朝から　とってもご馳走だわ～

11時まで　お宿でゆっくりさせていただいて
倉吉の白壁土蔵の町に向かいます。


今回は　GOTOトラベルを利用させていただいて３５％引き
じゃらんの溜まっていたポイント１２７００円分もつかって
2人で　￥２２７８０で　泊まることができました。

GOTOトラベル　すごいわ～

三朝館を11時にチェックアウトして

三朝温泉から車で15分ほど　白壁土蔵の町　倉吉に行きました。

倉吉市役所に車を停めさせていただいて　街歩きをします。

9月の4連休明けの平日なので　空いていますね。

情緒ある伝統的な町屋作りの商家

神社の参道ですが　家と家の間の路地みたいなところです。

伝統的建造物群保存地区になっているようです。

今でも　中で生活されているようです。

時がゆっくり流れている感じです。

こちらに訪れたかったのは　ここが　「男はつらいよ　寅次郎の告白」の

ロケ地だったからなんです。

後藤久美子演じる泉ちゃんが　寅さんと再会する場面

この右側の道を泉ちゃんが寅さんを見つけて

「おじちゃま～」と駆け寄るんでしたよね。

あの場面にも　柿の実が写っていましたね。



1991年封切りの映画です。

後藤久美子さんが　とっても　可愛いです。

さあ　寅さんと泉ちゃんのあの白壁土蔵も　見つけられたし

鳥取をあとにして　次のお宿　天橋立離宮　星音に急ぎましょう。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2020/12/26 21:19:45

  お姫様になったみたい

  こんばんは、ぎっちゃんさん
  
  本当に街並みが昔ながらの温泉街。
  旅館がリノベーションされて、新しくなったり、
  色々趣向を凝らしたお料理やお風呂があっても、
  温泉街自体のこういう雰囲気が残っていると、
  それだけでレトロ昭和の良かった頃を感じますねー。
  
  薔薇風呂でお姫様気分を味わってみたいわー。
  
  たらよろ

  ぎっちゃんさん からの返信 2020/12/27 21:21:24

  Re: お姫様になったみたい

  たらよろさん　こんばんは～
  
  三朝温泉は昭和レトロな雰囲気の残る静かな温泉街でした。
  スマートボールなど遊興施設があると昔懐かしくて嬉しくなってしまいます。
  
  バラ風呂が毎日あるので　一番に行って入ってみるのが楽しみでした。
  人気のバラ風呂です。
  ラドン温泉なので湯治を目的に長く滞在される方もあるようです。
  たらよろさんも鳥取に旅行されるような機会があったら　またバラ風呂の三朝館によってみてくださいね。
  コメントありがとうございました。