GO TOで愛知県の「日間賀島」へ！海鮮を堪能した１泊２泊の旅(1)

2020/11/23 - 2020/11/24

海外に行けない・・・。
大人数での飲食、会食は自粛・・・。
最も好きなスポーツ観戦が出来ない・・・。
オリンピックはどうなるか・・・。

悶々とした毎日の中で、ほぼ唯一の楽しみは国内旅行でしょうか。
そんな折、最近の私の旅行記を見ていただいたあるフォートラベラーさんが私をフォローして下さいました。早速、私もその方をフォローさせていただき、旅行記を拝見していると、お仲間と愛知県の「日間賀島」に行かれている旅行記がありました。
「日間賀島」。
この島については、以前どこかで「知多半島沖にある島でタコが美味い」というのを聞いたことがあって気にはなっていたけど、詳しくは知らなかった。
ということで、富山、長野に続いてのＧＯ　ＴＯ第三弾は愛知県に１泊旅行です。

エリア 内海・南知多(愛知)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

あさ９時に自宅をマイカーで出発。
東名高速足柄ＳＡで休憩です。
１１月の３連休最終日出発のためか道路は空いてはいますが、道路修復箇所が幾つかあって車線が減っていたりして、何時もより、やや時間が掛りそうです。

エクスパーサ足柄 (下り線) 道の駅

浜松西ＩＣで高速を降り国道１号浜名バイパスを経由して、渥美半島を走ります。
「太平洋ロングビーチ」と呼ばれる海岸があるようですので車を停めてみました。

太平洋ロングビーチ ビーチ

太平洋ロングビーチは、「片浜十三里」と呼ばれる遠州灘から日出の石門まで続く約52kmの長大な砂浜の途中に位置するビーチで、サーフインのメッカだそうです。
全区域で遊泳は禁止だそうで、投げ釣りを楽しむ男性が一人いらっしゃいました。

更に車を走らせ「日出の石門 （ひいのせきもん）」と呼ばれるスポット近くに車を停めます。

ここにあるのが「名も知らぬ　遠き島より　流れよる　椰子の実ひとつ～」。
島崎藤村作詞による「椰子の実」の記念碑があります。

民俗学者の柳田國男が、明治31年の夏に伊良湖に1カ月余り滞在したとき拾った椰子の実の話を、親友の島崎藤村に語ったところ、それが素材となって椰子の実の叙情詩「名も知らぬ遠き島より流れよる椰子の実ひとつ」が生まれました。
昭和11年、大中寅二によって作曲され、国民歌謡として全国に放送され、今日では広く口ずさまれる歌になりました。

日出の石門 （ひいのせきもん）は日の出の撮影スポットとして有名だそうです。

日出の石門 自然・景勝地

遠く「太平洋ロングビーチ」が続いています。
綺麗です。

伊良湖岬の突端近く、伊良湖港に着きました。
ウチを出て５時間半ほど掛りました。渥美半島は遠い～。

ここは、鳥羽方面へのフェリーと日間賀島や篠島・知多本当方面への高速船の発着場で、チケット売り場があります。
「道の駅 伊良湖クリスタルポルト」併設ですが、新型コロナの影響か閉館中です。なお、無料の駐車場があります。

道の駅伊良湖クリスタルポルト 道の駅

ちょうど、鳥羽 - 伊良湖間を結ぶ「伊勢湾フェリー」が入港してきました。

伊良湖ー日間賀島までは往復2,760円（片道の場合1,420円）です。
チケットは２人分。
クレジットカード使えず、現金のみでした・・・。知多半島側の師崎営業所・河和営業所では利用可のようです。

名鉄海上観光船の運航する高速船は、伊良湖→篠島→日間賀島（西港）→河和という航路で、目的の日間賀島までは３５分ほどの船旅です。

チケットを購入した際、「１５：０５発ですので３時になったら桟橋に来て下さい」といわれ、桟橋にいましたがなかなか来ないなと思っていたら、高速船が一気にやって来ました。確かに高速船だ！

海はかなり荒れていて波も白く立っていますが無事運航中です。

篠島経由で日間賀島まで行きますが、思った以上に大揺れでした。
子供の頃なら船酔いしたかも。
この日は日曜日、船内はガラガラ。

はやぶさ２号はH27年12月の進水と割合新しい船です。

篠島経由で35分ほどで日間賀島（西港）に到着です。
この船で知多半島・河和港に向かう観光客は大勢の人でした。

日間賀島ではお馴染みのタコのモニュメント。
左側奥に見える建物が、今日のお宿「いすず館」です。

ところで、何故、日間賀島が有数の魚介の宝庫といわれるのか？
三河湾には木曽川や矢作川から豊富なミネラル分を含んだ淡水が流れ込み、多くのプランクトンが発生します。また、日間賀島近辺には複雑な潮流が流れており、日間賀島周辺で多様な魚介類が育つという事です。

タコのモニュメント (西港) 名所・史跡

日間賀島（西港）から徒歩3分ほどで、いすず館に到着です。
日間賀島には東港とフエリー専用の北港がありますが、伊良湖港からの高速船は西港に着きますので、西港近くの旅館や民宿を調べた結果、料理プランなどでこちらにしました。

チェックインを済ませ、部屋に到着。
料金は、料理をグレードアップ（「海幸グレードアッププラン」）して、1泊2日2食付2名で合計料金 41800 円(消費税込)のところGoToトラベルキャンペーンでマイナス14630円＝27170円(消費税込)。
加えてGoToトラベルキャンペーンの地域共通クーポンが6,000円付きました。
GoToの威力は絶大です。一人2万じゃ来ないけど13000円なら・・・、ってなるから！

日間賀島　いすず館 宿・ホテル

部屋のトイレとバスはこんなもんです。

部屋からは、高速船で着いた西港が見えます。
目の前はビーチでは海水浴客で賑わうようです。
冬期は砂浜保護のためにシートが掛けられています。

対岸の知多半島は直ぐそこに見えます。

近くを少し散歩します。

日間賀島は魚介類の宝庫のような島ですが、特にタコが有名。
マンホールもタコ。

レストラン、食堂、土産物屋さん、レンタサイクル屋などが観光地らしくありますが、この店を覗いてみます。

鈴円本舗 専門店

鈴円本舗さんという土産物屋さん。
タコやエビの煎餅や姿焼きが売りのようです。

えびせんもいいですが、たこせんにします。
やはり日間賀島に来た以上、タコを食べなければ・・・。
すぐ食べられるソフトタイプを注文。＠７５０円です。

やや小さめのタコ２匹に粉を塗して焼くようです。

そして一気に分厚い機械でプレス！
これは凄い。
楽しみ～。

店の前のベンチでいただきます。
「食べやすいように切りますか？」と聞かれ、カットしてもらっています。
風味が良くて美味い！これお勧めです。
ビールは＠３００円。

かもめ売店。
土産物屋さんです。
名物の多幸まんじゅうの他、たこめし、しらす干し、島のり、タコの姿干し、たこカレー・・・。

かもめ売店 グルメ・レストラン

こらが日間賀島の地図。周囲５．５キロほどで観光ウォーキングに程よい距離ですが、今日はもう夕方なので地図見るだけになっちゃいました。

地域共通クーポンが使えるので3,000円分使って、息子達への土産物を買いました。買ったのはたこ飯とたこわれせん。
左側の赤い文字のたこせんはホテルのウェルカムサービスで提供されたもの。

製造元を見ると先ほどタコの姿焼きをいただいた鈴円本舗の製品だった。
あっさりして美味いです。

これは日間賀島西港の待合施設、日間賀島ポート「ひまポ」。
2019年４月１日オープンしたまだ新しい施設。高速船の待合室の他、観光案内所もあります。

少し歩くと人気の撮影スポットになっている日間賀島の駐在所。
タコの意匠です。
西日が当たっています。

西日は日間賀島西港の船着場にも。
高速船が入港してきました。

日が大分落ちてきました。
この日は終始風も強くて寒くなってきました。

旅館に戻って、ベランダから海を見ます。正に日没の瞬間！
全室オーシャンビューというのもこちらの旅館の売りです。

日間賀島　いすず館 宿・ホテル

食事は１9：００からですので、一風呂浴びます。

他のお客さんがいらっしゃいましたので、写真は脱衣場まで。
露天風呂からは海が見えます。

さぁ、夕食です。
日間賀島はタコが有名ですが、１０月からはフグも美味しいそうで、この時期の売りはフグのコースのようです。
が、あえて料理をグレードアップした「海幸グレードアッププラン」にしました。
ふぐは東京でも横浜でも食えるから～（金さえ出せば）。

ＨＰにあった【お品書】16品。
・前菜 ・たこの塩辛 ・車海老おどり・平目活造り ・イセ海老造り ・旬の貝お造り
・貝の宝楽焼 ・茹でだこ ・旬の焼魚・タコシャブ ・渡り蟹(夏、秋季) ・旬の揚物
・酢の物 ・たこ飯 ・汁物 ・季節の果実だそうです。

前菜。
右はタコの塩辛です。

モズクの酢の物。

豪華！
ヒラメ、ブリ、タイラガイ。
ヒラメには縁側もあります。
久々にタイラガイ食べました。最も好きな貝です。

タコしゃぶ。

立派なワタリガニ。
身の絞まりは抜群でした。

名物のタコ丸茹で。

ハサミでカットします。
おおよそ最近ではタコなんて、スーパーで売っているのはモーリタニアかモロッコ産。アフリカです。２年前、長男の嫁のお父さんが東京湾で釣ってきた物をお裾分けして貰って以来の国産ダコ！
全ての料理の中でこれがベストでした。

タコ飯。
美味い。

大アサリとサザエの宝楽焼き。
大アサリといっても正式には「ウチムラサキガイ」。

まだまだ来まっせ！
車エビの踊り。

ドーンと伊勢エビ（笑）。
ここまでしなくても・・・。

食い散らかしてます。

まだまだ！
真鯛の塩焼き。
昔の結婚式でよく出てた（笑）。

キスフライ。
この後、ご飯と味噌汁(愛知県らしく赤だし)・デザートでした。
食べきれないよう～。
大満足でした。
(2)に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11663261/

この旅行記へのコメント （1）

• 多良さん 2020/12/14 09:24:02

  負けるもんか＼(^o^)／

  entetsuさん、メールありがとうございました＼(^o^)／
  
  いや～～～楽しそうな日間賀島、私たちは日帰りでしたので、一泊旅行、うらやましかったです＾＾。
  
  最近、タコが不漁・・・なんて聞いていましたが、今はどうなんでしょ？(>_<)
  
  「海幸グレードアッププラン」は大成功ですね～♪・絶対東京では食べられないご馳走だらけですね～＼(^o^)／
  
  ホント、食い散らかさないと食べきれない！(^^)v
  
  コロナ禍、GO-TOで賛否両論もありますが、対策を万全にして行くのであれば、ワタシは大賛成です。
  
  おっさんたちの会で、来月新年早々、北陸にカニを食べに行く予定をしています(^^;)（もうそろそろ「ジジイたちの会」に名前を変えないとイケナイかもですー汗）
  
  　　　　　年内は磯釣りで楽しんでいる　　多良