金沢文庫　称名寺に行ってきました

2020/12/20 - 2020/12/20

今年も残すところあとわずかになってきました。今年も我が家のマンションの階段大掃除を行いまして、早めに切り上げて金沢文庫 称名寺・県立金沢文庫に行ってきました。
今日は日曜日でタイミング良く、金沢シティガイド協会の方がおられて、無料でガイドをしていただきました。
時間の関係で、ガイド活動の終了時刻が迫っていたため、２０分程度の説明でしたが、とても丁寧で分かり易かったので良かったです。
次回、県立金沢文庫や称名寺に行く機会があれば、もう少し早めに来てガイドさんから、所要時間目いっぱいの説明を聞こうと思います。

エリア 神奈川

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄 徒歩

京急金沢文庫駅で下車して、東口（国道１６号線側の出口）を出ます。金沢八景方面に１００メートルほど歩き、左に曲がってゆっくりした坂道を１２分ほど歩いていくと称名寺にたどり着きます。

この総門（赤門）を通り、参道をまっすぐ歩いていくと「仁王門」に到着です。

一応、「称名寺」の扁額をカメラに収めました。

正面に「仁王門」が見えてきます。

この「仁王像」は、１，３２３年、仏師・院興が造立しており、製作時期、作者が共に明らかな仁王像としてとても貴重なのだそうです。
ガイドさんの説明によると、この仁王様は約４ｍあり、現在、存在する仁王像の中では、一番大きいとのこと。

金網越しですが、仁王様の表情・体躯などはさすがに迫力満点です。

金沢シティガイド協会の方が「称名寺のおもなほとけたち」として、仏像などを分かり易く展示していました。

称名寺庭園に関する説明板です。
各自で是非、お読みになってください。

１２月に入って「カモ」でしょうか、悠然として池にいます。

この反り橋を渡って金堂へ行きます。

「カモ」が悠然として池にいます。１

「カモ」が悠然として池にいます。２

「カモ」が悠然として池にいます。３

金堂につきました。
この金堂には本尊の「弥勒菩薩立像」（国重文）がおわします。

称名寺の梵鐘（国重文）です。
金沢八景の一つ「称名梵鐘」で有名です。
夕暮れの称名寺の森の中から鐘の音が漏れ聞こえてくる情景を描いている といわれています。

碑の文字（お題目）を読むと真言律宗だと分かります。

再び、金堂です。
弥勒菩薩さまにお別れを告げて、次へ進みます。

北条顕時と北条貞顕の墓所の説明が書かれています。

北条顕時と北条貞顕の墓所は金堂左奥の台地にありました。

北条貞顕の文字が分かりますでしょうか。

北条実時の像です。

神奈川県立金沢文庫の由来などの説明が書かれています。
各自、お読みください。

ここが神奈川県立金沢文庫です。
昔の建物と違い、随分と立派になっていました。
称名寺などで保管されていた仏像・書物ほか貴重な資料が公開されています。

称名寺と県立金沢文庫を結ぶトンネルがあり、そのトンネルの壁には、歌川広重が描いた「金沢八景」が飾られています。
このトンネルの中にある金沢八景のタイル画を８枚写真に収めてきました。
この絵は「野島夕照」です。

「金沢八景」のうち「内川暮雪」ですね。

「金沢八景」のうち「平潟落雁」です。

「金沢八景」のうち「称名晩鐘」です。

「金沢八景」のうち「小泉夜雨」です。

「金沢八景」のうち「乙舳帰帆」です。

「金沢八景」のうち「洲崎晴嵐」です。

「金沢八景」のうち「瀬戸秋月」です。

向こうに行くと「称名寺」に行けます。

こちらを行くと「県立金沢文庫」に行けます。

さて、称名寺の庭園をもう一度見て帰ります。

称名寺の庭園は自然のままの素朴な感じです。
けれど、何故かずっと見ていても飽きがきません。
帰りは京急金沢八景駅まで歩きました。
途中に「明治憲法起草の地」の碑文を眺めながら、ウオーキングがてら
歩きました。
最後まで、お付き合いくださりありがとうございました。
「新型コロナ」の感染拡大が続きますので、「うがい」「手洗い」「マスク着用」を励行して、くれぐれも健康に留意しましょう。

この旅行記へのコメント （3）

• salsaladyさん 2021/02/21 09:40:14

  金沢文庫＆歌川宏茂～

  ☆あの歌川広重の版画？富岳36景の一部かと思いました。
  
  ☆金沢八景～横濱の大学在学中には何度も京急を利用して三浦半島ヘ行ったけれど～
  
  ☆親戚が杉田町にあったのに。。余り寄り道もせず、何故此処に｢金沢文庫」？
  
  ☆大学一年の文化祭の折り、関東大学？寮に招待されてこの近くを訪れた想い出が～
  
  ☆何もかも目新しくて、これ程古い歴史が潜んでいることに気付かなかった、失礼～

  lagunaさん からの返信 2021/02/21 16:11:52

  RE: 金沢文庫＆歌川宏茂?

  SALSALADYさん、こんにちわ lagunaです。
  金沢文庫・金沢八景・・・あのあたりはけっこう有名な方もおられたんですよ。
  例えば、金沢文庫あたりの入り江を埋め立てて広大な土地をつくった永島祐伯
  雅号が「泥亀」といい、今日でも「泥亀町（でいきちょう））」という地名が
  残っています。また、金沢八景近くの「六浦」には小泉純一郎祖父小泉又次の
  出身地があります。
  その小泉家近くには、大地主だった「相川文五郎」の家もあります。
  明治のときには「神奈川から自分の土地を歩いて静岡まで行ける」と豪語した
  大地主でした。
  いろいろと有名人を出したところでもありました。
  
  
  
  > ☆あの歌川広重の版画？富岳36景の一部かと思いました。
  >
  > ☆金沢八景?横濱の大学在学中には何度も京急を利用して三浦半島ヘ行ったけれど?
  >
  > ☆親戚が杉田町にあったのに。。余り寄り道もせず、何故此処に｢金沢文庫」？
  >
  > ☆大学一年の文化祭の折り、関東大学？寮に招待されてこの近くを訪れた想い出が?
  >
  > ☆何もかも目新しくて、これ程古い歴史が潜んでいることに気付かなかった、失礼?

  salsaladyさん からの返信 2021/02/21 17:12:42

  Re: 誤字訂正～歌川広重さんですね！

  ☆お恥ずかしい、一応漢字変換チェックをしたのに、宇田川に気をとられ～
  
  ☆金沢文庫ｰ金沢八景にも何度か行ったはずですが、それより先の小原台にあった防衛大学がメインでしたので（Boy friend 巡り?)
  
  ☆横濱ではFerris SEminaryの女史が比較的もて層だったから、磯子プリンスでの防大ダンスパーティー会場が最大の記憶～