名湯。登別温泉石水亭のんびり3泊。

2020/11/14 - 2020/11/17

久しぶりの北海道。
所用で一週間延期したため、空便が取れず、初めて東北新幹線の利用となりました。

上野を夜行列車で出発して、青函連絡船から函館本線と乗り継いで丸１日を要したその昔も隔世の感。朝８時３２分の“はやぶさ”～“北斗”にのりついで、１５時には現地に到着。便利になったものです。（便利すぎて旅愁を感じる間もないほどです。昔は良かった、って）

お目当ては登別の“湯”。さすがに名湯といわれるだけあって最高でした。毎日まったり湯に浸り、何をするでもないノンビリ三昧の旅でした。

エリア 登別(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

はやぶさ号が入線してきました。
はやぶさと言えば、西鹿児島行きのブルートレインに何度も乗ったことがあります。
懐かしい名前ですが、新幹線では初めての乗車です。

沿線風景は、晩秋。

4時間弱で到着。早いものです。

ここで、北斗に乗り換えます。

駒ヶ岳がきれいに見えてきました。
こういう風景が見られるのが、列車旅のいいところ。

噴火湾沿いを列車は進みます。
スピード感は、新幹線よりもぐっと良好です。

登別着。

足湯入り口行きの路線バスで温泉まで行きます。約20分。

道南バス。

こちら石水亭に3泊しました。

和洋室の部屋は広めで、良かったです。

メニューは豊富、夕食バイキング。

ジンギスカン鍋大盛です。

朝食会場入り口。密。
夕食もそうでしたが、席の間隔を開けるなどの対策はなく、苦情を言う人も見かけました。この時期、ちょっと残念な感じではありました。

翌日天気も良く、ホテルからブラブラ歩いて地獄谷に行ってみました。

普段は旅行しても、あまり“観光”をしない我が家ですが、ここ地獄谷の想像以上の迫力には圧倒され、たまにはこういうのもいいものだと。

寒くもなく暑くもない、11月中旬の北海道とは思えないほど。いい時期に来たな。

地獄谷近くの、湯沢神社。
階段下からお詣りさせていただきました。

温泉街の中、唯一行列の出来ていた“海鮮市場”で昼食。

人気随一の店のようですが、我が家的には今一つ。これだけで退出しました。

お湯の素晴らしい登別。何度も楽しみました。
長細い大浴場。
しかし見た目よりは広く感じました。

露天風呂。

乳白色の湯は最高でした。
ちょうど良い湯加減。相客がいると少し遠慮しなくてはならない広さではありますが、あまりの気持ち良さに毎回長湯しました。

石水亭の目の前が、路線バス“足湯入口”
最終日、ここから10時のバスに乗って駅に向かいました。
そういえば、滞在中はあまり見かけなかったスタッフも、見送りには“全力対応”します、という感じで路線バスに乗る我々にも手を振って送ってくれていたのが、少し意外？でしたね。

懐かしい雰囲気のする登別駅です。
こんなの好きだなあ。

帰りも駒ヶ岳が美しく。

函館北斗駅の分かりやすい乗り換え口。

地域クーポンの残額で駅弁とつまみを買って、東京までの長い道のりを楽しむことに。

盛岡を過ぎた辺りで、もう陽が沈んで来ました。
当初予定の空路ではなかった登別温泉でしたが、たまにはこんなふうに陸路で北海道に行ってみるのも良いものです。温泉も堪能したし、今回もいい旅でした。